拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ワインのコルクが・・

2012-05-31 10:58:08 | インポート

昔買ってあったワインの消費を開始。興味津々なのはケメ子。右は、シャトー・ラフォンロシェ1988年。フランスのボルドーのメドックのサンテステフのグラン・クリュ・クラッセ。左は、シャトー・マルキ・ド・セギュールの同じく1988年もの。同地区のグラン・クリュ・クラッセのセカンドラベル。1988年は、ボルドーの当たり年でした。何より劣化が心配(新聞紙にくるんで箱の中に入れておいた。大昔、ワインの大家からこれが一番いい方法だと教わったんで。)。ところが、ワインよりもコルクがめちゃくちゃに劣化してて、まるで土のよう。コルク抜きを挿して抜こうとするそばからぼろぼろにくずれました(次回からこの対策を考えねば。)。で、ワインの品質ですが、ラフォン・ロシェは、濃い紫色のはずがブルゴーニュのような褐色。酸味が感じられる。ぎりぎりのところで持ちこたえたって感じ。サンテステフの強さだけは残ってました。マルキ・ド・セギュールの方が色は保ってた。

バレエ音楽

2012-05-30 10:17:39 | インポート
NHKから返事がきて。やっぱりフィッシャー・ディースカウのマイスタージンガーのオケはベルリン・ドイツ・オペラが正解。丁寧な返事でちょっと気分がいい。カーネーションの糸子交代のとき、NHKになぜだのメールを送ったらご丁寧な説明が帰ってきてすっかり納得した(懐柔された)人がいました。先週のキラクラ(FM)のイントロ当てクイズ(レ#ドレドレ)の答は、当然ながらフィガロの結婚の序曲。ところで、ニアピン賞も紹介されてて、これまでのニアピン賞ってどこがニアピンなの?ってぇのが多くて(シューベルトの軍隊行進曲に対して、ベートーヴェンのトルコ行進曲とか)、「皆様のNHK」だからこそ鼻で笑われずにすんでいたのが、今回はおよよ!アダンのバレエ音楽のジゼルの序曲、出だし(レ#ドレ)がそーーーーっくり。同じ音を聴いても、バレエファンはジゼルになるわけね(ただ、興奮から冷めた後で、草刈民代さんのジゼルのビデオで確認したら、ジゼルは、「レ#ドレ#ファラ・・・」なんで、同じなのは最初の三つの16分音符だけだったけど。)。バレエ音楽で思い出があるのは、ドリーブのコッペリアのマズルカ(階名で)「ファーミレ、レ、レーミドーーシラードファ、ラ、シードソー」。うーんと子供の時、テレビのニュースが始まるときのテーマ音楽だった。10チャンネルだったという根拠のない記憶が・・画面に旗がはためいてました。今週のキラクラのイントロ当てクイズは、「レレ#ファファラ・・」。これも簡単ですね。小川さんのベルリンにある門の運命の番号、が正解です。

「骨董品、ひびの入った」(語順はこれが正しい。)

