拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

大越さんはよかったなー

2015-03-31 07:34:01 | 日記
あーあ。9時のニュースが大越さんでなくなった。大越さんはよかったなー。のび太君みたいで、落ち着いたバリトンの美声でびしっと言うことは言って。ときどき冗談を言うときの顔が可愛かった。小澤征爾さんに、無理矢理「あー」とか歌わされたこともあった。井上あさひさんと一緒に。さしもの大越さんもこの無茶振りにはあわてたようだった。最後の放送日は録画した。「私たち三人は『降板』します」と言った。「卒業」とか言わないで、ここでもびしっと。新しい人は(少しトウがたった)イケメン風。声も全然違う。全然違う人をあえてキャスティングしたんだろうか。あーあ、大越さんはよかったなー。

水屋

2015-03-30 16:38:31 | 日記

そういえば、と思い、もらいものの箱を開けてみたら、グラスがぞろぞろ。なんだ、ショットグラスなんて買う必要なかった(68円ショップで2個で買ってしまった)。可能な限り食器棚に並べる。入りきらないグラスが多数残る。もうグラスは買わない(で、でも、シャンパングラスは欲しいかな(汗))。ところで、食器棚のことを水屋というらしく、変な名前だな、と思ってたが、テレビを見てたら、古い家で小さな押し入れというか小部屋というか、そういうところが食器置き場になってた。あれが語源だな。私が「水屋」という言葉を知ったのは、財産分与についての有名な離婚判決(夫が妻に財産分与として、整理タンス一棹、水屋一個しかあげなかったので、妻から夫に慰謝料請求がなされた事件)。そういやー、写真の「水屋」も財産分与の対象物であった(私がもらったのではないが、どういうわけだか(って理由はあるわけだが)今は私が使ってる。)。

人生は地道にこつこつ

2015-03-30 09:10:05 | 音楽
先週まで「Life is an adventure」と言ってた時間帯で「人生は地道にこつこつ」と言ってる(新朝ドラ)。おお、それはそれで面白いじゃん、と思ったが、結局夢(お菓子作り?)を見つけるらしい。生涯地道にこつこつではドラマにならないか。さて、私のテナーは「へろへろ」と言ったが、じゃあ、バスはどうだ?というと、こっちは輪をかけた「へろへろ」。そもそもへろへろバスでなかったら、テナーやアルトに行かなかった。ところが、古楽の演奏では、テナーもバスも結構「へろへろ」。そもそも私が自分を「へろへろ」と思ったのは、子どもの頃聴いてたものが悪かった(=すごかった)から。子どもの私にとって、テナー=ジェームズ・キング、バス=カール・リッダーブッシュ、合唱=ウィーン国立歌劇場合唱団(イーーーン・グロッオッオッオッオッオッオッオッオッオッリア・デーイー・パー……(「オッ」の数、合ってると思うけど))。いずれも爆発的破壊力のある声。これら、すべてカール・ベームが好んで起用した歌手(団体)。そんなベーム印の中で、ヴィエスワフ・オフマンは「へろへろ」に聞こえたものだが、最近、聴き直したら、立派なオペラ声。回りの声がでかすぎたんだ(そう言えば、パヴァロッティで聴き慣れたマントヴァ公爵を、アルフレード・クラウスで聴いたとき、へろへろに聞こえた。)。こういうのに比べちゃったら、私の声など蚊とんぼ。だから「へろへろ」意識がしみついた。もし、私がカラヤンを聴いてたら事情は違ったろう。カラヤンは細い声が好き。喧嘩した歌手は、ニルソン、ルネ・コロ、リッダーブッシュ等々いずれもでかい声の主ばかり。起用した合唱も、ウィーンの楽友協会の合唱団だった。こっちを聴いてれば「へろへろ」意識も芽生えず、幸せな合唱人生だったかも知れぬ。すると、私にこのような過酷な人生を歩ませたのは、カラヤンのことを「巧言令色仁少なし」と言って私をカラヤン嫌いに洗脳した某評論家のせいだ(と、他人に責任転嫁してはいけない。よい子は決して真似をしてはならない。)。

人生は冒険

2015-03-29 13:48:33 | 音楽
ある合唱団から本番にエキストラで出ないか、というお誘いをいただく。パートは「テナー」。うーむ、私のテナーはファルセットを混ぜた自称「へろへろテナー」。へろへろをお聴かせすることに躊躇する私。だが「Life is an adventure」(マッサン終了。いい夫婦の話だった。)。弱気でどうする?で、受けさせていただき、練習に初参加。指導者の方(ソプラノ歌手)の弾き語りが素晴らしくてびっくり。ご迷惑にもならなかったようで一安心。ところで、私を誘って下さった理由というのが、指導者の方とピアニストの方(私の中学の時の同級生)が、私のブログを見て、がなる声ではなさそう、と判断されたことだという(元々がなれる声は持ち合わせていないけれど)。プロの方たち、おそるべし!ブログから声判断!

