拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

歌物

2013-05-31 10:37:37 | インポート
ベルリン・フィルのデジタル・コンサート・ホールのアーカイブのリストをぱらーっと見ると、ベートーヴェンのほか、ブラームスが目立つ。それから、結構、歌物が入ってる。ドイツ・レクイエムやマタイ受難曲のようなコンサート・ホールでの上演が普通のものから神々の黄昏なんてのもある。アバドはオペラ指揮者だったから、歌手をよく呼んだんだろう。前任のカラヤンもオペラ指揮者でした。ラトルは、あまりオペラ指揮者のイメージはありませんが、若い時から時たま振ってます。ベルリン・フィルのコンサート形式のオペラといえば、このリストには入ってませんが、アバド時代、ロッシーニのランスへの旅をやったことがあって、当時、これを観るために、私しゃ、WOWOWに加入したんだった(当時、WOWOWは、ベルリン・フィルのコンサート中継を売りにしてた。今は、メトのオペラ)。あれはめちゃくちゃ楽しい演奏だった。歌手は、ストゥーダー(また出た)、ライモンディ、それから、マテウッツィがハイEを聴かせる。その相方が、亡ヴァレンティーニ・テッラーニ。歌物といえば、以前、CDショップで職場の同僚とばったり出くわし、私が手にしたフルトヴェングラー=北ドイツROのブラ1を「それ、いいですよ。戦後、ベルリン・フィルの連中はみんな北ドイツROに移ったから、フルヴェン時代のベルリン・フィルの音はこっちでよく聴ける」となかなかのおたくぶり。で、私に「歌物派ですか?」と、私、そこに一抹の侮蔑の表情を読み取り、完全な歌物派のくせに、え、えーと、と口ごもったのでした。

ダニ入り粉で費用を捻出

2013-05-30 12:01:51 | インポート
問題は費用をどうやって捻出するか、だ。おっ、食費が月2万円を超えてる。電力需給が逼迫してた頃は1万円くらいだったのに。自分の懐が潤った訳ではないのになんとかミクスで浮かれたせいだ。幸い、朝ドラの「てっぱん」を見てたときに買い占めたお好み焼きの粉が売るほどある(古いやつは、ダニがたかるというけど、アレルギーじゃないからいいもん。昨日も平気だったし)。よし、しばらく、ダニ入り粉で作ったお好み焼き食べて食費を浮かそう。ところで、アーカイブ見放題と言うのは、自分とこにDVD(ブルーレイ)を貯め込まなくてもいいという点でクラウドに似てる。それから、N響の定演はNHKがほとんど放送してて、こっちはタダだけどな、と一瞬思いましたがタダではなかったです。聴取料払ってたんだ。しかも、私、毎年一年分一括して払ってる。にもかかわらず、糸子を代えやがって(まだ言ってる)。他の朝ドラ役者(栗山千明さんとか綾部剛さんとか)は、どんどんNHKの他の番組に出てるのに、糸子(オノマチ)はとんと出ない。やっぱり頭きてるのかなー、と思ってましたが、この夏、出るようです。しかも、脚本はちりとてちんの脚本家。これは期待できます。

失われた20年をたどります

2013-05-30 10:00:45 | インポート
これで私もベルリン・フィルっ子!1年間、生中継とアーカイブを無制限に視聴できます。古いところは1991年のアバド指揮のプラハでのヨーロッパ・コンサート(モーツァルトの29番、35番他)。ゲストにストゥーダーが出てて、アリアを二曲歌ってます。この時期から聴けるってことは、1994年のクライバーのもある?なかった。ないはず。クライバー、会場にマイクがぶら下がってるのを見つけて、あれをどかさなきゃ振らない、って。マイクを見つけてなきゃ今見られたのにな。私、この時期から今に至るまでを視聴していきます。失われた20年をたどる!ところで、ストゥーダーは、80年台のバイロイトのタンホイザー(のエリーザベト)でブレイクした名ソプラノ(お顔は可憐ですが、地下鉄の座席は二人分は占めそう。)。ベニャチコヴァーがキャンセルした代役だった。ちなみに、こんとき、ルネ・コロもキャンセルして、その代役がリチャード・ヴァーサル(ずっと会社経営をしてて、かなりのおじさんになってから歌手デビューした人)。この代役コンビは声が新鮮でよかった。ストゥーダーは、いろんな指揮者から重宝がられて活躍しましたが(私は、ハイティンク指揮のヴァルキューレのジークリンデが好き)、ホフマン物語の三役を歌うあたりから上がきついのかなー、と感じさせるようになりました。上記のヨーロッパ・コンサートは、その頃のもの。