2012-05-29 09:37:35 | インポート
吉田秀和さんと畑中良輔さんがお亡くなりになりました。で、20年以上前の新聞の音楽批評の切り抜き(昔はこういうことをしてた。)を引っ張り出してみたら、切り抜きの半分は吉田秀和さんので、もう半分は畑中良輔さんのだった。吉田秀和さんのはほとんどカルロス・クライバーを褒めた記事。バイエルンの歌劇場のオケでベートーヴェンの4番、7番を振ったときの「マーラーの嘆き節に食傷気味だったがすっきりした」、スカラ座の引越公演では「指揮者とオケにブラボー」等々、覚えてたとおりの内容でした。あと、ウィーンの国立歌劇場のバラの騎士についてはこれ以上ないような褒め言葉(同じ歌劇場のバラの騎士でも、以前のシュナイダー指揮のときは、「いまいちだけど曲がいいから聴いてらっしゃい」だった。)。あと、おなじ歌劇場の引越公演のこうもりで、オルロフスキーをカウンター・テナーのヨッヘン・コヴァルスキーが歌ったとき(アイゼンシュタインはプライだったと。私、生で見たのに、不覚にも忘れてた。)の批評で、コヴァルスキーが舞台に登場したとき拍手が起きたことに触れられて、「日本にはいつの間にか「通」が増えた」と書かれて、で、通(私も入れてもらう。拍手はしなかったけど)たちは、へ?ご存じなかったの?って、すみません、ちょっと偉そう。切り抜きの中には、フルトヴェングラーとカラヤンに触れたのもあって。フルトヴェングラーを神様のように扱い、カラヤンの悪口を書くのを生業としている多くの批評家が増殖していたなかで、フルトヴェングラーの名誉欲について触れ、カラヤンは音の響きを徹底的に追求していたことを肯定的に書かれていたのが印象的(だから、切り抜きにしたんだろう。)。逆に、神様でもダメならダメだしをされました。来日したホロヴィッツを「ひびの入った骨董品」と称したのは吉田秀和さんです。ホロヴィッツのリサイタルの中継の合間に、インタビューに応じた吉田秀和さんが「うーん、もう骨董品。それもひびの入った(語順はこれが正しい。)」とおっしゃったのでした。私、テレビで見たのをはっきり覚えてます。私の切り抜きのもう半分の畑中良輔さんのは、グルベローヴァについての批評。ご自身が声楽家でいらしたからこそ、いい歌手については的確な批評をされるんだなー、と(私が大好きな歌手を褒めて下さるので嬉しくなったのもある。)。

日本人のメンタリティ?

2012-05-28 17:05:11 | インポート
曲当てクイズ(劇中曲)。(弦。雅楽器の笙が混ざってるぽい。ゆっくり、荘厳に)「ドーーーソ♭シド、ドー、ソシド、(上がって)ソーー」(中略)(ホルン)「レレレレファ♭ミレ♭シドー」。ヒント。開始から45分頃。注目すべきはこのあとの音楽。(流れるように)「ドーレ♭ミーーーレド♭シドレシドー・・」。一件落着で喜ばしいはずなのに、このもの悲しい短調のメロディー。これが日本人のメンタリティーでしょうか?ちなみに、これらすべてハ短調。「運命」と同じ調。調子ぶっこいて、もう少し。冒頭の曲の直前、開始から40分のあたり。(早いテンポで)「♭ミレミレミレミラー!レーーミレソレーラーーーレーーー♭シーーーラーーーソーーー」

カップッチッリ、シミオナート、カラス

2012-05-27 10:01:29 | インポート
昨日の問題の答はコメントの形で書いときました。さて。フィッシャー・ディースカウはやたら高音が出ると書きましたが、名バリトンのピエロ・カップッチッリもおそろしく高音が出ます(フィッシャー・ディースカウのような柔らかい高音でなく、張った高音。)。ヴェルディのオテロの第2幕幕切れのオテロとヤーゴの二重唱、オテロが「#ファ、ファ、ファ、ラーーーー!」と決めるところ、ヤーゴは「レ、レ、レ、#ドーーーー!」なのですが、カップッチッリのヤーゴは、「レ、レ、レ、(上げて)ラーーーー!」、つまり、テナーのオテロと同じ音。お得意なんでしょう。どうだーーって感じ。私的には楽譜どおり歌って欲しい。ハーモニーだから・・これでもしぶら下がりでもしようものならオテロにとっていい迷惑(カップッチッリは、完全なA(ラ)ですが。)。今度は女声の話。アイーダの第2幕の幕切れは、大合唱ですが、それを引っ張るのはソプラノのアイーダとメゾのアムネリス。二人で、「♭ミ、ミーーシーミソ、ソーーミーソ♭シ、シーーーーーーーー(下がって)ミー」(ミンミンゼミではありません。)と歌うのですが、ヴェローナの野外劇場での映像でアイーダはキアーラ、アムネリスはフィオレンツァ・コッソット。で、コッソットさん、すごい声・・なんだけど、メゾだし、ちょっとお歳だし・・で、♭シがぶら下がって。すごい声でちょっと低い・・これは同じパートを歌うアイーダにとって大ごと。で、キアーラはどうしたか。うーん、この方、賢明です。歌わずにさぼってた。この部分、超弩級なのが第1回イタリアオペラ。ソプラノは、アントニエッタ・ステッラ(大歌手)、メゾは、出た!ジュリエッタ・シミオナート!!!シミオナートは芳醇な声で、かつぶら下がったりしません。ステッラとの重唱(に合唱が加わって)、当時のマイクが壊れそう。もう一つ、1950年代初頭のメキシコでのマリア・カラス。太ってた頃で、フラグスタートのようにいくらでも声が出ると言われてた時。ほんとに、いくらでも出たようで、最後の「♭ミ」、オクターブ上げて、まさに完全制覇。CDを持ってるんですが、ラダメスはデル・モナコ!私の持ってる中で最高の演奏(古いから、音は当然ながら悪い。)。

