拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ちょっと早いですが

2009-12-31 18:45:49 | インポート
今日は午前中、いい天気でしたので、布団を干し、世間並みに掃除をしました。今年買ったシャープのプラズマクラスター付き掃除機が大活躍です。あっという間にゴミ捨てサインが出て、一瞬、なぜだろう、と思うのですが、答は簡単です。汚いからです。掃除機の中を一杯にするものの大半はニャーの毛です。掃除機を買って良かったと思わせる偉いニャーたちです。ところで、件の掃除機は、私が買った時点では最高レベルのやつで(私がそういうのを買うのは希有のことです。けちですので。)、掃除をしている最中、掃除機の外にイオンを放出するのですが、ちょっとまてよ。うちはここかしこにプラズマクラスターイオンの発生器があるので、掃除機が掃除の時だけイオンを出してくれても変わらないなー。安いやつでも良かったかなー、なんて思う今日この頃なのですが、今の機種は、なんと管の中にもイオンを放出するそうです。これはいい、中が清潔に保てるじゃん!もうちょっと待って買えばよかったかな、と微妙な心境です。夕方、買い出しに行きました。スーパーで、父と子(男の子)の二人の買い物客の会話が聞こえてきました。男の子「こんなに買って食べられないじゃん。」。お父さん「大丈夫だよ、お父さんが飲みながら食べるから。」。なんとも、いろいろなことを連想させる会話でありました。これから世間並みにコーハクを見ます。イギリス人のボイルさんも楽しみです。それから白組にもサプライズがあるんですと。てな感じで、NHKの策略にしっかりはまっている私です。(さっきのお父さんと同じように)私も飲みながら見るので、大体途中で寝ちまいます。んで、この辺でご挨拶しておきます。みなさん、良いお年を!受講生のみなさん、来年もがんばりましょう!

ハイヴィジョンで分かった!マルシャリンの気持ち

2009-12-30 18:23:50 | インポート
LED電球は昼色光と夜色光があり、昼色光のを買ったのですが、かなり「白い」感じです。トイレが妙に明るくなりました。司会者の小倉さんのようにトイレで本を読む方ならいいでしょうが、私などは「本を読むんじゃないんだから」。この台詞、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」の中の私の好きな台詞です。伯爵が女性を暗がりに引き込もうとするのに対して、女性が「暗くてやだ」と言うと、伯爵が先ほどの台詞を言います。粋ですねー。今日は一日の作業のスタートが遅れてしまい、今ようやっとパソコンに向かっています。というのも、午前中、BSHiで、クライバー指揮の「バラの騎士」をやっていたのをついつい見入ってしまったからです。私は、このオペラが死ぬ程好きです。その中でも、クライバーの演奏は、ビデオで数十回(控えめに言ってます。もしかしたら、100回超えてるかも。)見ています(実演も4回見ました。)。にもかかわらず、今日は、めちゃくちゃ感動してしまいました。このオペラの主人公は、表面的には「バラの騎士」、つまり、17歳の男の子です(ですので、カーテン・コールも、この役が最後に登場します。)。しかし、実質的には、マルシャリン(元帥夫人。32歳。)が主役だと言う人が多いです。で、32歳というのがポイントでして(ポイント、だなんて、答練の解説を書いているみたいです。)、「時の移ろいを微妙に感じてしまう」今日この頃であり、自分の恋人(例の17歳。夫もいるんだけど・・)を若いゾフィーに譲る、という役どころです。で、女性の聴衆は、このマルシャリンの歌に感情移入して涙する人が多いそうなのです。正直、私はそこのところはよくは分かりませんでした(その感情は理屈では分かりますが。なにしろ、男ですので。)。で、大詰め、マルシャリンとゾフィーとオクタヴィアン(バラの騎士)が世にも美しい三重唱を歌います。マルシャリンは恋のあきらめを歌い、オクタヴィアンとゾフィーは、わくわくしながらもマルシャリンの手前いいのかなーってな内容の歌です。この中で、一瞬、若い二人だけが歌う部分があります(この部分、音楽は最高です。)。ところが、この映像、歌っている二人ではなく、マルシャリンをずっと映しているのです。ずーっと、「もー、なんでっ?」って思ってました。ところが、今日分かったのです。若い二人の歌を聴きながら、マルシャリンが泣いていたのです。演じているのは、フェリシティ・ロット!目が真っ赤でした。なんと見事に、マルシャリンの気持ちを表現したことか。何十回も観ていてようやく知ったとは私もまだまだ今回これを発見できたのは、ハイヴィジョンのおかげです。

