新撮部分ってどれさ?批判が殺到したんで出任せいったんけ?そんでも最後の回想シーンでこの1か月間緩むことのなかった涙腺が決壊した。で、最後の最後に「小原糸子 尾野真千子」とでて、いい気持ちになった(くそー、これが策略だな。)。二人の糸子(最近の糸子じゃありませんから。)による二重唱も、最後に聴けたし。今まで、ドラマの登場人物が死にそうになると助命嘆願が殺到するとかなんでたかがドラマなのにと思ってたけど、初めてそんな気分になりました。あー、これで平穏な生活に戻る(この1か月間も、いつ新撮があるんかいなって結局見てたから。)。
だから全て同じ意見ということはないんだから。趣味の音楽にも言えて。おたくのご趣味は?音楽(おっ!)で、ジャンルは?クラシック(まだまだ。)。好きな演奏家は?カラヤン!ここで、多くのクラシック・ファンは松下奈緒になります(ゲゲゲ)。わが国でなんでこんなにアンチ・カラヤンが多いか。これは評論家のUさん(この方に似た名前の芥川賞作家で官能小説の大家になった方がいる。)の功績が大かと。この方、数十年にわたってカラヤンの悪口を言い続けてきました。私も子供のころ洗脳された口。初めて小遣いで買ったカール・ベーム=ウィーン・シンフォニカの第九で解説を書かれたのがこの方で。カラヤンの悪口ばっかし。すごかったですよ。カラヤンの演奏は角がなくて綺麗だけど人間も口の巧い人にいい人はいない(からカラヤンの音楽もダメ)。そこへいくとベームはごつごつしてるけど・・て感じ。たしかにベームの第九の録音、うちに4種類あるけど、どれもこれもテンポが合ってない。だから、いいの?ふーん(洗脳された幼き私は名演だと思ってた。)。カラヤンが最後に来日した時、Uさんは1日目の悲愴を聴きに行かれて、ブーイングをして椅子をけとばすべき演奏だったと雑誌に書いてた(一貫してます。)。2日目は展覧会の絵とベートーヴェンの4番で、おたくたちは展覧会の絵の出だしでトランペットがはずしたと大騒ぎをせて、で、3日目、私、なんとサントリー・ホールで生で聴いた。モーツァルトの39番とブラームスの1番。で、私にかけられた数十年にわたる洗脳が溶けたのはこの時。ず、ず、ず、ずごずぎ!いっぺんでカラヤン=ベルリン・フィルのファンになって。で、この演奏がCDになった時もUさんは、信念を曲げません。モーツァルトは、いくらなんでも輝かしすぎる(こういう悪口もあるんだ)、ブラームスは空虚だと。ちなみに、一流の演奏家はカラヤン好きが多い。チェリビダッケがカラヤンの悪口書いたらカルロス・クライバーが匿名で反論してた。
人、感じるところはそれぞれ。カーネーションが好きな人もいればおひさまがいいという人もいる。カーネーションが好きな人の中にもオノマチ糸子より夏木糸子が好きという人もいる。オノマチ糸子が好きな人の中でも、周防さんが好きな人となんだよーという人がいる。みんな自分の好みが多数派だと言い張りたい。私は、そもそもクラシック好きでオペラ・ファンなんだから、多数派のわけないのに、ちりとてちんの時は、関東ではしっかり少数派のプライドを維持していたのに、今回はなんとなく多数派の中にいるっぽくてそうすると変な欲が出る。あかん!糸子(オノマチ糸子)に怒られそう。糸子はいろんな時に親や世間に刃向かって我を通した。その精神、忘れないようにしよっと。カーネーションも明日が最終回。前はカーネーション終わっちまったら、カーネーション・ロス症候群でどうにかなりそう、と思ったけど、糸子代えてくれたおかげでもうどうでもよくなっちまって(ホーゾーキョーカイ、偉い、そのために早めに代えてくれたんだね!)、もう興味は梅ちゃん先生。でも、明日はオノマチ糸子が出るはずだから、久しぶりに全力で見るぞー
私、発見しました!(直前のドイツ語の記事はこの話です。)ブラームスの交響曲第3番の第3楽章は、バッハのカンタータ第57番のバスのソロに出てくるメロディーと似てる。単に似てるだけ・・とは思えないのは、ブラームスには「前科」があるから。ブラームスの交響曲第4番の最終楽章のシャコンヌは、バッハのカンタータ第150番の最後の合唱(シャコンヌ)を拝借してるからです。ブラームスが、これ使える、と言ったとか。で、ブラームスの4番とバッハの150番の話は有名ですが、ブラームスの3番とバッハの57番の話は、聞いたことがない。私以外に誰か指摘してるのだろうか?
