柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

皮肉

2011-02-28 08:21:55 | Weblog
何日か前、新聞コラムにリビアの内乱について「血の匂いよりジャスミンの香りを」とまとめていることに対して、中国の言論統制を指しているのかと書きましたが、もっと直接には(こっちが正しいんでしょう)一足先に為されたお隣りチュニジアのジャスミン革命を指してのことでした。私の生半可な一知半解な思い込みが原因の間違いでした。お恥ずかしいことでした。
 京大の不正入試問題、いかがですか。まぁやろうと思えばあれくらいのことをやる奴はワンサカいるんでしょう。要はああいう場でやるかどうかの話です。利益のあるのは受験生ですから、不正を働いた(これとて不正と決められるかどうか法的に、ですか。受験規則にこういうことを想定してありましょうか)受験生を挙げろ!なのでしょうが、面白がってる試験官とか大学側の人間という線もあるでしょうにね。わざとあの時間帯に投稿するわけです。あるんじゃないんでしょうかね。何のために?そんなことはそいつに聞かねばわかりませんよ。どういう騒ぎになるかと思って。これで十分でしょう?まじめに京大に入りたくて勉強してきた者達を愚弄している!、公正公平を旨としてきた日本の入学試験制度の根幹を揺るがす問題と認識している、なんて大上段ですが、こうやって簡単に権威主義はオチョくれるというわけです。試験受けてる奴がやるには困難でしょうがね、普通に考えれば。
 市民ランナーの星、誕生です。8分33秒は立派な記録ですね。実業団の有名選手が期待通りに走れないことがここ何年も続いている状況に現れた新星。記者会見が面白かったですね。でもこんなシーンいつか見ましたよね。デジャブーですかそれとも。無名選手が活躍するとすぐにこういう扱いです。そして潰す。マスコミが潰す。もちろん潰す目的なんかはないのでしょうが、結果的に潰す。理由は簡単、当人に思い違いさせるからです。高校野球選手に典型です。いつまでも今の環境にいられるわけがないです、彼が走る限り。ここで走るを止めれば話しは別ですが。ここは決断の時ですな、星さんの。
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寡占

2011-02-27 09:46:08 | Weblog
週刊ポストが先週号今週号と面白いですよ。八百長問題もさることながら(こちらは大マスコミが徐々に退いてきてます、この辺りなんですが)、記者クラブに係る記事です。全国紙、TV局(全国紙がTV局を持ってるのです、朝日、毎日、読売、フジ産経)からなる大マスコミによる情報独占、恣意報道、世論操作を叩きます。記者クラブ(ポストに言わせれば既得権益集団、閉鎖的集団)から締め出されたメディアにも開放された記者会見が初めて行なわれた、小沢さんと枝野さんが受けた、との記事です。記者クラブを昔から批判していた人や出版物は多いのでしょうが、これが小マスコミの悲しさで国民に伝わりません。たかが週刊誌、一段低いジャーナリズム、イエロージャーナリズムとまでは言わずとも、どれもこれもを裸写真を載せたエロ雑誌、噂の金曜日的なスキャンダル雑誌とひと括りにして貶めてきた事実は確かにあります。というか、そう思ってますよね自然に。新聞が正しくて週刊誌はエグイだけとか。新聞の社説が正しくて週刊誌は煽情的に派手に書きたてるだけとか。そう勝手に思ってますよね。事実、ここまで書く?という印象はよく受けるし、芸能人や政治家が週刊新潮や文春を訴えては勝ってますよね、そういう事実も後押しします。でも、そういえば新聞報道やTVの解説は画一的です、どれもこれも同じ量のものを切り口変えて伝えるだけです。質は変えています、これは恣意です、朝日と産経の差、NHKのかなりの偏向ぶりがそうです。でも量は同じ。つまりそこに世論操作があるというわけです。誰のために?誰の差し金で?もちろん時の政府であったり、今までの記者クラブの慣習であったり、利権擁護のためであったり。だから既得権益というわけであり排除の論理が働くというわけです。朝日と産経との差は、あくまでコップの中での違いというわけです。大マスコミが報道しない真実がそれこそ山のようにある筈ですね。彼らがセレクトしてるんですから。どれを伝えてどれを無視するか(必要のないことだけでなく、彼らに都合の悪いことも当然捨てられますね)、その取捨選択は彼らの手の内にあるわけです。所詮情報とはそんなもの、伝え手の頭を通って出て来るもの、色が付いてくるもの、伝え手が多ければ多い程伝言ゲームになって事実は曲げられていく、ですか。