エコエコ

2009-12-29 22:53:52 | インポート
答練(含:公開模試)の不動産登記法の択一式の問題すべてを今日までに仕上げました。あと、商登法の択一もあるし、不登法も商登法も書式がたんとあるので、作問はまだまだ峠は見えません。こんな感じで講義以外(とテレビ見てる以外)はほとんどパソコンのキーボードを打っていますので、キーボードは大事です。これまでパソコンに付いていたやつを使っていたのですが、どういうわけがスペースキー(変換キー)が左手よりです。左右両手で均等に使ってるんだから(字を右手で打つ時は左手の親指で変換キーを打つし、逆もまたしかり。)、この片寄はまったく理解できません(といって、今日まで使ってきたのですが。)。もう、堪忍袋の緒が切れたからね。ってんで、家電量販店に、たぶん今年最後のお買い物に行きました。キーボードのほか、LED電球、ビデオコード、キッチンに置くちっちゃい時計、それから上階の本屋さんで本を買ってきました。LED電球はエコのため!でも、実を言うと、数年前に我が家の電球は蛍光型電球に代えてあるんです。そんときも、エコエコって世間が騒ぐので(エコエコアザラクって知ってます?)、白熱球を取り替えたのでした。持ちはLEDの方がいいらしいですが、電気代は、蛍光型電球とLEDとでは、めちゃくちゃ違うってわけでもないようです。結局、新しい物に飛びつきたかったような・・。本はね、「今こそケインズとシュンペーターに学べ」を買いました。ご両人は20世紀前半の有名な経済学者です。私は、大学で、ケインズ(の入り口をとーーーーくから眺めたくらいのもの)を勉強しました。で、サークル仲間のH君と「ケインズ協会」ってぇのを作りました。おっ、偉い、友達とケインズの勉強か!なわけはありません。当時の私はサークルで音楽ばっかりやってましたので。いきさつはこうです。H君と、ご婦人にはお聞かせできないようなお上品?な話で盛り上がってました。そしたら後輩の女子が「せんぱーい、何話してるんですか?」といきなり来たので、とっさに、「ケインズの話をしてたんだよ」と言ってごまかしました。それ以来、H君たちとの「お上品」な話をする寄り合いのことをケインズ協会と言うようになったのです。とーんでもない学生だっ・・て?学生なんざ大概こんなもんです。私がほんとに一生懸命勉強したのは、学校出た後の司法書士の受験勉強であり、いっそうたくさん勉強した(している)のは、講師になってからです。

マンマ・ミーア

2009-12-28 14:31:41 | インポート
年内の講義は昨日で終わりました。いつもの年末と同じでハードでしたが風邪やインフルエンザにかかることなくやり通しました(声がかれるのは風邪のせいではありません。3コマやった次の日に2コマやれば声もかれます。)。某学院長は、「先生のご摂生のしるしです」とおっしゃっていましたが、「ご摂生」などなにもしません。休肝日は神に誓ってゼロです(別に誓うことではないですが。しかも、私は無宗教です。)。しいて言えば、プラズマクラスター効果でしょうか。講義が終わっても答練の作問がたまっています。それをやっつけて、なんとか1日、年内に掃除する日をつくらにゃー。私が外で講義している間、家ではブルー・レイがもくもくと仕事をしていました(2ニャーは、ゆうゆうと遊んでいました。)。気がついたらマンマ・ミーアが録れてました(どこかのブルー・レイの勝手に録る、ではありません。ギーガはWOWOWの1か月分の番組表が出ますので、ひと月分まとめて予約しています。)。マンマ・ミーアは映画館で見たときからWOWOWでの放送を待っていました。お目当てはエンディングに流れる「Thank you for the music」です(ドイツ語にすると「Danke fuer die Musik」となり、元の英語同様、実にメロディーにマッチします。)。劇中でメリル・ストリープの娘役を演じたアマンダ・セイフライドが、ピアノ伴奏でシックに歌ってます。心に残る歌ってぇのはこういう歌ですかね。主役のメリル・ストリープを最初に見たのは「フランス軍中尉の女」でした。役柄から薄幸の美女って感じだったのですが、その後、大女優になられ、わくにはまらないいろいろな役を演じられています。「永久に美しく」なってぶったまげましたよ(見たことのない方、題名からラブ・ロマンスを連想されます?とーんでもないですよ。笑えるホラーです。)。

