拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

イタリア小旅行一日目・ヴェネチア

2019-03-30 21:06:09 | 音楽
中継地のドゴール空港からヴェネチアに向かう途中でアルプスを越える。

ヴェネチアの日中はサンマルコ寺院。古楽ファンのふりをしてるわが身とすれば、ヴェネチアに行ってガブリエリが活躍したサンマルコ寺院に行かない手はない。と、動機は不純であったが中は金ぴか、最高!合唱隊が陣取りそうなバルコンが少なくても六ヶ所あった。

夕方はフェニーチェ歌劇場。ここも中金ぴか。演目はヴェルディのオテロ。オケ超うま。歌手も素晴らしく名演でした。

てっきり「熱愛発覚」だと思ったら(ひよっこ2)

2019-03-29 12:25:40 | 日記
だから予告編は見ないと言っていたのについつい見てしまってしっかりだまされた。「まんぷく」の先週の土曜日の予告編で鈴さん(福子のお母さん)が棺に入ってるシーンが映ったのでいよいよ鈴さんが、と思ったら「生前葬」であった。明らかに視聴者をだますことを目的とした確信犯である。そんな「まんぷく」も明日が最終回。若者相手に歩行者天国でPRして大成功で幕!ということらしいが、史実では、浅間山荘事件で山荘を取り囲んだ機動隊がカップヌードルを食べてる姿がテレビで全国に放送され、それで火が付いたそうだ。同じくだまされたのが昨日まで四夜連続で放送していた「ひよっこ2」。予告編で鈴子さん(期せずして福子のお母さんと似た名前だがこちらはレストランのマダム)の仕事が辛くなってきた、と言ってたので、おっ、ボケたか、どのご家庭も大変だねー、と思ったら、単に体が辛くなっただけだった。温泉に行ったら再び元気になったんだと。それから時子(ヒロインの幼友達で女優になっている)にスキャンダル!と言ってたので、てっきり「熱愛発覚」だと思ったら、撮影んときに訛りを馬鹿にされて男優とけんかになったって話。故郷の茨城に戻ったら再び元気になったんだと。いずれも肩すかしであったが、しかし、大きい出来事がないのになんだか感動するのがこのドラマであった。一人で見ながらびーびー泣いてました、私。

長髪の猫

2019-03-28 11:38:51 | 
ケメ子が寝てる私の上にこっち向きに乗っているので、くっつきそうな距離に顔がある。あらためて立派なヒゲである。顔の大きさに対するヒゲの長さの比率でいえば、犬にだって、同じ猫科のライオンやトラにだって圧勝のいきおいである。さらにケメ子の顔を見る。思う。猫の頭部の毛って、人間の髪の毛のように延々と伸びたりはしないんだなぁ。長毛種と言ったってたかが知れている。グリム童話のラプンツェル姫みたいな長髪の猫って聞いたことがない。

今は昔

2019-03-28 10:21:24 | 日記
徹子の部屋で徹子さんがゲストを「今日のお客様は最近○○さんと離婚なされた○○さんです」と思い切り笑顔で紹介していた。いい世の中になったものだ(Selig sind dieこの時代に離婚をする人々)。私んときはまだそこまで行ってなかった。「バツイチ」と言うと、聞いた人は聞いてはいけないことを聞いてしまったみたいな顔をしたものだ。さらに昔、某テレビ局の有働さんも緊張する某お局様的アナウンサーは朝の番組(アサイチの前身)のMCだったのが、離婚されたのと時期を合わせてしばらく画面に出なくなった。今では、この公共放送局においても離婚はなんてことはないらしく、夜の情報番組のMCの某アナはスピード離婚をしたけれどそのままキャスターを続けている。当然のことであるが、当然ではなかった昔を思うと時代の変遷を思うのである。因みに、件のお局様は、ほぼ私と同年輩で、同じ神奈川県出身であらせられるので、入局のときからファンであった。だから、この方が名乗った三つの名字も全部言える。低いアルトの声も素敵である(欧米では女性アナウンサーの声は低いものと相場が決まってるそうで、そうした耳で日本の女性アナの声をきくと子供っぽく聞こえるそうだ)。そう言えば、この方がMCを務めた歴史番組の後任のMCの某アナも負けず劣らずの素敵なアルトであるが、4月からまた別のアナウンサーに代わるそうである。

