ああ、やっと蝉が鳴き始めました当地。今気づきました。ずっと曇天です、今夕には雨だと予報ですが。これだけ雨が降って、日が照らずに気温が上がらないと、出るに出られぬわけでしょう。当地はアブラゼミとクマゼミが半々くらいで鳴き合います、声の大きいはクマゼミです。夏の風景です。カッと晴れてくれれば、です。
ポンペオ国務長官の演説件を昨日書きましたが、これは先のペンス副大統領の演説内容をより具体的に明瞭に過激にしたもので、宣戦布告ととられても仕方ないくらいだとTVは言います。ニクソンに始まった対中政策ですが、特にオバマの方針は間違っていたとはっきり言い、中国を異形に育てたという自覚とともに明確な対峙姿勢を出しています。ふむ。こんなことはオバマ、クリントンにはできぬこと、ましてや次に控えるバイデンには到底できぬことです。選挙対策に中国をカードに使うなと向こうは「大人の」コメントを出してますが、急所つかれると雑言とともにやっきになって仕返しするのがいつもの態度です、どこかのアメリカ総領事館を閉鎖するんだそうです。南シナ海への無茶な進出を国際司法機関が違法と断じた際も、そんな決定は紙くずだと言い放った国です。度し難いのです。真正面からいくら非難しても蛙の面に何とかの状態が繰り返されてアメリカも攻め方を変えて今は、悪は中国共産党(党員)で中国国民は悪くない、という分断作戦を採り始めてます。これは日本の占領時に war guilt information としてこの戦争はすべては日本人が悪かったと洗脳し続けたことに通底しましょうし、さらには西独ワイツゼッカー大統領が1985年に国会でなした演説、戦時のドイツの罪は全てナチスが負うべきこと、ドイツ国民も被害者なのだと言うたことを思い出させます。真実か否かが判断基準ではないのです、自分の利益の為にどうまことしやかな理屈を打ち出すかの政治マター。一触即発。外交官を引き上げるとかは戦争の前段階だと社会時間に習いましたねぇ。あっちこっちにこんなに手を広げて人口の多いは知ってますけれど、日本はそれで負けたんでしたが。
プロ野球です。いつの間にかロッテの4番に安田が座ってます。大阪桐蔭の陰に隠れてた、大阪履正社の逸材です。藤原と一緒にロッテに入って、当初は藤原でしたがこっちはその後消えて、今は彼が4番です。すごい。立浪の再来と期待された根尾は未だに一軍に上がれません。もう一人優勝ピッチャーもいましたねドラフト時に騒がれてた、彼は名前も出ません。一年上級には清宮ですが、これも鳴かず飛ばずです。が、同級生のヤクルトの村上は堂々の4番です。風格すら漂います。この差。鳴り物入りでプロ入りしてそこからパッタリの選手は掃いて捨てるほどいます、単純に実力差です、今更のように嘲笑せずともいいのですが、「他人の不幸」テイストを世間は楽しむわけです。そう思うと清原や立浪が如何に頭抜けた才能だったかと感心しますね。