携帯電話料の値下げ、不妊治療の保険収載、廉価化、デジタル庁新設、悪しき前例主義の撤廃。菅首相は言うたことはやるぞの勢いを見せています。NTTが早速対応して見せてます、そういうことですよね専門家が読んでいるように。子会社となったドコモは親のすねをかじれることになって、値下げによる減収を気にせずともよくなる。となるとソフトバンクがついてこれるか、auは難しいか、の推測ですか。田村さん平井さんの新大臣が頻りにカメラの前に立ちます。これもアピールです。前例主義云々について噛みつかれてました、中曽根元首相の葬儀を党葬として経費一億円弱、党費と公費（税金）で賄うという計画に対してです。河野さんが振り回してますね、新内閣閣僚のお披露目を深夜にだらだらとやることや霞が関はじめとした役所事務処理のハンコ決済の撤廃。どれも典型的な前例に倣う行事行為です。中曽根さんの葬儀を簡略化するとか、費用削減する、全額党費で賄う（当然と言えば当然ですけれど）なんてやると一気に評価上がりますがね。さて菅さん、どうするか。中曽根さんに向かって議員定年制を言い出したのは小泉さんで逆鱗に触れてましたが、そんな覚悟があるかどうか。彼には自民党をぶっ潰すつもりはないのでしょうけれど。
野球サッカー大相撲と、観客をそろりそろり増やしていく実験が進行します。ウイズコロナの実践（トライアンドエラー）というわけで、これは大坂なおみが優勝した全米オープンの成功がさらに追い風になりました、国際大会ができるぞとの実例です。つまり東京五輪に向けての実験です。11月にはあれこれの国際試合を東京で開催する予定が立っているそうです。つまり外国人の訪日の緩和、来日しても二週間は隔離の決まりも緩める等々。ここで失敗したら‥なのですが、成功事実を積み上げることの方が優先なのでしょう。すっかり終息するを待つでは、終息の定義からして混乱が見えてる。だからトライアンドエラーなのだと。となると国内の感染も相当に抑えておかねばならぬわけです、必ず来夏までに。だからこの冬なのだ。インフルエンザもコロナも抑え込め。ひとえに来夏の五輪開催の為に。IOCも強気に言うてますし、日本の方からやりませんやれませんなんては言えないのです。コロナに打ち勝つだの克服するだののスローガンはどっちでもよろしい（微生物とは共生しかないのですけれど）、とにかく五輪を開催するぞ、そこから逆算して今を戦え。ミエミエになってきましたね。そう思いませんか。
野球が大相撲が観客入れての開催です、ウイズコロナの実践モデルとされているのでしょう。野球場はあれだけ広い野外なんですから、大声出そうが構わぬと思うのですが（しかも座席を消毒液で拭くなんてはナンセンスと思うのですが）皆マスクして拍手だけしてる。いや、カメラが写さぬだけマイクが拾わぬだけで、ヤーヤー叫んでいるんでしょうけれどもそれにしても厳重に過ぎましょうぞ。野球場やサッカー場などの野外はあんなに厳重に警戒する要はないでしょうになのですが、土俵回りは密になりますからね、ここはマスクが要りましょうね。でも、昨日の表彰式で笑ったのは国歌斉唱の時です、感染防止のためマスク着用の上、発声せず心の中でお歌いくださいと来ました。はぁ、心の中でかぁ。黙読は知ってますが、黙唄黙唱ってあるんでしょうか。いやいやそんな言葉のあるなしには関係なくではあります。少々歌っても大丈夫でしょうにね。ＰＣ構えは強いのでした。