エリー逝く。為五郎も驚いた。

2015-03-27 09:49:37 | 日記
エリーが逝った。エリーが逝ったのを見てエリーが号泣してた(あさいち)。今週、マッサンの主題歌の歌詞が元に戻ってた。マッサンも明日が最後。すると、山本爲三郎氏(某ビール会社の大昔の社長。立志伝中の人物)は登場しないか。史実ではマッサンとかかわりあいがあるんだが。もし、登場するなら「為五郎」にすればよい。マッサンでは、実際の名前をもじる。「竹鶴政孝」→「亀山政春」、「鳥井信治郎」→「鴨居欣次郎」等。「ニッカ」が「ドウカ」になったのはちょっと。どうせなら「ドッカ」にしたらよっか。「赤玉」を「太陽」にしたのは秀逸。赤い玉から太陽を連想したわけね。さて「為五郎」。「ゲバゲバ90分」(「ゲバ」はドイツ語の「Gewalt」(暴力)からきたそうだ)を見てた世代なら懐かしい名前。オープニング・テーマ=「ソー♯ファッラソ。ソー♯ファッラソ。ソー♯ファッラソー♯ソラー♯ラシ、ソソソソ」。で、「あっとおどろくためごろーー」は「ラッソソソソソソラミレドーレー」(みたいな感じ)。

ボルドー・グラスにはボルドーが似合う

2015-03-26 19:14:16 | 

やっぱりボルドー・グラスにはボルドーが似合う。昨夜のワインはシャトー・ラクラヴリ(ACコート・ドゥ・ボルドー)。いきつけのワイン・ショップで以前買って飲んで旨かったので、リピート買いしたもの。グラスに入れて、ぐるぐる揺する。香りが開いていい感じ。食前酒はツボルグ(デンマークのビール)。こんだけ酒がよけりゃ、やっぱり肉だな、と、ステーキ(今年初めて)。

第九を歌うと不審者?

2015-03-26 07:09:27 | 日記
昨今、知らない子どもに声かけをすると不審者として通報されるそうだ。「おー」と言っただけで通報された例もあるそうだ。それじゃあですよ。私がチャリをこいで子どもを追い抜きざま「おー、ふろいんで」と歌ったら通報される?変なおじさんに「おー」と言われた。それどころか、お風呂に誘われた(ふろいんで=風呂おいで)、とかいって?気をつけよう。そんな世の中だから、子どもたちは知らないおじさんに話しかけられても返事をしないそうだ。だからだ。某合唱団に珍しく高校生がきてて、で、「はじめまして、いいじまといいます」と挨拶をしたら、ぎょっとして、一言も発しなかった。別に取って食うわけじゃないのに(ソクラテスじゃないのに(二個前のブログ参照))、と思ったが、がってん。知らないおじさん(=私)だから、返事をしなかったのだね。

Doria Milanese

2015-03-25 00:18:25 | 日記
私には、愛してやまない激安外食チェーンがあった。初めてその店舗に行ったのは25年前。イカスミの旨さはそこで知った。その後、その店に「東証二部上場」ののぼりが立って。通いつめてたもんだから顔見知りになった店長さんと「上場したんですね」「はい、ほんとは一部上場したかったんだけど、とりあえず二部で」とかお話をして。その後、あっというまに一部に上場され、いまでは日本を代表する外食チェーン。でも、なんか寂しい。昔はメニューがたくさんあった。それがどんどん縮小。昔はもっと手作り感があった(厨房にコックさんがいた)。今は大量生産風。利益を追求すればそうなるんだろう。利益率はとっても高いそうだ。株式市場でもそれが評価されて、いっとき低迷してた株価がうなぎ登り。でも、なんか寂しい。こないだ久しぶりにその店にいって、定番の「Doria Milanese」を注文。私の好きな香りとは違う匂い(○い)がした。とっても寂しい。それでもまた行くだろう。なにしろ、ワインのデカンタは、こぼれんばかりに注いでくれる(別の激安レストランのGは、「たくさん入れてね♥」とお願いしても、(これが気持ち悪かったのか)たくさん入れてくれない。)。それに、私が譜読みをする場所は電車の中じゃなかったらここだけだし。

ヒアシンス=オクタヴィアン

2015-03-24 09:08:14 | 音楽
オクタヴィアンの名前(Octavian Maria-Ehrenreich Bonaventura Fernand Hyacinth)の最後の部分、これを「ハイヤシンス」と訳してるのを発見。なんで?みんな「ヒアチントゥ」と歌ってるぞ。日本語だったら「ヒヤシンス」だろ?なんでわざわざ英語読みにしたの?(私の思いもよらぬ深淵な理由がある?)さて、オクタヴィアンがヒアシンスというのはなかなか意味深。ヒアシンスの語源は、ギリシャ神話のヒュアキントス。美青年で同性愛者。「オクタヴィアン=美青年」には単純に納得。32歳からも15歳からももてる。同性愛者っていうのも妙に納得。役の上では女好きの青年だが、舞台では女性が演じる(幕が開くと、女性二人がベッドにいる。)。オクタヴィアンで一世を風靡した某メゾも女性が好きであることを公表している。私は、この方に夫がいたことの方が驚きだった。なお、同性愛は古代ギリシャでは普通だった。プラトンの本には、弟子達がソクラテスに「美少年をご用意しましょうか?」と言うシーンが出てくる。じじーの相手をさせられる少年はいやだろうなー。さて、冒頭に書いた長い名前は名字を除いた部分。名字はなんだっけ。たしか、バラの騎士の第2幕で合唱がその名前を歌ってた。よし、冒頭から頭ん中で鳴らす。前奏のあとゾフィーのおとっつぁん、執事、マリアンネ、ゾフィーと歌が続いて、で「ロフラーノ♪」おおっ、これだ、「ロフラーノ」だ。ちなみに「Lofrano」で検索すると、現代のイタリア人がたくさんヒットする。そう、これ、イタリア人の名前なのだ。オクタヴィアンはイタリア系貴族であったのだ。

