拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

どこの世界にもいる怪しい評論家

2015-10-07 10:15:36 | 日記
今年も競馬の秋のG1のシーズンが到来。が、私はいまだに昨年の有馬記念のテレビ放送録画を見て、ジェンティルドンナが優勝したあの感動を思い出す。そんな中、久しぶりにジェンティルがオークスを5馬身差でレコード勝ちしたレースの録画を見た。おっ、有馬記念んときと同じ某が解説をしてる。で、ジェンティルが勝った後「ペースが速かったから勝った」みたいなことを言ってる。え?有馬記念んときは「ペースが遅かったから勝った」と言ってたぞ。なんでもかんでも難癖つけるんだ、この人。そう言えば、この有馬記念の前、某氏は「ジェンティルは東京限定馬だから中山は来ない」と言ってた。で、勝ったら「ジェンティルは中山も走るんですね」だって。「走るんですね」じゃなくて「お見それしました」だろ?競馬の神様の故大川慶次郎さんですら、予想がはずれると反省の弁を述べられていた。大体、ジェンティルがなんで東京限定馬なん?どこでもかしこでもドバイでも勝ってるじゃん。意味分からん。こういう評論家はどこの世界にもいるもんだ。芥川賞受賞後お色気路線に転向した某作家とよく似た名前の音楽評論家の某はカール・ベームをつかまえて「オペラが苦手」と評した。これは馬を鹿と言うがごとき超お馬鹿な批評だが、その後この発言を訂正しただろうか。いや、こういう人に限って「ベームは偉大なオペラ指揮者。当たり前だよ君」とか言ってすましてるものだ。件の有馬記念に戻る。このとき一緒に解説してた元名ジョッキーの岡部幸雄さんが、勝ったジェンティルについて、感動を抑えられないという口調で「なんかすごいですね。もうすごいとしか言いようがないですね。最後にジェンティルの底力を見せてくれた、っていうか見せつけられたって感じですね」とおっしゃってたのが印象的。

イチ、ローマ軍と契約!?(ラッパ吹きを尊敬)

2015-10-07 09:13:49 | 音楽
iPadでニュースを見てたら「イチ、ローマ軍と契約」の文字が。え?イチローがタイムスクープハンターになってローマ時代にワープ?千分の一秒くらいそう思ったが、よく読んだら「イチロー マ軍(マーリンズ球団)と契約」だった。紛らわしい……え?お前がおかしい?さて、そのイチローが(うまく話がつながりご満悦の私)、メジャーでピッチャーとして初登板した。で、試合後のご本人の感想「今後、ピッチャーの悪口を言わない」……自分がやってみて大変さが分かった、ということだ。同様に。相変わらずトランペットと格闘中の私、出る音が若干増えたくらいの進歩はあるのだが、まだまだ吹いたうちに入らない。そんな私に変化が。これまでトランペットには全く興味がなかった。ベルリン・フィルの団員の名前はよく覚えるのだが、トランペット奏者はどこの誰でもよかった。それが、プープー始めてからまっさきにトランペットの音が気になるようになり、かつ、奏者を尊敬するようになった。上手いなあ……って。ところで、そもそもなんでトランペットを始めたのか(なんでクラリネットじゃないのか)、それはバロック音楽に片足つっこんでるからだな。トランペット花盛り。対照的にクラリネットないもん。クラリネットはモーツァルトの時代にようやくできてきた楽器だもんね。