粉とダニ

2013-05-29 20:28:02 | インポート
「ためしてがってん」で、お好み焼きを食べた子にダニアレルギーが出た話をしてて、私、すぐ分かったもんね。粉ん中にダニがいたんだ。当たり!私、たまたま、久しぶりにお好み焼き作ろうと思って古い粉に水混ぜてキャベツを入れてた時だった。ふーんだ、めげないもんね。ダニアレルギーじゃないから。でも、いいこと聞いた。開封した粉類は冷蔵庫に入れるとダニは死ぬんだと。早速実践。

シェローのリング

2013-05-28 17:49:11 | インポート
久々にシェローのリング(からヴァルキューレ)をCSで視聴(シェローのリング=シェローが演出したバイロイト音楽祭のヴァーグナーのニーベルングの指輪。最終年の1980年にビデオ撮りがされた。)。ジークムントとジークリンデ(ウロンスキーとアンナ・カレーニナよりもっとやばい。不倫に加えて近親カップルだから)はそれぞれペーター・ホフマンとジャニーヌ・アルトマイアー。声はともかく、視覚的、演劇的にはよいですなー、美男、美女で。けっこう、白鵬と日馬富士みたいな組合せが多い。ゲイリー・レイクスとジェシー・ノーマンとか。最近のカウフマンとヴェストブレークは、久しぶりにみたくれがよく、かつ、歌も強力でしたが。ホフマンの話に戻して、肉体自慢だったようで、第2幕で上半身裸になって筋骨隆々ぶりを見せつけます。他の人じゃ、ぬがせられないだろう。第1幕でノートゥングをトネリコの幹から抜き去るタイミングも絶妙。レイクスなんか、早く抜きそうになって、あたふたしてた(間抜け)。第1幕の幕切れも、ト書き(Er zieht sie mit wuetender Glut an sich; der Vorhang fällt schnell.=男は荒々しく女を引き寄せ、幕が急速に下りる。)通り。というか、男が女の上に荒々しく乗っかって、急速に幕……です。

ビウエラとキタリーノ

2013-05-28 09:02:16 | インポート
古楽の合唱の合間に、ビウエラ(vihuela。ルネサンス期にはやったスペインのギター)の演奏を視聴して思い出したシーン=フィガロの結婚で、ケルビーノが「恋とはどんなものかしら」を歌う時、スザンナ(私のイメージは、ルチア・ポップ)がギターみたいな楽器で伴奏するシーン。舞台はスペインだし。じゃ、あれはビウエラか!?で、歌詞をチェックしたら、キタリーノ(chitarrino)だって。キタリーノ(直訳すると、小ギター)について調べると、やはり、ルネサンス期のギター(の中でも小さいやつ)だって。そこで、わき上がった疑問=ビウエラとキタリーノの関係はいかに?両者は同じもの?で、検索したら、両者の写真を並べたサイトがあった。形がちびっと違う(柄の先っぽの部分)。同じ小ギターではあるけれど、ビウエラはスペイン特有だから、独自の進化をした、ってことでしょうか。ただし、フィガロの結婚においては、舞台はスペインだから、キタリーノ=ビウエラという解釈もなりたつんでないかい?

How time flies!

