拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

2番じゃだめでした

2024-06-16 08:46:54 | 日記

昨夜のプロジェクトXは、スーパーコンピュータの速度世界一を目指したエンジニアの物語。世界一?もしかして、今度の都知事選に立候補してる某R氏の有名台詞「2番じゃだめなんですか?」に関係あり?年代を見ると、エンジニアが奮闘してる時期の真っ只中に某R氏が仕切った「事業仕分け」がある。関係大ありのこんこんちきだった。まさに、某R氏は、スパコンの開発費に対してメスを入れようとしたのである。

果たして、番組ではそのあたりのことを詳しく言うのか?いや、都知事選の前だから下手に言ったりしたらそれこそ某R氏に舌鋒厳しく「偏向報道」と非難されそう。すると「事業仕分けの対象になったが続行が認められた」「お金がかかりすぎると言われたことがある」って感じでさらっと流していた。選挙があるからだろうか?某R氏が怖かったからだろうか?これなら某R氏及び某R氏を支持する政党は黙っているだろう。下手に騒いだら、知らない人の知るところになって「墓穴を掘る」ことになりかねない。

以上は、某R氏の「2番じゃだめなんですか?」を否定的に解した場合の話である。否定的にとらえる人ばかりではないようで、某R氏の過去の「活躍」を紹介する際に、この発言が引用される場合がある。「かっこいい」ととらえる人もいるようである。

かくいうワタクシは、某R氏の支持では決してない(「支持ではない」は、「支持はしないが嫌いでもない」「嫌い」の二通りの意味があるが、そのどっちかであるかはここでは言わない。「内心の自由」は憲法19条で保障されている)。そして、このケースにおいては1番を目指すべきだったと思う(そしてそれを実現した方々には脱帽である)。だからと言って、某R氏の「2番じゃだめなんですか?」がそれほどの暴言とは思わない。某R氏は「だめなんですか?」と聞いたのである。ダメだったら「ダメです」と言えばすむことである。あのとき、言われた方はその場では反論しなかった。反論を言ったのは、後で、別の場所で、である。まあ、某R氏の気迫に押されてその場では反論ができなかったのかもしれない。すると、某R氏に対する最も適切なダメだしは「おじさんたちを攻めるときは、もっと優しくしてあげなければダメです」である。

その某R氏も、都知事選で2位ではダメである。競馬は、単勝を買った人にとっては2位ではだめだが、馬連なら2位に入ってくれたら御の字だし、複勝なら3位までOKである。

音楽のコンクールに出てる横野君のお友達とかは、日頃から1位、2位を争う世界で切磋琢磨されていて偉いなと思う。その点、横野君や私の生息地は順位とは無縁の仙境である。



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