柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

想定

2010-08-31 08:21:39 | Weblog
相撲協会、仰々しく(新理事長、おらが国さの魁傑、は重々しくとはとても言えない、何だか所作せわしなくカンペあからさまに勢いよく棒読みしてました)暴力団排除宣言を出しました。日経にその骨子として詳細が載ってますが、なんとも幼稚な項立てです。観戦もさせないとも読めますが、そんなことまでできるんですかね、というか言っていいんですかね。砂かぶり席に、いるはずのない組長がいたという顛末でしたが、ちゃんと金出して、維持員でしたかね、正式に後援者になれば断れないでしょうにね。暴力団(反社会勢力です、相変わらず)とは付き合いません、ばかり。そういうことだったんですかね今回の騒動の根っこは。見世物に帰れば楽になるのに。国技のままでいたいんでしょうね。公益法人の利権はとてつもなく大きいのでしょうね。
 菅鳩山会談が昨夜為されて、9時前でしたかTV見ていると急に映像が切り替わって官邸前での二人揃っての会見模様の生中継でした。トロイカ体制の大切さの再確認した、と鳩山さんが言います。後で古館が皮肉ってましたが、なんとも古い言い回しで。トロイカなんて言われてどれを思い出しますか、私は巨人の藤田、王、牧野体制です。古いです確かに。菅さんはそれを補って、これに輿石さんを加えて云々と言ってました。具体的に小沢さんにポスト(官房長官、幹事長)を渡すと言う意味か?と質問されてました、当然の質問です、菅さんはそれでも気色ばんでそんな話は全く出なかったと否定しました。じゃぁ、何の話したのボクたち?選択肢は小沢さんに降りてもらうしかないわけだから、何でバーターするかという話しかないでしょうに。結局内輪で解決される、密室政治に逆戻り、所詮は自民党とおんなじという結果です。そうは思ってたけど、きっちりそうなってしまうと、何~んだ、ですね。がっかり。谷垣さん、何してる?!
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再編

2010-08-30 08:18:09 | Weblog
山本小鉄氏死亡記事です。日本プロレスから猪木について行ってレフリーを長くしていた人です。この人が現役時代、もう一人の小兵レスラー星野勘太郎と組んでヤマハブラザーズというユニット作ってました。なんと、信じられないかもしれないですがTV中継で、モンスターロシモフ(アンドレザジャイアント)とこの二人組が対戦してたんですよ。もちろん圧倒的に負けるんです、潰されるんですこの二人が。プロレスも相撲も見せ物的な要素を多く含んでます(きっとこっちの方がメインです、清く正しいスポーツなんて言い出したのは最近のことでしょうから)、女子プロや女相撲なんてのはその最たるものですが、この手のハンデキャップマッチを平気で放映していたよき時代がありました。それを面白がってた世代です。山本小鉄っていう名は、暫く現在のプロレスから遠ざかってる昔のファンにとれば非常に懐かしいものです。レフリーやってる中継もそう言えば何度か見ましたか。スキンヘッドで小さい体で。時の流れは容赦ないことです。合掌。
 昨夏の政権交代、なんて枕に振るくらいのことですが、一年なんですね。まだたったの一年です。こんな短い間にあるいは総理が三人代わるかもしれないわけです。自民党のあの三人も銘々一年はもったというのに。菅さんにすればもっと首相やりたいんでしょうから、なんとか小沢さんに矛を納めてもらいたい、でも言いなりに閣僚ポストを差し出すのも癪だし、のジレンマ。小沢さんはきっと最後のチャンスと思い定めているんでしょうし、もちろん向こうが折れればそれはそれで覆いかぶさればいいんですし、世論がどうのこうのはどちらでもいいんです、要は国会議員達ですからね。外野から見ていれば私は小沢さんが勝つと思いますがね。いかがですか。菅さんは負けても党を割るなんてことはしないでしょうが、逆なら小沢さんは抜けるんでしょうね、そして多くの評論家が予想しているように自民党やら公明党、舛添さん、平沼さん、与謝野さん、あるいは反福島の社民党員までに手を伸ばす。これぞ政界再編。こっちの方が面白いのかもしれませんが、日本はどうなる?ああ、こっちだわ先は。
