イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川河口~住金一文字沖釣行

2023年09月02日 | 2023釣り
場所:紀ノ川河口~住金一文字沖
条件:中潮7:24満潮
釣果:タチウオ10匹

今週も週末がやってきた。
ローテーションなら小船の番だが、小船も船の底が汚れてしまってほとんど動かない。まだ大きいほうの船の方が機動力があるので今日も大きい方の船で出てみた。
先週は大きなハマチを釣り上げたので今日も住金一文字の沖に行ってみるつもりだ。

最近は午後7時を過ぎるともう真っ暗だ。そろそろ夜明けも遅くなってきたかと思っていたが午前4時半過ぎに出港した時にはうっすらと東の空が明るくなってしまっていた。



しかし、今日も急がず安全運転だ。
タチウオは釣れ続けているのか、今日も護岸には電気ウキがたくさん浮かんでいる。僕も電気ウキを探していると早速ひとつ見つけた。うまく掬い取って沖を目指す。
フェリーが入出港するライン上でももうひとつ見つけたのだが、そこは危険エリアを示すブイが浮かんでいるので近づくのが怖い。もう少しすると東の風に乗って安全な場所に出てくるはずだから、とりあえず沖のほうを探ってみてまた舞い戻ろうと考えた。

いつもならアタリが出る青岸の灯台を通過してもアタリは出ない。あらまあ、今日はダメなのかしらととりあえずは電気ウキを確保するために港内に戻った。そして、これが運を呼んでくれた。
2個目の電気ウキを掬い取った直後にアタリが出た。



今日は少し型がいい。指3本くらいはある。煮魚で食べられそうだ。
その後はアタリラッシュなのだが、そのラッシュもあっという間に終わってしまった。おまけに大きな奴が喰ったと思ったら途中で仕掛けを切られてしまった。



おそらくはより戻しの光沢に飛びついてくるのだろうが補強糸も役にも立たない。なんとか切られない方法はないものだろうか・・。やっぱりケブラーの糸を買うべきか・・。高いんだがな~・・。

朝日が出てくる前に住金一文字沖へ。



台風の影響だろうか、かなりうねりが入っている。



これでは表側は無理だろうと思い、裏側に入りベイトの群れを探す。しかし、今日は全然ベイトが見えない。
遊漁船が1隻、よく見ると小アジらしき魚を釣っているが、撒きエサのカゴを付けているようだ。それがないと釣れないのだろうか。そして、防波堤のギリギリのところまで迫って釣っている。これはちょっと僕には無理だ。
そうこうしていると、Fさんがやってきた。



彼はやっぱり飲ませ釣りが上手い。すぐにアコウらしきし魚を釣り上げていた。エサはどうやって確保しているのだろうか・・・。
その後も全然ベイトが釣れず、ここをあきらめて加太に行くことも考えたが、大きい方の船も週ごとに速度が落ちている。今日は2割減になっている。やっぱり今年は水温が高いのか、船首にはすでにフジツボが付着し始めている。10月後半に塗装を考えているが、もう少し早めなければならないかもしれない。

今日やれることはこれ以上ないので午前7時半に終了。

水温の高さとはまったく関係はないのだろうが、スーパームーンの影響だろうか、潮が高い。



久しぶりに護岸を越えていた。それに気を許したか。僕が船の上で帰り支度をしていてもチヌはお構いなしにフジツボをかじっている。



僕の船のフジツボも食べつくしてくれないかしらと思うのである・・。
コメント
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