そうなんですが、そう投げていいものでもないです。こういう風に伝えましょうという了解のもとに情報独占して流れて行く、私たちが手にする全国紙の情報、TVニュース全てがそういう操作の中で造り上げられている事実です。こういう風に伝えましょう、こそが操作です。この縛りが記者クラブの情報独占という既得権益の対価になっているのでしょう、暗黙の了解と言うか、当初からの交換条件、バーターなのでしょう。その「公式発表」以外の、そこで除外された事実達を伝えているのが週刊誌であり、最近のインターネット情報(動画生放送)なのです。例えばスキャンダラスな事件の場合、情死とか金がらみの殺人事件とかであれば、新聞やTVが生い立ちや性格や人間関係まで伝える必要もないわけです、それを覗きたければ週刊誌を読めばいいんです、これでもかと暴かれてますから。こういう場合はこういう棲み分けでいいと思うのです。が、週刊誌にはこういうイメージが強いんですね、エグい。だからそれ以外の題材でも同じ目で見られてしまう。八百長問題もそうです。今週号の週刊現代がまたまた大告発ですが、週刊ポスト昔からずっと実名挙げて、告発者も実名出して報道してきましたが、大マスコミは一切無視してきましたね。今も無視です。どちらが正しいんです?正しいとか何とかのレベルじゃなくて、これが事実なんですから。報道規制と言うか、無視しましょうという約束だったんでしょう。産経新聞は、ずっと前から北朝鮮の拉致事件を採り上げて報道し続けてきたとか、中国批判して中国から追放されたとか、武勇伝を誇ることが多く、また保守系反左翼の全国紙として少なくとも朝日毎日とははっきり色の違うところを見せてはいますが、所詮は記者クラブ内での差異、八百長問題には一切触れてきませんでした。それが今回は初めて気付いた様に大非難です。横並びなんですね。これを談合と言わずにどう言いますか。私たちが普段目にし耳にする情報は全て調整調合されたものなのだという事実です。これ怖いことですね。だからフェイスブックなんでしょう、ウィキリークスなんでしょう、ユーチューブなんでしょう。新聞を信ずるなとよく言われます。思想的に偏っているから、という意味でまずは捉えがちですが、それを避けようとして何紙も読んでみても、結局同じ量のものを言い方変えているだけだとなると、ああそうなんだと、世の中の正義とか真実とかの胡散臭さが実感されることです。自分の目で見て耳で聞いて肌で感じて、なんてのは記者のイロハ、刑事のイロハのイなんでしょうが、私達はどう対処すればいいのか。ポストの記事は小沢問題報道の恣意(小沢排除に向ける意図)や政権交代への意図を挙げていますが、もちろん事はそれだけにとどまらず、否、過去の全ての事件や出来事の情報は皆管理されたものであったという事実なのです。私達は大マスコミの思うように憤り怒り悲しみ、行動を強いられてきたということです。ううむ。なんたる影響力よ。第四権力とはよくぞ言ったり、です。
 石原都知事が、東京マラソンへのインタビューで約20分TVの生中継に出てました。まさか本気でマラソンの話だけするはずもなく、あれこれぶった斬ってました。先に民主党の輿石さんが出ていて、番組では学校の先生と持ち上げて菅さんの通信簿をつけるなんて趣向でおべっか使ってましたが、石原さんにかかると、この人が悪いんだよ、日教組の親玉だった人だろ?この人のおかげでどれだけひどいことになったか、と一刀両断です。日本人の心の再生をいつも口にしている人からは輿石さんこそ日本人を潰した元凶となるのでしょう。賛成です。もうひとつ、アフリカ中東の民衆蜂起を指して、これは白人(アメリカの援助を受けた政権)と自国民の対立、アメリカ白人、ヨーロッパ白人とイスラム人達の闘い、それはキリスト教とイスラム教という一神教同士の戦いだ、どちらが勝つかはわからないがイスラム側は負けないと言ってました。ムバラクもカダフィーもどの国の独裁者たちもみなアメリカの後ろ盾があっての強権、それはアメリカの石油なり鉱物なりの利権と引き換えに違いないこと、自国民を売ってアメリカに飼いならされた独裁者たちの末路。でも、何十年もかかったというのは情報管理の強さ(愚民政策というのか、言論統制、情報統制下の密告社会、恐怖政治)怖さを伝えます。世の中は、人の世はローマ春秋時代と同じ理屈で回っているのです。そこは認識しなければならぬことでしょう。文明が如何に発達発展しようとも、人の心は変わらない。支配者がいて被支配者がいる。主語を逆にしても同じことです。アメリカの言いなりになる必要などはないと石原さんは頻りに言いました。アメリカ様の呪縛から離れる。あの鳩山さんの普天間基地移転発言は、方便発言でケチ付けたにせよ、戦後初の脱アメリカ宣言だったのだという評価があります。鳩山、菅両氏を馬鹿扱いするのも世論操作だと(いえ、石原さんの言葉じゃありりませんよ)。石原さん並みの発言力(言葉の力という意味です。都知事という立場の強さもそうですが)のある人の正論をもっともっと聞きたいと思うことですし、ここにも大マスコミの情報操作を感じることでした。