春に歌いたくなる歌

2019-03-27 09:13:06 | 音楽
「こうもり」「冷たい手」と歌ってきて、次にKMCのアフターのアフターで歌いそうなのは……冗談です。もう歌いません。やはり日に日に恥ずかしさがこみあげてくる。だから、「かりに歌うとしたら」ということで言うと、「Donna non vidi mai」(見たこともない美人~マノン・レスコー)。または「Winterstürme wichen dem Wonnemond」(冬の嵐は幸せの月の前から過ぎ去り~ヴァルキューレ)はたまた「Morgenlich leuchtend im rosigen Schein」(朝はバラ色に輝き~マイスタージンガー)。いずれも求愛の歌。春ですねー。♪もうすぐはーるですねえ……はキャンディーズ。因みに、上記の「wichen」は対訳で対応する日本語は「過ぎ去り」であるが、もとの意味はそうではない。「weichen」(避ける)の過去形の「wich」に複数形の「en」が付いて「wichen」になったものである。つまり、「冬の嵐は、幸福の月を避けた」ということである。現在形の「weichen」はバッハのカンタータの歌詞にもよく出てくる。もう一つ因んだ話。マイスタージンガーのタイトルはドイツ語で、「Die Meistersinger……」。「Die」だから複数である。だから、ホントだったら「マイスタージンガーたち」である。日本語はそのへんの区別を意識しない?しかし、オットー・ニコライのオペラは「ウィンザーの陽気な女房たち」である。「Meistersinger」は単複同型だから、一人なら「Der Meistersinger」。定冠詞が違うだけ。だから冠詞は重要である。今さらながら思ったこと。「Meistersinger」は「名歌手」と訳されることもある。しかし、歌手は「Sänger」である。歌手を「Singer」って言うこともあるのかな?しかし、独和大辞典には載ってない。逆に「Meistersänger」という言葉はあるようだ(「=Meistersinger」とあった)。

大人げないカンレキ=正しい還暦の姿

2019-03-26 08:45:46 | 音楽
おとといの路上での「ボエームごっこ」を私とともに弾けて演じたのは(というか、弾けた私の巻き添えになったのは)、30代、40代の善男善女である。翻って私はこう見えてもカンレキ。こう見えてもってどう見てもカンレキだって?いや、やってることはカンレキのすることではない。事実、同年配の中に私と一緒に「ボエームごっこ」をやってくれる人などいない。これは、よく言えば、私の気が若い。悪く言えば、幼稚、大人げない、年甲斐もない。まあ、そのどっちであるかはおいといて、問題は理由である。子供がいないといつまでも大人にならないと言った人がいる。ふむ。たしかに、子供の前で子供っぽくするわけにはいかない。猫がいても一緒にだらけるから余計子供になる。いや、そんなことよりも、そもそも「カンレキ」は「還暦」である。還暦とは、干支が一巡し誕生年の干支に還ることを言うそうだ。つまり、子供に還るわけである。すると、私の今の姿は正しい還暦の姿ということになる。還暦になる前、なったら20歳に戻ると言っていたのは期せずして正しい発言であったわけだ(当時、還暦の意味など知らないで言っていた)。もう一つ、私が還暦になっても「弾ける」のは猛烈な音楽愛の現れでもある(とか言うと「音楽愛と破廉恥とは違う。私は音楽愛については誰にも負けないが、そんな破廉恥なことはしない」といったお叱りが来そうである)。いや、そもそもの「生き方」の違いなのかもしれない。私などは、学生時代から宴会ではいつもこのノリであるが、大学んときの室内合唱団の合宿の打ち上げの喧噪のなかで、某女史は聖書を読んでいた(その女史は、その後、聖書の研究者になって大成されている)。

