拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

理不尽

2012-01-31 22:37:48 | インポート
糸子と三人の娘のシーン、笑えますねー。糸子が掛け布団をはいでも敷き布団にくるまってまだ寝てる!「虫かっ」って、相変わらず口が悪い。三女に対しては、「猿っ」て言ってました。ほんとによくできた話。糸子の子供に対する理不尽さ、お父ちゃんが糸子に対してしたのとそっくり。お母ちゃんがイワシ料理こさえてるのはばあちゃん譲りですね。同じNHKのあさイチで、子供をむやみにしかってはいけないとやったばっかですが、糸子はそんなのものともしません。どうなんでしょうか。のびのびと育てた子が企業の内定をたくさんもらう、という新聞記事があったと思ったら、理不尽に怒られたことがないから会社で怒られるとすぐフリーズする、って話もあるし。とにかく、糸子に元気をもらってるって人多いようですが、私もそう。糸子が盆暮れもなく朝から晩まで働いてるのを見て、私もがんばる気がわいてきます。テレビはちょっこし(嘘付け、たんとだろ)見ますが・・

ルチア・ポップのヴァーグナー(貯金の取り崩し)

2012-01-30 13:54:39 | インポート
周防さんとのさよならは、やっぱり「Leben Sie wohl!」だったようで。週が代わったらなんと悪い噂をまき散らしたほっしゃんが糸子の家に出入りしてた。ほっしゃん、糸子に惚れてたからな。実話の男性をドラマでは周防さんとほっしゃんに分解した感じでしょうか。記事のタイトル、貯金を取り崩してルチア・ポップのヴァーグナーを聴きにいく、ではありません。ルチア・ポップは、若くして亡くなりました。何が惜しいかっていって、これからいよいよ貯金を取り崩すという時期だったこと。お金の貯金ではありません。声の貯金。それまで声に負担をかけない役を歌ってたのを(声楽教師の教えだったそうな)じょじょに重い役にシフトするということです。私がポップで聴いたエヴァは、ヴァーグナーって言っても、軽い役だったけど、もっと重い役。既に、ローエングリンのエルザは舞台で歌ったそうで(相手役のローエングリンは、ザイフェルト)、で、次に歌うことが決まってたのに果たせなかったのがヴァルキューレのジークリンデ。惜しい、惜しすぎる。第1幕の大詰めで、双子の兄であり、これから結ばれることとなる男から、「これまでの名は捨てた。新しい名前を付けてくれ」と言われて、「Siegmund,so nenne ich dich!」(あんたの名前はジークムント(ちょっと、糸子が入った。)!)と叫ぶシーン(ジーーーーーーーーーーークムントゥ、ゾーネンネイヒディヒ)、目に浮かびます。それから、イゾルデも射程に入ってた。生前、記者に、イゾルデなんかどう?と聞かれて、まさかー、といいながら、これからはわからへん、て含みがある発言。これは、やる気十分と感じました。

テレビ

2012-01-28 20:01:07 | インポート
予告編でのお母ちゃんの怒りは糸子の朝帰りに対する怒りでした。でも、糸子、ひょひょいとかわして逃げちゃった。そんでも、周防さんとの「さようなら」はもう会わないのさよならだったんでしょうか(ドイツ語でいう「Leben sie wohl」。すぐ会うんだったら「Auf Wiedersehen」。ヴァーグナーのヴァルキューレの最後のシーン、神々の長ヴォータンは、娘ブリュンヒルデとの永遠の別れの際、「Leb' wohl」を繰り返します。)。なんと、昨日、テレビが映らなくなって。テレビ命の私にとっては死活問題。で、すぐネットで注文して、今日きました。32型のLEDアクオス。シャープ・ファンを自認している私、ようやくテレビもアクオスで、これでおおえばり(誰にって、別にえばる相手はいませんが。)。価格は3万円ちょっと!こりゃメーカーさん、大変です。電気代は1年で1000円いかないらしい。すごい。それから、インターネットに接続できるらしいので、ラン・ケーブル買ってこなきゃ。それからめちゃ軽い。これまであったやつ、テレビ台から下ろすのも一苦労で(昔はひょいぽちょだったのに、歳を感じます。)、30kgを超えていたのが15kgしかない。4年半の間にえらい進歩です。

糸子とルチア・ポップ(私にとっての以外な共通点)

