拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

シュッツとヴェルディの共通点=実家が宿屋

2015-02-28 09:58:05 | 音楽
陽が射したんでおニューの布団をベランダで干そうとしたら厚くて百均で買った布団ばさみで挟めない。そうした「正しい布団」で寝てて思い出した。うんと小さい頃、私にとって、「布団」=「宿屋」だった。子供用に訳された「紅はこべの冒険」(原作には「の冒険」は付いてない)に、ドーバー海峡を渡る人々が泊まる「宿屋」が出てくる。その「宿屋」なるものが、なんだかとっても「ぬくぬくした」感じに思えて、夜、布団にくるまることが宿屋に泊まる気分だった。だから、「お休みなさい」の代わりに「やどや」と言って寝たのだった。シュッツとヴェルディの共通点は、実家が宿屋であること。宿屋にはいろんな人が来るから、子どもの才能も発見されやすいのかもしれない。さて、「ホテル」でも「旅館」でもない「宿屋」とは、本来どういうものか?シュッツの伝記を読むと、実家は「Erbschaenke」とある。意味を調べると、世襲(Erb)の「Schaenke」。この「シェンケ」は、今で言う「クナイペ」(居酒屋)に近いそうだ。客がわいわい飲んでそのまま宿泊ができる、という感じか。ヴェルディの「宿屋」も似た感じ。7回シリーズでCSで放送した「ヴェルディの生涯」に出てくる実家は、納屋みたいな建物。一階に大きなテーブルがどーんとあった。そこで人々がワインをかっくらうのだろう。私が「紅はこべ……」でイメージしたのがまさにこういう所。で、今、酒飲み(こうなることは、子どもの頃から運命づけられていた!?)。

買い出し

2015-02-28 07:31:05 | 日記
町での買い出しの成果=スコッチ2本、ズブロッカ、ラーメン3袋。朝ドラの影響ですっかりスコッチの味をしめた私、マッサン当時の日本人が辟易したという「ピート臭」が強いのを飲みたい。にわか調べで「ボウモワ」と「ラフロイグ」を知る。業務用スーパーでそれを見つけて買い物カゴに。ズブロッカも。それから、わが家の「主食」のラーメンが5食で137円!とびつく。で、記念撮影(写真1枚目)。せっかくだから、ちょっと前に買って今飲んでる2本も一緒に。記念写真の後列みたいで気の毒なので、以前撮っといたのもアップ(2枚目)。デュワーズのホワイト・ラベル、昔からよく知ってる酒だが、じっくり味わったのは初めて。飲み比べができて面白い。

根菜ラーメン

2015-02-27 10:20:18 | グルメ

冬、根菜は体を温めるからよいそうだ。という知識がなくても体が自然に求めていたか、最近、根菜ブームの私、毎朝のラーメンに根菜入れまくり。レンコンと紅大根を入れるのは毎度のことだし(写真1枚目。紅大根の色が溶け出して汁が紫っぽくなる。)、こないだは里芋も入れてみた(2枚目)。

布団の定位置=こたつの横

2015-02-26 20:44:55 | 日記

布団、限界を超える。天日干ししようが、布団乾燥機を使おうが、まーったく膨らまない。やむなく新調。厚みが全然違う。これに比べると、古いのはゴザのようだ。で、こたつの横に敷く(こたつの横に布団がある=こたつにあたってて、眠くなったらさっと寝られる=怠惰の極み)……え?なんかでかいぞ、はみでる、古いのは余裕で敷けたのに。日本人がでっかくなった?だからって「こたつの横」以外の選択肢はない。こたつの中に端を無理矢理押し込んで一件落着。さっそく布団乾燥機を動かして暖める。悦悦。もうずーっと寝て暮らすもんね(ウソ。そんなお大尽のご身分ではない)。あらためて写真で見ると、やっぱりでかい、こたつが小さく見える。

アルトビール

2015-02-26 12:22:27 | 

アルトビールを飲す。栓が特殊で、最初開け方が分からず途方に暮れる(写真2枚目左)。が、はっと気づいて、ひょいとやったらぽろっと開いた(同右)。いつも以上にグラスと合ってない。アルトとケルシュはともに上面発酵ビールで(上=アルト)、激しい競合関係にあるというのにケルシュグラスに注いでしまった。ビールもグラスもさぞや不本意であったろう。

