柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

被害者意識

2006-05-31 08:39:17 | Weblog
君が代反対日の丸反対と教員が(つまりは組合が)さかんに運動しているのは、東京やら広島やらが有名ですが、高校の卒業式で君が代斉唱の強制に反対し生徒らに不起立を呼び掛けた教員に対して、実刑判決が出たそうです。記事によると、卒業式場で保護者に向かって国歌斉唱の際に起立しないように呼び掛けたそうで、校長、教頭が退場勧告すると「怒号し」開式を二分遅らせたそうです。で、実際には「大半の卒業生は君が代斉唱時に起立しなかった」そうです。ふうむ、この手の教員も問題ですが、生徒達もまぁ刷り込まれたものですねぇ。よほどに事ある毎に君が代や日の丸への嫌悪を吹き込まれたのでしょう。何故なのでしょうねぇ、何が気に入らぬのでしょうか。君が代の歌詞ですか?確かにこれは天皇への崇敬を表した歌です。でも、何故それがいけないのでしょうか。戦争責任を天皇になすりつけたいだけのことですね。高々あの戦時5年やその前含めて10年15年の「異常時」でもって、その前に延々二千年に及ぶ悠久の日本という国の歴史をも抹殺しようという魂胆が見え見えです。浅学にて詳しく知りませんが、国歌として制定されたのはおそらく国家としての体を為してからでしょうね、であれば明治の始め、ならばこれまた高々百有余年の歴史。日の丸もおそらく同様でしょう。全てを天皇に繋いで、あの「異常時」の責任を天皇に被せようとする被害者意識、階級闘争のイデオロギーです。で、よくあることで端々は考え浅く先鋭化する。飛び上がりが出てくる。でも、上層部からみればそういう手合いは都合がいいわけです、自分たちの手は汚さないわけですから。私は今回の判決判断は極めて妥当だと思いますが、朝日新聞は違いますよ。今日の社説をご覧になればいい。例によっての、論点すり替えです。そういう目で一度読んでみてください。新聞が正しいのでは、決してありません!
 強制強要を嫌うのは私も同じです。それはこのブログで何度も言ってきたことです。でも、彼らとは基準が違うのです。反権力、反体制は、階級闘争、暴力容認とは違うのです。ああいう儀式を嫌うのは個人の自由なのでしょうが、単に好みに問題に過ぎぬ事ごとに大仰にも内心の自由云々と憲法用語を持ち出す手口、それが間違いなのです。嫌なら来るな、それだけです。それこそ、お前の偏向した考えを人に強要するな、ということですがね。あの連中には自分のやっていることを客観的に見られないのでしょう、被害者意識だけですから。ううむ、相容れぬ考え方です。
コメント