2013-05-27 17:22:40 | インポート
魔笛に名バリトンのヨセ・ヴァン・ダムが弁者(語り役。弁士じゃない。弁士はサイレント映画)で出演。それから、ナクソス島のアリアドネにかのヘルデン・テナーのルネ・コロがこれまた語り役の執事長で出演。うーん、How time flies(die Zeit fliegt)!昔入ってた合唱団の新年会は、いつも某さん宅でやってて、そこで、お見かけしてた中学生の息子さんが、しじゅーになって最近結婚したなんて話も聞きます(人のこと言えない。当時、20代だった私はごじゅーも半ばで某さんにびっくりされた。あたしゃ、いつまでも少年のつもりなんですが(だから、図書館に行くと、小学2,3年向けのグリム童話を読む。)、家電量販店の展示カメラに写る我が姿を見ると、おじさんなんでがっかりする(家で鏡は見ないのかって?見ません)。ちなみに、フィッシャー・ディースカウは、ばりばりの若い頃から弁者を演じてました(ビデオがあります。)。

好事魔多し

2013-05-27 13:18:31 | インポート
ふえーん、せっかく、デザリングのみのつもりで買った安ーいスマホが音声入力もついてて優れものだった、日頃の行いがいいから神様がご褒美を下さったんだ、という記事を書こうと思った矢先(今書きましたが)、床にぶつけて液晶に無数のヒビが入ってしまった。好事魔多し。しかも、安心プランを解約した矢先!修理代を見積もってもらうことにしましたが、高くつくんだったら修理なんかしない。機能は損なわれていないから、保護フィルムをはっつけてごまかしごまかし2年間使おう。

ガラがついてるからガラケー!

2013-05-25 20:14:48 | インポート
最近iPadやスマホを始めたという人、私だけじゃなく、結構いるらしい。テレビで芸能人がそんな話をしてる。そんなかからいくつか。いいともで、和田アキ子さんが、「iPadに取説が一切ついてなかった」とおっしゃってた。そう、私も思いました。ちっさな紙が付いてるだけで、最初に電源を入れたら後は画面の指示に従って設定をして下さい、と。ところが、画面の指示に従おうにもあっという間に画面が消えて真っ黒くなっちゃう。後から考えれば、画面の下の方をスライドしてロックを解除しなかったからなんだけど。奮闘努力の甲斐があり(寅さんの歌は、「甲斐もなく」)、どうにか設定できましたが。それから、別の番組で、某女優さん:「昔の携帯はどーのこーの」、MC:「ガラケーですね」、女優さん:「違う、ガラなんか付いてない」、MC:「だから」、女優さん:(さえぎって)「ガラは付いてない。」、MC:「あのー」、女優さん:(さえぎって)「ガラは付いてない。」。せっかくMCが教えようとしてるのに、言い張るもんだから傷口を広げた某女優さんでした。

永年勤続

2013-05-25 18:01:01 | インポート
司法書士としての永年勤続表彰をいただきました。司法書士になってから20年。私くらいの年齢なら、この道30年って方がざらにいらっしゃるでしょうから、たかが20年、て感じもしますが、でも(jedoch)、サラリーマンやめて、勉強して、試験うかって、丁稚奉公して、で、登録開業してからの20年は、本人的には感慨深いものがあります。いろいろあったなー、と。

ベルリン・フィルのデジタル・コンサート・ホール

2013-05-24 12:02:27 | インポート
ベルリン・フィルのデジタル・コンサート・ホールを申し込む前に、環境をチェック。どうせなら、大画面で、オーディオ・スピーカーを鳴らして聴きたい。ので、パソコンをアンプとテレビに接続。必要なケーブルは大昔からためこんだ中から選別(大概のものはある。)。で、「お試し」を視聴(ブラ2の第4楽章)。おおっ、小さいながら(ワサビ一人で定員いっぱい)背だけは高いスピーカーから迫力サウンド。早速、登録(やること早い。なんでもすぐ飛びついて後から後悔するたちだって、子供の頃の性格診断)。さて、料金ですが、1か月14.9ユーロ。現在のレートで2000円。うーん、何削れば捻出できるかなー。ところで、ベルリン・フィルってソニーと組んでるのかいな?デジタル……を視聴するための機械のお勧めがソニーのテレビやブルーレイになってたぞ。思い起こせば、声楽家でソニーの元社長の大賀さんとカラヤンはお友達だったそうで。カラヤンのドキュメンタリーに大賀さんが出てくる。印象的なシーン。カラヤン、大賀さんに会うなり「(なんとかというスポーツカーは)○秒後に○キロに達するんだぞー」大賀さん「えー?○キロ?」と驚いてみせて、カラヤンは大喜び。あと、映像が大好きだったカラヤンに、大賀さんがレーザーディスクを勧めるシーンもあった。カラヤンが亡くなった場にも大賀さんがいらしたそうで。