当県山口県のコロナ感染者が累計200名に近づきましたが、死んだのは年寄り一人です。県西部にクラスター発生して指定病床入院数が70名近くになった時期がありましたが、昨日久しぶりに一人の感染者が発見されて196人目、現在の入院者数は5人と発表されてます。殆どが軽症で悪化せずに退院しているわけです。このデータと。クラスターとは保健所が濃厚接触者を洗い出して追いかけての結果です、無症状者が大半です。つまりそのまま放っておいても発症せずに済んだ人も多く含まれるわけです。これは例年のインフルエンザでもノロでも同じことです。家族の一人が罹ると一家全滅になるところもあれば他に誰も罹らない家もある。でも、同居の家族全員にPCR検査したらきっと皆陽性ですよ。発症する人と発症しない人がいるのは皆さん経験でご存知の通り。免疫力の個人差で説明されることが多いですが、つまり「探すから見つかる」の結果であることを大前提として理解しとかねばならぬのです。発症してから、発熱とか味覚嗅覚障害とかの風邪症状が出てから検査して治療始めても遅くない（早期発見の利点はない）と言うこと、その点ではインフルエンザも含めた通常の風邪と同列の感染症であるとの規定再認識が要るのではないのでしょうか。無症状のPCR陽性者が存在する、彼らが感染を拡大している、だからもっともっと検査して隔離しろ！が岡田女史らの見解でした。週刊誌や月刊誌ではえらく叩かれた人達です。そうは言うても都会ではとても全体をカバーすることなどできず、医療崩壊阻止の大義がPCR検査数を抑えてきたのは周知の通り。が、当県のような田舎では可能なのでした、陽性者を片っ端から入院させた（病床数に余裕があったからですひとえに）、で上記の如く殆どの例が悪化せず退院できている。そして感染は拡大しなかった。ここからは二つの推測が導けます。一つは上記の如くコロナ感染症は大病ではないこと。二つ目は隔離は感染拡大阻止には効果的であること。岡田さん達の言うことは間違いじゃないけれど感染拡大初期の理想論なのです、田舎での散発例には効果的だと証明されましたが、都会のように大発生した時には正しいか有効か否かの判断ではなくて可能 or 不可能の選択対象でしかないです。ベッドがないのに入院できません、ホテルに隔離するっても看護師やプロを雇わねばなりません、それらが行政の仕事だから、つまり専門家として言いっ放しで済むから理想論をまくしたてるという絵柄です。具体的に不可能な施策をこれをしなければ大惨劇だ！と煽るのは間違いでしょう？田舎に住んでて有難いと思うことです。はやく指定感染症から外すべきと思うのですが、五輪がありますからね、欧州やインドでは増えてますからね、日本だけ感染者探し（集計）の網から外すわけには行かないのでしょう。危険というより面倒が先になってきました。いかがですか。
なんと金正恩が韓国に謝ってます。どうした？北の兵士による南の民間船員の射殺事件を受けてのことです。恥ずべきことが起きた。南の同胞に申し訳ない。こんなフレーズ聞いたことないですねぇ、もちろん直に喋ったことのない人です、ニュース番組でアナウンサーが伝えるあの罵詈雑言しか知らないのですが。文大統領があれだけすり寄ってきているのにつれない素振りを続けているのです、きっと評論家専門家たちはそれだけ経済が逼迫しているのだ、制裁を解いてくれのメッセージだろうとか言うのでしょうが、本当のところは本人に聞くしかないわけで。ああ言うたりこう言うたりして幻惑作戦なのでしょうか。私のこの感想こそが大将の思惑だったのなら次の手ですがね。文さんどうする？
阪神選手に多くコロナ感染者が出ました。会食が原因だったようです。さてどうするコミッショナー。阪神の問題とするか、全体を止めるか。今の時勢では、全体を止めるはセカンドですか。他球団にも出たらどうする？ま、いずれにせよ起こったことに対応するしかないのですが。
河合夫妻の公判が進んでいるようで（夫はジタバタ抵抗していますが、妻の裁判は進んでいます）、中国新聞はさすがに地元紙、多く紙幅を割いて詳細に知らせます。辞職した地方議員たちの公判での発言を載せます。補助金や助成金のためには衆院議員を怒らすわけにはいかない、こういう発言ばかりです。想像された通りではあるし、こんな図柄はどこの社会の上下関係にもあることです、仕事もらうためにの接待贈賄は商習慣です、自分だけが清廉潔白なんて顔できぬは誰も同じなのですが、やはり憤ることです。弱い者いじめの構図ですからね。言う所の義憤。ここで何度も言うてますが、政治に守られない政治家は素人以上に丸腰なんでしょうね。潰せ！二階、菅に累を及ぼすな。この一点。
