拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

元気に歌った!

2015-10-31 21:47:43 | 音楽
今日はシュッツを歌う会の本番。と言っても単独のコンサートではなく、いろんな団体が寄り集まってそれぞれちょびっとずつ披露するその中の一つ。細かいミスはあった(そんなの当たり前。パヴァロッティだって本番でとちる)。いつもより走り気味(競馬で言えばかかった状態)。でも、録音を聴いてみて素晴らしかったのはその音の力。一つ一つの音に「前に向かう力」がある。まさに我々が目指していた(お前一人だろってそういう寂しいことは言わないの)「元気に歌う」が実践された!反省はしつつ(反省がなければ進歩はない)、この路線は見失わないようにしよう。細かい批評にかまけて骨抜きにされないようにしよう。

てふてふ

2015-10-30 11:34:51 | 言葉

スーパーに行く途中の道に植わってる草花にてふてふが一匹。「てふてふ」は、平安時代は実際に「てふてふ」と発音されていたらしい。年月を経て「ちょうちょう」に変わっていったそうな。「ちょうちょう」でよかったね。「てふてふ」(ソミミー)「てふてふ」(ファレレー)では歌いにくい(元々これはドイツの歌で「ヘンシェン、クライン、ギング、アライン」と歌う)。英語なども綴りと発音が乖離しているが、もともとそうだったわけではなく、年月の経過によって乖離したそうだ。ドイツ語などはまだ綴りと発音が一致している方だろう。ところで、私が高校の古文で習った言葉で覚えてるのは一つだけ。「あなかま」(うるさいっ)。おっ、今でもうるさいことを「かまびすしい」と言うが、この「かま」は「あなかま」の「かま」か。40年経って今気づいた。ところで、私のパソコンの珍変換は相変わらず。「ちょうちょう」を変換して「喋々」が出る前に「長調」が出るのはわかる。が、なんで「長腸」よ?「大腸」「小腸」は分かるけど「長腸」ってあるのけ?

ほんまおおきに

2015-10-30 10:02:25 | 言葉
今朝、「あさが来た」でアサが夫に「ほんまおおきに」と言っていた。フルセンテンスだとこの後に「ありがとさん」が続くんでしょ?すると、「ほんまおおきに」は「Thank you very much」の「very much」のみ(「Thank you」がない)、あるいは「Vielen Dank」「Danke sehr」の「Vielen」「sehr」のみ(「Dank(e)」がない)だ。しかし、こんなこと(会話で肝心な部分が省略される)はざらだ。考えてみれば、「こんにちは」は、「今日はいい日でありますように」の略だし。すると「ちわー」は省略のそのまた省略。ちなみに、山道を歩いてると、すれ違う見ず知らずの人とあいさつをするが、私も相手も「こんちわー」(「に」が抜けてる)と言う。なぜだろう。ぜーぜーはーはーいってるからかな?「ぜーぜー、こんちわー、はーはー、こんちわー……」。これが「こんにちは」だと呼吸が乱れる。

鍋底のすす

2015-10-29 15:21:52 | 日記
ここんとこ、ガスコンロの二つある口のうち一つでお湯をわかすと鍋やかん(なべやかんという芸人さんの話ではない)の底にすすがびっちり付いて、水をかけると真っ黒なのがどろどろ流れ落ちる。だもんだから、洗い物をするときは、なべやかんの外側もこれと決めたスポンジで洗っていた。そのスポンジはいまや漆黒。で、そのコンロの口なんだけど、たくさん開いてる(はずの)小さい穴のうち火が出てるのは半分くらい。長年の吹きこぼれで埋まってしまってるようだ。すすが付くのはこのせいではなかろうか?ということで、楊枝で全部の小さい穴をほじほじ。おおっ!きれいに(外側の)全部の穴から炎がのぼった。で、すすが付かなくなった。ただ、内側の穴はまだ埋まってる模様。こちらは楊枝では歯が立たない。なんでも百均で金属製のブラシを売ってて、それを使えば開通するそうだ。

レベッカ(映画)

2015-10-29 15:02:46 | 日記
今度の朝ドラ「あさが来た」は超おもろ。主役の二人もいいが(主人公を演じる波瑠が切る啖呵を聞いてカーネーションの糸子を思い出した)、脇役、特に主人公の姉のハツ夫婦(宮崎あおい&江本佑)の演技がすごい。目だけで演技してる。これに比べりゃ前作なんて学芸会だった。舞台も新鮮。幕末を商人の目から描くのなんて初めて観た。そうか、新政府も幕府を討つためには軍資金がいる。それを商家からまきあげてたのか。知らなんだ。さて、今、ハツの嫁ぎ先は大変なことになってる。夜逃げをしたりして(あれ?そう言えば学芸会(前作)も、物語は夜逃げからのスタートだったな。でも切迫感が全然違う)。そんななか、これまで大人しいだけだったハツがたのもしくなってきた。レベッカ(ヒッチコック監督の映画)を思い出したぞ。主人公は、当初、後妻に入ったお城で精神的にどんどん追い詰められていった。それが夫の秘密を聞いたとたん、夫を助けようと急に元気になったんだよな。ところで、映画の最後の方に、裁判所で証人がレベッカの病名を癌と証言したとたん皆がレベッカが自殺だったことに納得する、というシーンがある。この頃、癌と言えば不治の病だったことがうかがえる。今は、どんどん新しい治療法が開発されてるそうだ(こないだのクローズアップ現代)。因みに、今「レベッカ」と言ったら多くの人はロックグループを連想するらしい。タイトルに「(映画)」を付けたのはそのため。