ドラマにもお勉強ネタがごろごろ

2012-05-26 21:54:02 | インポート
三毛猫倶楽部(私が主宰する司法書士受験の通信教育。猫好きの集まりではありません。)の教材、今日、答練の問題の発送も完了し、あとは、解答解説と添削答案を返却するのみ。すぐ、新学期が控えてます。さて。梅ちゃんちと鶴太郎さんのお隣のうち境界でもめてます。だったら、法務局に筆界特定申請をすればよい。さて、問題。かりに、梅ちゃんちが本来の境界線を越境して自分ちの庭として占有したため取得時効が完成した場合、梅ちゃんちは筆界特定でそのことを主張できるでしょうか?(高橋克実さん演じるお父さんは、そういう主張はしないでしょうが。)今日、1週間分見てたら、他にも古典的な、お勉強のネタにもなる紛争が。その昔、梅ちゃんちの梅の木の枝が鶴太郎さんちにはみ出てもめ事になったそうな。さー、問題。鶴太郎さんは、はみ出た枝を勝ってに切ってしまうことができるしょうか?

おそれいりたてまつりそーろー

2012-05-26 21:46:09 | インポート
ブラタモリでタモリさんと絶妙のやりとりを見せ、今では隔週で7時のニュースのサブMCを努める久保田アナウンサー、前々からいいお声だなー、と思ってたら、小さいときから合唱をやってて、ご自慢が、バッハコレギウムジャパンの欧州公演に参加してバッハのマタイ受難曲を歌ったことだとか(NHKのサイトに書いてあった)。ひえええー。おそれいりもうした。ブラタモリでアルタに行ったとき、テレフォンアナウンサーになりたいとか言っちゃってて、そんなご経験がおありですか!これは、まさに自慢にできる話です。私が中学の時、100mハードルで市で一位になったことなど比較にならない(この自慢ですら、教え子さんたちに偉そうに言ったら、あたしはやり投げで全国3位になったって言われてぎゃふんとなった)。

プライの伯爵からエディト・マティスに話がとんで

2012-05-26 13:50:31 | インポート
ポネル演出のフィガロの結婚で、フィッシャー・ディースカウは伯爵、プライはフィガロ。でも、プライの声質からはホントは伯爵がいいんだと。だけど、フィガロで大当たりをとっちゃったんで、フィガロが定着したんだと。うちにあるLPで、プライが伯爵を歌ってるのがあります。ドイツ語版で、ケルビーノはエディト・マティス!オールド・ファン(お前のことじゃん?違います。もっと上の世代)にとって、マティスのケルビーノとくれば、ベルリン・ドイツ・オペラの引越公演(ベーム指揮)。で、とにかく、可愛いと。録音で有名どころは、ベームの魔笛(パミーナ)、モツレク。それから、1950年台のベームのバラの騎士のライブでゾフィーを歌ったやつがある。最後の二重唱のhがぶら下がりぎみなのがご愛敬。