2012-01-27 10:20:05 | インポート
私、周防さんとでれでれする糸子はあんまり見たくないのですが(微妙な男心)、今日の糸子は、久々に我の強い糸子で、回りに白い目で見られても我を押し通す糸子で見応えがあった。やっぱ、商売をするにはこのくらいの根性がなければダメってことでしょう。娘三人が糸子の味方になりましたが、コシノジュンコさんがあさイチに出ておっしゃってたこと、おじちゃん(周防さんが演じてる役のモデル)がくるとお母ちゃんの機嫌がいいんで嬉しかったとか。さてと、ルチア・ポップの話。最後にルチア・ポップを生で聴いたのはソロ・リサイタルだった。女の愛と生涯(シューマン)や子供の不思議な角笛(マーラー)、とっても良かったけど、やっぱりお国物のドヴァルザークのルサルカからのアリア(月がどうしたこうしたという歌)が圧巻だった。あの糸をひくような高音への上昇(納豆ぽくて変な表現?あっ、糸子と糸つながりだ。)、耳に残ってます。最初に生で聴いたのもオペラじゃなくて、N響のカルミナ・ブラーナ(バリトンは、ヘルマン・プライだった。小林一男さんが、焼かれる鳥の気持ちを苦しそーに歌ってました。)、それから、やっぱりN響のエリア(メンデルスゾーン)。この間、かなり貫禄が増したようで、エリアの時、ちょっとびっくりした。それから、サントリーホールのオープニング記念ガラで歌ったパミーナのアリアと、マーラーの千人の交響曲のソロ。千人の交響曲、私、合唱のすぐ脇で聴いていて、第一部の出だしの迫力、どぎもを抜かれましたが、その大音響の中、ポップの声がつきぬけて聞こえてきた。ここでもポップの声の浸透性の強さ(一種のレーザービーム)を体感しました。ちなみに、この頃からペーター・ザイフェルトってかなり年下のテノールといちゃいちゃしてて、「千人」の時も、歌がお休みの時、互いに顔を見合いながらにたにたしてました(最近の糸子と一緒だ。こんときも、私、複雑な心境だったっけ。)。糸子と違って、ポップはザイフェルトとその後結婚して、で、ポップが若くして亡くなった後、ザイフェルトは押しも押されぬヴァーグナー歌手として地位を築いたのでした。

ルチア・ポップとフィガロの結婚

2012-01-26 20:40:33 | インポート
今日は、安岡美容室の(義理の)親子のざーとらしい芝居(の芝居)がおかしくて、声を出して笑っちゃいました。声は出して笑うのはとても健康にいいらしい。で、ぼちぼち周防さんとのことがバレるみたいだけど、私の予想、マサちゃんも周防さんに色目使ってたから、糸子とできてるって聞いて怒って店やめちゃうとか。さてと、中断してたルチア・ポップの話に戻って。ポップと言えば、フィガロの結婚のスザンナですが、1980年の伝説のウィーン国立歌劇場の来日公演は、私就職を控えた年だったんで、聴きに行けず、FMで聴いてました。この時の映像をNHKが(糸子のことではうんもーだけど)近年DVDにしてくれて、私、狂喜乱舞しました。で、私が直接見ることができたポップのフィガロの結婚は、伯爵夫人だった。ポップはブリのように(このこと、前にも書きました。)どんどん役柄を変えたから。夜の女王→パミーナ、スザンナ→伯爵夫人、ゾフィー→元帥夫人ってな具合に。で、伯爵夫人ですが、2番目のアリアの最後、伸ばしながらトリルかけるところ、声をぶるぶるふるわすのと一緒に顔もぶるぶるふるわせていたのを思い出します。でも、ポップ、フィガロの結婚とくれば、やっぱりスザンナ、それも最後のアリア。DVDで見ることのできる演奏、最晩年のベームの止まりそうなテンポが逆に功を奏してしっとり歌ってます。あと、ショルティ指揮のパリでの映像もあって、こっちも演奏はとーってもいい。因みに相手役のフィガロは、ベームのときは、ヘルマン・プライ、ショルティのはホセ・ヴァンダム。ヘルマン・プライとのやりとりは抱腹絶倒。ウィーンでは、日本の観客に受けたもんだからやりすぎた、って評が出たらしい。

ふたりっこの一つ前

2012-01-25 15:02:27 | インポート
きっとスタジオパークとかに夏木マリさん呼んで宣伝するんだろーな。いえね、夏木マリさんはいいんです。今の糸子に対する某放送局の扱いが気に入らないんで。夏木マリさん朝ドラはひまわり以来だって。よーく覚えてます。松嶋菜々子さんが弁護士になる話で。私的には、ふたりっこの一つ前の朝ドラということで脳にインプットされています。スタジオパークといやあ、ちょっと油断したすきに青山さんが産休に入っちゃった。アナウンサーが交代で後釜を務めるらしい。武内陶子さんが産休に入ったときもそうだった。その中に住吉さんがいて、いつのまにか住吉さんだけになって。住吉さん、よーく番組で泣いてました。所ジョージさんが生歌歌ったときも泣いて、所さんびっくりしてました。ついこの間、スタジオパークに元世界チャンプの内藤さんが出てて、奥さん、世界チャンピオンの妻だというのに貧乏性が抜けないって言って、内藤さんはのうのうと自分の奥さんは美人なのに性格がいいとのろけて、とってもいい感じでした。