マリア・フルトヴェングレロヴァー

2015-02-25 08:34:35 | 音楽
グルベローヴァはスロヴァキア出身だが、お父さんはドイツ系で「グルーバー」(Gruber)さんとおっしゃる。だからだ。グルーバーさんとこのお嬢さんだから「Gruber」+「ova」でグルベロヴァーなんだ。「グルーバー」からだと遠い感じがあるが、「グルーベル」だったらすんなり「グルベローヴァ」になる。おっ、すると、クライバーがスロヴァキアで女の子をもうけたら「クライベロヴァー」?「Kleiberova」で検索。たくさんヒット。「カラヤノヴァー」もたくさんいたぞ。すると、フルトヴェングラーは「フルトヴェングレロヴァー」?いたあ!マリアという女優さん。ところで、変なのもヒットしたぞ。「Furtwaenglerova 2. symfonie」。これ、フルトヴェングラー「の」第二交響曲、ってことだろう。逆側からのアプローチ。女性名から男性名を当てる。ルチア・ポップの本名はポポヴァー(Poppova)。お父さんは?え?「ova」をとったら「Popp」。するとお父さんこそ「ポップ」?それとも「ポポフ」?でも、「ポポフ」にしては「p」が一個多いし……

「ヒコ区民」「○こく民」

2015-02-24 14:49:32 | 言葉
マッサンとエリーの娘が学校で級友たちに「ひこくみん」と罵られてた。いやだね、こう言えば集団いじめが正当化されるみたいで。ところで、これ、言葉的には「ひ・こくみん」だが、アウフタクトが大好きなヨーロッパと違って、日本ではそうは発音されないだろう。では、「ひこ・くみん」と「ひこく・みん」のどっちだろう?前者だと、かりに「ヒコ区」という区があったらその区民は戦時中は肩身が狭かったに違いない(そういう区名を検索したが、今のところ未発見)。トルコ料理が好きな人なら、どんなクミン?と聞きそうだ。後者だとして、「○こく民」(○=しかばね+比)だとすると、その民は戦中戦後を問わず嫌がられるだろう。それだと「ひ」じゃなくて「へ」じゃないかって?いや、これを「ひ」と読むこともあるから心配ご無用。

こたつ代の元はとった

2015-02-23 19:32:52 | 日記
こたつ導入後のガス代、電気代の請求がきた。ガス代は1万円減(!)。電気代は2,000円増(こたつだけではなく、こたつだけだと寒いとき電気ストーブも付けたんで増えた分もある)。おおっ!十分こたつ代の元はとった。ざまあみそづけ(別に誰に向かって言ってるわけではない)。さて、今夜は、買っておいたハンバーグの種があるんで、焼くだけ。どうやって、焼こうか。選択肢は以下の通り。1.普通のフライパンに油をひいて焼く。2.フライパンにホイルシートを乗っけて焼く。3.両面フライパンで焼く。4.コンベクション・オーブンで焼く。

ハレルヤ(続き)

2015-02-23 09:50:41 | 音楽
(承前)「ハレルヤ」は、ラテン語圏では「アレルヤ」。あれ?バッハのSinget(モテット第1番)の最後、「ア」を延々とメリスマで伸ばした後、「レルヤ」で終わらなかったっけ?ぼけっ(zu mir selbst)。「アルレスヴァス、オーデムハットゥ、ローベデンヘルン、ハレルヤ」(息ある者はみな主を賛美せよ)じゃんけ。縮めたら「アレルヤ」になる?縮めてどうする。あれ?すると、最後の部分「ローベデンヘルン」(lobe den Herrn)と「ハレルヤ」は同じ意味だな。「ハロー!こんにちは!」みたいな(ルー大柴さん)。じゃあ、最後の二つの「ハレルヤ」を読み替えて歌おう。♪ローベーデンヘエエルン(これが高いb)、ローベーデンヘーーールン♪