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恩義

2010-08-29 08:21:15 | Weblog
小沢さんには総理にしてもらった恩義があるんだそうです、鳩山さんの心変わりの理由です。いい歳したオヤジが(もっとも義理人情に歳は関係ありませんが)ベッタリ宣言しているのです。小沢依存症は重症なんですが、本人が望んでもい、抜けようとも思わず、居心地がいいんだもんと喉ゴロゴロ鳴らしてるのを見ると、あらら、えらい奴を総理大臣にしていたんだなと呆れもし、傀儡政権とはこのことかと改めて感じ入るし、小沢さんさぞや笑いが止まらない何カ月だったんだろうなと思うことです。陳情先を幹事長に一本化したり、一年生議員を運動部の新入生扱いしたり、それもこれも権力強化、権力集中の手続きだったのであり、参院選で勝って総理選(代表選)に勝つという盤石のシナリオに沿ったものだったわけです。民主主義は数ですから、と言って憚らない人です。多数決=民主主義との飛躍、短絡に則っての定義ですが、この言葉を聞くたびに違和感と嫌悪感が湧きあがります。代議員による多数決が国会での決定手続きですから、そこから逆算すれば(他の要素を全て捨象すれば)数です。馬鹿でも(それを陣笠議員と世論は皮肉ってきたのですが)数居りゃ勝てる。そこだけに狙い定めている手腕、それは選挙に勝つという具体、そこには金と恫喝と。小泉郵政解散総選挙の時もそうでしたが、昨夏のその真逆の民主党大勝の際も、馬鹿がたくさんバッジをつけてゲンナリしました。でも、数なんですね。お前達は何も考えずに賛成しろ、反対しろ。今次の「ねじれ国会」見ていると、野党が反対のための反対を繰り返して国政の滞ること甚だしいのですが、山岡さんの如き露骨且つ下品に権力闘争口にする、こういう時にだけ喜々として張り切ってる連中見ると、こういう奴らだからバッジ付けてるんだという逆向きの皮肉で気持ちを収めるばかりですが、がっかりしますね。代議員制というのは国民を代表する「優れた」「天下国家を考えられる」人が集まって初めて意味意義のある制度です。その先に(その基本に)民主主義という概念があるのですが、馬鹿集めて多数決で決めるなんて、これを衆愚政治といいますが、吐き気を催しますね。民主主義が最上の政治形態なんかじゃない、これより他にないからやっているだけだとはチャーチルの言葉でしたか。優れた人物に独裁(専制)を任すのが一番幸せなのだとは、皮肉ではなく真理のように思います。鼓腹撃壌。理想を追えばきりのないことですが、少なくとも現在の政治模様は遥か遥かに下のレベル、そこに権力闘争の権化が最後の勝負に出ている。下世話な面白味は認めますが、早く何とか国民を安心させてくれ、というのが優しい有権者の願いでしょうか。
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音色

2010-08-28 08:21:06 | Weblog