パパパパーンは無理

2009-12-27 20:55:23 | インポート
まず、連絡事項です。池袋校で商登法第13回の講義を受けた方、特例有限会社の商号変更による解散登記の登記すべき事項に年月日が記載するかについてですが、当初解説したとおり「記載する」でよいです(疑義の元となった法務省の記載例は変更されました。)。さて、メンデルスゾーンの話に戻ります。結婚行進曲(パパパパーンで始まるやつ。シェークスピアの真夏の夜の夢に付けた音楽のうちの一曲。)と並んで有名な結婚行進曲は、ヴァーグナーのオペラ「ローエングリン」の中のやつで、ターン、タン・タターンてやつです。この曲には思い出があります。大学生の頃、恩師が結婚することになり、私に、結婚式で入場又は退場時の結婚行進曲をオルガンで弾く人が誰かいないかとお尋ねになったので、思わず「僕がやります。」と言ってしまいました。私は、自慢じゃありませんが、大抵の楽器の経験があり、で、ほんとに自慢でなく人前で満足に披露できるものは一つもありません(宴会の余興程度なら別。)。にもかかわらず、お世話になった先生なので自分自身でお祝いしてあげたいという気持ちのほか、ターン、タン・タターンの方ならゆっくりだから、練習すればできるとたかをくくったのでした。で、本番です。どういうわけだか、私は退場時に弾くことになりました。困った。普通、入場時が厳かにターン、タン・タターンで、退場時が派手にパパパパーンですよね。でも、パパパパーンの方は弾けません。無理なものは無理なので、ターン、タン・タターンで押し通すしかありません。なんと、入場時も退場時も同じ音楽になってしまいました。しかもです。入場時を担当された方はプロの方で(じゃー、この方が全部ひきゃあいいじゃん。)、いかにも軽やかに、ルン、ルン・ル・ルーンとお弾きになります。もっと軽やかに弾くべき私の方は、ジーーートーーージトーーーと、よくいやー荘厳、その実は鈍重そのもの。仕方がありません、早く弾けないんだから。ただ、鈍重に弾いたおかげで、ちゃんとさらえてなかった曲の終盤がくる前に参列者は全員退場してくれました。ふー、なんとも冷や汗ものでした。でも、考えてみれば、結婚前はるんるんで、結婚後じとーっというのは、現実そのものではないでしょうか。きっと、その現実を示すため、神が私をしてそのように弾かせたのです(都合のいい解釈!)。

メンデルスゾーンはお好き

2009-12-26 21:03:42 | インポート
まずはお知らせ。横浜校で商登法の12,13回を受講された方で、ビデオで復習される方は、あらためてレジュメを取得して下さい(かなり、改訂を入れましたので。)。講義後、受講生さんたちが、「500ギガ」「DR」等々と話しているのを聞いて、思わず飛びついてしまいました。思った通り、ブルー・レイについての話でした。私にとってど真ん中ストライクの話題です。ちなみに、我が家の新しい方のブルー・レイ、思わしくありません。ブルー・レイ・ディスクにダビングした後再生すると、エラーが出ることがあるのです。ところが、そのディスクをいったんトレイから出して、また入れて再生すると問題ありません。こういうのが一番困る。修理屋さん呼んだって、来た時には直ってるんだから。だめなら徹底的にダメでいてくれないと、処置の仕様がありません。話は変わって。女優の山口智子さんは、メンデルスゾーン(結婚行進曲やヴァイオリン協奏曲で有名な作曲家)がお好きなそうです。告白します。私は子供の頃、メンデルスゾーンは嫌いだ、などとほざいていました。本心からほざいたと言うよりも、当時の大人の言うことの受け売りでした。当時の音楽書には、「メンデルスゾーンは表面的で軽い。ベートーヴェンのような重厚な音楽こそが真に感動する音楽だ。」とか書いてあって、それを鵜呑みにしたのです。中学の音楽の時間の感想文にもそう言った受け売りを書いたら、音楽の先生が「まったく同感!」などと書くもんだから、いっそう調子に乗ってしまいました。今から考えると、なんて偏狭な思考だったか、と恥ずかしいです。私はたしかにベートーヴェンは大好きですが、メンデルスゾーンの音楽にあるメランコリーはまったく独特のものであって、その価値は決して他の大作曲家に劣るものではありません。堀内敬三さん(大昔の偉大な音楽評論家)は、その著書の中で、メンデルスゾーンの悪口を言う人がいるがまったく一面的な見方である旨を書いてらっしゃいます。いつの時代にも真実を見極める方がいらっしゃるものです。

