拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

人も馬も気性が難しいと難しい

2012-04-30 00:37:39 | インポート
競馬ファンは泣きそうだったでしょう。ダントツの一番人気、久しぶりにみんなの期待を集めたスーパーホース、オルフェーブル。11着、天皇賞、惨敗でした(パソコンと格闘して外に出られないんでテレビで見てた。)。先行する二頭が飛ばして、2番手のとの差が10馬身くらい、その2番手とオルフェーブルを含む場群が10馬身、つまり先頭から20馬身差。これはやばいです(パカパカ飛ばしている先頭から10馬身差だったら最後つめられるんだけど。)。結局まるっきり届かず。レース後、葬式のよう(MCの女の子が、CMが早く明けたのに気づかずにほおづえついて、次いつ走るんですか~~~って、で、カメラが回ってるのに気づいて、「はっつ」と声あげて急に姿勢を正して、うん。真面目な子なんだね。もっと、ゆっくり姿勢を正せばいくぶんかはごまかせたのにね。)。この馬、暴れ馬で、レース前の心配事はかかっちゃって(興奮しちゃって)最初から飛ばしちゃうこと。それを阻止するため、だめだめだめーと押さえつけてたら走る気をなくした、というのがテレビに出てた人たちの分析。むずかしーですねー、人間も馬も、気性の難しい人(馬)は。そこへいくと、発音しにくいシンボリルドルフは、騎手(今解説をしている、名手でならした岡部さん)がいけー、と合図をくれても動かず、だめかと思ったらここぞというとこでスパートして一着。岡部騎手をして馬に競馬を教えてもらったと言わしめた。ほんとに偉大だってんですねー。

ウィンドウズ7

2012-04-30 00:21:48 | インポート
今日(昨日)はいい天気でした。外に出てリフレッシュしたかったけど、予定より早く新しいパソコンがきたもんで。システムを新しくするには三毛猫倶楽部の新学期前のこの時期を逃してはない。で、昨日からシステムの移行で四苦八苦(結局、日中は外出できなかった。)。新しいOSはウィンドウズ7のプロフェッショナル(XPとの互換性があるので。それから、ビット数は32ビット。司法書士の電子証明書は、64ビットだとややこしいらしいので。)。ところが大変。7はヴィスタよりいいって聞いてたんだけど。XPではちゃんと認識してたリーダライタを認識しない(だから、公的個人認証サービスで電子署名ができない。なんでだ!問い合わせメールを出したけど。公的個人認証サービスを使うのは来年の税申告までだからそれまで原因が追求できればいいけど。)。それから、注文したやつ「Adobe acrobat reader」が入ってるってことだった。おっ。アクロバットが入ってんのか(司法書士の必需品)。ところが、注文した後で、怪しいネット情報をゲット。その昔、アドビー・リーダーのことを、アドビー・アクロバット・リーダーと呼んでたんだと。悪い予感的中。リーダーだった(こんなの、無償でいつでもネットからダウンロードできる。)。で、古いアクロバットのCD-ROMがあったんでそれをインストールしたら、なんと、インターネットでPDFを読み込もうとするとエラーになって止まってしもうた。古いヴァージョンのを入れると動かなくなるというネット情報を見てアクロバットをアンインストールしたら治った(アンインストールもあーだこーだと画面で文句が出て一苦労)。あー、XPはよかった。ずーっとXPを売ればよかったのに。

楽友協会、フライパン、ヴァイオリン

2012-04-27 21:15:28 | インポート
以前、ウィーン楽友協会の原語である「Wiener Musikverein」を直訳すると、「ウィーン音楽協会」になる、という記事をアップしましたが、同協会の正式名称は、「Die Gesellschaft der Musikfreunde in Wien」だそうで、これだと、なるほど、ウィーンの音楽の友(雑誌の名前みたい)の協会、となり、「音楽の友」=「楽友」であれば(これは確立した短縮語だろうか?)、楽友協会となります。話は代わって。テレビで、ダイアモンドコーティングのフライパンの宣伝をしてて、タレントの皆さんが金属ベラでがしがしやって(これ、すごいインパクトあった)、で、大丈夫だって私、結構、調理器具にそそられる。で、ネットで調べてみたら、あれーーー?発売元さんは金属ベラを使うなと言ってるぞじゃあ、現物見て確かめようとホームセンターに行ったら、やれセラブリッドだあ、やれマーブルコーティングだあ、みんなよさそう。結局購買意欲減退して何も買わずに帰りました。選択肢が多すぎるとこうなる。これってぇのが一つだけだと迷いません。「吾輩は猫である」で、吾輩の飼い主のくしゃみ先生の弟子が、店につるしてあったヴァイオリンがどうしても欲しくなって、でも明治時代の田舎でヴァイオリンを買うのはものすごく勇気がいる、ある日一念発起して買いに行った、って話をするくだりがあります。この場合、店につるしてある一丁のヴァイオリンということで他に選択肢がなく、気持ちがそれに集中したのでしょう。