剽窃

2006-05-30 08:38:22 | Weblog
阪急が阪神株のTOB(横文字略語じゃぁ何のこっちゃわからないのですが、言う方も教える気がないんですからね)に応じて一株930円で買い付けるそうです。村上さんが買い集めたときの値段が一株600円台だったそうで、昨日のNHK報道によれば550億円の利鞘だそうです。ふむふむ、こりゃぁ売り抜けですなぁ。とてもわかりやすくてよろしいこと。阪神という有名株に手をつけて、話題を攫い値をつり上げて、いいところで売り抜く。まぁ、これでいいわけです、この人達の仕事です。しかし村上とやら、男は下げましたな。法律では罪にならないことでも、人の許さないことはたんとあるわけです。
 絵画の剽窃盗作騒ぎの報道も面白いです。なんでも芸術選奨文部科学大臣賞を受けた66歳の男性画家の絵がその男の友人であるイタリア人画家の絵にそっくりだという話です。新聞に載っている絵、TVに出た絵、いずれもまことにそっくりそのまま。こりゃぁどう見てもパクリです。贋作鑑定のような専門知識など要りません、見た目クリソツ!イタリア人は怒っています、当然です。日本人は居直っています、似ているけれど違う絵だ。まぁ、色々言い方はあるのでしょうが、このケースは逃げられますまい。これほどに素人目にも明らかなのですから。盗作は創作系の分野ではいくらでもあることです、絵画だけでなく文学にも、音楽にも。ばれてしまうとみっともないのですが、才能の足らぬ者には禁断の果実であり続けるのでしょう。最近では、あの小泉チルドレン議員のメール盗作騒ぎ、安倍なんとかというアイドル歌手の詩の盗作、小林亜星が服部克久を訴えた事件など結構あります。で、あのビートルズにもあるのですよ。あれだけ溢れる才能を誇る連中にして、です。もっともあれだけのスターダムに登り詰めて次は?次は?と期待されせっつかれればやはり大ストレスでしょう、あのサイケデリックな風潮に乗って彼らが麻薬を常用していたのは有名な話です。盗作騒ぎでよく知られているのは Come Together ですか。ジョンの歌です、アルバム・アビーロードのA面一曲目、有名な曲です。これがチャックベリーの Sweet Little Sixteen にそっくりで、訴えられて、負けて、ジョンの自分のLP(昔はLPです、CDでなく)にこの曲を入れ直したというエピソードです。もう一つはジョージの My sweet Lord 、これも裁判で負けたのです。でも、負けた曲の方がうんと有名で且つ売れて、この曲はパクられた人ではなくパクった(と裁判上は判定された)ジョージの曲として認知されています。ま、ジョージの知名度にはどんな奴が来ても勝てませんやね。他にも、 If I needed someone のイントロはザ・バードのものそのままだし、結構多いのですよ。でも、英語にはこういう場合いい言葉があるのです、inspire です。パクったとはもちろん言いませんが、「この曲にインスパイアーされたんだ」なんて言い訳が成り立つのです。ずるいですか?でも、どんな曲もどこかで聴いたメロディーが出てくるでしょう?盗作の基準(何小節とかなんとか)は知りませんが、所詮人のすることですからね、全く新しい事なんてのはないわけです、ううむ、そうなんですよね。
コメント

消えること

2006-05-29 08:40:33 | Weblog
ワールドカップが近づいてきて、新聞もTVも煽りに煽りまたまたの空騒ぎです。大丈夫かなぁ、と思います。サポーターがドイツに行くの行かないの、サムライブルーのどうのこうの。ううむ、一旦斜に構えてしまうと袈裟まで憎くなってしまいます。客観的に見て、日本の戦力はどの辺りに位置するのですか?報道通りなのですか?違うのですか?大本営発表になっているんじゃないですかねぇ。ブラジルに勝つんですって?
 自分が癌患者であることを公表した民主党国会議員の記事が載っています。TVでも放送されていました。カツラが明らかなやつれた顔、痩せた体躯。なるほど。記事に拠れば、公表するか否か迷った末の判断だったそうです。ううむ、そうですか。感想はそれだけですが、どうなんでしょうか、この手の公表、売名行為ですよねぇ。いえ、もちろん本人は命を賭してのことだという悲壮感に溢れているんでしょうが、それは十分にわかるんですが、そのこととあなたの仕事ぶりとは全く別のことでしょうに。ですよねぇ。妙に斬って捨てる言い方ですみませんが、そう思います。昔は嘘の病名を言って隠したものです、古くは池田勇人、渡辺美智雄、安倍晋太郎、自分の影響力の落ちることを怖れてのことです。芸能人も多いですよ、渡哲也、勝新太郎、あの逸見アナウンサー。でも、渡さんを除いて皆死んでしまいました。公表するのは何故なんでしょうね。もうすぐ死ぬかも知れんからそうわかっておいてくれ、ですかね。しっかり私を見ておいてください、つまり今のうちにしっかり買って下さい、ですよね芸能人の場合は。渡さんは子供の癌患者への援助などをされていますね。ううむ、そしてそれを受ける私達は受け方を強要されていますね。立派なことと拍手せねばなりません。病魔と闘いながら社会のために立派に生きようとしていらっしゃる!という賞賛です。もちろんもうすぐ死んでいくだろうという前提あらばこそです。まだ生きてるの?という疑問は、ボランティアや慈善事業で薄まり消えていきます。ああ、やっぱり立派な人だ、と。で、この国会議員さん、何をしようとするのでしょうか。自ら「腫れ物」になるメリットは何なんでしょうね。もうひとつ追い打てば、抗癌剤なんかを使うから死ぬんです。体に何の悪さもしていない小さなおとなしくしている癌を見つけた(癌検診なんていう要らぬ検査をしたからです)ばっかりに、医者に捕まって、潰されていくのです。嗚呼、もちろんこの人が悪いのでも、間違っているのでもないのです、間違ったシステムに捕まった悲劇なのです。ううむ、例によってひどい言い方でしたが、人は静かに死んでいくべきではないでしょうかね。消えていくべきなのです。
コメント