美智子皇后様がピアノを弾いておられる映像、そしてその演奏までがTVに流れてました。真剣に弾いておられる姿もさることながら、音色が綺麗でびっくりしました。楽器を弾く人なら常に感じておられることと思いますが、音色というのは練習しても工夫してもどうにもならぬところがあります。もちろんそういうところを勉強し研ぎ澄ましていくのが音楽学校なのでしょうし、プロへの関門なのでしょうが、私の如きレベルでこんな田舎で仲間内で音楽している身にとっても、綺麗な音色を聞くとああ、敵わないなと早々にシャッポを脱ぐわけです。知識とテクニックでまずは人を驚かすことはできるのですが、でも最後のところは(一番の値打ちは、才能は)やはり音色なのです、音のきれいさ。ピアノなんてのは一番演奏する人口が多い楽器でしょう、いろんな人の演奏を聴く機会がありましょう、だからわかり易くもあるのですが、音の違いは歴然たるものがあります。優しく弾けばいいのではない筈です。こういうタッチで、というマニュアルではない筈です。これこそがその人の持ってる才能です。そう思います。性格や優しさやそういうものが滲んでくるんだなんてのは屁理屈です、後からこじつけた美談の類です。その人が弾くとそういう音が出るんです。この違いを楽しみ味わえばいいのですがね。上手な人を目の当たりにすると感心もし妬みもし、です。皇后さまの弾かれる音色には惹かれました。
 バッジなくした千葉婆さん法相の命令で死刑刑場の写真が公開されたと大報道です。どういう意図だ?情報公開。そんなマニュアルで?何を伝えたい?死刑の残酷さ?死刑廃止への世論形成?人の死に慣れていない人にこんなもの見せる悪趣味はどういうセンスだ?私はこういうのを、皆さんで考えましょう、開かれた司法ですというキャンペーンに仕立てて良しとする心根を嫌悪します。こういうのを左翼思考というのです。
 戸籍上に200歳が生きていた!ショパンと同い年、国定忠治と同じ年!と、マスコミははしゃいでます。バ~カじゃないの。戸籍と住民登録とは違う、戸籍は届け出がないと作れも抹消もできない(届け出主義というんだそうです)、だから申し出がないとそのまま残ってしまうんだそうです。それがどうしたの?ですが、人口は何年かに一度の国勢調査が基ですね。歴史的な意義を認めれば戸籍はとっても面白い文化財ですね。そう思ったことでした。
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大事

2010-08-27 08:16:44 | Weblog
不肖の身ながら、小沢さんとうとう首相に立候補です。こういう時に不肖という言葉遣いでいいのかとは思うのですが、一応謙遜しているというニュアンスでいいにしますか。街の声は反対、嫌悪に傾いてます、もっと先にやることがあるだろう?です。至極真っ当な意見と思います、円高株安という国の危機をほったらかしです。挙党一致なんて言葉使うんならまずこっちに当たりなさいなみんなで。鳩山さんの使うこの言葉は、ポストを小沢側にも配れという意味です、官房長官と幹事長をよこせということです。そしてMrブレブレの面目躍如で、昨日は菅さん、今日は小沢さんです。朝日の解説委員で露出が多く有名な人が珍しくきつい言葉で噛みついてます。首相辞めた者は議員も辞めるべきだと言った鳩山さん、何を今更チョロチョロしてる?仲介役気取ってる場合か?って。その通り。派閥の親分はやはり居心地がいいと見えます、あれだけ自民党をなじってたのにね。新聞やTVは色々読みを教えてくれます。憲法75条は首相の許諾がなければ国務大臣の訴追はできないとあるそうで、つまり小沢さんが首相になれば、いつになるのかと取り沙汰されてる強制起訴もできなくなるわけです、それを取り巻きたちは「正面突破」と言って憚らない。仮に小沢さんが負けたら、党を割って新党をまた作るんだろう、すれば今度は自民党が切り崩されるだろうなんて説もあります。谷垣さん、とても傍観している場合じゃないわけです。自民党の為体にイライラしている連中もきっと多いでしょうから、誘われれば寄って行くのも多いんでしょうね。今の谷垣さんじゃぁ、とても政権獲り返すなんて迫力も実力もありませんもの。その点では小沢さんですわね。すれば渡辺さんやら舛添さんやら与謝野さん平沼さんやらが反小沢、あるいは大保守勢力として自民党の軒下にもう一度まとまれるかもしれない。民主党が弱体化すれば、数の上では次は自民党ですからね。なんてミステリーじみた推測もあれこれ飛び交い、しかし小沢さんが勝つだろう、すれば次は公明党との連立だなんて話です。菅さんが党を割っても大勢に影響のない話ですし、だれも(きっと)ついて行かないでしょう、この辺りが小沢さんとの違いでしょう。蟄居申しつけられて、暫くは表舞台から消えて、の冷や飯食いでしょうか。と、素人でもこれくらいのことがあれこれ言えるんです、その場にいる選挙のプロ達、合従連衡のプロ達のうごめきやときめきや如何に、です。もっと大事なことがあるんだけれどなと、私も思うのですが。