フィッシャー・ディースカウとヘルマン・プライ

2012-05-25 20:46:23 | インポート
スカイツリーができて、まずはFMの発信基地がこっちに移りました。私的にはFMの電波が強くなって歓迎。FMと侮ることなかれ。早速、フィッシャー・ディースカウの追悼番組を放送したのもFM。で、流れた曲の中にヨッフム指揮のマイスタージンガーがあったんだけど、疑問。オケをプラハ国立歌劇場管弦楽団とアナウンス。えー?直前に流したベーム指揮のドン・ジョヴァンニならそうだけど、ヨッフムのマイスタージンガーだったらベルリン・ドイツ・オペラじゃないの?で、NHKに問合せ中。いろんなバリトン歌手がお悔やみのコメントを寄せてましたが、その多くがフィッシャー・ディースカウに褒められた、というもの。神様に褒められればそりゃ嬉しいですよね。それから、MCが「フィッシャー・ディースカウと言えば、ヘルマン・プライ」とゲストのバリトン歌手に話をふると、答えて曰く、「フィッシャー・ディースカウは知的で柔らかい声、ヘルマン・プライは自然で輝く声」。なるほどね。私流に簡単に(幼稚に)言えば、フィッシャー・ディースカウ=知的、ヘルマン・プライ=いい声ってことでしょう(ホント、幼稚な表現ですみません)。あと付け加えるなら、フィッシャー・ディースカウ=やたら高音が出る、とか。ちなみに、私、生では、フィッシャー・ディースカウはオペラはフィデリオ(コンサート形式)、リートは詩人の恋、ヘルマン・プライはオペラはマイスタージンガー、リートは冬の旅(2回)を聴いた。で、プライの冬の旅、素晴らしかった。フィッシャー・ディースカウは知的でプライは違うなんて言っちゃあいけません。あえて違いを言えば、プライは下着姿のルチア・ポップと相撲をとるけれど(ポネル演出のカルミナ・ブラーナ)、フィッシャー・ディースカウはそんなこたあしない、って感じでしょうか。この二人が共演した超有名な映像は、ポネル演出のフィガロの結婚(スザンナはフレーニ)。フィッシャー・ディースカウの映像で私がすごいと思うのは、リングのメイキング。フィッシャー・ディースカウはグンターを歌ってます。この映像では、グラーネ(ブリュンヒルデの愛馬)が登場。ブリュンヒルデはニルソン。リハーサルで、一拍間違えてはっとする様、とっても可愛いです因みに、ニルソンは、私を楽々お姫様だっこできるでしょうが、私はできそうにありません。なにしろ、ブリュンヒルデですから・・

解散請求権

2012-05-25 10:46:59 | インポート
シャープが台湾の企業と提携し、台湾の企業は、シャープの株式の9.9%を取得することに。この9.9という数字がミソ。10%だと、ある少数株主権の行使要件を満たしてしまうからです。それはなんでしょう(NHKの昼のクイズみたいな簡単な問題。タイトル見りゃあ分かる。)。ちなみに、10%以上になった場合の次の攻防戦は3分の1+1。こんだけ持ってると、特別決議を否決することができます。

マ行じゃなかった。パヴェルだった。

2012-05-24 20:53:53 | インポート
マ行じゃなかった。パヴェル・ホラチェクだった。私の記憶もいい加減だなー。親父さんのヤロスラフは老練な歌。息子のパヴェルは若々しかった・・なんていかにもの感想です。ちなみに、二人を聴いたのは、1984年だか5年だかのあたり(指揮はズデニェク・コシュラー)。すると、息子のパヴェルさんも今ではいい歳のはず。親父さんのヤロスラフは、随分録音を残してるようです。

わめく歌手?

2012-05-24 17:40:44 | インポート
AKB48の総選挙の中間発表に関する街の声で、○○ちゃんとハイタッチして手を触った、って喜んでる男の子がいた。グルベローヴァと握手して喜んでる私も同類。さて。ペーター・シュライアーのシュライアーは、「Schreier」。「schreien」(叫ぶ)という動詞からきた言葉で、「叫ぶ人」の意味。さて、これが歌手の名前としてふさわしいか。歌手なんだからちょうどいいんじゃないの・・なんて思ってましたが、E君から聞かれたので辞書で調べました。そしたら、叫ぶは叫ぶでもわめくとか悲鳴をあげるとか怒号するとか、歌手としてはよからぬものばかり。カール・ベームがシュライアーを人に紹介したときも、この人の名前は歌手にふさわしくない、て言ったんだって。なるほどねー、合唱団でわめくと怒られますもんね。ちなみに、ベームがシュライアーをそうやって人に紹介したのはドン・ジョヴァンニのLPの制作発表の時。この時のタイトル・ロールはかのフィッシャー・ディースカウ。あと、タルヴェラもいるし。女性陣は、アーロヨにニルソン。いつもながら、ベームが集める歌手は重量級です(重すぎて、細かいパッセージがすごいことになってる部分がある。)。フィッシャー・ディースカウは、フリッチャイ指揮のLPでもドン・ジョヴァンニを歌ってる。シュライアーの話からドン・ジョヴァンニにそれてきました。ドン・ジョヴァンニを生で見た中で、一番感動したのはプラハのオペラの引越公演。歌手は日本では知られてない人ばかりだったけど、見事なアンサンブルだった。タイトルロールは、ホラチェク親子のダブルキャストだった(親父さんの方はヤロスラフ。息子はなんだっけなー。マ行で始まる名前。だれか教えて(パヴェルだった。次の記事参照。)。)。この舞台の思い出。ドン・ジョヴァンニが地獄に墜ちた後、残った人たちが最高に楽しい重唱を歌って終わるんだけど、その時、ツェリーナ役の若い歌手が隣のレポレロ役の年配歌手と手をつなごうとしたら、年配歌手が拒否したこと。お前みたいな若造と手なんてつないでたまるかって感じで、ツェリーナが気まずそうだった。