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民意

2011-02-26 08:17:30 | Weblog
菅さんの「びっくりした」発言、これも笑いますねぇ。よほどに小沢さんが嫌いだったというか、今しか言えないことというべきか(自分の方が立ち場が上の時)、俺はあん時は反対だったのよって嘯く。おんなじ景色を見たことがありますね、麻生さんが首相の時に、俺は郵政民営化に反対だったのよってしれっと言って。同じ。全く同じ。狡いとしか感想が湧きません。そのくらいの慮りすらできないんですね、この辺りの小物政治屋達には。好きに言うことやることを許さんと拘束かけて、内閣、与党一枚岩でってのが無理になってるのはわかりますが、だからといってこんなに俺は違うよとばかりにこぼれ話するのは愚でしかありません。「数」だけを目指して寄せ集めた集団内での権力闘争。それ以下でもそれ以上でもなかったという民主党でした。もちろん首謀者は小沢さん。数の信奉者はこの人です、甘い汁に寄ってきたのがアホの二人だったというわけでした。でしょう?民主党を推してきた皆さま。NHKにまで「学級崩壊」っていじられてますよ。
 先日、議員定数減らせの風潮について人と話す機会があって、減らせばいいというわけではないという人の論を聞きました。議員を減らすとそれだけ民意の反映が偏っていくという論でした。反論も型どおり、仕事しない奴らがいくら多くてもダメだろう、数いればそれだけ徒党を組みやすくなってそれこそ民意の、少数意見の反映など困難になろうと。間髪いれずそれに応えてました、議員の質云々と定数問題は別問題だって。はぁ。この勢いや反応の速さ、そして言葉の調い方聞くに、ははぁ、こういう時の答え方が決まってるんだと感心しました。そうやって勝手に分けてもらっても困るわけです。能無し議員云々の話は常にこの話題の要素の筈ですからね。でも選ぶのは住民なんだから、そこまで選ばれる側には責任はないわよ、という理屈なんですね。民意なんていうお化けを弄んじゃぁいけません。馬鹿集めても民意は掬えません。かといってその逆でもうまくいかないでしょう。民意。そんなものに振り回されること自体が政治家として肚が座ってないことなんでしょうに。民意を無視しろ、じゃないですよ、むしろその逆です。民意を基準に置くポピュリズムが今の日本を壊してきたんですから。ですよね。
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人道

2011-02-25 08:18:58 | Weblog
どこかの球場で、観戦中にファウルボールが飛んできて目に当たり視力障害が残ったので賠償せよという訴訟、ここで以前に書きました夫婦別姓での婚姻届不受理を憲法違反と訴えたもの、いずれも訴え自体を棄却、つまり裁判所が門前払いしたそうです。至極当然、全く順当。どちらも常識判断の範囲内ですよね。ナイター(に限りませんが)中継途中にも何度も場内アナウンスしてるのが聞こえますよね、ファウルボールの行方には十分注意してくださいって。甲子園ではバックボードにそのまま文字が浮かんでます。球場に見に行くということはその危険を承知の上のことですわね。それがかぶりつきの砂被りの席だったとしても同じことです、選んでそこに高い料金出して坐ってるのはあなたですから。防護ネット被されたら砂被りじゃなくなるし第一。きっと球場側もあれこれ謝ったはずですよ、いきなり「儂ゃあ知らん、ボーっとしてるあんたが悪い」なんて言うわけがないです。夫婦別姓の件もそう。ゴリ押しすればいいと思ったら大間違い。まことに順当な判断と思いました。