伴奏がコンサート・レパートリーになるヴァーグナー

2013-05-23 17:09:41 | インポート
fbのベルリン・フィルのページでトリスタンとイゾルデの愛の死を視聴。この曲(に限らずヴァーグナーの曲)なにがすごいかって伴奏がそのままオケのコンサートのレパートリーになっちゃうところ(私は、頭ん中で歌を補って聴いてます。バラの騎士組曲なんかも同じ)。ヴェルディ(の特に初期の頃)の作品だとこうはいきません。伴奏だけ……だと、「ブンタカタッタタタ」だけだし(トロヴァトーレのマンリーコのアリアをイメージしました。あの、私、ヴェルディも大好きですので、念のため)。で、イゾルデの歌付きが聴きたくなって、まず、ヴァルトラウテ・マイヤー。メゾががんばってイゾルデを歌うのはあんまり好きじゃないのですが、この人、見目麗しいのでマル(動機が不純)……は冗談で、気持ちが目一杯入ってて感動的(上がきつそうなのが玉に瑕。それから、気が入りすぎて白目をむく。あまちゃんのアキと同じだ)。上がぜんぜんきつそうじゃないのがビルギット・ニルソン。圧倒的な声。それから1949年のマリア・カラス。こんときは、ニルソンと同じくらいの体格だったそうで、んだから声も圧倒的。なんとイタリア語で歌ってる(「mild und leise」→「dolce e calmo」)。ニルソンに戻って、指揮はクナーパッツブッシュ。悠々迫らざるテンポ。その次に聴いたのがカラヤン(歌手はJ.ノーマン)。クナと同列にするなとクナ・ファンは白目をむくかも知れませんが、晩年のカラヤンはいい!目えつぶったりしないし、オケもおさえないでがんがん鳴らしている。

スマホによるデザリング

2013-05-22 20:58:20 | インポート
答合わせ。ラリホー、ラリホー、ラリルレロ♪ということで、スーパー・スリーでした。Wi-Fiの件、いただいたアドバイスを基に下した決断=イーモバイルのスマホをデザリングに使う、です。スマホをデザリングに使えば携帯とモバイルWi-Fiを二つ持つ必要はない。問題は、料金だった。そしたら、イーモバイル、安っ。機種代、基本料、パケット代、デザリング料全部合わせて月3880円(機種代を一括して払って月2130円という手もあります。)。量販店のポイントもつくし。このくらいだったら、それまで使ってたガラケー(というほど進化してなかった古いやつ)を解約し、定期購読してた大草原の小さな家のDVDコレクションがもうじき終わるんで捻出できる。で、早速デザリングを実行。つながる!速度も問題ない!よい気分じゃ? ラリホー、ラリホー、ラリルレロ歌っちゃうもんね♪

ガラモンとピグモンは他人のそら似?

2013-05-22 11:02:01 | インポート
昨日の答合わせ。第1問。冬の寒い日にはーっと息をはくのは「ペギラ」のまね。第2問。セーターに半分頭をつっこむのは「ジャミラ」のまね。ジャミラは、とても可哀想な怪獣(元人間)で、実相寺監督の映像は泣かせます。第3問。両手をお岩さんみたいにぶらぶらするのは「ガラモン」の真似。「ピグモン」でも正解。ただし、円谷プロは、ガラモンとピグモンは他人のそら似だとしてる模様(Wiki)。第4問。ゴジラの着ぐるみを改良したのは「ゴメス」ですが、伸ばす棒を不問とすれば「ジラース」も正解。さて、曲当てクイズです。「ソ↑ミドー、ソ↑ミドー、ソラシレド」ヒント1:輸入アニメ。ヒント2:「ラリルレロ」