酔っ払いは歌を歌う

2019-03-25 11:49:27 | 音楽
酔って記憶をなくしたと言うと、みんなが口々に「それほど酔ってる風には見えなかった」と言う。せいぜい(?)駅のホームで歌って踊るくらいで、後はちゃんと家に帰っているという。よかった。すると、ある日突然女性が子供を連れて玄関口に来て「この子、あなたの子です」と言って置いて帰るという事態はなさそうである(もしそうなったら、中学は近くのあの学校に通わせるのかなー、でも、KMCでご一緒の某さんのお嬢さんが以前そこの先生で、その学校が「相当荒れてた」と言ってたそうだから困ったなー、などという心配はいらない(まったくいらない)心配であった)。で、KMCのアフターで酔って歌った曲であるが、こないだは「こうもり」。この時は記憶がまったく飛んでいた。で、自分の「晴れ姿」を動画で見たわけであるが、昨日はちゃんと記憶がある。「冷たい手」だ。まわりの方の「ご協力」を得て「ふり」も付けた。動画は公表しないでね、と言ったこともちゃんと覚えている(その動画はこっそり見せてもらった)。それにしても、KMCのアフターは危険である。理由は、多分こういうことである。KMCのアフターは中華である。中華屋に行くと必ず紹興酒を飲んで、紹興酒は比較的酔わないと思っているせいでたくさん飲んで、結果的に他の酒を飲んだときより酔っ払うのである。因みに、太古の昔、ローマ人がゲルマン人のことを「ビールを大量に飲んで、大声で騒いで、最後は喧嘩をする」と記している。私は喧嘩をしないで歌を歌う。おお、なんと楽しいことよ!
P.S.一つ事務連絡。昨日、何人かの方から「あっ、今日は「四季」に行かないでこっちに来たんだね」と言われた。Mさんが主宰するレパートリー会(略してレパ会=通唱会もどき。私が所属しているA合唱団が中心となってやっている)の次の曲目がハイドンの「四季」なのだが、昨日Mさんがフェイスブックのイベントサイトに「四季」をたちあげて、で、日付が昨日になっていたのだ。これは誤り。正しくは4月26日(金)です。

白旗(私、生きてますよー)

2019-03-24 09:00:51 | 日記
木曜日は大学の合唱団の同期会。「親の介護について語り合おう」(=愚痴をこぼし合おう)という呼びかけにつられて出かけた。行く前に母んとこに寄って「今日、同期会なんだけど、僕が出た大学覚えてるか?」と聞くと「知らない」「都の西北って知ってるか?」「そんなの誰も知っている」と得意げ。「僕、そこだよ」「ええーっ?」……なーんて会話を早速宴会の話のサカナにする。例によって、えらく酔っ払って、気がついたら久喜駅にいる。ここまでの経過はまったく記憶にないが(この記憶のなくし方は母と同じである。ただ、母は年齢のせいであり、私はアルコールのせいである。そして、母は記憶をなくしたという自覚がないが、私には自覚がある(だから私の方が偉いと言ってるわけではない))、久喜にいる理由は推測できる。上野駅で、常磐線に乗るところを間違って東北本線に乗ったに違いない。さほどの間違いではない(?)。その後、ちゃんと家に戻れた。常磐線は、日付が変わった1時台に発車する北千住始発があり、これのおかげで、家に帰れなくなる回数が格段に減った。だったら、私に相談事があるときはその電車をさがせばいいと思ってはいけない。そこで話した話など覚えてるはずはないからである(ほら、ちゃんと自覚してる(だから偉いと言ってるわけではない))。その母であるが、最近薬が増えて、これまでは朝だけだったのが、朝昼晩と飲まなければいけなくなった。もともと薬飲ませは施設に頼めたのだが、1日一回母んとこに行くのはいい運動になると思ったのと、最初に「私がやります」とかっこつけて言っちゃったために、ずーっと私がやっていた。しかし、1日三回となると、これはもう無理である。ちょうど施設長が母の部屋に来てくれたので「1日三回は来れない。正直、毎朝来るのもしんどいときがある。こう見えても私は60だし」と思わず自分の歳までばらしてまくしたてた(「こう見えても」って十分そう見えますよ、と思われたら哀しい)。すると、「分かりました。じゃあ、こちらでやりましょう。早速今日の昼からそうしましょう」と言ってくれた。どーっと肩の荷がおりた感じ。同時に若干の敗北感。介護は自分でしょいこまないで頼れるものはなんでも頼るべきって話にはそうだなと思っていて、施設に頼めることを頼むのはなんら恥ずかしいことではない、むしろ、もっと前からそうすべきだったと思うのだが、白旗をあげた気分であるのも確かである。いずれにせよ、これから新たなステージである。病院も通いをやめて往診に切り替える話が進んでいる。因みに、私は昨日、おとといとブログをお休みした。このブログは、実は仲間内では私の「生存確認」になっている。考えてみれば、このうちでは人間はまったくの一人だから、母より危険と言えないこともない(まだ60だけどね。さっきもう60って言ったくせに)。私、生きてますよー。