 天声人語、カダフィー非難です。人道への罪、だそうです。おお、東京裁判!法律も何もない所へ、人道への罪なるモノ持ち出して敗戦国を断罪、戦争責任者たる概念を作りだして(AのBのCのと)報復裁判したあの判決そのままです。人道ってなんです?中国はいいのかい?ったく自分勝手なことです。身振りの大きな、人の命は大事ですっていう公理の陰に隠れるいつもの仕業です。昔カダフィーがクーデターした当初、天声人語は、この世のものならぬ純粋さを感じさせる、と書いたそうです。おいおい。純粋さなんてのは賞讃の言葉ですぞよ。もちろん皮肉や嫌味を込める場合も多いですが、それは隠し味の筈。ここでの論調は、当時から危険の匂いを嗅いでいた、と自己賞讃ですが。こりゃ語るに落ちた感です。最後に、血のにおいでなくジャスミンの香りに時代を譲れと〆ます。いきなりジャスミン?つまり中国のことなんでしょうね。ジャスミンの歌に関わる報道統制が敷かれた中国のことでしょう。中国を褒めてるの?中国みたいにうまくやれよって?そうなら、朝日さんが言いそうなことですけれど、よくわからないなぁ。人道の罪はどうなったのよ?ですねぇ。
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賢帝

2011-02-24 08:03:18 | Weblog
NZ地震、ひどいことです。邦人の受傷者がいるのといないのとではこれだけ報道の質が違うというわけです。つまり安否を問う人達に向けての報道という大義ですね、使命。外野にはしつこいことですが、必要な人には足りない、時々刻々と行かないところさぞやじれったいことでしょう。インドネシアの大津波、フィリピンの大地震、それぞれ記憶に新しいし、その都度にたっぷり報道されたんでしょうが、こういう時にも報道内容にも競争原理が働くんでしょうか、それともスクープ記事ではない事柄は共有されるんでしょうか。行政や閣僚間のように(外相と防衛相との間で、言った・聞いてないの詰まらぬ食い違いがあったそうですが)縦割りの弊害はどうなんでしょう。興味があります。どういう協定になってるんでしょう。そして、こういう事件の報道で、思わぬこと、要らぬことまで知らされるわけです。例えばマラソン女子の合宿。まぁ豪勢なこと。わざわざNZまで行くことの意味は?日本で走ってろよ。顎足枕持ちでしょう?もちろん。陸連、金持ちよねぇ。これは藪蛇の例。そしてなんと多くの「留学生」よ。それも専門学校の。ああ、これも立派なビジネスなんですねと呆れるやら驚くやら。もっともこれも呼ぶ側があればのことです、NZがさかんに「営業」しての結果なんでしょうけれども。ビジネス、ですよねぇ。学問を騙ったビジネス。天変地異は色んな事を見せてくれます。
 リビア内乱です。民主化の嵐、民衆蜂起。そう言えばカダフィーって名前は聞いたことがありますが、それだけです。40年も独裁するってのはすごい。よくぞ続いたことです。日本もその国と国交結んで大使を置いていたんですね、日本一のリビア通なんてクレジットで元駐リビア大使ってのがTVで話してました。こうなると思ってたとか、もう元には戻らないとか。ふむふむ。あなたはそこで大使の時には大佐様に揉み手してたのよねぇ。大佐様に民主化を一度でも勧めたのかい?大将でも将軍でも帝王でもなく大佐のままってのが何ともこの人の言い訳の根っこを示しているようで面白いことですが、徹底抗戦するらしいです。つまり自国民に銃を向ける。いやいや、新聞やTVはこういう非難をしますが、内乱てのは自国内でやることですからこうなりますわね。俺は悪くないと思ってるんですから仕方ないですわ。傭兵を多く雇って(自分の言うこと聞く自国人がどんどん減ってるんでしょうからしかたないですか)ガンガンやる。外国人ですからね、、平気で撃ちますよ。凄い状況ですね、平和ボケしてるわ、軍隊はないわの日本人の頭では理解しにくいことです。自国民であるという利も理も何もない状態。怖いですね。こうなったら無茶やる奴を引きずり降ろすしかないですか、殺るか殺られるか。この大佐、昔言ってたそうです、支配者の政府が人民を代理する時代は終わった。私達は大衆が全ての場所で権力を手にし圧制や搾取を打ち負かし、勝利するのだ、と。ふむ。その前がどんなだったかは知りませんが、国王や宗主国の圧政搾取があったんでしょう、それを打ち破れ!主客入れ替わっただけの現状です。こういうことなんです。共産革命もこのままであったように、支配者が代わるだけなんです。あれこれ理屈は違っても、結局支配者が替わるだけ。圧制や搾取はそのまま。いや、もっとひどくなる。だから民主化、ってことになるんですが、民主主義も行き詰ってるのは衆知の通り。さてさて。やはり賢帝を待たねばなりませぬか。
 
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承知

2011-02-23 08:21:25 | Weblog