ブチコ

2015-03-23 10:15:46 | 日記
ブチコという競走馬が人気。珍しい真っ白い地毛にダルメシアンのようなブチがあるんでブチコ。名前がいいじゃないですか、安易で。うちのケメ子も最初は三毛子と名付けるつもりだった。そしたら、ヴォランティアさんに「男の人はホントに安易」と苦言を呈され、ヴォランティアさんの言いなりに「ヒトミ」になった。ワサビは「ツバサ」。どっちも当時の朝ドラの主人公名。だから「ケメ子」「ワサビ」はニックネーム……いや、「後から加わったミドルネーム」でもいいか。大草原の小さな家のローラだって、「ローラ・エリザベス・インガルス」で、ご亭主から「ベス」と呼ばれてた。オクタヴィアンも「オクタヴィアン・マリアエーレンライヒ・ボナヴェントゥーラ・フェルナントゥ・ヒアチントゥ」が正式名。すると「ヒトミ・ケメコ・イージマ」「ツバサ・ワサビ・イージマ」。さて、ブチコ。白い顔の上にモヒカンのような黒髪が乗ってて少し笑える(女の子ですが)。芝はだめでダートに行ったら強くて、また芝に戻ったらボロ負け。今後ダートで活躍するんだろうな。前足で強くかきこむような走りだし。

ワイングラス

2015-03-22 12:48:54 | 

以前、R社のワイングラスを持っていた。B級品(小さい気泡がある。)で安かったので買った。とても大きくてワインの味が変わったものだ。が、割れた。いつか再購入しようと思ってた。で、今年こそ、と思った矢先。ヨーカドーの今月で失効するポイントがたまってたんで、ウィスキーのショットグラスに使おうとグラス売場に行く。すると、でかいグラスが目に入った。佐々木硝子のパローネというシリーズ。容量は700mlを超えてて十分。R社のより安い。しかも全部ポイントでまかなえる。ということでボルドー・グラスとブルゴーニュ・グラスが揃う。ワインを飲む日ではなかったので、ボウモアで試した。スモーキーフレーバー(マッサンがこだわった)が利いていると評判のスコッチ。数日前からなめ始めて、なるほど「煙臭い」(マッサンの時代の日本人の表現)と感じてたが、おニューのグラスに入れて揺らして飲んだら旨いこと!ショットグラスはやめ。ウィスキーもでかいグラスで飲むに限る。

御身を愛す~おら、好きだ

2015-03-21 09:25:51 | 音楽
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第27番には特殊な思い出がある。私、10代の頃、ベートーヴェンのピアノ・ソナタはバックハウスの廉価版(旧盤=モノラル盤)で集めてたんだけど、一部ステレオ盤を買ったのがあって、第27番の入った旧盤は、他の曲がステレオ盤とダブってしまう。一曲のために千円は出せない。で、しばらく「全31曲」状態が続く。それが「全32曲」になったのはようやく大学生のときだった。それにしても、この曲の第二楽章のメロディーのきれいなこと。まるで歌曲のよう。「ベートーヴェンは、メロディーではなく、素材の構築」と言う人がいるが、そりゃー、エロイカ(♭ミーソミー♭シ)や運命(ソソソ♭ミー)はそうかもしれないが、歌だってたくさん書いてる。講談社の全集(全10巻)のうち、一つの巻はまるまる歌曲&民謡編曲。弦楽四重奏曲も後期になるとメロディーラインがとても長い。さて、ベートーヴェンの歌曲で有名なのは「Ich liebe dich」。これ、普通に訳せば「私は君を愛する」。ところが、この歌曲は「御身を愛す」で通ってる。なんだか大仰だなあ。しかも主語がないし。え?「我れ御身を愛す」?ますます大仰。もっと軽くならない?「好きずら」(吉高由里子さんの声で)、「好いとー」(糸子に言い寄る周防さん(憎たらしい)の声で)、「おら、先輩が好きだ」(能年玲奈さんの声で……ん?「先輩」は余計か)。ちなみに、キャンディーズのデビューシングルは「あなたに夢中」。これだと「Ich liebe dich」より「Ich bin in dich verliebt.」。