誤差

2006-05-28 07:45:38 | Weblog
昨日の悪口が聞こえましたかね、クルーン相手となれば三振かホームラン、十人が十人とも前者と思ったでしょうに、ビギナーズラックのような大サプライズ。こんな一発博打の場面こにそ確実さの対極にいる打者が相応しかったのでしょうが、また今朝の日テレの徳光番組がうるさそうです。つい一ヶ月前は、巨人の突っ走りに呆れて去年との違いを強調していたのですが、昨日のNHK実況で星野が言っていたように中継ぎやストッパーの弱さが見えてきました。きっと新しい四番が確実に打つ、若手が活躍するで隠れていた部分なのでしょう。で阪神、どうしたのこの堅実な進め方は?こちらは巨人の逆で後ろの投手がしっかりしているから、先発の出来不出来ですが、井川がいけないだけであとがそこそこやっているということなんでしょう。今岡や金本が打たないのにこの堅実さです。うさぎとかめ。普通なら阪神がうさぎなんですけどねぇ。
 アメリカ高官が北朝鮮に対して、テポドン撃ったら国連制裁するぞと脅しているそうです。1)自分たちがイラクにあれだけ爆弾落としているのは全くの棚上げ、2)国連制裁とは一体何?、3)国連てそんなに強いの?4)相変わらず当の日本は見ているだけ、アメリカさんがやってくれるのを待っているだけ。石原慎太郎じゃないけれど、テポドンの一発や二発落とされなければ日本という国の目が覚めぬのでしょうか。で、どこを狙いましょうか、やはり東京?でも、向こうさんの技術がどんなものかわかりませんので、例えば射ったはいいがどこへいくかわからないなんて笑い話もあり得ること、ん?ならば射程の短い所を狙おうかということになり、いきなり中心(東京)というよりまずよそに撃ち込むが効果的だなんてことになって、近いところで大都市、広島やら博多やらとなりませんか、でちょっと間違えばこっちに飛んできます誤差の範囲内で。これ笑い話じゃないでしょう。ま、それはさて措いて。射つ射たない、射てる射てないの話じゃなくて、向こうの外交カードがどうのこうのと凡百の評論家達はお定まりを言うばかりですが、じゃぁ日本の外交カードは一体どこにあるのか。どういうカードを切っているのか?当の首相は対話対話と唱えるばかり、横田さんたちの苛立ち落胆は想像に余りありますが、きつい言い方ですがブッシュのあの対応もあくまで余所の国のひどい事件に対する大国トップの慈悲深さを示すパフォーマンスでありますから、日本のためになんてそんな甘い話じゃありません、北朝鮮がどう動いても直接にはアメリカには被害も何もない、要は日本や韓国(ここも大統領が親北反米でおかしくなっていますが)への慮り、そして中国の動向なのでしょう。当事者は日本なのです。その当事者が遠いところから聞こえないような小声を出しているばかりなのです。社会党やら共産党は中国や北朝鮮と強いコネクションがあったのです(今ももちろんあるでしょう、政治なんてのは国会議員から村会議員まで皆資金援助という名の囲い込みですから)、ですから拉致を認めなかった。自民党にも金掴まされた連中が大勢いるというわけです。国を売っていることに何の恥も呵責も感じない見下げた連中。そんなこんなで日本は崩れていって、あの横田のお母さん一人に国が怒られて続けている図です。情けないこと。アメリカの夜郎自大は今に始まったことではないことで、自分こそが正義ですから都合の悪いことは全て棚上げです。これは咎めても始まりません。連中はそういう心根ではないのです。国連ですね。あれは第二次大戦の連合国(united nations)なのですよ、つまり相手国(日本、ドイツ、イタリア)を二度と歯向かわないように押さえ込もうとする組織なのです元々が。ですから未だにそういう文言が憲章に残っています。お人好しなことに、日本が勝手に国際連合なんてさも平和な国際警察のような国際裁判所のような公平公正な裁定機関のように名付け思いこんでいるだけなんです(だそうです)。まるで国際救助隊(サンダーバード!)のようなイメージです。実は連合国なんです。日本は敵だった国です。そういう組織だと認識せねばならぬのです。正義の味方ではありません。常任理事国(あれこそ戦勝国ですから)の勝手わがままさは明らかでしょう?ううむ、国際的な公平さ公正さなんてあり得ないことなのでしょう。誰が正しい?自分が正しいのです。そう回っているはずです、強いものが勝つという単純な理屈で。北朝鮮問題のどこが難しいのでしょうね。勝手に難しい難しいと言って、問題を先送りにしてきただけですよね。連れ戻しに行けばいいことじゃないんでしょうかね。攫われた自国民を取り戻しに行く。立派に理由が立ちます、それこそ全世界から支持されましょうに。難しいなら単純に、でしょう。またまた過激でありましたか?
コメント

