拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ルーティーン

2024-05-20 08:39:33 | 

破れたシーツの上には乗らないが私の上には乗る、と書いたその証拠である。

正直、暑い季節になって薄着なところにケメ子に乗っかかれると痛い(写真でもわかる通り、ケメ子は爪をかけて踏ん張る)。だが、「いたい」というと済まなそうな顔をするから一応言葉は通じているらしい。食い意地は張ってるが相当に頭のいい猫である。なお、ワサビは私の上には乗らず、布団にもぐりこんで私の傍らで寝る……おお!ってことは、ワサビはシーツが破けてるのはいいんだ。

私の朝は、起きて猫トイレを掃除して、散らばってる猫砂を掃除機で吸って、猫にご飯をやって、で、ようやく自分のご飯を食べる頃に朝ドラが始まる。これを1年365日繰り返している。まさにルーティーンである(と書くと、「365日」は誤っている、日曜日に朝ドラはやってない、と言われそうである。なお、「パーフェクト・デイズ」の役所広司のようにドアを開けてお日様を見上げてにっこりすることはしない)。逆に、猫も、1年365日、決まった時間になるとご飯をくれと催促鳴きをする。これもルーティーンである(これは、一日の狂いもなく365日である)。

猫によっては、同じものばかり食べさせられると、もう飽きたと言わんばかりにぷいと食べなくなる輩がいるときくが、うちの猫についてはそういうことは絶無。ただし、ケメ子には吐き癖があるので、缶詰とドライフードの配分に配慮が必要。試行錯誤の末、最近は吐く回数がずいぶん減った(ワサビは、今にいたるまで(毛玉を除き)吐いたことがない)。その代わり、猫同士のご飯の取り合いを防がなければいけないって話は数日前に書いた。

10年前の私の計画では、母は100歳まで、猫は20歳(人間の100歳に相当)まで元気だろう、母と猫を見送ってからドイツに行こうと思っていた。だが、計画は変更を余儀なくされた。まず、母が88歳で亡くなった。母のような、頼りない活力のない人頼みの人こそしぶとく生き延びると思っていたから意外だった。認知症の恐ろしいところである。そして、行き先は「ドイツ」から「奥地」に代わった。猫の20歳は大丈夫そうである。それより、私の方がガタが来て怪しくなってきた。せめて猫が元気なうちはがんばりたいと思っているが、はて、ではなく、さて……


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2 コメント

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Unknown (ふさこ)
2024-05-21 21:37:34
いい写真ですね〜〜!
Unknown (拝島正子)
2024-05-28 11:29:51
ありがとうございます!

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