NZ。これで皆わかるってのも凄いなと思うことです。色々略語表記がありますが、国名がアルファベットで通用するは、USAくらいですよね。USSR。もうソ連はなくなりましたけど。UK。これも一般的じゃないですよね、イギリスです。オリンピックの時に選手名の横にテロップ出ますね国旗と一緒に国名が三文字表記で、日本はJPN,中国はCHN等々、あれが一般表記になってる国もないでしょう?珍しいでしょう?新聞には「NZ地震」ですから。ニュージーランドと書くと長い(字数をとる)からという理由もきっと大きいとは思うのですが、でもNZです、格好もいいですか。日本語には漢字の略表記がありますね、米、英、仏、独、蘭、豪、露、西、伊・・ソビエトの漢字は蘇でしたか。ニュージーランドはどう書くんですか。新?まさかね。ああ、地名はありますね、NYやLAやら。二単語でできているから、なんて理屈はいいですかもう。NZでみんながわかるということに驚いているだけですから。地震の話じゃなくてすみません。
 石原都知事不出馬と大見出しです。さてさて。78歳だそうです、ここ考えるとそうですかねぇ。でも前回もこんなでしたからね。後出しじゃんけん風に最後に出馬して、石原軍団従えて大逆転でした。佐々淳行を参謀に据えて、反省しろよ慎太郎、それでもやっぱり慎太郎、なんてキャッチフレーズでひっくり返しましたね。今回もそうじゃないですかね。蓮舫や東やわたみやらが出てきそうですが、石原さんが出たらダメでしょうね。この人の代わりには神奈川県知事はなれません。あんな左翼じゃ全然だめです。そう思います。本人が一番そう思ってるんじゃないですか。
 
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主義

2011-02-22 08:19:51 | Weblog
パンダの値段を言えよNHK!と噛みつきました昨日、新聞に答えがありました、年間95万ドル(7800万円)で10年間のリースですって。機械か?高いですねぇしかし。上野動物園がこれで潤うんですか?よくわかりませんが、それにしてもNHKはしゃぎ過ぎです。今更パンダって何?大マスコミの意図するところは上野動物園への動員と中国へのおべっか。ですね。
 アフリカ、中東と燃え続ける民衆蜂起、次は中国ですか。新聞は言論統制、報道統制を厳重に敷いて当局は鎮火にやっき、と書きますが、インターネット、中でもフェイスブックなるものの威力は凄いですね。検索エンジンもこれぞ文明の利器という感覚ですが、この情報源としての威力は凄いわ。国内のサーバーは抑えることはできても、ユウチューブのウィキリークスのなんてのは潰せませんからねぇ。電話がつながってればどこにでも行ける感覚。今更電話線切って歩くわけにもいかず。一旦「便利」が現れるともう二度とそれのない時代には戻れません。このインターネット然り、携帯電話然り、もっとライフライン化している電気、水道、あれもこれも。天安門事例がありますからね、当局は鎮火できると踏んでましょうが、さて今回はどうでしょうね。中国がひっくり返る?こりゃ見モノですよ。日本の常識からは向こうの言論統制は異常もいいところですから。でも、日本も65年前には同じようなことではあったんですがね鑑みれば。
 穀物メジャー。石油メジャーってのは聞いたことがあるように思うのですが、投機先はあちこちにあるわけです。今は投機マネーは穀物に向いてるんだそうです。石油と穀物比べたら、やはり感情的にも食い物を食い物にする輩は許せん!となります。天声人語もそう叩いてます。石油なら車乗る人だけ(でもないんですが)の問題みたいでしたが、穀物となればそれこそ世界中の問題、グローバルな問題、貧困国の飢餓に直接影響する問題、全人類的な問題、というわけです。ですね、確かに。でもこれも資本主義の当然の帰結、爛熟の到着点、制度的必然なのです。弱いところに一斉にたかる、毟り取る、とにかく利潤を上げる。弱い所が段々なくなってきているんです。で、最後は一番弱い所に襲いかかる。タコが自分の足を食うように。気付いてない?気付いていても食うんです、それが資本主義です。ですよね。
 
 
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一石

2011-02-21 08:06:27 | Weblog
パンダパンダとはしゃぎすぎです、NHK。ご丁寧に向こう(中国)出てくる映像までくっつけて、来るぞ来るぞ、今夜に来るぞって。何十年か前に初めて上野動物園にパンダが来た時の映像も流します、何~にいちびってんのよ?そんなに嬉しいことですかね。石原都知事がなじってましたね、尖閣とパンダと交換してそれでよしかい?と。これまた大マスコミの意図ですかね。NHKの意図。中国さんはこんなに優しいんですよ。いったいいくらの金が動いてるんでしょうね。一頭いくらなんですかね。そこを報道しろよ、NHK!