基準値の嘘

2006-05-27 08:39:32 | Weblog
清原のことが憎いわけでも何でもないのですが、一本ホームラン打っただけで千両役者の、うんのかんのと持ち上げる報道の一色さがどうにも鼻につきます。サッカー報道と同質です。わざと本質を外し隠して空騒ぎする。華がある、なんて視点をすり替える。こうやって世論は形成されていくのでしょう。あそこが痛いここを傷めたですぐ休む、こんな計算の立たぬお荷物ないでしょうにね。
 ファンであることを公言しております毎日新聞の元村有紀子記者が、科学ジャーナリスト賞大賞を受賞されたそうです。ふむふむ、見ている人は見ているのだなんて少し鼻が高い思いをしていますが、この賞を出している団体の後援に毎日新聞がいたりするんでしょうねぇ。そこまでは、さすがに毎日新聞の記事には載っていません。お手盛りでないことをまず公表しないといけませんやねぇ。値打ちがなくなります。
 今日は本を紹介します。「間違いだらけの診断基準」大櫛陽一著、太田出版、1480円。世の中の基準値(正常値とも言われているもの、血圧やらコレステロール値やらのことです)をバッサリ斬って捨てます、胸がすきます。私がいつも天の邪鬼(権威に噛みつく)しているのも、こういう事をデータ揃えて言ってくれる人達がいるからであって、きちんと数字として出してくれるから、いかに今の基準値がいい加減に出されたものかがわかるのです。本を読みながら快哉を叫びながらも、一方で今の学者連中の(この本では権威と表現しています)なれ合いと製薬会社との癒着に心底腹が立ちます。どうせ証明などできないことでしょうし、向こうさんは否定するに違いないのですが、これは医者なら皆わかっていること、感じていることです。きっと本当です。研究費という名目でたっぷり金を出して、利益誘導するするわけです。まぁ、製薬会社側とすれば回収せねばなりませんから当然ですわね、要は学者(教授)連中の心根、矜持の問題なのです。科学的な検証にとても耐えないデータでもって、製薬会社の喜ぶような答えを公表する。それが世に流布する基準値、正常値なのです。おまけに一旦出ると、検証し直すシステムもなければ、連中は門の中に引きこもるばかり。いや、今までもそして今現在もこの著者だけでなく、この手の数字のでたらめさ、嘘っぱちさを糾弾する人は多くいるのです。でも、実際は、薬を多く出せば収入も増えるという病院側の思惑がさらに高く壁とそびえて、不問に付され続けてきているのです。被害は?そう要らぬ薬を飲まされ続けている素人(患者)さん達ばかりなのです。嗚呼、なんという理不尽。是非ご一読下さい。正常値とは何か、良くおわかりになると思います。ううむ、私も天の邪鬼を続けます!
 