グルベローヴァ引退宣言?

2012-05-23 15:04:58 | インポート
音楽の友を読んでたら、重大ニュース。グルベローヴァがインタビューで、日本にくるのは今秋で最後。ヨーロッパでも2015年春以降は予定を入れてない、だって。2015年には69歳だから(その年、私は69-12歳)、もう潮時なんだと。うーん、来るときがきたか。オペラファンにとってのグルベローヴァを、猫にとってのまたたびとおっしゃったのは亡き黒田恭一さん(こないだ亡くなった永竹さん同様、この方のオペラ評も、ホントにあてにできた。)。その黒田さんも、1980年台に、魔笛の映像の解説で、花の命は短い、さしものグルベローヴァにも陰りが見えると書いたことがあった。普通の歌手だったらそうですよ(エヴァ・リントやエレナ・ブリリョーワはどうしてるんだろう。)。ところが、それは一時的な不調にすぎなかった。1980年の半ばに日本でオペラ・アリア・コンサートをやったとき、果たしてグルベローヴァの調子はどんなんだろう、とみんなどきどき。私も手にびっしり汗をかいて聴き入った。序曲なんか入れずにプログラムの第1曲からロジーナのアリア(Una voce poco fa)。開始から数秒で、一部の杞憂を吹っ飛ばし、会場全体は驚愕のるつぼと化したのでした。それから何十年も第一線ですから。これはもう奇跡です。私、なーーーんどもグルベローヴァ様の生手に触れさせていただきました。

solamachi

2012-05-22 11:23:20 | インポート
スカイツリー、オープンだそうで。併設されてる商店街は「solamachi」と言うんだと。なんで「sora」じゃなくて「sola」なんだろう?ローマ字表記ではラ行はRじゃなかったっけ?日本人にとって発音が難しいし(下を歯茎の裏にくっつけて、と言いますが、いくらくっつけて、ルーーールーーーと言っても、なかなか通じない。)、それに、Lだと、「sola abbandonata」のソラだから、一人寂しくなっちゃう。なるほど、今「おひとり様」が増えてるってこと?世界中のビールを売る店があるらしいから、そのうち行こうっと。

答合わせ

2012-05-22 11:03:04 | インポート
梅ちゃん先生のあかねさんが成金さんと妾になる約束(愛人契約)をしました。が、愛人契約は、公序良俗に反し無効です。では、問題。あかねさんが既にお金を受け取ったかどうかは不明ですが、かりに受け取っていたとして、愛人契約が無効ならこれを成金氏に返還しなければならないでしょうか?問題出してばっかりなので、以前の問題の答合わせ。15のねえやに子供を産ませた馬の骨が未成年者である場合、認知をするのに法定代理人の同意は不要です。認知をしても子は非嫡出子ですが、ねえやが16歳になって馬の骨と婚姻すれば子は嫡出子になります(準正)。それから、判例によれば過失犯の共同正犯は成立します。したがって、手紙の二重唱を伯爵夫人とスザンナのどっちかがとちった場合、両者に過失歌唱罪が成立することになります(冗談ですから。そんな犯罪ありません。)。それから、刑法の条文を被告人不利に類推解釈するのは、「罪刑法定主義」に違反します。こんなとこだっけ。冒頭の答も言っちゃおう。受け取ったお金は不当利得ですが、不法原因給付にあたるので、返還の必要はありません。