 鹿児島阿久根市の市議会リコール住民投票可決です。けんか両成敗と朝日は見出し打ってます。市長が代わって、次は市議会です。まぁどっちもどっちだったんでしょうから、朝日の見出しは肯ぜますが、市長が代わって早々に議員の日当制を月給制に戻したそうで、これがまた反発食らったんでしょうか。まぁ新市長もしっかりした信念方針を持ってなったのではなくて、竹原降ろしだけの勢いで担がれたんでしょう、まずは担いでくれた人達、議会多数派(反竹原派、既得権益組)の言うことを聞かねばなりません。担いだほうの目的はこれですから。元に戻せ!ですから。議会との協調やらは大義に過ぎません。で、一日一万円だったのが月給26万円に戻ったんだそうです。議員のコメントが新聞に載ってます、これで安心して活動できる、日当制では割に合わぬって。これでしょう?何か大きな勘違いしてますよね。欧米の議員達はほとんどボランティア並みの薄給だそうですね、いいえ欧米礼賛でもそれに倣えなんても言いませんが、それでも議員やるのが沢山いて、向こうはちゃんと回っているんです。割が合わぬ、なんて物言いこそが語るに落ちたこと、名古屋の河村市長の糾弾の的がここにあるのです。議員を家業にするな。議員で食うな。議員を職業にするような奴を議員にするな。職業軍人なんて言い方と同じ意味の職業議員。確かに職業議員になってしまうと既得権益にしがみつきます。自分の給料を自分たちが決めるなんていう理不尽が罷り通ってる世界ですからねぇ。でも河村市長は職業市長なんでしょう?ここですわ。給料をうんと減らしたらしいですが、だからそれでいいなんて話ではない筈ですよね。多忙なんてまとめてしまいますが、あの仕事も「飾り役」が大半でしょう。何ちゃら会で挨拶するだけ、テープカットするだけ、宴会掛け持ちして、忙しい忙しい。議員も同じようなことです、いいえ、もっと暇でしょう、彼らは議会の時に議場に顔見せればいいだけですからね、形の上では。もっとも後援会活動に熱心な人は違うんでしょうけれど。だからまず給料を元に戻したってのがやっぱりカチンと来たんでしょう、阿久根市民には。竹原さんは横暴で無茶やってたけど、やっと変えたところをいの一番に戻してどうするんだ?というところですか。市民の良識、ですか。ううむ。実は喧嘩両成敗なんていう当たり障りのなさに噛みついてやろうと書き始めたのですが、そうでもないことですか。こっちの悪いけど、あんた達もよくないって。なるほど。でもそうなると今後ですね。縮図とまでは言いませんが、竹原さんの無茶は確かに一石を投じてますね。そう思います。
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本性

2011-02-20 10:10:01 | Weblog
南氷洋での調査捕鯨がオーストラリアの市民団体(なんでしょう?)シーシェパードの妨害(ありゃ妨害じゃなくて、攻撃です)に負けて中止されました。調査員の生命保護財産保護を優先したなんて農相が会見してました。向こうの環境相がぶら下がりに答えている映像が流れます、向こうさんは政策として捕鯨反対、鯨の保護なんですね。当然だって顔でした。新聞によると、かのシーシェパードには米豪から多額の寄付が集まっていて、それであれだけの武装ができるという仕掛けだそうです。日本から言えば「調査」捕鯨なんですが、調査であろが何であろがクジラを殺すことには違いないわけです。どうして地球の向こう側からわざわざにやってきて、うち(オーストラリア)の海のクジラを殺す?という感情なんでしょう。動物保護とか環境保護とかは後付けの屁理屈正論でしょう。対する日本の理屈が如何にも弱いんですね、調査するっていったい何を?数?種類?クジラが増えすぎることによる環境破壊を抑えるなんて大義もきっとあるんでしょうに、伝わってません。私達庶民には文化の違い、食生活の違いしか示されません。事実TVでのニュース放映には必ず私より年配のおばちゃんが出てきてこうです、昔は給食に食卓にずっとクジラが出てたわよねぇ、食べられなくなるのは残念よねぇ。普段は食べないくせに。竜田揚げは給食のおかずの定番でしたね、私達の時代もそうでした。中にとっても臭いのが混じっていて、魚が苦手の私は口に頬張ってから暫し凍ってたことよく覚えてます。日本側の主張はここ止まりなんでしょうきっと。俺達に食わせろよ今まで通りに。無茶な乱獲しようってんじゃねぇんだよ。これじゃぁ向こうさんの動物愛護の大正論には敵いませんか。てめぇ達が食べる動物(牛、豚、鶏、羊・・)は愛護の対象外なんでしょうね都合よく。ま、こっちは日本人もしっかり食べてますからねぇ。食文化の違いが、野蛮の文明のの比較にならねばいいですがね。要らぬ心配しますが、それより、オーストラリアが相手じゃなかったんですかねTPPの前段階のEPAとやらは。こっちはやりたいようにやられて(すごすご尻尾巻いて帰ってきて)、そっちはぺこぺこ握手してるって?そいつぁーちと了見が違わねぇかい?それともこれもまた大マスコミの世論操作ですかい?