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作為

2010-08-26 08:13:13 | Weblog
NHKは出馬決めると言い、産経は不出馬と見出しを打ってます、小沢さんです。鳩山がまた正直に、というかタヌキらしくというべきか、困ったなと言ってます。菅さんは、静かにしとけと言った手前、選挙に大負けした手前、会いたいとお願いしてきたが会えないのだと恨み節をぶつぶつ言うばかり。一の子分、悪顔山岡がいつも傍でニヤニヤしてます、印象悪いこと。自民党の大島さんと双璧です。いるだけで暑苦しい。挙党一致?円高株安に対して挙党一致して相対しなさいな早く!やらねばならぬことが次々に湧いてきているというのに何もできない。というかやらないんですわね、連中にとってはもっと大事な権力闘争です。国民?国家?そんなことより目の前の代表選だ!首相がそうなんですから大臣が働くわけないですね。自分の首が危なくなってるんです。菅さんが負ければまた冷や飯食いに逆戻りですから、荒井さんも野田さんも前原さんも玄葉さんも仙石さんもみんなみんな。おんなじです。自民党も民主党もおんなじです。誰が役人になっても同じ、という人間社会の大真理がありますが、どちらがいいかという選択をする我々も結局同じ原則に縛られているのですからね。たった今TVにテロップです、小沢さん、代表選立候補の意思を鳩山さんに伝えたんだそうです。あらら、凄いことになって。日本が本当に沈むかもしれませんよ。谷垣さん、どこ行ったんだ?今ぞ出番は!!
 飲酒運転に対する処罰がどんどん厳しくなっていくのは、世論が湧きたったからでした、マスコミが煽ったからでした。ま、これは悪い方向ではありませんでした、私でさえぴったり止めましたからね、罰金30万円、即の免停やら免許取り消しはきついことですし、公務員は職を失いますから、普通は止めます。でも止めない奴が一番多いのが福岡なんだそうです、あのきっかけになる事件が起こった県です、3人の子が車ごと川に落ちて皆死んだ事件です(その子たちの両親が一周忌だかにTVに前に出てきたとき奥さんのおなかが大きかったことには違和感でしたが)。そしてこの事件を記念しての慰霊祭が賑々しく執り行われます、福岡から飲酒運転を撲滅せねばならぬのに・・という県警偉いさんの苦々しそうなコメントを添えて、TVはご丁寧に事件の内容を繰り返します。加害者からすれば、まだ言うか?でしょうね。もうええじゃないかって。しつこいかな、確かに。事故は他にもたくさん起こっているわけですからね。もっと悲惨で悪質な事故もあるでしょうに。これが恣意、ってやつです。わかり易ければいいというのでもないでしょうにね。そう思いました。
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閑却

2010-08-25 08:20:48 | Weblog
チリの落盤事故、思うだけで卒倒しそうです。私は閉所恐怖なので想像するだけで気分が悪くなります。あんなところに33人・・・人がいればいいというわけでもなく、さりとてたった一人では気持ちも切れましょうか、助ける側もモチベーション下がりましょうし。33人もいたらあれこれやらざるを得ませんからねぇ。人が通れる穴掘るのに4カ月!私にはそういう根性鍛えることより何よりそういう場に近づかないことしかできませぬ。お気の毒に、としか言えませぬ。こう書いているだけで手が震えそうです。