親ばか

2009-12-25 18:30:50 | インポート

ちょっと端が切れてますが。ケメ子と同じようなワサビの写真ものっけようと思って。ニャー抱きながら一人で撮ってるんで大変なんです。私は、講義の事以外でほめられると機嫌が悪くなるひねくれ者ですが、ニャーの事をほめられると、無条件で木に登ります(ニャーはほんとに木に登りますが。)。可愛いですね、と言われると、そーでしょー、かわいいでしょー、と目尻が下がってしまいます。単なる親ばかです。4ニャーは、今から考えてみても、美猫でした。しょうゆ顔の「美人系」でした。それに対して、2ニャーは、「かわいい系」ですほんとにバカですねー、私って。ところで。組織再編のレジュメは、苦労の末、「かんぺき!」と思えるものを作ったのですが、いかんせん量が多すぎる。これでは絶対ビデオに収まらない。ということで、またまた改訂作業ですおととい私は51になりました(それまでずっと51って騒いでいたので、52になった気分でしたが、51でした。)。昨日はイブでした。「そんなの関係ない(ふるーいですねー)」で、講義以外はレジュメ作りです。再び話を代えて。この時期、FMで、バイロイト音楽祭で上演されたヴァーグナーのオペラを放送してます。そのため、毎年、この時期だけは、昔ながらにFMを聴きます。で、MDに録音します(エア・チェック)。MDもぼちぼち将来があやしくなってきたので、USB端子にメモリーを刺して録音できる機器を買ってあったのですが、これって、何分かの単位ごとに区切って録音するんです。で、区切りの所で音がとぎれちゃうのです。これじゃ、クラシックやオペラの長い録音には使えません。がっかりです。音資源を次世代に残すのに何がよいのか迷っています(次世代ったって、私には直系卑属はいませんが。)。

もてる男

2009-12-24 10:41:02 | インポート

2ニャーは抱かれるのが好きです。写真はケメ子ですが、ワサビも好きです。私はもちろん「猫経験者」であったわけですが、こんなに抱かれるのが好きな猫は未経験です。4ニャーの時は、ニャーの中に親子関係があり、その上にご飯をもってくる人間がいる、という、大家族だったわけで、大家族内の人間(猫)関係があったのですが、今は、3人(ニャー)だけです。それでも、「微妙な関係」というのはあります。写真のようにケメ子は大変な甘えたがりなのですが、それを見たワサビが強引に割り込んできます(すごいです。頭をぐりぐりと私とケメ子の間にねじこんできます。)。すると、ケメ子は「プイッ」と行ってしまいます(焼き餅)。そうなると、私は一生懸命、ケメ子のご機嫌伺いをしなければなりません。もてる男はつらいです(しょってらー)。

口があるんだから

2009-12-23 19:01:53 | インポート
関西の方からコメントをいただきました。ありがとうございます。このブログを始めてから、メールやコメントをいただき、私の講義もお役に立っているという実感を持てるようになり、いっそう、がんばろうという気になってます。ブログの効用です。ここからは、私のことからは離れた、あくまでも一般論であり、決して、おだてて木に登るようなコメント等を求めているのではないことをお断りしたうえで(私のへそは90度まがっていますので、お世辞を聞くとプンプンになります。)、思ったことを書き連ねますと。意見、感想はしっかり伝えるのが大事だと思います。伝える努力をしなければ伝わりません。朝の連ドラの「ちりとてちん」は、視聴率は良くなかったですが、熱烈な投書等がたくさんあって、NHKさんも「これは受けてる」と感じて、番外編作ったり、DVDにしたりしたんだと思います。かのベートーヴェンも、あれほどの偉い人でも(ベートーヴェンは、生前から既に大作曲家の扱いでした。)、長く仕事をしていたウィーンで、自分が受け入れられてない、と思って、他の都市への移住を考えました。それを聞いたウィーン子があわてて、なだめすかして留まってもらったそうです。私は常々思っています。人間、口があるんだから、口で伝えなきゃ伝わるものも伝わらないよっ!って。