ストゥーダーと中年の星

2012-04-27 18:07:11 | インポート
で、ロッシーニのランスへの旅のDVDを引っ張り出してきて視聴。随分前にWOWOWで放送したアバド=ベルリン・フィルの演奏会形式のやつ(1992年)。いつ見てもおもろい!マテウッツィのハイEは、今更ながらすごいですが、やっぱり舞台で存在感があるのがチェリル・ストゥーダー(ドイツ語読みだとシュトゥーダーですが、アメリカ人だから。だけど、ご本人はドイツ語が好きらしく、日本ではインタビューの時、ドイツ語をリクエストしたらしい。かのバルツァもギリシャ人だからバルトザが正しいんだけど、ご本人が「バルツァ」を気に入っていたとか。)。ストゥーダーがブレイクしたのはこの舞台の約10年前。バイロイトの代役でした。1980年台の前半、タンホイザーで、当初、かのルネ・コロとベニャチコヴァーが予定されていたのが、二人ともキャンセルして、で、グルベローヴァと同じスロバキア・ヴォイス(つまり、いい声)のベニャチコヴァーの代わりに歌ったのがストゥーダーだったのでした。FMで聴いたのですが、ビブラートのないまっすぐな透き通った声で、高音もよく響いてとても良かった。ヤノヴィッツの声を柔らかくしたような感じで。ドイツオペラもイタリアオペラも歌えるんでいろんな指揮者から引っ張りだこになって。この人がジークリンデを歌ってるハイティンク指揮のヴァルキューレのCDは、私のおきにの一つです。どっかで、そのバイロイトのタンホイザーの練習風景のビデオをみたとき、普通、舞台で見る以上に体格がご立派だったのが印象的でした。で、ルネ・コロ(コロは、このキャンセル以降、バイロイトとは決別した模様。)の代役に立ったのがリチャード・ヴァーサル。ビジネスマンを経て、かなりお年を召してからオペラ歌手になったという中年の星!細くて(悪い意味じゃない)よく通る声で、高音も無理がなく、とっても良かった。バイロイトの日本での引越公演のとき、シノーポリ指揮でこのコンビでしたが、それとは別に二期会がタンホイザーやったときも、ヴァーサルがタイトルロールを歌いました。

ミサソレムニス(牝馬だから?)

2012-04-26 16:57:59 | インポート
競走馬の名前でおもろいのないかと眺めてたら、ありました、「ミサソレムニス」!牝馬だって。だから、ミサ(ちゃん)ソレムニスってわけじゃないですよね。曲の方のミサソレムニスでは、ベートーヴェンの大曲のほか、ロッシーニなんかのも有名。ロッシーニと一緒にされたらベートーヴェン先生は面白くないでしょう。ベートーヴェン存命中、ウィーンでロッシーニ旋風が巻き起こり、ベートーヴェン先生はすねてウィーンを出てくと言ったそう(回りが必死になだめたんだとか。ベートーヴェンは、お金はなかったそうですが、生前から十分偉人だったので、出てかれるのはよろしくなかった。最近出てきたお金の無心をするベートーヴェンの手紙に、宛先書かなくても、ウィーン、ベートーヴェンで着く、とプライドを覗かせていたそう。)。ロッシーニの音楽はほんとに楽しい、うきうきします。で、「形而上的なもの」に憧れ、評論家のU先生に洗脳され、フルトヴェングラーをこよなく愛しているような高校生(40年前の私のような)には、まずその良さが分からないことでしょう(というか、分からないふりをすることでしょう。)。