 強烈な円高、株安。菅首相は9月の民主党代表選のほうがうんと大事に見えます。本人はそうは言いません(当然)が目が泳いでますもの。懐刀だそうな荒井大臣もこりゃ全く役に立ちませんぞ態度見ているに、そして野田大蔵大臣も何それ?といった会見です。緊急会見だったそうですよあれが、ただのぶら下がりでしたが。こういう時にはこうするもんだという常識すらないので私には偉そうなことは全く言えません、円高とは日本製品が売れなくなること、株安とは投資家(投機家)のモチベーション落として金の回りが一層悪くなること、それはひいては企業の資金繰りに影響する事くらいの理解ですが、でもこの時ぞとばかりにバラバラ出てくる経済評論家の御高説がほとんど空回りすることは今までのこの手の「ショック」の時の常でしたからこっちも学習してます、だからこそ責任のある専門家(日銀総裁とか大蔵大臣とか)の言葉こそが態度こそが大切だ(就中、態度ですね)と思うのですが、この内閣は大丈夫かいなと思わせるほどの頼りなさです。どいつもこいつも人ごとです、緊張感がないです、素人目にそう見えます。下手すると一カ月先には内閣改造です、ここで全ての責任を大臣としてひっかぶる損を引くこともないかと、腰が引けてますかね。こっちに手を取られると・・とでも考えてるか首相。何たること!!
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懐古

2010-08-24 08:12:25 | Weblog
ロッテのガムの宣伝に使われているメロディー、ああ懐かしいのうと口ずさんでいたら、盆に帰っていた娘が「よくTV見ていること」と皮肉るので、何を言うとるか、この曲は狼少年ケンのテーマソングぞと色をなした次第。もっとも娘にすれば何それ?ではあるのですが、TV漫画の創成期、私が小学校の低学年頃、東京オリンピック頃、昭和30年代後半、ずらりと並んだ名作達のなかの一つ、狼少年ケン。ロッテではなくて森永の提供でしたね。ココアが売れ線の時代。メロディーを言葉で書けないのが辛いですが、ボバンババンボン、ビンボバンバボボ、ボバンババンボン、ビンバボン、いつもおいらは泣かない、どこまで続く命、がっちりつかむぜ太陽、嵐はまた来る~、進めよケーン、ジャンプだケーン、走れ狼少年ケン。ちょっと違うかなぁ。記憶のあやふやさはどうにもなりませんが、確かにあのメロディーは狼少年ケンのテーマソングです。そうですよね、あの頃のTV少年少女の皆様方。
 九州新幹線、明年3月に全線開通で、新大阪ー鹿児島を3時間47分だそうです。どこを通すか、どこに駅を作るかですったもんだになるわけですが(在来線の特急がなくなるわけです、それによって廃れる街が必ずできるんです)、鹿児島本線沿いに新幹線が通ります。山陽山陰の如く、九州にも裏表がありますね、日豊本線側がはそのままです、東知事が道路もないと嘆くそのままにしておかれます。もう一つ佐賀長崎方向も懸案なのでしょうが、こちらも後回しです。政治力なんですね結局。鹿児島中央駅と言うんだそうです終着駅が。昔、レベルは低いながら鉄ちゃんの端くれだった者とすれば、西鹿児島という駅名を残してほしかったなと思うし、列車の名前も、さくら、みずほじゃなくてやはりはやぶさ、富士とやって欲しかったなと思うのです。東京-西鹿児島の寝台特急、鹿児島本線を行くはやぶさ、日豊本線を行く富士、憧れましたね。時刻表見ながらポーっとするわけです。寝台特急華やかかりし頃、富士だけが柳井に停車するんです、こっちへの入れ込みも激しかったことでした。さくらといえば長崎です。みずほもそのイメージが強いです。もう一つ長崎からの特急といえばかもめがありました、これは寝台ではなくて真四角のディーゼル車でした、長崎、佐世保ー京都でしたね、当時京都が終点の特急はこれだけでした。見に行って、車両の出入り口の上に掲げてある行き先表示板を見ながらまたまたボーっと思いを馳せるわけです。話が長くなります。鉄ちゃんのみなさん、この命名はいかが思われますか。