コメント

すり替え

2006-05-26 08:40:07 | Weblog
サッカーの日本代表チームが合宿地地元の高校生とゲームをして、22-0なんてスコアでした、という報道です。当の高校生連中はそれはそれはさぞや嬉しいでしょうね、おそらく彼らが憧れている選手と体が触れ合うんですから。でも、こういうゲームの意味は何でしょうかね。代表連中ニヤニヤ笑いながら、格下も格下相手に明らかに「流して」います。それを一万を超える見物人(サポーターと呼ぶようですが)が取り囲む。ジーコの戦術は浸透している、なんて高校生相手に?用意はできた、って高校生相手で?何だかよくわかりませんわ。いつもの如く、マスコミが一番舞い上がっているんでしょうね。大丈夫かいな?漠然とした、それでも何となく当たりそうな予感が頭をよぎります。予選突破なんて無理でしょうに。
 イクラ、ノルマという言葉がロシア語だとご存知でしたか。ノルマはさておき、イクラはきっと漢字のある日本語と思っていました。初めて知りました。すみません、それだけの話です。
 読売新聞のトップ記事は、ニート連中の6割が学生時分に部活動やらサークル活動の経験がないというまたまた眉唾のデータに拠り、彼らは人間関係が希薄なのだという、ありがちな安易な結論づけです。ふうむ、こんな集計にどんな意味があると言うのでしょうかね。陳腐な安易なアンケートに終わっています。何%何%と比率を出して(それぞれ数字が集まれば、割り算して、何とか率なんて名前を付けてそれだけで有り難がって)能事終われり。馬鹿馬鹿しいこと。しかも6割ですよ、高々に。試しにあなたの周りにいる人にお聞きになってご覧になればいい、いわゆる「帰宅部」だった人は結構居ますよ。それがどうしたのよ?です。そうでしょう?私はあの運動部体質が嫌だったのよ、とか、運動馬鹿が許せなかったのよ、とか、ベタベタ人とひっつくのが嫌だったのよとか、ニート論で作り上げたい精神的脆弱さ、ふにゃふにゃひ弱というイメージの対極にいる強面も多いのです。当然ですよね。ちなみに私は運動部でした、ガリガリの運動部体質の持ち主です。でも、それがどうしたのよ?です。まったくつまらん、馬鹿馬鹿しい、思慮の足りぬ浅薄な世論誘導です。きっと、運動馬鹿だった人々は「そうじゃろうが。クラブに入って人間ができるんじゃ!」なんて鼻の穴を膨らませて、優越感に浸るのでしょうねぇ。なんて空っぽなこと・・。少なくとも、この記事がさも新発見したように誘導したがっている「部活しなかったからニートになった」という方向ではなく、単にニート連中には部活しなかった者が多いというだけのことで、原因ではなく単なる一つの現象にすぎないのです。これは世の中によくある思い込み、というか意図された誘導なのですが、単なる現象に過ぎないことを原因のようにすり替える手口です。ある現象を説明しているだけのことを、さも原因のようにすり替える。例えば雨が降りますね、これを説明するに水蒸気の、雨雲のという大きな現象からミクロの話に移っていって、水の分子がああなってこうひっついてそして落ちていくのが雨ですと、こうなったとしましょう。で普通は、このように水の分子が雲の中に支えきれなくなって落ちてくることが雨の降る原因です、とされるでしょう。本当にそうですか?それは単なる雨が降るという現象の説明でしょう?何故雨が降るのかの原因じゃないでしょう?水分の循環の一形態としての存在を語っていないでしょう?こういうすり替えが安易になされているわけです。ううむ、いつもいつも天の邪鬼で恐縮ですが、この手の誘導に乗ってはなりませぬよ。新聞が正しいのではありません。そしてくどいですが、数字にはくれぐれもご注意を。
 
コメント

社会が先?それとも個人?