early small success。竹中平蔵が菅さんに囁いてるフレーズだそうです。直訳されればいい。安倍さんの掲げてた、例えば戦後レジームからの脱却だとかの抽象ではなくて、身近な具体的なことを重ねて行けと言うことです。携帯料金、不妊治療の保険収載、デジタル庁、立て割行政の改革。自助共助公助・絆は野党からの攻撃標的になってはいますが。でもまた横文字です。菅さんに似合わぬですか。小池さんか？
貧しいのは家ではなくて言葉。週刊新潮の宣伝見出しです（当地には東京発売日に二日遅れて届きますのでまだ本文見てません）、もちろん菅首相のことです。地方出の徒手空拳の立身出世物語が好感度を上げているのですが、貧しい農家の長男なんかじゃないとかあれこれ既に晒されていることです。二世三世の殿様出自もやっかみ八割で叩かれるのですが、こういう「貧乏物語」も返す刀で暴かれます。一杯の掛けそば物語がそうだったように、です。本文が楽しみです。
パラリンピックのバスケット競技、出場資格が厳格化されて今まで代表になってた人が出られなくなるという騒動が起こっているそうです。その記事には「脚を切断しなければならないのか」と悲鳴調です、内容は想像通りですが。何でもパラオリンピック委員会の基準に車いすバスケットボール連盟がそもそも従わずに勝手にやって来てた顛末だそうです。それじゃぁ、と外野は第三者的に思うわけですが、見出しにあるように同じように機能を喪っていても切断の有無でグレードが違うのであれば選手側からはクレームが出ましょうね。詳細を知りませんからあくまで推測ですが。どう折り合うのでしょうか。まだ一年ありますけれどね。
段々にコロナの新感染者数が減って来てます。どんな感染もやがては治まります、が、所詮は結果論です、その際中にはこのまま減っていくのかどうなのかはわかりません。いかな専門家とは言えそんなことわかりゃしません。彼らが断定口調で話すこともどれも推測に過ぎません。学者さんは今までの感染症のデータを知ってますし、そして今次のコロナに関する各国からの報告を読んでますから、もちろん素人よりは「科学的に」話せるわけですがそれでも推測ですあくまで。今後どうなるかわからないのです。その前提であれこれ行政は準備を促すのです。コロナとインフルエンザが同時に流行ったら大変だ！そりゃ大変ですけれど、それはそれで凌ぐしかないのです。開業医が検査して区別しろと言うてます。区別とは両者の抗原検査して陽性陰性を捌けということです。インフルエンザとコロナ感染症とは症状では区別できないとこれも専門家がよく言うてますね、その通りで、ならば検査で区別しろというわけです。今までのインフルエンザの検査と同じです。鼻に細い綿棒突っ込まれてのあれです。今まではコロナの簡易検査ができなかったのでしたが、今はそれができます。保健所経由のPCR検査だけじゃなく、もっと多くという方向ですが、次は街の開業医がどこまで構えられるかの話でもあります。今にあなたの町でもそういう情報が廻ってきますよ。
この連休、当地もずっと晴天で季節が大きく秋に移りました。朝晩の涼しいこと、肌寒いほどです。暑さ寒さも彼岸までなのですが、ここ数年は9月中暑くて10月になってやっとでしたから、今季は有難い思いすらします。思えば7月は雨続き、8月は酷暑、今月は台風と早い秋と今年はメリハリの効いた移りだったのですが、一気に日が短くなるこの頃が一番季節感のある時期なのでしょう。
先日の陸上競技、女子の5000ｍに新谷（にいや）廣中と見覚えのある選手が出ていて興味深く見ました。いえ、レースを観てたのではないですニュースのダイジェストを見ただけです。新谷は昔からの選手、一旦やめたかスランプかで表舞台から消えてて復活した人。廣中は確か長崎の高校で、高校駅伝やら全国都道府県別の駅伝やらに出てきてとんでもない脚力を披露してた人です。高校卒業して実業団（日本郵政とありました、マラソン代表：また名前忘れました、名古屋大学出身の人、と同じ組です）に入ってたんですね、と教えてくれるわけです。私は此処で何度も書いてきたように駅伝とかマラソンとか相撲とか同じ場面がダラダラ続く競技をダラダラ観ていられる方です、で、昔からよく見てます。箱根、高校駅伝、実業団駅伝、都道府県別駅伝は必ず見ます。よく知ってます。廣中さんは足も速いのですが風貌が独特（エスニック、エキゾチックと言うか）でよく覚えてました。