猫は二本脚

2019-03-21 09:16:04 | 
娘二人(ニャン)と川の字になって寝てるのだが(私が真ん中。ケメ子とワサビはめったにひっつかない。同じ日に生まれた姉妹だが私の取り合いをしてるので仲が悪い……なんてしょってますね、私)、こうやって猫と同じ格好で寝てると、人は二本足で動物は四本足とか言うけれど、人も猫も全然変わらない気がする。猫の前脚は明らかに「手」である。ドイツ語でも、動物の前脚を表す「Pfote」は人間の手の意味にも使われる(すると猫も二本足?はたまた人間が四本足なのかも)。そう言えば、犬にだって「お手っ」と言うではないか。「お脚っ」とは言わないし。因みに「おあし」と言ったら「お金」のことであった。四本脚と言えば。今でも、グリム童話を原語で読む苦行を続けているのだが、こないだ読んだ「プフリーム親方」にこんな話があった。ある日、プフリーム親方は自分が死んだ夢を見た。天国に行くと、荷台が道の穴にはまって動けない。すると天使がやってきて、荷台の前に馬を二頭つなげて、二頭じゃ足りないよと親方が思っていると、天使が馬をもう二頭つれてきたのだが、それをあろうことか荷台の後ろにつなげたのを見て、本来文句言いだが天国なので大人しくしていた親方もさすがに黙っていられなくなって「なんて馬鹿な」というと、なんと馬には羽がはえていて、四頭が(ヘリコプターよろしく)空に上昇して荷台をもちあげたのであった。私は読んでてシーンが浮かんできてえらく感動した。ここで親方は目が覚める。自分の見立てが間違っていたことを素直に認めたくない親方はこう一人ごつ。「だいたい、馬には走るために四本脚がついてるのに、そのうえ羽がはえてるなんておかしいじゃないか」。なるほど、鳥も、鳥の祖先の翼竜も、ラドンもキングギドラも羽は前脚が進化したもであって、別に手はついてなかったよな。

付き合ってるぽいって

2019-03-20 21:29:05 | 日記
「まんぷく」は最近ワクワク感がない。カップヌードルが完成するのが分かりきっているからだ。NHKにも責任がある。ついこないだ「歴史秘話ミステリー」でカップヌードルのフタがどうやってできたかをやったばかりだ。自分でネタバレさせてどうすんのさ。動物園の職員を扱ったドキュメンタリーの方がよっぽど見応えがあった。若い職員だろうがあんなに働いて手取り15万円だって。好きだからこそできるんだろうな。そんななか、27歳の女性の職員さん、付き合ってる人がいるか聞かれて「それっぽい人はいる」との解答。それっぽいってどんなだ?彼氏とLINEをしてるそうだが、LINEをしたら付き合ってるってことにはならぬだろう。じゃ、フェイスブックのメッセンジャーじゃどうなのとか。