Ich habe bemerkt,dass die Melodie von dem dritten Satz von Brahms' Symphonie Nr.3 Johann Sebastian Bachs Kantate BWV57 aehnlich ist. Es ist schon bekannt,dass Brahms fuer seinen Symphonie Nr.4 die Melodie von Bachs Kantate BWV150 benutzt hat. Aber die Aehnlichkeit mit Kantate BWV57 habe ich vorher nicht gehoert. Gibt es Jemanden,der darueber etwas sagen kann?(Masashi Iijima)
もしや今日は冒頭から遺影かなと思ったら、もう普通のドラマになっちゃったからそういうことはなし。普通の感じでした。オノマチ新撮シーンはとうとう今日までなし。明日一日だけ出してお約束を守りましたっていうでんしょう、ホーゾーキョーカイは。テレビ局がやりそうなこと(ホーゾーキョーカイはテレビ局だから当たり前か。)。この3日くらいプリンターの不調に悩まされて。1日目、メーカーに電話したらワープロ・ソフトのせいだからインストールし直せと言われ、素直な神の子羊は言われたとおりやって何枚も試し刷りしたら改善されず、2日目電話したら、プリンターの詳細設定を直せと言われ、素直なGotteslammは言われたとおりやって何枚も試し刷りしたら改善されず、3日目、もう頭きて最初から修理!と言ったら、今度のお姉さんはちょと違う(その前はいちいち誰かに聞きながら回答してた。)。本体の試し刷り機能で試し刷りさせられて、やっぱりだめ。てことは、ワープロとか設定のせいではないことが判明(昨日と一昨日は何だったのだ?)。で、失敗したやつをFAXで遅らされて、で、ドラムが怪しいということでドラムを見たら、あった、原因が。で、問題のプリンター、あっという間に完全復調。もう、最初っから3日目のように指示してくれれば、試し刷りに要した膨大な紙と時間が節約できたのに。プリンターは4台あり、どれも現役でがんばってもらってます。ときどきメンテナンスが必要だね。
ちょっと前、ベルリン・フィルのコンサートマスターの樫本大進さんのリサイタルに行って。曲は、ベートーヴェンの2番、6番、7番、8番のソナタ。有名な5番(春)と9番(クロイツェル)をはずした渋い演目でした。2番は、同じニ長調の2番の交響曲と似てる。6番はイ長調。最初に書かれた終楽章がぶっとんでたんで、差し替えて、で、最初のやつは9番(クロイツェル)の終楽章に転用したそうな。瑞々しい演奏でした。水彩画のような、いろんな楽器の音によくとけるような。子供の頃よく(レコードで)聴いたハイフェッツと対照的な音。ハイフェッツ(超絶技巧でならした。)の音、レコードではどうにも美しくは感じられないで。ぎこぎこした感じだった。生で聴かないと分からないのかな(オペラ歌手を生で聴かないで批評するのは、糸子を交代するくらいの愚の骨頂)。ベートーヴェンの9番のクロイツェル・ソナタの話。名前の由来になったクロイツェル(今風に発音すると、クロイツァー)はヴァイオリスト。ベートーヴェンは最初違うヴァイオリストに献呈するつもりだったのが、それをクロイツァーに代えたのだと(女性問題が原因という説もある。)。不可解な途中交代はここにもあった。もし途中交代がなかったら、トルストイの小説の題名も代わったところでした。
いったいいつオノマチ糸子の新撮が出るんだろう。もし出なかったらホーゾーキョーカイ(のファルスタッフみたいなおっちゃん)は何千万人かを欺いたことになる。だけど、糸子が代わったらドラマの質も代わっちゃったような。台詞も演出もやたら説明するようになっちゃった。感動的なはずだった先週末。とっても具合が悪い患者さんをわざわざあーいう風に紹介するかね?これじゃー、視聴率が12%台に墜ちちゃったという清盛と一緒。ネットでは、糸子の交代と併せて脚本家も降りちゃったというガセネタもまかりとおってます。今日は、国会に重要な参考人がきたんだけど、高校野球が優先。あんなに国会中継でスタジオパークをつぶしたくせに。てことは、高校野球>国会>スタジオパークってことか。私がファンだったMCの近田さんはスタジオパークを卒業されるそう。近田さんはオノマチ糸子のドラマをよーく見てることが画面から伺えました。
昨日のネコパンチに触発されて、今日はちゃんと時間どおりにテレビをつけて、で、カレンチャンを応援したら、一着!馬券関係なしに応援すると当たります。ネコパンチのオーナーさん、猫の名前をつけるのがお好きなようで、じゃあ、提案。ネコパンチつながりで「ネコキック」!ちょっとかわいく「ネコマンマ」。相撲放送(今日夕方やってた)からの連想で「ネコダマシ」。応援しますよー。話は代わって。N響アワーが今日最終回。最後の曲はリクエストが一番多かったというスベトラーノフ指揮のチャイコフスキーの5番。私、この方の思いでは、日本でリムスキー・コルサコフの金鶏を振りにいらしとき、丁度総理大臣が女性関係でおやめになって、で、その話を聞いたスベトラーノフさんが、金鶏に出てくる皇帝と同じだね、とおっしゃたという話。