 先日古館の番組で評論家が言ってました(よくTVに露出している人ですが、覚える気がないので名前がわかりません、太った偉そうなオヤジです)、アルジェリア、エジプトで火が着いた民衆蜂起、中東に飛び火してますがそれに関連して言ってました、今こそ日本の存在を満天に示す時なのだと。日本はどんな場面でも武力に訴えてこなかった、武力を背にした交渉をしてこなかった、武力侵攻の虞のない唯一の国だ、イランやアフガニスタンでのNPO活動を例に挙げて、こういう地に足をつけた長年の積み重ねが日本への信頼信用になっているのだと。これはアメリカやロシアの大国主義帝国主義に対比する日本の優れた処世として昔からよく言われることですが、それが弱腰外交の腰抜け交渉のと非難の対象にもなってきたことでもあります。広島長崎の平和運動に象徴されます。原爆落されて大量虐殺されておいて、核を持たずにさらには軍隊も正式に持たず丸腰で世界に向かう。空想平和主義と揶揄非難されます(私もしてます)。力に力で対抗するか、情で対するか。例外もたっぷりありますが私がこういう比べ方が好きなので敢えて示しますが、男の解決方法をとるか女のそれを採るかの違い。女が情だと決めつけるんじゃありませんよ、そうではなくて、男の馬鹿さを言いたいわけです。干戈を交えて勝ち負けで白黒つけるしか能のない男の幼稚な頭構造ではなくて、情に、人間が皆本来持っているであろう(あくまで、であろうという推測ですよ)争いを避けようとする心に訴えようという手だて。女の人のこういう調整力の高さには感心することがよくあるでしょう?くどいですが女の人が情に流されやすいなんて言ってはいません、いいえその逆です、女の人の言う理の方が通っていることが多いでしょう実際に。オヤジ達、そうでしょう?奥さん然り、娘さん然り、会社の上司然り、部下の若い女社員然り。先例や形式やメンツに凝り固まっているのが男ですから。だからこの評論家の言うように、つんのめってばかりいないで、一旦こういう考え方に心を致すのも必要かなと思ったことでした。典型的な「とんがってる男の頭」してる私ですが、この評論家は左翼がかっている言動が多くて(加えて衒学的で)嫌いなのですが、この日は素直に聞いてました。
 で、今朝のフジTVの討論番組、自民党甘利さん(久しぶりに見ましたがまぁ見事に悪者顔。悪役商会の面々も形無しの悪代官顔。こういう顔がいないんですね民主党には。青二才の秀才ばかりってことです、小沢さん以外は)と片山さつきが出てました。この女もまぁいつまで経っても変わらぬコテコテ顔で。対する民主党は一人はあまり知らない人(名も覚えられません)、もう一人は古川某、この人は弁舌さわやか系で若手の期待筋なんでしょう、経済対策問題ではよく出てくる人です。肩書が代表代行補佐。何?何やるの?えてして組織の弱体化の象徴になりますね、役名が増える、役付きが増える。いわゆる頭でっかちになって何もできなくなるの図。大体に代表がちゃんといるのに、その本人が病気でも何でもないのに、代行なんて役付けて平気でいるこのセンスに驚くところですが、それに補佐つけて。何なに?まぁ旧も新もトロイカ連中を同じ扱いにしなければならぬという要求から出てきた珍案だったんでしょうが、副代表とどっちがえらいの?幹事長とどっちがえらいの?名実ともに末期症状なんでしょう。樽床さんが新たに吠えましたが、本当に麻生さんの時と同じ様相です。あの時も麻生さんでは闘えない(選挙)と言う理由で麻生降ろしが公然の叫ばれました。全く同じ。で、きっと同じ結果になるんでしょう。小泉チルドレンがばっさり斬られたように、小沢ガールズがごっそり消える。自民党の大物が次々に消えて行ったように、鳩山の菅のといった連中が落ちる。でしょうね。小沢さんは悠々勝って呵々大笑の図。この番組でヒヤっとしたことがありました、古川さんと違う方がフリップ持ち出して説明しました、日本は企業の数が多すぎる、だから韓国や中国に負けるんだと。この馬鹿は言います、たから日本企業もどんどん統合して競争力をつけるべきだって。サムスンに負けているのは企業が多いからだと。これらを足して一つにすればサムスンに勝てるんだって。おいおい、本気で言ってるのか?こんな奴がこんなところにいる、こんな地位にいることの恐ろしさです。本当に馬鹿です。