♪ミは「ミーはおフランス帰りざんす」のミ

2019-03-20 08:28:47 | 音楽
私は音階をドレミの歌を歌って覚えたのだと思う。そんなありがたいドレミの歌だが今歌ってみるとつっこみたくなるところが。2番の「どーんなときーにーもー(ふむふむ)、れーつをーくんでー」。ええー?どんな時にも列を組んでってそれは団体行動の押しつけ?個性の摘み取り?気を取り直してオリジナルの英語の歌詞を見る。「ドはdeer,a female deer」。ええー?なんで雌鹿なの?雄鹿だといけないの?それから「ミはme。自分自身を呼ぶときの名前」。これはこの歌詞にではなく、「おそ松くん」に出てくるシェーで有名なイヤミに対してのつっこみ。イヤミは「ミーはおフランス帰りざんす」が口癖だが(鈴さんの口癖は「私は武士の娘です」である)、「ミー」は主語にはならないざんしょ?それに、「ミー」と英語を言っておきながら「おフランス帰り」ってどういうこと?しかも、「ざんす」は江戸の遊郭の遊女言葉である。イギリスとフランスと江戸遊郭が混じり合っていったいいつのどこの言葉なんだか分からない。続いてドイツ語。「レはReh(ノロジカ)」。おっ、鹿がドではなくレで出てきた。「ミはmich」。これは英語と発想が共通。「ソは『そう』のゾー」。少し笑える。「ラは(ソの)隣の音」。なんだこりゃ。そしてシ。英語だと「tea」だがドイツ語では「si」である。その「siはイタリア語のja」。なんだこりゃ。他の国の言葉をもってくるのは反則っぽい。でもかなり笑えた歌詞であった。因んだ話その1。ゴジラがシェーをするのは「怪獣大戦争」においてである。その2。今、おそ松くんたちが大人になった姿を描いた「おそ松さん」がアニメになっている。おそ松さんたちはニートだそうである。

2019-03-19 20:44:54 | 日記
今、旅の季節なのだろうか。FBのお友達からの旅レポートが次から次へと。スペイン、イスラエル、台湾、国内etc。その中には、普段、お身内の介護をされてたり、猫の面倒を見たりという方もいらっしゃる。そうだよ、息抜きは必要だ。よしっ、私もっ。母の薬飲みチェックは施設の方にお願いした。猫の面倒を見てくれる方もいる。パスポートもとうに切れてたが新しいのを作った。リュックも新しいのを買った。ということで、用意は万端。ある日突然レポート書くからねー。

もろもろの麺(天ではない)

2019-03-19 10:24:41 | グルメ
「袋ラーメンが1袋30円なのに1個100円のカップ麺が売れるかっ」との世良さん(朝ドラの登場人物)の見立ては大外れだったことを歴史が証明するわけだが、私的には賛成である。ラーメンが主食の私は徹底して袋ラーメン派である。それでも、これまでは5食137円のものを買っていたが、「まんぷく」の影響で、いろいろ食べてみたくなって、で、今ストックしているのは日清の「出前一丁」「ラ王」、東洋水産の「まるちゃん正麺」、明星の「ちゃるめら」である。この三社にサンヨー食品を加えた4社で日本のインスタントラーメンのシェアの大部分を占めてるそうだ(今回の朝ドラ効果が日清に限らず業界全体に及んでいるとしたら、他社にとっても歓迎すべきであろう)。サンヨーのサッポロ一番は、学生時代に毎日食べていて、それこそ私にとっての「おふくろの味」で(別に母がゆでてくれたわけではない。自分で茹でて卵を落として食べてた)、今さらって感じなので買ってないが、おおいに売れてるそうだ。ところでラーメンを茹でる時間は大概3分だが、全部そうとうは限らない。チキンラーメンだってお湯をかけて食べる場合の待ち時間は3分だが鍋で煮る場合は1分だし、ラ王は5分、まるちゃん正麺は2分である(まるちゃん……は生麺ぽいので似る時間が短いようである)。先に掲げた4社を追う数社の中にエースコックが入っていて、ここの「ちゃんぽん」を食べるのが次の目標である。因みに、今回のタイトル(もろもろの麺)は、シュッツの名曲(もろもろの天)にかけたものである。と、ネタ明かしをするのはかっこのいいものではないが、どうしても言いたくて……