2006-05-25 15:00:02 | Weblog
いつも朝にこのブログを書いているのです。いつか時間切れのように、尻切れトンボに終わったことがありましたが、あれは朝の仕事の時間が来たからでした。で、今日もいつもの時間に書こうとしたらアララ、メンテナンス中。ははぁなるほどね、朝9時まで位の時間帯が一番利用者が少ないのでしょうね真夜中よりも、なんて合点がいったり、手持ちぶさただったりしました。今、昼の2時前です。昼休みに書いています。何だか妙な感じです。
 佐賀の小学生車で撥ねて置き去り事件の犯人捕まりましたが、何とも小市民然としたおっさんで、もちろん当事者やその家族は怒りの中でしょうが、気が抜けましたね、不謹慎ながら。逃げて逃げてのみすぼらしさ、撥ねてしまってあれでも初めは病院に連れて行こうと乗せたのかもしれません、途中で怖くなって、賠償やら仕事を失うことの怖さもさらに重なって、ああいう行動に至ったのかもしれません。不思議なもんです、これが茶髪の横着なアンちゃんならこうは思いませんでしょうがね。ともあれ、小心の(と思うだけですが)おっさんの不始末、世の中は振り上げた手をそうっと降ろしたんじゃないでしょうか。少年には早く良くなって貰いたいことです。で、かたやの秋田の学童二人殺された事件(いや、女児はまだ殺人とは断定されていませんか)。こっちにはまだ世間は手を振り上げています、捕まるのを待っています。また、ビルから落ちた少女事件。どうしてこんなに子供の事件、受難が続くのでしょうか。「おかしい奴」が多すぎるのです。いいえ、これは差別ではありません。いわゆるところの「おかしい奴」の事件が多すぎます。社会の安寧と個人の権利とどちらが重いか、です。後者と答えるは簡単ですが、個人の放恣の上には社会は成立しません。また、小学生の教科書にもある如く、権利を要求するからには、ちゃんとした社会に対する義務を果たしているという前提がないといけません。社会の一員としての働きの欠けるものには、権利が制限されるは当然ではありますまいか。所詮人の社会は雑多な人間の集まりです。社会を営んでいくためには、ならぬ堪忍辛抱をせねばならぬことも多いです。しかし、友愛、共存、自由、平等、公平、博愛などと言いながら、この手の無茶な犯罪が頻発する社会はおかしいでしょう?、法的責任を問えないような奴がすぐそばにいるのですよ。にこにこ笑っている奴が、いつ無体を働くかわからないのです。若い(いや若くなくても)女性が無茶に殺されるのも皆この手の輩にやられるのでしょう?大阪の付属小学校事件の宅間何とかはすぐに(異例の速さで)死刑執行されましたが、まぁ、皆が思っているけれど口に出すのを憚っている言葉はこうでしょう「そんな奴は社会から追い出せ」つまり、死刑とか文字通りの無期懲役とかで、社会から抹殺せよ、です。でも、その為には刑法上の罪が要ります。それを阻むのが、人権弁護士の三百代言、精神鑑定の罠です。娘を無体にも殺された父親が言っていましたね、極刑(死刑)が与えられなかったら、俺があいつを殺しに行く、と。その気持ち、十分に理解できます。ある識者が言っていました、犯罪の抑止力は死刑なんかより、仇討ちを許す方が何倍も高まると。刑法や民法の整備はひとえに個人的報復を禁ずるためにあるわけです。ということは、仇討ちに代表される私刑が人にはより恐怖を与えるのでしょう。もちろん、何事も度を過ぎてはなりません。私刑を許せば無体ももっと増えるでしょうし、それこそ収拾がつかなくなる事態は容易に想像できます。うむ、少し話がずれましたが、要は一旦事を起こしても法的責任を問えない輩を自由にしておくな、十分な監視下に置け、という要求でしょう。じゃぁ、どう選別するのだ?誰が監視するのだ?どの程度の拘束をするのだ?などと、こう言うときには必ず足を引っ張る奴が出てきます、で、ううん、と考えあぐねて、難しいこと・・と終わってしまいます。馬鹿な。ことは簡単なはずです。やっていないのなら、明らかに行政の怠慢です。社会の安寧を守れぬは行政の怠慢です。私刑が許されぬ以上、そして法がザルである以上、行政の不断の監視こそが必要なのです。そしてそれはつまりは、トップの意識の高低なのです。そうは思われませんか。不作為で国民を危険に晒し続ける国、自治体。ううむ、社会が先ですか?個人が先ですか?
コメント