頭をかくのはプロではない

2009-12-22 11:39:40 | インポート
組織変更と組織再編のレジュメの「事業仕分け」をした結果、数十箇所を削減しました。その成果は、30枚中、2枚!減らすことができました。げっ、たった2枚?どっかの政府のやってることと同じだなー。しかも、前回やった持分会社についての補足を加えたので(HPにその内容を掲げておきます。)、また増えてしまった。ますますどっかの政府と同じです。ところで、指揮者のカラヤンは完全主義者で、レコード(今のCDのことですよ、念のため)を録音するとき、何度か録っていいところだけつなげて、表面上、ぴかぴかに仕上げます(特に若い頃)。でも、そうやって作ったやつは、いまいち躍動感がありません。そうしたカラヤンですが、ある時から、「少しキズがあったくらいの方が面白い」と言い出したんだと。それを聞いて思い出すのは、名盤の誉れ高い、パヴァロッティが最高の歌を聴かせるプッチーニのオペラ「ボエーム」のCD。第2幕の最後、どう聴いてもトランペットが勢いにまかせて音をはずしてるように聴こえます。これはスタジオ録音だから録り直しがきくはずなのにあえて出したんでしょうか。それから、カラヤンのあまたある第九の録音(録画)の中でも1977年あたりのライブの映像。第4楽章(有名な声楽付きの部分です。)で、テノールのルネ・コロが見事に出を間違えてます(これは、ちょっと間違えたなんてもんじゃなく、笑っちゃうくらいに立派に間違えているので、曲をよく知らない人は気づきません。ご本人はすましてます。ここで「あっ、しまった」、って言って頭をかくようではプロではありません。)。そんでも、出ちゃってます。ライブだから撮り直しができないのは当然ですが、でも出すのにOKしたわけですね。まさに、「ちょっと間違ってたくらいが面白い」です!

どっかの国みたい

2009-12-21 21:37:37 | インポート
しょうもない事を書きました。とにかく、来季も学校でビデオを撮ることは決まっていますので。年内の本科の講義(商業登記法)もあと2回。組織再編といった大物が控えています。これを時間内に効率よく、かつ伝えたいことをもれなく伝えるためにはレジュメを活用しないわけにはいきません。ということで、またレジュメの改訂です。レジュメを作って講義に挑む時は、「これでもう目一杯。これ以上改良は無理!」との達成感に浸っているのですが、翌年、必ず改良したくなります。しぼったぞうきんもまだまだしぼれる、ってな具合です。わが国の産業界もずーーとそれをやってきたんですね。円高で企業は大変だといっていますが、そもそも1ドル360円だったのがここまで円高になったんですから。それでも、皆さんがんばってらっしゃるんですから。石油だって、石油ショックでどんだけ上がったか。それでもくぐり抜けてこられたわけですから。日本人は偉いです(おっ?今日はポジティヴですねー。)!偉くない私の話に戻すと。改訂はいいんだけど、次回と次々回の分、正直、ページ数が膨大になってしまいました。こりゃいかん、てんで、「事業仕分け」です。いらない所はけずろー、っとやっていたら、なんとさらに増えてしまいました。どっかの国の政府みたいです。

ライブの是非

2009-12-20 23:59:28 | インポート
今日も講義で脱線してしまいました。脱線も、自分自身で気持ちのいい脱線とそうでない脱線があります。今日は、「らくだは走ると速いががくっと止まる。」「競馬の馬も最初一匹でだんとつでトップを走っているのは最後ビリになる。」という四方山話でして、うーん、いらなかった(あれ、こうやって書いてみると、面白いんだけど・・)。どういう講義がいいのかはたぶん一生の課題です。音楽家を見てみると、ライブを嫌ってスタジオ録音のみとなったグレン・グールドという人がいれば、録音が嫌いでライブで輝き続けたカルロス・クライバーみたいな人もいます。私はどうなんだろ。結構、完全主義なところがあるので、間違った発言等がそのまま流されるのはめちゃくちゃいや・・でありながら、お客さん(失礼、受講生さん)がいると、のれるときはとってものれていい気分になります。今の学校からは離れて(とりあえず、来期はやりますので。)、自分自身で自室でビデオを撮ってそれを私の講義を真に好いてくださる方に配信すれば(そうすれば気に入らないところは全部編集できます。)、納得はいくような気がしますが、それで私のよさは出るのだろうか、私はライブでこそよさが出るのではないだろうか(クライバーみたいに、げっ、クライバーを引き合いに出すなんてなんて僭越なっ、私自身怒っちゃうもんね。)、といつまでたっても落ち着かない、もうじき51歳の青年です(ニャーには、「にいちゃん」と言わせています。言わないか。)。

表金属?