 梨元さんの死亡記事です。一時代を画した人がまた早くに亡くなりました。癌の怖さ、告知の是非、そして公表の是非。有名人なれば一般への影響も大きいわけです。どう受け取るか。これは我々に任されたことではあるのですが、否応なく一方的に振りかけられる情報でもあります、ここのところのバランスですね。合掌。
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手本

2010-08-23 08:20:33 | Weblog
天声人語に消夏とありました。夏の暑さを凌ぐという意味ですが、辞書見るとこの字でもいいように併記されてはいますが、やはり銷夏と表記してもらいたいと思いました。消夏では消化や消火につながって何だか平べったい趣きのないことです。鎮めるというニュアンスも含んだ銷の字を使うべきと思いました。特にこういう有名なコラムはそういう役目もある筈ですから。漢字はまこと奥深いものです。文化そのものです。知性そのものです。代用という名の蔑ろ、抹消は間違いです。当用の常用のと区別すること自体間違いです。そう思うことです。
 新法に則った脳死移植が ポンポンと三例続きました。このままこういうペースで増えて行くなら、本人の意思表示確認こそがこの仕組みを掣肘していたということになります。倫理がどうの、死生観がどうのではなくなります。どうなんでしょうね。でも事実は事実です。このまま移植例が続いていけば、医者も勧めやすくなる、家族も承諾しやすくなるという流れができて、より促進していくことは容易に推定できます。脳死症例は、言葉が適切ではないかもしれませんが、コンスタントに毎日生まれているのです。日本でこの「治療法」(私は治療だとは思わないのですが)が定着しない理由が明確にされそうです。ということはこの法改正は強い反対がありましたが利点も確かにあったという評価です。推移に興味のあることです。
 昨夜BSで懐メロ番組見てました。昔から演歌や歌謡曲が好きでしたのでこの手の番組にはいちいち解説付けられるほどなのですが、昨日改めて気付きました、阿久悠の作詞曲のなんと多いこと、そしていかにこの人の歌詞が「歌詞らしい」かということに。最近の歌謡曲に(Jーpopと言うんでしょう?)詳しくないのであれですが、歌の文句とは斯くあるべきという手本と改めて思いました。下手な日記風、思いつきを並べているような歌詞が多すぎますね最近は。誰が壊したんでしょう。桑田?でもこの人にはグッとくる詩も多いですから。ラップ系ですかね。ミスチル?さてさて。
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誤謬

2010-08-22 08:42:58 | Weblog
興南高校、凄い試合を最後に見せました。島袋君は173㎝だそうです、見ている分にはもっと大きく見えますね。最後の打者に向かっては、準決勝でもそうでしたが、明らかに三振獲りに行ってました、そして獲る。イケメン、沖縄っ!という顔(他の子たちも全員沖縄顔ですが当然)、そしてインタビューへの答え方も立派なもの。野球は投手、というセオリーを今回もまざまざと証明したことでしたが、でもあれだけ打つと気持ちがいいというより相手が可哀想になるほどで。一二三君が天を仰いだシーンは涙を誘いましたか。そして監督。この人も頭のいい人なんでしょうね、コメントが渋いです。この人は興南高校が母校で、甲子園初ベスト4の時の主将、現在は理事長兼野球部監督だそうです。こういう気合いの入った人が指導者にいる強さなんでしょうね。春夏連覇、六校目だそうです、松坂、立浪の頃はよく見てました。その前の箕島は覚えているようないないような曖昧な気持ちです。箕島と言えば選手より尾藤監督が有名でした、島本講平(だった思います、間違っていたらすみません)という初代か二人目か(三沢高校の太田幸二、これも字が間違ってるかも知れません、が嚆矢でしたか)のアイドル投手を輩出したり、星陵高校との延長18回は見てました、甲子園の常連でした、最近は見ませんが。とまれ、沖縄の人達は大きく溜飲を下げたことでしょうね、何に対してかはそれぞれに深い思いがあって。
