拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

草木の素性調査

2024-04-01 13:06:07 | 植物

奥地の家に行ってみたら、桜(早咲き桜)はほとんど散っていて、代わりに、地面を覆っていた小さい青い花が、1週間前はつぼみだったのだけれど、一斉に開花していた。

この花は道ばたでよく見ていて、好んで写真に撮っていたけれど、自分ちで見られるとは!それにしても、一体、これは何の花だろう?きれいだな!と思って写真に撮っていても、実は特定外来種だったりする(その代表格がナガミヒナゲシ)。そんな「悪い奴」を育ててる……いや、積極的に育ててなくても生育の場を提供しているとなれば、それは犯人蔵匿罪に等しい。この際、正体を暴いておこう。ということで、グーグル画像検索にかけた。お里が知れた。「ハナニラ」だそうだ。外来種だが、特定外来種(悪い奴=不良外人)ではなさそうだ。これが咲いてるうちは、庭草の刈り取りは猶予しようと思う。

もう一つ、素性調査の必要があるのがお隣との境界附近に生えている木。

グーグル画像検索にかけたら、カナメモチと言うらしい(なお、カネメモチにはいくつかの種類があって、その一つの英名がレッドロビンということ)。写真でわかるように、枝が左に伸びて裏に回るときの通せんぼになるし、右に伸びると「越境」になる。「赤い葉が美しく、庭木や生け垣に使われる」そうだが、美しくても邪魔なのは困る。とりあえず、左右の伸びすぎた枝を新たに購入したノコギリで切った(応急処置。ノコギリを使ったのは数十年ぶり)。またすぐ伸びてくるだろうから定期的に伐採せにゃあ……と思いつつ、ふと、根っこのあたりを見ると、お!切り株の跡だ!

売主さんたら、一度根っこから切ったんだな。そこからまた生えてきたんだな。私の実家の柿の木も、境界線に塀を作る際に職人さんが切っちゃった後、切り株から枝が伸びてきて、へー、木って強いんだなー、と思ったものです。じゃあ、私も切っちゃおうか。そうすれば、懸案事項の一つが根本的解決を見る。

因みに、実家の柿の木を切ったのは、職人さんがウチになんの断りも入れずにやったこと。その日の夜、帰宅した父が激怒し母を責め、母は「知らないうちに切られた」と反論。夫婦げんかとなった。夫婦げんかをする暇があったら職人さんに文句を言うべき。そもそもなんで職人さんが切ったかというと越境はしてなかったから作業の邪魔にされたのだろう。だとすると、ひどい話。不法に人の財産権を侵害したのだから立派な(ひどい)不法行為です。

で、ルーティーンに則り夜は駅前の中華。今宵は麻婆茄子。プラス200円でご飯、スープ付きの定食セットにしました。

例によって茄子の量がはんぱでない。この日も、私の前に既に客がいて、私の後にも客が入って来た。もはや「応援のため」に私が行く必要はなくなったけど、一応初志貫徹でまだ通おう(初志=この店のメニューをすべて制覇する)。そろそろ以前何を注文したかを覚えきれなくなっているので(ボケたから、ではない。相当たくさん注文したから)、スマホにリストを作りました。