裏ブログの行方

2019-03-18 11:35:35 | 日記
ときどき「裏ブログはどうした?」と聞かれることがある。以前、このブログとは別に「裏ブログ」なるブログを開設していて、もっぱら成人向け(要は下ネタ)の記事を書いてたことがある。開設の理由は、その前は、成人向けの記事もこのブログに書いていたのだが、やはりそういうのが苦手な方がいらっしゃってお叱りの声が届いた。だったら別にしようということだった。ところが、その裏ブログがなかなか好評で、当初、しゃれが分かりそうな方だけにこっそりお教えしていたのだが、特にお姉様方に好評で、「好調ですね」「裏にしておくのがもったいない」というお褒めの声をいただいたし、教えてないのにご自分で見つけ出して「下らない♥」とわざわざ感想を言って下さった方もいらした。だが、いくら好評でも二つのブログの維持は大変である(ウルトラマンも大好評なのに制作が追いつかないで最終回を迎えたと聞く)。「表」の方に、「成人向け。閲覧注意」の注意書きを付けておけば十分だろう、と思うようになり、その後、裏ブログはまったく更新しなくなってもう何年にもなる。私自身、アドレスを忘れてしまってたどりつけない状態である。そうこうするうちに、裏ブログを開設していたプロバイダーがブログサービスをやめると通告してきた。これで正式に閉鎖だが、記事をコピーしたものを保存してあるから、こちらのブログに再掲することもできる。だが、「成人向け」と言っても、ほんとの成人向けを期待して読んでいただくときっとがっかりする。例えば、「ドイツ語のSamenは日本ではやらしい意味にとられるが、ドイツでは花屋さんの看板に普通に書いてあったりする」ってこんな感じである。ね!?ちっともやらしくないでしょ。こっちは大真面目なわけだし。それでも、「ざあ麺」という文字を見ただけで赤面する人もいる。そう言えば、フライブルクのゲーテインスティトゥートに通ってたとき、日本人のクラスメイトのヨシさんが世界中で発売されたばかりの「Viagra」についてみんなの前でレポートをしたとき、スイス人の女子が顔を真っ赤にして教室から出て行ってしまった。ヨシさんは大真面目だったわけだが、やはり苦手な人はいる。私へのお叱りは、そういう方からのお叱りだったわけだが、だから別のブログを開設っていうのはこちらも過剰反応だったかもしれない(そういえば、ピエール瀧さんの事件で映画の公開中止やCDの発売中止が当然の措置なのか、過剰反応かが議論になっているね)。因みに、ヨシさんのレポートであるが、恥ずかしくて退席した女子もいたが、大概は大爆笑。ヨシさんが「Ich schäme mich auch.」(僕だって恥ずかしい)と言ってさらに大爆笑であった。因みに、ヨシさんは、某新聞社の記者である。先生が最初「ヒヨシ」と言ってるように聞こえて「ヒロシさん」かと思ったが、要は、(昨日のKMCでも先生がおっしゃってたが)ドイツ語の「j」は「ch」の有声音であるから、「ヨ」の前に「ヒ(ch)」らしき音が聞こえたのだ。なるほど、「j」は「ch」の有声音というのはホントだ、と感心したものだ。ヨシさんとはその後会ってない。さぞや活躍されていることだろう。因みに、「Viagra」はドイツでは「ヴィアグラ」と発音されている。