スーパー・マリオ

2012-04-26 13:09:41 | インポート
立法と行政は別と言うたものの、日本のように議院内閣制を採ってる国では国会での多数党が内閣を組織する。すると、どっちも与党が支配するから現実問題として同じように見えてしまう。ただ、最近のわが国はちょっと違くて。衆議院で多数をとってる与党の中の多数派のグループと、内閣のメンバーは仲があんまりよろしくない?小沢さんが無罪になって、この傾向はますます顕著になるか?ところで、参議院では与党は過半数を持っていない。それが、物事が決まらない原因のようにも言われてます。イタリアもねじれ現象のため、物事が決まらなくて、とうとうベルルスコーニさんは首相をやめました。ところが、その後のマリオ・モンティ(スーパー・マリオ)首相がばーしばし懸案を片付けてるんだと。仕組みが同じでもやればできる?イタリアが日本と違うのは、首相も大臣も国会議員である必要はないということ(日本では、総理大臣は国会議員であることが必須。その他の大臣も過半数は国会議員でなければならない。)。スーパー・マリオ氏も議員ではありません。で、そのねじれの元の参議院ですが、その存在理由、衆議院と違って良識の府、ということになっていますが、ホント?衆議院で落ちた人が参議院議員になってたりする。衆議院を落ちたとたんに良識の人になるのでしょうか?

危険運転致死傷罪

2012-04-26 09:36:28 | インポート
無免許運転の自動車が歩行者を死傷させた事件があって、危険運転致死傷罪の成否が問題となってます。刑法208条の2の第1項後段の「進行を制御する技能を有しないで自動車を走行させ」に該当するのはないかという議論です。しかし、同罪は死傷を除く部分については故意犯ですから、犯人に「進行を制御する技能を有しないで自動車を走行させ」た認識が必要。「無免許であることは分かってるんだから当然故意があるはず」という人がいましたが、もし犯人に「俺は無免許だけど運転はめちゃ上手い」という認識があれば、同罪の故意は認められません。法律家はそう言うけど、今回の事件で同罪が成立しなきゃなんの役に立つんだ?という意見も聞く。これは、当然な疑問です。そこで、とうすべきか。あくどい行為なんだから同条を類推解釈して重罰に処すべし・・これはいけません。こんなことしたら、○○主義に反します(問題。○○には何が入るでしょうか?)。そんなことを許したら、行政の恣意によって罪のない人を処罰することが可能になってしまいます。法律を変えるべきです。大体、こうしたことがおきたとき、いっしょくたにして国が悪い、行政が悪い、という論調が幅をきかせますが、立法と行政は別ですから。行政は法律にしたがって行われるべきなんだから、その法律が悪いときは法律を変えるべきです。誰がするの?ってそれは国会の仕事です。次の選挙のことばかり考えてたり、国会で野次を飛ばすことが仕事だと思ってる国会議員の仕事です。

疲労にいい食べ物

2012-04-25 11:47:28 | インポート
記事書いてから知った。アテンション・プリーズって、最近、リヴァイヴァルしたんですねー。ジョンとヨーコのバラードの各節の最後は「クルシファイミー」で終わる。これを聴くと、ミサ曲の「クルーチーフィークス」を思い出す。梅ちゃん先生、学校の班のみなさん、仲良くなりそう。なんだかおひさまの白紙連合みたくなりそう。お決まりですねー。あらためて、一人で突っ走った糸子は偉かった。徹子の部屋は完全にカーネーション・シフトで、先週は聡子(安田美沙子さん)、今週は八重子さん(田丸麻紀さん)。なんかのトークショーには周防さんが出てた。肝心のオノマチ糸子はなかなかお目にかかれません。出ない方がいいかもね。トーク番組だと、舞い上がって余計なこと言っちゃいそうだから。ほかの俳優さんたちは、ほんとにそつがない。朝いちで、疲労にいい食べ物として、かじき、まぐろ、かつお、鶏の胸肉を紹介してた。甲高い声の社長さんとこ、このところ出ずっぱりのお兄さん、相当お疲れのよう。こないだ、ドライヤーの紹介のとき思いっきり「アイロン!」と叫んでた。

Achtung,bitte!