2009-12-19 21:20:32 | インポート
講義で、民事執行法55条の解説をした時、「55」という数字でピンときました。「松井だろ、エンジェルスでも背番号55だってね」じゃないんですね、私の場合。連想したのは「コント55号」です!土曜日のmy favoriteお笑い番組は「コント55号世界は笑う」(フジテレビ)→「8時だよ!全員集合」(TBS)→「俺たち表金属(じゃないでしょ、ワープロ君よ、ひょうきん族だよ、まったくもー。)」(フジテレビ)と続いてきて、その後は・・・さっぱり分かりません。ところで。魔法使いサリーの原作は、横山光輝さんです。横山光輝さんと聞くと、最近の人は「三国志」でしょうか。私は、なんと言っても「鉄人28号」です。この鉄人、現代日本で大活躍です。神戸の巨大な像は、もうとうの昔に完成して、テレビで何度かお目見えしています。それから、なんと、docomoのCMに、鉄人が出ています。あの巨大なロボットは、鉄人28号ですよ!無骨な、ごつごつした感じは、アニメよりもいっそう「鉄」の「人」の感じにぴったりです。このCM、続き物で、最近は、鉄人が動き出していました。この後楽しみです。

希望的観測

2009-12-18 21:34:35 | インポート
このブログ(とホームページ)を作った目的の一つは、毎年この時期になると来季どうするのかと学校で聞かれますので、いちいち回答する代わりにここに書いてすましちゃおうということでした。一応、その役には立っているような感じです。サリーちゃんの副主題歌を引用してから、私自身がこの歌にとりつかれてます。たしか、まずトン吉、チン平、カン太の三つ子が自分たちの歌を歌うと、お姉さんのヨシ子ちゃんが合いの手を入れて、次にヨシ子ちゃんが自分の歌を歌うと、三つ子たちが合いの手を入れて、次にカブが自分の自慢話を歌うと、サリーちゃんが合いの手を入れて、最後にサリーちゃんが自分の事を歌うと、ここで「しょってらー」の合いの手が出てくるんだと思います。35~40年くらい前に聞いた歌ですが、よく覚えてます。子供の頃のアニメ・ソングは不思議と覚えています。きっと、法律よりもずっと脳みそにきざみこまれているのでしょう、なんて講師にあるまじき発言ですが。それから、この番組はえらくしょっちゅう再放送してましたので、他のことよりも「しーん」となることは少ないのではないでしょうか(希望的観測)。

しょってらー

2009-12-17 21:30:58 | インポート
ちょっと「自虐の詩」が続いたので、自己主張をします(ちなみに、「うぬぼれている」のことを、「しょってる」と言いますが、私はこの言葉を「魔法使いサリー」の副主題歌で覚えました(「しょってらー」とかけ声がかかります。)。よく考えてみると、「しょってる」=「背負ってる」ですが、いったい何を背負ってるのでしょうか?)。私は、自分の講義の「売り」は、受検に必要なことを正確に、などというあたりまえのことのほか、①法改正等の新しい情報を素早く伝える。②こっちではこうで、あっちではこうで、何で違うの?という疑問に、かゆいところに手が届くように解説する。③レジュメが良い。の3点である、と自負しています。①は、受講生さんから期待されていることがひしひしと伝わります。ニャンコ会でも、このことについてお褒めの言葉をいただきました。②は、自分自身が、矛盾点を「無理矢理覚える」と言うことが嫌いなので、必死に調べた結果です。学校は、こうしたことは分かってないようです。学校が私についてこしらえる宣伝文句は、ずーっと「実務の話が聞ける」「酒が好きだ」なんてのばかりでした。たしかに、司法書士試験の記述式の問題は実務家が作りますし、登記申請は、このやり方がいける、この添付書面でとおる、といったような事は、実務で肌で覚えることが多いので、実務を知っている、ということは宣伝材料になるとは思います。しかし、宣伝することはそれしかないのー?って思っちゃいます。逆に、③のレジュメの良さは、宣伝に使ってほしくない。私は、レジュメについては、1銭も対価をもらってないからです(完全ヴォランティアです。)。その代わり、著作権は、完全に私に残してあるわけです。学校の現在の講座担当は、若くてなかなか優秀です。私が継続を決めた理由の一つです。