立憲民主党も国民民主党も政党名の略称は「民主党」なんだそうです。それで承認したんだそうです。何？どういうこと？自民党も自由民主党ですからね、どこもかしこも民主党なんですけれど、そうなんですけれど、いかな略称とは言え一緒でいいってのはどういう了見でぃ？ちなみに社民党は社会民主党です。こう並べると何じゃ？ではありますが、民主主義を謳わねばならぬという同調圧力でしょうなぁ。ああだこうだ言わずに、こんなことで馬脚を現すくらいなら初めから小異を捨てて大同団結すりゃいいじゃないの、と外野は思うのですが、似通った者同士だからこそ小異に拘るんでしょうね。これもわかる気がしますが、いつまで経っても同じこと繰り返しているには違いないことです。やれやれ。
菅首相（この字面は麻生さんじゃなくともあのイラ菅を思い出しますね）が矢継ぎ早に方針出します。携帯料金値下げ、デジタル庁新設。縦割り行政の改革、悪しき前例主義の打破とスローガンを何度も口にして、世襲議員ではない出自を国民に暮らしに沿った政治に向かう理由に挙げて、安倍政策を継承すると言いながら（首相になるための約束ですからね）独自色を出すことには余念がない感じです。そりゃそうでしょう、せっかく昇りつめた高位高官です、繋ぎで終わらせようなんてつゆ思わないですよ。誰？の新大臣が多いのですが、話を聞くにそれぞれ専門家が就いているそうです（コンピューター触ったことのないようなオヤジがIT大臣だったりしましたからね）、岸防衛相を除けば。昨日朝のNHKの討論番組に新大臣が呼ばれてそれぞれ質問受けて方針開陳する場面だったのですが、この人だけが原稿読み読みのカミカミでした。おいおい。いかな安倍さんへのお礼人事とは言え、今特に大事な防衛相ですわ。河野さんの後はきついですなぁ。でも、菅内閣は実務が面白い期待は湧きます、短期間で結果出さねばなりませんから。来年の総選挙総裁選に勝つためですもちろん。
天皇陛下の血を引く前JOC会長さんが東京五輪誘致の為に3700万円をアフリカの悪コンサルタントに賄賂してたとの報道です。フランスの警察がしつこく追いかけてた結果だそうです。五輪が利権の巣窟であることは以前から言われていることです、現に石原さんが誘致に負けたときにはっきり金が足りなかったと（そう発言したわけではないですが）、白人の壁が厚く高いことを言うてましたよね。利権なのです。贈収賄の場なのです。開催地決定は選挙ですからね、仕方ないです。河合夫婦の例を出すまでもなく。
藤井聡太二冠の封じ手を書いた用紙や封筒がオークションに掛かって（売れると踏んだ将棋連盟もえらいと言うのか目敏い、あこぎなと言うのか）、あの王位戦の有名な８七飛成の分がなんと1500万円ですって！。丁度昨夜NHKで大河の後、９時から彼の特集やってました。彼の指す手が先輩プロたちを驚かす場面が次々に出ます。で、この1500万円の場面も長尺で。さぞや日本中の将棋好き達を魅了した一手なのでしょうねぇ。飛車先に銀を打たれて、普通ならまずは逃げるのだとプロたちが解説する。なのに彼はそこで長考する。挙句封じ手宣言する。相手も困惑したに違いないとの解説でした。それだけ「普通じゃない」手だったとのこと。肉を切らせて骨を断つ手筋が彼には見えたのでしょうね（素人がわかったようにすみません）。あの1500万円は将棋連盟のものになるんだそうです。幾分かは本人にお裾分けがあるのでしょうか？なんて凡人は下世話に考えます。１８歳ですよ。優れ者は得てしてこういう登場の仕方ですけれどね、彼は本物なんでしょうねぇ。