2012-04-24 21:51:38 | インポート
突然ですが問題。「アテンション・プリーズ」の主人公がCA(シーエーって最初なんのことだか分からなかった。理科好きだったらカルシウムです。ドイツ語ではチルカ、「約」の意味)になった動機を述べよ!え?「スチュワーデス物語」ではないですから。そんな去年か一昨年(嘘)やってたようなドラマの話はしません。40年前ですよ、ふーっ。なんでそんなこと思いついたか。梅ちゃんは案の定試験に受かって、で、これから失敗をしながら立派なお医者さんになるというドラマの王道をいくんだなー、と思ったら、同じような王道をたどったこのドラマを思い出したわけ。このドラマで覚えてること。主人公(きのひろこさん)が初めて教室に入ったら、1年留年した先輩(はんぶんじゃくさん)が座ってたシーン。CAになれるかの試験で、主人公の英語について、ある教官が「(こうしたブロークンの方が)逆に分かりやすいじゃないだろーか」と言うと、他の教官が、「○○(忘れた)じゃないんだから」と言うシーン。はれてCAになって飛んでるさなか、客に眼下の山は何かと聞かれて○○山ですと答えると、その息子が「お父さんは○○山だって言った」と言って、直後に機長のアナウンスが入って、お父さんが正しかったことが判明するシーン等々。で、その主題歌ですが、どうしても、歌おうとすると、大田裕美さんの、こーいーびとーよー、になってしまう。一つ確かなのは、曲の後半で、4拍目(アウフタクト)に「でも」が入ること。この「でも」は、ドイツ語の「aber」ではなく「doch」です。否定的なことを言った後の「でも」ですから。因みに、オペラの歌詞には「doch」が多い(語呂もいいし。)。まっさきに浮かぶのは、フィデリオの最後のシーンで、大臣が、(無実の罪で牢につながれていた)フローレスタンの鎖をロッコに切ってやれ、と言ってすぐ「doch halt!」(ちょっと待て)と言って、「Euch・・」(フローレスタンの妻のレオノーレにそなたこそふさわしい(euchだからって君たちなんて言ったらだめです。)と歌うシーン。ドラマの話に戻って、はんぶんじゃくさんは、その前のドラマのサインはVにも出演されていて。当時、バレーボールを扱う番組としてもう一つ、アタックナンバーワンがあって(こっちは最近CMに使われた。)、で、うちの父親、サインはVは実写だから見ていいけど、アタックナンバーワンはマンガ(アニメ)だから見ちゃだめ!と。この理屈の通らなさ(今や、マンガやアニメは日本が外国に誇れる一大文化です。)。因みに、父親の兄弟(私から見て伯父さん)は、巨人の星が大好きな私に、あれはほんとの話じゃないんだよ、と。え?そんなのあったりまえじゃん。で、ノン・フィクションはよくてフィクションはだめってこと?これも理屈が通りません。いきなり梅ちゃん先生の話にとんで。同級生の中にどっかで見た顔だと思って、どこだったかなー、と。あ!わたおにに出てた「まひる」さんだ!

ジョンとヨーコのバラードとハリンリヒ・シュッツ(繰り返しの魔力)

