拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

鍋底のすす

2015-10-29 15:21:52 | 日記
ここんとこ、ガスコンロの二つある口のうち一つでお湯をわかすと鍋やかん(なべやかんという芸人さんの話ではない)の底にすすがびっちり付いて、水をかけると真っ黒なのがどろどろ流れ落ちる。だもんだから、洗い物をするときは、なべやかんの外側もこれと決めたスポンジで洗っていた。そのスポンジはいまや漆黒。で、そのコンロの口なんだけど、たくさん開いてる(はずの)小さい穴のうち火が出てるのは半分くらい。長年の吹きこぼれで埋まってしまってるようだ。すすが付くのはこのせいではなかろうか?ということで、楊枝で全部の小さい穴をほじほじ。おおっ!きれいに(外側の)全部の穴から炎がのぼった。で、すすが付かなくなった。ただ、内側の穴はまだ埋まってる模様。こちらは楊枝では歯が立たない。なんでも百均で金属製のブラシを売ってて、それを使えば開通するそうだ。

レベッカ(映画)

2015-10-29 15:02:46 | 日記
今度の朝ドラ「あさが来た」は超おもろ。主役の二人もいいが(主人公を演じる波瑠が切る啖呵を聞いてカーネーションの糸子を思い出した)、脇役、特に主人公の姉のハツ夫婦(宮崎あおい&江本佑)の演技がすごい。目だけで演技してる。これに比べりゃ前作なんて学芸会だった。舞台も新鮮。幕末を商人の目から描くのなんて初めて観た。そうか、新政府も幕府を討つためには軍資金がいる。それを商家からまきあげてたのか。知らなんだ。さて、今、ハツの嫁ぎ先は大変なことになってる。夜逃げをしたりして(あれ?そう言えば学芸会(前作)も、物語は夜逃げからのスタートだったな。でも切迫感が全然違う)。そんななか、これまで大人しいだけだったハツがたのもしくなってきた。レベッカ(ヒッチコック監督の映画)を思い出したぞ。主人公は、当初、後妻に入ったお城で精神的にどんどん追い詰められていった。それが夫の秘密を聞いたとたん、夫を助けようと急に元気になったんだよな。ところで、映画の最後の方に、裁判所で証人がレベッカの病名を癌と証言したとたん皆がレベッカが自殺だったことに納得する、というシーンがある。この頃、癌と言えば不治の病だったことがうかがえる。今は、どんどん新しい治療法が開発されてるそうだ(こないだのクローズアップ現代)。因みに、今「レベッカ」と言ったら多くの人はロックグループを連想するらしい。タイトルに「(映画)」を付けたのはそのため。