拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ヴンダーリヒのエヴァンゲリスト

2015-10-14 18:28:12 | 音楽
「ベームのマタイ」で書き間違い発見。WィントガッセンではなくWンダーリヒだった(訂正済み)。Wしか合ってない。そりゃそうだ、ヴィントガッセンはジークフリートを歌うヘルデンテナーでおよそマタイっぽくない。失礼しましたー。もし、ヴィントガッセンがマタイを歌うってんだったら、それこそ是非とも聴いてみたい。ところで、ヴンダーリヒは、わが家の在庫ではミュンヒンガーのマタイのCDに名を連ねてるが、そこで歌ってるのはテナーのアリア。で、今回注文したベームのでは、な、なんとエヴァンゲリストを歌ってる(注文時、ベーム+ヴンダーリヒの名前で興奮して気がついたら注文してたので、細部を見てなかった。どうせアリアだと思った。)。これは聴きものだ!どんなだろう。

ベームのマタイ

2015-10-14 09:18:05 | 音楽
マタイ受難曲の通唱会の興奮が冷めやらず(朝ドラの「敷居をマタイだからには」から「マタイ」を聞き取るほど)、またまたCDを買ってしまった。あーあ。財布の中を空っ風が吹きまくってるからもう買うまいと思ってたのに、それにマタイの演奏はやまほどネットで聴けるのに。で、何を買ったかというとベーム指揮のもの。いえね、通唱会が終わってから家で、(大きな声で言えないが)カラヤンのを聴いて(古楽ファンの間の会話で「カラヤン」の名はとんと聞かない。話題にあがる演奏といえば、古いところでリヒター、リリング、あとは最近のピリオド演奏。しかし、カラヤンが率いるベルリン・フィルの音はすごいのだ(だったらラトルのを聴け、て?)。それにソリストがヤノヴィッツ、ルートヴィヒ、シュライアー、フィッシャー・ディースカウといった目もくらむような陣容。この声楽陣の歌だけでも一聴の価値あり。以上、長い括弧終わり)、あれ、そう言えば、ベームのマタイってあったっけ?私が子供の頃はカラヤンとくればベームだった。アンチ・カラヤン票がみんなベームに流れていた。んなもんでベームは?と思ったわけ。で、調べた。おお、あるじゃないですか。オケはウィーン・フィルではなくウィーン響だ。で、なんとテナーをヴンダーリヒが歌ってる(ジャケットの写真は彼)。ということで、気がついたら注文済み。あーあ。