2012-04-24 10:49:30 | インポート
トッカータとフーガニ短調(ラソラー。ソファミレ#ド、レー)は、就職して寮生活してるとき練習した思い出の曲。オルガニストのSさんが、カシオのポータ・サウンドで楽しそうに弾かれるのをみて、プロでも楽しそうなんだからいいんだろ、と思ってポータ・サウンドを買いました。その大きさは、3畳の寮の部屋でいじるのに丁度よかった。ビートルズの曲の話に戻って。ポール・マッカートニーの曲はメロディーがほんとにきれい。そこへいくと、ジョン・レノンのはするめというか、噛めば噛むほど(聴けば聴くほど)味のある曲で。「ジョンとヨーコのバラード」もよかった。一見(聴)単調なメロディー((階名で)ソソソソソファミソーソー×2。♭シシシシシラソシーシシシシラソシーシシシシラソシードーラドラ空(変換ミス)ーファー・・)。これを何度も何度も繰り返します。繰り返すごと、だんだんハーモニーがついてきて、最後は二重唱になります。繰り返しの魔力。クラシック(の中のほんとにクラシック)音楽には繰り返しが多い。演奏家も繰り返しに苦労されるそうで。カラヤンが日本でベートーヴェンのシンフォニーを振った時、スケルツォの繰り返しのたびにちょっとずつニュアンスを変えてた、と実況の解説の人が言ってた。ベートーヴェン自身も伝統に則って繰り返し記号を入れてたけど、とうとう第九の第1楽章、提示部の繰り返しを放棄。もともと長いから、これ繰り返してたら偉いこっただった。問題は、エロイカの第1楽章。長い上に伝統に則り繰り返し記号がついてます。カラヤン(その他多くの昔の指揮者)はこれを無視。最近は、原典主義がはやってるので、繰り返す演奏をよく聴くようになりました。カルロス・クライバーも繰り返しは嫌いだそうで、バラの騎士の第2幕(ベートーヴェン等の古典派と違って、まんまの繰り返しはないはずですが)、同じような部分はすっきりカットで他の指揮者より演奏時間が短いんだと(そうでなくともクライバーのテンポは速い。)。あー、あの部分ですよ。マーラーの巨人をぱくった部分(マーラーの奥さんのアルマが怒ったという部分)、2回出てくるはずが、クライバーのだと1回きりです。でも、繰り返しの魔力は存在する。ベートーヴェンより200年前の作曲家のハンンリヒ・シュッツの宗教的合唱曲集(Geistliche Chormusik)の中の「Herzlich lieb」(古いドイツ語は、必ずしも今の文法があてはまりません。)、おんなじメロディーをなんどもなんども繰り返す。あー、終わった、お疲れ様・・と思ったら、また「ドーシーラー」と始まる。でも、ずーっと聴いてるうち(oder歌ってるうち)、とてつもない気分になります。「ジョンとヨーコのバラード」と同じだ(とか言ったら、古楽ファンがぶーたら言いそう。)。

バッハとビートルズ、似てるとこ発見(それとも周知の事実?)

2012-04-23 21:40:21 | インポート
Paul Lennonさんに言われて、「In my life」を思い浮かべた。バロック的だよな、あっ、「(階名で)ラソラファ・・」の部分、バッハのトッカータとフーガニ短調の「ラソラファラミラレラ#ドラレラミラ・・」と似てる!大発見!?それとも広く知られてること?

ねーねー

2012-04-22 22:58:07 | インポート
「ダ」だとロシア語でイエス。「ナ」は?大体否定語はNですねー。ノウ、ノ、ナイン、ニェット(他知らない)。因みに、ドイツ語でノーはナインですが、口語では「ネ」です。ちゃうちゃう、ってな感じで、ネーネーといいます。ねーねーって沖縄でお姉さんのことだっけ(ちゅらさんで得た知識)。今日テレビで若い女子とおじさんの比較って番組があって、レストラン、バブルを忘れられないおじさんは高い店に行くのに対して若い女子はサイゼリヤだと。やったね、私、おじさんだけど若い女子だだけどね。私、よく楽譜を持ってサイゼリヤに行って、ワインなめながら楽譜を読むのを憩いの時としているのですが、で、ちょっと一息ついたんで私的にあり得ないオーダー、ステーキを注文して、「レアで」と言ったら、店長がやってきて、除菌の問題からレアはだめだと。ここでもかよ。今、焼肉屋で生肉はダメなんでしょ?私の好物がどんどんなくなる。サイゼリヤでは昔牛肉カルパッチョがあって、私好物だったのになくなったし。

合唱団の音取りみたい

2012-04-22 17:40:40 | インポート
ビートルズの曲にピッコロ・トランペット(超高音の出るトランペット。普通のトランペットより小さい。)が使われてて、題名のない音楽会で、ポール・マッカートニーが偶然テレビでピッコロ・トランペットを聴いて、すぐにスタジオに奏者を呼んだ、と説明してましたが、私が昔どっかで聞いたもう少し詳しい話は、ポールが偶然バッハを聴いて、で、ジョージ・マーティン(ビートルズの曲の編曲を手がけた人。ビートルズの曲についてるクラシック的な伴奏はこの人の手によるもの。)に、「すごい高音のトランペットを聴いた」と言ってきて、じゃあ使おう、となったというもの。まあ、大方は同じです。で、今日の題名で、ヘイ・ジュードを最後にみんなで歌おうとか言って、最後のリフレインの部分、えっ?「ナーーナーナーナッナナ・ナー」て歌わせてる。「ダ」じゃないのけ?子供の頃から、私も回りもみんな「ダ」だったけど。で、CDをチェック。おろっ、1番と2番、2番と3番の間のポールは「ナ」だ。で、最後のリフレインの部分(合唱になる。)、両方聞こえるような。歌詞カードも両方のパターンがあるらしい。それから、ヘイ・ジュードって教科書に載ってんのけ?それだと「ダ」なんだと(ネット情報)。明らかなのは、ポール(作者)は「ナ」で歌ってるってこと。「ナ」だと、合唱団の音取りみたい。