弛緩

2006-05-24 08:39:41 | Weblog
来た来た来た!阪神!昨日のような勝ち方が一番胸がすきます。相手が因縁のロッテ、今岡の桧山ののホームラン、2-1の僅差延長試合。おまけに巨人が負けて。コメントなど要りませぬ。オウオウオウオウ阪神タイガース、フレーフレーフレーフレー!さぁ皆さんご一緒に。
 秋田の小学生絞殺事件は何とも痛ましく腹立たしいことですが、二軒隣の二人の子供がという特異さも気になります。筋違いの怨恨系なんでしょうか。素人の噂話はさて措き、今日またまたTV報道で、同級生の間に腹痛や不眠を訴える者が出てきて、教育委員会かどこかが臨床心理士か何なを送るなんて言ってました。どうしてこんなにおかしなお節介をするようになったのでしょうね。きっと PTSDなんて横文字病名で世の中を紊乱した精神科学会の不用意さ、浅薄さが原因です。PTSDとは posttraumatic stress disorder の略で、精神外傷後の被ストレス状態とでも訳すのでしょうか。元々 trauma(トラウマ)は外傷、怪我を意味する言葉なのですが、比喩として強い精神的ショックに対してもこの言葉を使います。で、例によってこの言葉ばかりが一人歩きしているわけです、日常的にも使われます「子供の頃のトラウマが原因で、云々」「あのショックがトラウマになって、云々」なーにを言うとるか?!トラウマという言葉を使うだけで、私は精神的に参っているのよ、なんて意思表示です。馬鹿野郎!昔からそうです、精神的にと言うだけで不可触というか、人は医学は社会は一歩も二歩も引いて来たのです、何故なら、心の中は見えないからです、あくまで本人の言う事を信じるしかないからです。で、光高校の事件やら何やら子供のとんでもない事件が起こってきて、精神科の連中がわかったような実はよくわからない解釈をして、その付録として当事者以外の被害者ということを言い出して、それは神戸や新潟の地震の後やら古いところでは地下鉄サリン事件の後の体調不良を訴える人々の症状と重なり、きっと精神症状ではなく体調不良、それぞれの事件出来事が直接の原因などではなく、単にきっかけになっただけなのに、ああいう大仰な、マスコミがさも喜びそうな病名をつけて、世を混乱させているのです。さらには司法もその傾向です。もっとも、これは弁護側の昔からの常套手段なのでしょうが、容疑者の精神状態を云々する手立てです。先日のNHK記者の放火事件についても、弁護側は精神鑑定を要求するのです。なんと世の中の一般的感情とずれていることでしょう。ちゃんと新聞記事を書ける奴に、自分の意志で放火する事柄に対してなんの精神的不都合があるものでしょうか。でも、実際にこうなのです。心の中は見えないから、徒に腫れ物に触るが如き風潮なのです。馬鹿な!嫌なことが起これば、それなりに沈みもするし気が滅入るものです。それが本来の反応です。時間が経てば皆快復するのです。失恋からの回復、あれです。それをことさらに病気に仕立てる。全くもって、医者の浅薄さです。ううむ、世の中は確実に緩んできています。諸兄!しかと見極めらるべし!
コメント (1)