一休みしようとテレビ付けたら競馬をやってて、で、「ネコパンチ」っていう馬名が耳に。初めて聞いたけど、名前で応援しようじゃないの。そしたら大逃げうって。でも、途中どんなに後続引き離しても最後につかまって馬群に沈むってぇのが多いんだけど。なんと逃げ切り!あはははは私、大笑い。で、勝利ジョッキーのインタビュー。最後に手をぐーにして掲げて「ニャー」だって。馬の名前、結構おもろい。今日は、他にもサンテミリオンてぇのがありました(私が好きなワインの産地名。ボルドーだけど、ブルゴーニュのように力強い。)。それから、こないだ耳にしたのは「なんでやねん」。なんでやん、てなんでやねん?さすがに「あほちゃうか」ってぇのはない?あと「カレンチャン」て馬もいるんだと。とっても強いんだと。オーナーの娘さんの名前なんだと。
あさイチに今の糸子が出てきて、東京弁でちゃきちゃき話す感じはとてもよかった。10年前のひまわりだって良かったから。オノマチ糸子を意識したんだって。だからかー・・さぞや大変だったことでしょう。すべてはあのファルスタッフみたいな浅知恵責任者の責任(責任者が責任を負うのは字句からして当然)。
なんかのCMで、結婚式でのスピーチ「今月3回目の結婚式」。私、へー、おさかんなこと、と思ったら、違ったみたい。友達の結婚式が3回あって物入りだって話。私、ずれてますかね。今日は珍しく、昼にインスタントラーメン。で、器に予めスープ粉を入れとけっていうんで入れて、ちょっと油断したら、げげげー(女房ではない。)、ワサビが、猫トイレかきまわした手で粉をかき回してる油断も隙もありゃしない。で、食べましたよ、そのまま。お湯をそそぐから熱湯消毒になったことでしょう。ジョン・カーターって映画が大こけして、ギネスブックにのりそうな大赤字になりそうなんだと。逆に宣伝になったりして。私、題名聞いて、カーター元大統領の話?とか思ったら、カーター元大統領はジミー・カーターだからちゃうくて(新聞に関西出身の企業のお偉いさんの自伝が載ってて、昔、東京で「ちゃう」って言っても通じなかった、って書かれてるけど、今ではそんなことはないでしょう。オノマチ糸子のカーネーションのおかげで。)、SFっぽい感じみたい。
なんだ、奈津は昨日でおしまいと思ったら退院してた。晩年の奈津は、ちりとてちんに登場したハイカラばあちゃん。それにしても、ドスを利かせるという設定のシーンでもちっともドスが利いてない。オノマチ糸子のドスはほんとにすごかったからなー。話は代わって。例の占い師がどーのこーのっていう話、まーだやってる。他にニュースはないの?って感じだけど、明渡しの強制執行について、ある番組だけが、明渡しの催告について正確に伝えてた。つまり、明渡しを命ずる債務名義が成立しても、ただちに執行するんじゃなくて、債務者に明渡しの催告をする。これって、別に債務者のことをおもんばかってするんじゃなくて、当事者を固定するためにするんです(当事者恒定効)。
ナリタブライアンの前に好きだった馬は、シンボリルドルフ。史上最強ですかね。ナリタブライアンは、若くして故障しちゃったから。ルドルフという名前から皇帝て言われますが、シンボリルドルフって、リとルが続いて発音しにくい。でもって、オーナーさんが「ル」をとってシンボリドルフにしようとしたんだって。で、回りが止めたんだって。シンボリドルフだと「シンボリ村」。皇帝が村になっちゃうとこでした。
ハイドンのオラトリオ「四季」を聴いてきました。アマチュア合唱団の演奏会で、とてもよかった。びっくり交響曲のメロディーが出てきて。ぱくり?とは言わない。同じ作曲家ですから(もともと、当時は、著作権の概念はない。)。で、ソリストの一人、別次元の声。いいなー。天がこんな声を与えて下さるなら、ファルスタッフ(オペラ好きはこの表記ですが、演劇好きの方にとってはフォールスタッフ。)のようなお腹でもいい(声が貧弱なのにお腹ばっかりファルスタッフになったりして。)。オペラ聴いたことがない人は、うまい人の声をかぶりつきで聴くといい。耳への衝撃は半端じゃありません。理屈抜きにすごいです。ハイドン、モーツァルトとベートーヴェンに挟まれて日本では割を食ってる?なんてったって、ドイツの国歌はハイドン作です。ドイツ国歌になる前はオーストリア国歌でした。弦楽四重奏曲の第2楽章です。別の曲の話。私が子供の頃、ハイドン作曲とされていた、ドー、ミレドー、ソファミー、ラソソファミー、レーファレドシドー。おもちゃの交響曲です。今では、モーツァルトのお父さんのレオポルド・モーツァルトの曲をハイドンの弟のミヒャエル・ハイドンが編曲した、と言われてます。