糸子と砂の惑星

2012-01-23 16:44:35 | インポート
まだわなわなしてますが、気を取り直して今日のおさらい。糸子の「あ”っ」、これまでで一番すごい声だった。残響をマイクが拾ってましたよ。相手役の近藤正臣さんもまじでこけそうになったんじゃないだろうか。砂の惑星って映画で、声を武器にして、「うーーーわっ」って言って敵を破壊するやつを思い出しました(だからー、こんなすごい声の出る人、なんで代えるの?ってぇの。)。ほっしゃん(が演じてる北村)、糸子にほれてたんだと。だから、頭来て変な噂流したんだと。糸子とほっしゃんがくっつけば面白かったのに、と言った私、わずかにかすりましたかね。それにしても、腹立つ。

ネガティブ・サプライス

2012-01-23 10:30:42 | インポート
実は初めから晩年役は夏木マリさんに決まってたというネット情報。だったら、初めから言やーいいのに。そしたら覚悟だってしてたのに。あれかね、隠しといて、ドーンと発表して、ポジティブ・サプライズを狙ったのかね?だったら完全に逆効果。まったく、紅白の糸子の扱いの小ささといい、気に入らないことばかり

ルチア・ポップのアラベラ

2012-01-22 10:40:27 | インポート
昨日の夜中、BSで去年の大晦日のウィーン国立歌劇場のこうもりをやってて、で、なにげに配役を聞いてたら、出たっ、アデーレ役はダニエラ・ファリーだ!相変わらず演技達者でウィーンでも大人気のご様子。でも日本のファンは、耳ん中にグルベローヴァのアデーレが残ってっから(グルベローヴァ、日本でこうもり全曲の舞台に立ったことはありませんが、いっつもコンサートのアンコールにアデーレを歌ってた。去年もそう。)、ハードル高そう。ウィーンのこうもりって言やあ、30年近く前、ウィーンに旅行したとき、大晦日はフォルクス・オーパーでこうもり、元旦は国立歌劇場でこうもりを見て。国立歌劇場の方はさすがにヴァイクルがアイゼンシュタインで、ヘルガ・デルネシュがオルロフスキーだったけど、フォルクス・オーパーの方がさすがに十八番だけあって面白かったなー。昨日に続いて、ルチア・ポップの思い出。そのミュンヘン・オペラでは、他にアラベラに出て。で、私、とにかくポップのアラベラ聴きたくて、で、1日目行ったらトモワ・シントウ、2日目もトモワ・シントウ。3日目にようやくポップ。で、感じたこと。ポップの声はでかくてよく通る(顔が可愛い系だから、このことはフェイント。)。トモワ・シントウの声がオケに消されちゃった所でもポップの声はよーく聞こえました。相手役はヴァイクル。最後のめでたしめでたしの所で、ヴァイクルがポップをかかえてくるくる回って、この頃のポップはかなり重量級だったので、でもさすがヴァイクルだなーと(変な感心の仕方)思ったものでした。この公演の様子は、NHKが録画して放送したから多くの人が見たことでしょう。このときのズデンカ(アラベラの姉妹役)は、ジュリー・カウフマンで、とっても良かったけど、第1幕のポップとの二重唱、ちょっと声の質が違った感じがして。なんかのガラコンサートのCDではこの二重唱をポップとソーナ・ガザリアンが歌ってて、声質が似てるんでとろけるような歌になってます。

ルチア・ポップのイーファ(エヴァ)

