拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

てふてふ

2015-10-30 11:34:51 | 言葉

スーパーに行く途中の道に植わってる草花にてふてふが一匹。「てふてふ」は、平安時代は実際に「てふてふ」と発音されていたらしい。年月を経て「ちょうちょう」に変わっていったそうな。「ちょうちょう」でよかったね。「てふてふ」(ソミミー)「てふてふ」(ファレレー)では歌いにくい(元々これはドイツの歌で「ヘンシェン、クライン、ギング、アライン」と歌う)。英語なども綴りと発音が乖離しているが、もともとそうだったわけではなく、年月の経過によって乖離したそうだ。ドイツ語などはまだ綴りと発音が一致している方だろう。ところで、私が高校の古文で習った言葉で覚えてるのは一つだけ。「あなかま」(うるさいっ)。おっ、今でもうるさいことを「かまびすしい」と言うが、この「かま」は「あなかま」の「かま」か。40年経って今気づいた。ところで、私のパソコンの珍変換は相変わらず。「ちょうちょう」を変換して「喋々」が出る前に「長調」が出るのはわかる。が、なんで「長腸」よ?「大腸」「小腸」は分かるけど「長腸」ってあるのけ?

ほんまおおきに

2015-10-30 10:02:25 | 言葉
今朝、「あさが来た」でアサが夫に「ほんまおおきに」と言っていた。フルセンテンスだとこの後に「ありがとさん」が続くんでしょ?すると、「ほんまおおきに」は「Thank you very much」の「very much」のみ(「Thank you」がない)、あるいは「Vielen Dank」「Danke sehr」の「Vielen」「sehr」のみ(「Dank(e)」がない)だ。しかし、こんなこと(会話で肝心な部分が省略される)はざらだ。考えてみれば、「こんにちは」は、「今日はいい日でありますように」の略だし。すると「ちわー」は省略のそのまた省略。ちなみに、山道を歩いてると、すれ違う見ず知らずの人とあいさつをするが、私も相手も「こんちわー」(「に」が抜けてる)と言う。なぜだろう。ぜーぜーはーはーいってるからかな?「ぜーぜー、こんちわー、はーはー、こんちわー……」。これが「こんにちは」だと呼吸が乱れる。