 フジTVの朝の討論番組で、民主党の権力闘争を題材にして、山岡さん、小宮山さんら菅ー反菅、それはつまり嫌小沢ー小沢の二人ずつが呼ばれて喋ってました。彼らの話はもうどうでもいいのですが、その時呼ばれていた「民間人」、ガラの悪そうなどこかの会社会長だそうですが、言ってました、民主党は一人一人が言うのは正しいんだけれど集まって事を決めようとすると間違う、それを合成(合体でしたか)の誤謬なんて表現してました。ああ、うまく言うなと思いました。でもこれは民主党に限ったことではありません、どんな集団でもあることです。総論賛成各論反対というのもこの系でしょう。多数決の欠点。衆愚。烏合の衆。つまり親分の言うことに諾々と従うのみ、本当は俺は意見違うんだけど・・なんてぶつぶつ言い訳しながら。そしてこのオヤジは言ってました、国民は小沢さんを待ってると。そんなことないけどなぁ。
 TBSの討論番組では、円高に手をこまぬいている現状を非難して、鳩山さんがかつて(といってまだ一年も経ってないのでしたが)東アジア共同体という概念を出して、通貨を共有してドル建ての経済に対抗しようという考えがあった、という話になってました。円か元かの話になるんでしょう、簡単に中韓が話に乗ってくるはずもないだろうと素人でも思いますが、ここに居並ぶ左寄りのコメンテイター達は現政権の無策さを叱る一方で、この構想には反対してませんでした。この辺りがこの人たちの面白い所で、この案と昔の大東亜共栄圏構想とどう違うんでしょうね。字面眺めていても言い方変えただけで、そっくりそのままですしね。侵略などしない!何を頓珍漢言ってる?と蔑むように吐き捨てる反応が目にうかびますが、ユーロを真似る、かつてのECを真似るという話でしょう、日本が窮地に陥っての策には違いのないこと、その昔は列強支配からのアジア諸国の解放という大目的(大義、建前であったとしてもです)がありましたが、今次は中韓印はじめとしたアジア諸国の経済発展の波から外れないでおこう、もっと正確には外さないでくれというすり寄りです。日本がアジアを引っ張る立場にい続けてほしいと私も強く願いますが、こんなにおどおどしながら周りばかりを窺っている態度で何ができようかと思うのです。韓国に向けた菅談話が象徴的ですが、昔の日本を否定することを進歩改革と盲信している左翼政権に何ができるかと非常に不安であるわけです。さらにこの番組で追い打ちしてました、総理はじめとした閣僚全員が8月15日に靖国神社を参拝しなかったことを指して、いつも着物姿で登場する女教授は、賛同支持する、神社はもともと山川草木に祈る場所なのだ、それを戦争のために政治利用した歴史を贖わなければならないと言います。そんなことを考えて多くの人達が兵士になり戦場に散って行ったのではないです。国のために死んでいった人達を慰霊するという観点をわざと外してすり替えてます。神社の定義なんかどうでもよろしい。現実に靖国で会おうという諦め方をして多くの人が死んでいったのです。政治利用したことがいい悪いじゃないですね。その時はそういう時代だったのです。日本は戦争していたのです。参拝する議員達も団体で出かける。どうして一人で行かない?とも噛みついて(というか皮肉って)ました。これも言いがかりの類ですが、確かにそういう意味で肚の据わった奴もいませんね。マスコミの右へ左への傾きには本当に注意しなければなりません。出てくる連中は持論をまことしやかにうまく話せる奴らばかりですしね。
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