ちりとてちんの糸子

2012-04-21 14:51:39 | インポート
今頃になって思い出す私はアホ。カーネーションの糸子の前の糸子といったらちりとてちんの糸子さんでした。落語の話をちりばめたこのドラマ、落語に出てくる芸者の小糸からとった名前が貫地谷しほりさん演じる主人公のお母ちゃんの糸子だったのでした。あっちの糸子(和久井映見さん)もとーってもよかった。そのちりとてちんの糸子さんが清盛に出てますが、なんだかねー。これ、ちりとてちんと同じ脚本家ですよ。やっぱ、大河ってことだと構えちゃうんでしょうか。歌曲で孤高の極みに達したシューベルトが作った交響曲みたい(ベートーヴェンも、交響曲となると相当構えて、同時期に作曲されたピアノ・ソナタと交響曲では前者の方がはるかに独創性があります。ただ、構えて作った交響曲が構えただけのスケールを備えているのがベートーヴェンのすごいところ。)。今やってる朝ドラ、梅子の合格発表は来週にひっぱりました。でも、絶対合格してますよね。じゃないと、梅ちゃん「先生」にならないから。勉強してなかった子が猛勉強して医大に受かる話、ちょっと前の「下流の宴」がそうでした。あっちは、どうなることかと固唾をのんだ。ちなみに、学生の頃、諸事情で勉強してなかった人でも、本気で勉強すれば難関試験に受かる、というのは、受験指導をしてて真に実感するところです。

ソーラ、アッバンドナータ

2012-04-20 23:55:45 | インポート
その第2回ウィーン国立歌劇場引越公演で、最高に良かったのがシノーポリが指揮したマノン・レスコー(プッチーニ)。前奏曲の出だしからして違いました((速く)ソドソソソーソファミファレミミミー。レソ(オクターブ下がって)ソソソーシドシドミソソソー)。オーケストラが躍動。端から端まで沸き立つように鳴ってました。それまでの三演目とは別のオーケストラみたいだった。ベルリン・フィルは指揮者がへぼでもそこそこの演奏をするが、ウィーン・フィルは指揮者がへぼだと(やる気なくして)めろめろになる、と誰かが言ってたっけ。逆に気合いが入るとすごいです。第2幕の幕じりもすごかった。デ・グリュー(歌ったのはドヴォルスキー)が「アーア、マーノンッ」と絶叫するとものすごいアッチェレランドがかかって急速に終わります。しかもマノンを歌ったのが絶頂期にあったミレッラ・フレーニ(パヴァロッティとは幼なじみで、男女のむにゃむにゃ以外は何でもやった仲だとか。で、二人とも、それぞれのパートで絶頂を極めました。)。フレーニが圧巻だったのは、第4幕。あてもなく砂漠をさまよいながら「ソーラ、アッバンドナータ」(一人、捨て去られた)と切々に歌いました。イタリア・オペラでは、椿姫でも「ソーラ、アッバンドナータ」が出てきます。が、椿姫が捨て去られたのはパリの都。マノンは砂漠です。私は、日本で「ソーラ、アッバンドナータ」とよくつぶやいてます。シノーポリのマノン・レスコーは、CDで聴くことができます。歌手はフレーニとドミンゴ。これは名盤!シノーポリのマノン・レスコーは映像もあって(私はレーザーディスクで持ってますが、DVDになってるんでしょうかね。)、ところがフレーニでなくてキリ・テ・カナワ。たいそう人気があった歌手ですが。私的にはどうも・・今大人気のルネ・フレミングはテ・カナワと似てるかな。クリーミー・ヴォイスということで。私、ポップやグルベローヴァのような声が好きなもんで。