というより危険。こんなあからさまな社会主義思想を、ソ連の失敗でちゃんと証明された過ちをまた繰り返そうとする愚です。本人わかってないから余計に怖いんですね。こういう奴らばかりがたむろしてるんでしょう民主党って所には。資本主義の爛熟でもって現在の経済停滞がもたらされてます、弱いところ(安い労働力、低い経済力政治力、言葉平易に言えば未開の地)が世界中からどんどんなくなっていけばこうなるという制度的な必然です、それは認めますが、だからといって政治が経済に介入して企業を国営化することの愚で置き換えられることでは決してありません。企業を国営化なんかしないと、表面的には反論しましょうが、統合を勧める(という名目の強制です)事自体が介入です、国営化です。市場に政治が介入してはなりません。資本主義の一丁目一番地です。市場至上主義という新自由主義も破綻しつつあるのですが、それも大発展の末の爛熟です、だから市場の自由にさせぬなんてことをやってしまうと一気に失速します。資本家の独占(というものがあるとすれば)から政治家の独占に変わるだけです。ソ連がやったそのままを後追いすることになります。あの制度は人間のやる気や欲望を抑圧することによる、支配者の交代劇に過ぎなかったのです。今は社会主義共産主義が芽生えてきた時代とは背景全然違います、労働者の権利は守られ過ぎるくらい守られています。つまり資本家ではなく労働者本位になってしまったから資本主義が煙を上げているのかもしれません、それは元々の設計図には想定されてないことでしょうから。人の欲望、それは向上心、進取の気、技術向上へのモチベーションなどなど表現は変えられましょうが、金銭的に物質的にそして精神的に豊かになることを目指すことほど人間を人間たらしめる要素はないのでしょう。その豊かさが社会の安全安寧を保障するのです。衣食足って礼節を知るのです。人間第一の本能を抑圧抑制することが社会不安を一層助長することがわかってないのです。ああいう場で平気で鼻の穴広げて大間違いの自説開陳する馬鹿さに呆れ、背筋がひやりとしたことでした。民主党の本性見たり、でした。そうなんでしょう?民主党を推した皆みな様。
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造反

2011-02-19 08:22:55 | Weblog
会派は離れるけれど離党はしない。そう言われると、会派って何?ですね。国会や委員会での質問の際に色々クレジットされますね、「自民党、何ちゃらの会を代表しまして」なんて枕を振ってますねそういえば、あれですか。党とは別の集団なんですね。この業界の連中はまこと徒党を組むのが好きなんですね、というより組まねば生きていけないのでしょうが。衆議院の2/3をめぐる計算式が盛んに新聞に載ります、公明党を抱き込めば確実、社民党でキリキリ、でもそれもこれも民主党の三百いくらがあってのこと、小沢さんが握ってる数が抜けたら国会対策もクソもなくなるから、菅岡田仙石の新トロイカは迷走しているのですが、その意味ではこの16は微妙な数で思惑が透けるようですね。小沢ガールズがいないでしょう、コテコテの小沢陣笠達がいないでしょう、それはつまりこの辺りで矛を納めないと(菅さんが、です)大造反、大量離党に発展するぞの脅しなんでしょう。最初は小沢さん処分への反対でしたが、今ははっきり倒閣運動です。自民党末期にやっていた麻生降ろしと全く同じ。どうにもこうにも、どいつもこいつも、の典型ですか。懲りない面々。烏合の衆。どんな雑言振りかけても連中、蛙の面に何とかの態。平気。これまたどうにもなりませぬ。どうなっちゃったんでしょうねこの国は。反対ばかりする奴らに任せたらダメということは新たにわかりました。これは収穫だったんでしょうが、でもよく考えれば、どういう収穫よ?というう話ではあります。堪忍してくれよ。自民党に愛想尽かして一回任せてみろよで手に入れた政権でしたが、事実当地の選挙区選出の民主党議員は、一度やらせてくれ、だめなら返すから、なんて初めから言ってたくらいですが、こんなに自民党と同じとは思いませんでしたね。いかかですか、民主党を推された皆さま。
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