偽善

2006-05-23 08:40:40 | Weblog
阪神、むふふであります。こういう時に相手がオリックスという幸運でもありますが、中日が取った貯金分こちらも手に入れてよしよしです。いいですねぇ、ロッテのような派手な連勝はないけれども2勝1敗ペースで確実に貯金を殖やしていくわけです。何とも阪神らしくない堅実さですが、じわじわと巨人に迫り行くのは見ていていいものです。打ちだせよ!今岡!今に巨人は落ちてくる!
 今NHK見ていてびっくり。アンチエイジングなんてまるで場末の安物エステのノリで、天下の国立大学病院(愛媛大学)が人間ドックとは別物の商品開発したそうです。今や大学病院は形式上は親方日の丸から外れて独立採算性の医療機関に変わっていますので、あれやこれや儲かる手立てをそれぞれに工夫せねばならぬのです。ですから人間ドックやら脳ドックやらといった、保険の利かない高額を自由に設定できるこの手の「商品」の開発方向がまぁ普通の経営者なら考えることではあります。愛媛大学と聞いて、例のメタボリック症候群を先頭で提唱する教授もここの大学だったなと思い出すことでした。連中、つるんで、素人食い物にする気だ!いやいや、些か品下る物言いですみません、言い換えます、騙されてはなりませぬよ!報道では血管年齢を調べて老化の程度を判定するなんて、さも科学的な正しい判断のように伝えますが、嘘ですよ。頸動脈(おそらく)にエコー当てて流れの速さを調べようと言うことなんでしょうが、そんなことでどうして全身の血管の具合がわかるというのでしょうか。全く持って素人だましの典型です。で例によって何人か調べていけばデータが集まりますから、これこれの数字が50歳の人には多い(ただ多いだけですよ)と出ますね、これを外れると「あなたの血管は70歳相当です」なんてご託宣が下るのです。つまらんことでしょう?教授が言います「老化の程度を判定して、病気の予防の手助けをしたい」なんたる偽善、なんというしらじらしさ!胸が悪くなるほどです。この連中の理解は、老化の先に病気があるのです。老化こそが悪者なのです。そんな訳ないでしょう?そんなこと普通に考えればわかることです。年老いることが悪いことですか?避けなければならぬことですか?で、すっかり騙された人達が(こういう人達が、意図せざる、匠まざるサクラとなるのですが)「少しでも老化を防げたらと思います」とか、まるで、こういうチェックをすれば脳卒中にならずにすむような物言いをして、さらにブラウン管(古いですか、いまや液晶というべきですか)の向こう側にいる人達に被害を拡大します。こういう権威を傘に偽善を重ねる俗物とそれに迎合するばかりの報道には憤るばかりです。
 健康マニアの方々はどうぞご自由に。医者にいけばちゃんと病気に仕立ててくれます。いえ、病気が見つかるまで検査してくれます。でも、騙されてはいけませんよ、老化は病的変化じゃありません。肌の衰えなどど同じように考えてはなりません。化粧品の宣伝じゃないのですから。エイジングに抵抗する必要などどこにもないのです。血圧が上がり、コレステロール値が上がっていくのは正常な加齢変化なのです。病的ではありません。60歳には60歳の、70歳には70歳の常態があるのです。しかも自分固有の常態が、です。ううむ、見せかけの正論は偽善によってくるまれ浸透していくのです。騙されてはなりませぬ、諸兄!
コメント

見せかけの正論

2006-05-22 08:38:40 | Weblog
白鵬強かったですね、慌てずバタバタせずに。若いのに風格まで感じられました、どんどん上がってきた頃の貴ノ花に似ていると昨日もまた思いました。でも、インタビューに答える姿は初々しくて、これまたよかったです。間違いなく横綱になる器でしょう。来場所朝青龍が休場するようなら、一気に登り詰めるかも知れませんね。しかし、実況聞いていて知ったのですが、本来は大関同士の対戦(対魁皇)であるべきところを、新入幕のバルトと当てたそうです。なんとまぁ、魁皇もいかれたものです。いい加減に地位に恋々とせず引退すべきでしょうね、あの二人は。
 昨夜野球をみようと思って地上波チャンネル回すになく、スカイパーフェクト捜してもなし。へぇ、みんなデーゲームだったかと思っていたところ、今朝の新聞見てびっくり。巨人楽天戦と、ヤクルト・ソフトバンク戦がナイターです。あらら、本当に巨人戦捨てられてるのですねぇ、頼みの日テレも知らん顔です。ま、今更巨人巨人でもないですけれど、確かに。ボンズの714号、清原の1500打点。何だか向こう~に行ってしまった感じですねぇ。
 毎日新聞(発信箱)にこういう記事がありました。うちの婆さまはおばぁちゃんと呼ばれるのが嫌で、年寄り扱いされるのを嫌う。そういう家庭で育っている高校生が電車で坐っていると同じような年寄りが乗ってきた。その高校生色々考えるわけです。席を替わりましょうなんて言うと怒られるかも知れない、でもこのまま据わり続けているのも気が引ける、で結局寝たふりを決め込んだという事例に対して、年寄りが年寄り扱いされることはカワイソー(ママ)でも何でもない、相手の嫌がることをするな(年寄り扱いするな)という「空疎なやさしさ」をこそ克服すべきだという論です。行き過ぎた優しさという時代の病、とも表現しています。そうですね、全くその通り。照れくさいから寝たふりするのもよくあるでしょう。席を替わるなんてのは結構照れくさい行為ですから。でも、そういう行為に対して怒る方がおかしいのです。で、そこから人の嫌がることをするな、なんて一見普通に見えて実は窮屈な拘束を生ずるスローガンを産むわけです。嫌がる方がおかしいことが多いのです。その手の人々の得意技です。個人情報保護法もこの類の悪法です。ううむ、見せかけの正論には注意せねばなりません。ですよ、諸兄!
コメント