2012-01-21 19:19:30 | インポート
あーあ。糸子があの優男といい仲になっちゃった。私的には、ほっしゃんとうにゃうにゃになったら面白かったんだけど。だって、あの優男、いかにも・・って感じでしょ?だけど、無理ですね。糸子の相手は奥さんもちって決まってたから。ほっしゃん(の演じる役)は独り者だったから。予告編で、あのおっとりお母ちゃんが鬼のような顔になってた。糸子の不倫をなじるんでしょうかね。こないだ、ブログを見て大学んときの2年下の後輩のM君がメールをくれて。嬉しかったですねー。彼も私もルチア・ポップが大好きということで。で、ルチア・ポップの思い出。若くして亡くなったポップの舞台、私、幸いに何度か体験しました。オペラの舞台はヴァーグナーのニュルンベルクのマイスタージンガーが最初だったっけ。ミュンヘン・オペラの引越公演だったこのとき、ものすごい配役。ルネ・コロ、ペーター・シュライアー、ベルント・ヴァイクル、ヘルマン・プライ、クルト・モル(ヤン・ヘンドリック・ローターリングとダブル・キャスト)。それにポップ。なんだこりゃ、CDでも実現しないようなオール・スター・キャスト!二日目なんてローターリングがポーグナーを歌ったもんだから、モルが、な・な・なんと夜警で登場。二幕の最後だけちょこっと出てきて、で、夜警のラッパをほんとに吹いちゃって、プオーって変な音がなりました。こんだけ男性陣がすごいと、さすがのポップも最初あまり目立ちませんでしたが、そこはさすが。3幕の5重唱はしっとりと全体をリードして、で、圧巻だったのが幕じり。コロがかっこよく歌った後、イーファ(エヴァ。ポップの役)が、「Keiner wie du,so hold・・」(あなた以外にこんなに素晴らしく求婚してくれた人はいない)と歌うのですが、私は、ポップにこう言いたい。あなた以外にこんなに素晴らしく歌った人はいない、と。後日、NHKで舞台裏のドキュメントをやってて、で、この場面に挑む前のポップ、「あと、ちょっこし(ゲゲゲの女房かって)歌うだけ」って、めちゃお気楽な感じでした。

腹から出る声

2012-01-20 14:51:53 | インポート
ほら、糸子自身も自分の若い頃思い出して(パッチ店に行きたい、とだだこねたこと)、ほんわかしたBGMが流れて、振り返ると、三人の子が額をたたみにすりつけてお願いしてて、で、普通だったら許すところ「あかんっ」。糸子にはお父ちゃんの血も流れてるからねー。それにしてもこのドスの利いた声、ぞくぞくする。腹から出てくるこの声がいいんだよねー。若い俳優さんが監督からもっと腹から声を出せと叱られるんだと。映画やドラマで若い役者さんがやたら怒鳴るけど声が上っ面だといかにも作り物な感じがしちゃいます。

阪神タイガースではありません

2012-01-19 12:03:50 | インポート
スーパーで見かけたのとおんなじ光景がカーネーションでも。三人の子供がタッグを組んでエンドレスに「ピアノほしい、ピアノこうて」と(昨日の放送)。子供はエネルギッシュですねー。ニャーたちもご飯時になるとエンドレスにニャーニャーいいますが。ま、あの三人は糸子の血を引いてるんだから当然か(糸子、○○パッチ店で働きたい、とエンドレスに叫んでましたっけ。)。昨日、夜の番組でタイガース(阪神タイガースではありません。)が歌ってました。ジュリーとサリー(岸部一徳さん。今ではしょちゅう映画でお見かけする役者さん。)とタローとピー(学校の先生になられたそうな。)の四人で。トッポは出てませんでした。シロー(岸部四郎さん)も。トッポの代わりにシローが入ったんでしたね。ジュリーは、かつみ(トッポのこと)も加えてやりたいみたいなこと言ってました。昔の記憶がよみがえります。ジュリーが「きみだけーにー」と叫ぶと、女の子がキャーっと失神しかねない勢いでした。

いじわるネリーのその後

2012-01-17 17:26:03 | インポート
スーパーに行ったら、店中に響き渡る子供の泣き声。「おねがいっ、いうこときくー」をエンドレスに連呼してます。お母さんは無視してレジに。会計済ますと、エンドレスの絶叫の中身が「あっちいけー」に変化。お母さん、涼しい顔を通してましたが、そこは動揺があったのでしょう、なんか忘れ物をしたらしく、他のお客さんに持ってきてもらってました。これが糸子だったら、バシッ、バシッ・・だろーな。子役の頭もほんとにポカってやってたもんな。またまた昨日の復習。栗山千明さんもたいしたもんで。パンパンだったときの顔と、昨日の顔、表情が別人のよう。憑きものがとれたような。ちなみに、いじわるネリーが大人になってから、大草原の小さな家のドラマの話だけど、いい人になって、ローラと、あの頃は・・なんて昔話をしてた。シリーズもかなり後半になってからだけど。役を演じた女優さんは、「いじわる」のイメージで苦労したらしい。なんてったって、太平洋またいだ日本でもいじわるネリーなんて言われてるんだから。