岩崎宏美のファルセット

2015-10-28 20:39:39 | 音楽
こないだ徹子の部屋に岩崎宏美が出てた。中学の頃ファンだった。どちらが中学、って?同い年なので私が中学のときはあちらも中学なのだ(ちなみに花の中三トリオ(と言っても分からない?)は私と同い年)。岩崎宏美のレコードも買った(キャンディーズも)。で、徹子の部屋では歌も歌ってた。高音のファルセットと低音の地声を組み合わせていた(女声の高音と低音をどう表現するのが正しいのか分からない。「頭声」「胸声」と言う人もいる。が、岩崎宏美自身が「ファルセット」「地声」と言っていたのでそれにしたがう)。なんでも若い頃は全部地声で出してたそうだ。が、私としては、今の岩崎宏美の歌い方にとても興味が湧いた。私自身、テナーパートを歌うとき(ホントはどこでもかしこでもアルトを歌いたいのだが、いろんな大人の事情があってそうもいかない)、ファルセットと実声を組み合わせていて、この間をどうなめらかにつなげるかを課題としているからだ。いっとき、なるべく上まで実声で出そうと悪戦苦闘したこともあったが、今では「テナーのファルセットのどこが悪いの?」と開き直っていて、逆に、かなり下までファルセットにしたうえで実声につなげることを旨としている。が、しばしば実声で張る欲求にかられてしまう私は若い(=人間ができてない、の意味)。

サヴァ?鯖!

2015-10-27 22:59:26 | グルメ
今夜の夕食は鯖以外に考えられなかった。山内さんのFBの写真が鯖缶だったのがきっかけ(缶にフランス語で「元気?」(サヴァ?)と書いてあった。素晴らしいネーミング)。更に背中を押したのが「スタパ」。料理人が鯖の柚庵焼きを作ってた。よし、真似しよう。で、近所で魚を売ってる店に行ったら鯖の切り身がなく、一匹まるまる生のしかない。遠くのスーパーに行くのも面倒くさいからこれでいいや。で、買って帰る。

で、三枚におろす。

で、今日は一枚だけ使うことにし、付け汁と柚(た、高かった。ちっさいのが200いくらもした)に浸す。

んで、焼く。焦げた。鉄子に油をひいて焼いたんだけど。普段やらないことをして失敗した。魚を焼くときはいつもは両面焼きグリル又はフライパン用アルミシートを使ってたので。だから完成品の写真はアップしないつもりだった。でも、それでは私らしくない。ぐちゃぐちゃに失敗したものを公開するのが私だ。それに、(実は)旨かった。

もう鉄子には十分油がなじんでるんだから、今度は弱火で短時間焼こう。

ゴダイゴ

2015-10-27 15:04:21 | 日記
「スタパ」にゴダイゴが出てた。「GODIEGO」という英語名で世界中を回ってるんだと。この名前って、そのまま訳すと「行け、死ね、行け」だよね。ゴジラ(Godzilla)は、元は完全な日本語で、英語にしたら偶然神様みたくなっちゃったが、ゴダイゴの場合は?「ゴダイゴ」と聞けば後醍醐天皇だが。やはり大元は後醍醐天皇だそうだ(リーダーのミッキー吉野→吉野の南朝→後醍醐天皇)。ただ、この名前を英語で表記するときは意識して「GODIEGO」にしたらしい。「死んでも行く」ということで不死鳥を意味するらしい。ところで、メンバーの大部分がかなりヘビー級になられた。随分変わるもんだ。なるほど、だから私など、自分では原型を失いつつあってあせっているが、旧友からは変わってない、と言われるんだ。

こたつ出動

2015-10-27 15:00:52 | 音楽

このところ朝夕寒い。いつこたつを出そうか。11月中旬まで待とうか、と思ってたら立て続けにくしゃみが。やせ我慢はいかん。で、こたつ出動。とたんに2にゃんが物見にくる。かって知ったる冬の宿で、1分くらいうろうろしてたがすぐ中に入った。

イノキ

2015-10-27 10:13:53 | 日記
「岩合光昭の世界ネコ歩き」で子猫の兄弟がけんか。片方があおむけになって相手を呼び込む形で応戦。うん、うちの二人も子猫の頃こんなことしてた。それどころではなく、もっと大昔の記憶が蘇った。あれは私が高校生のとき、モハメド・アリ対アントニオ猪木の異種格闘技の試合があって、対戦前は誰もがアリのパンチ一発で決まるだろうと思ってて、そしたらゴングが鳴った途端に猪木選手がマットに寝っ転がって足で応戦。皆があっけにとられ、「世紀の凡戦」と評された。イノキと言えば、随分前の「あさいち」で誰かがケーキを作って、それにクリームかなんかで「inochi」と書いた。MCのイノッチの名前を書いたつもりだろうが、私は「イノキ」と読んでしまった(イタリア語読み)。