ハレルヤのヤ=ヤハウェ

2015-02-22 11:12:29 | 音楽
この一週間の疑問に共通のキーワードはヤハウェ(旧約聖書に記載のある唯一神)。その1。シュッツの歌詞に出てくる「Zebaoth」、「万軍の主」と訳されてる。え?戦争の神様?帝釈天みたいな(萩尾望都の「百億の昼と千億の夜」(光瀬龍原作)で得たイメージ)。でも、一神教でしょ?……そしたら某さんが教えて下さった。「ヤハウェ」のことだそうだ。担当部署ごとに神様がいるのではなかった。その2。カンタータ第4番(バッハ)のどの曲も歌詞の最後は「ハレルヤ」で終わる。ピンとこなかったのは、第3曲(シンフォニアも入れた通し番号での3番目。ソプラノとアルトの二重唱)。「死が我々を死の国につなぎとめた」という救いようのない歌詞(リゴレットのストーリーのよう)。それでも「ハレルヤ」と言うんだな~。あらためて「ハレルヤ」の意味。「主を賛美する」ということだが。ここからは(さっきの某さんとは別の)某さんとの会話。「ハレルヤってどういう意味だろう」「ヤハウェ(おっ、また出た)を賛美する」「ハレルヤのどこがヤハウェなの?」「ハレルヤのヤ」ほんとかいな?ホントだった!!

ピルスナー・グラスがお気に入り

2015-02-22 08:38:47 | 

最近買ったピルスナー・グラスがお気に入り。だもんで、ピルスを飲むことが多い。やっぱりグラスはビールが入ると映える。もうちっと泡がたった方がよかったが。ビールとグラスの銘柄が合ってないのはいつものこと。パスタに併せたのはチンゲン菜。混ぜご飯の感覚でなんでもパスタに和えてみる私。

やけど

2015-02-21 09:45:09 | 日記
2週間くらい前のこと。ガスコンロの汁受け皿に水がたまってて、捨てなきゃと思って、ゴトク(汁受け皿の上に乗ってる金属)をどけようと思って触った瞬間、あっちー。直前までお湯を沸かしてたんだ。熱湯に触れたどころではない尋常ではない熱さ。すぐ冷水で冷やしたんだけど、触れた部分がたちどころに白くなる。これは医者に行くべきか、けど、やけどの範囲は小さいし、行くとインフルエンザがうつりそうだし……で、近くの薬局に行って相談。そしたら、「いい薬がある、私もこれで治した」とすごい説得力で漢方の塗り薬を奨められ購買。塗ったら痛みがとれて一安心。ところが2,3日して絆創膏をとってみたら患部が真っ白。ネットで検索すると「やけどで白くなる」=「壊死。三度のやけど」。「エシ」、なんと恐ろしい響き(絵師=長谷川等伯……関係ない)。やっぱり医者にいっときゃよかった、と思いつつ、検索を続ける。すると、私のように「白=絵師じゃなくて壊死」で脅かされた人の質問に対して「壊死は、表皮がなくなってその下の部分が白くなる」「皮膚が白くなるのは一度と二度の間で心配することはない」という解答がヒット。ありがたい話にとびつき無理矢理安心。そしたら、最近、白い範囲が半分になった。白く残った部分もふやけてむけてきた。とびついた情報が正しかったようだ。ネットの情報も取捨選択が必要。

喰ったのはどっちだっ!?

2015-02-21 00:53:05 | 

帰宅したら食パンの袋が床に転がってる。やられたっ、と思い、取り上げてみると、穴が開いててかじられた後が。まったく~、どっちの仕業だ!?(意思の連絡があれば、どっちの仕業であっても共同正犯)出しといたのが悪い?だって、これまで被害に会ったのは、小麦粉、スキムミルク、そらからラーメンでパンはなかった(飼い主と同じで粉好き?そういうところは真似しなくていいのっ)。それでも、袋(ビニール)を食べてないだろうね、と心配して、開いた穴を元に戻してみる私。こんな行儀の悪い猫でも娘は娘ですから。ちょっと前のマッサンで、養女にとってマッサン夫婦は「ホントの親」ではない、という台詞があった。ばかこくでね(=馬鹿なことを言ってはいけない)。養親子は法律上まぎれもなくほんとの親子です。それにしても、今日のマッサンに出てきた特高警察の憎たらしいこと。俳優さんの演技がお上手な証拠。スカルピアを歌ったティト・ゴッビは、怒った聴衆から撃たれたそうだ。

よりより

2015-02-20 14:22:40 | 日記
こないだの「新婚さんいらっしゃい」で新婦が「『よりより』のように硬い」と言って、え?それなに?しめ縄みたいなもの?と思って検索したら、長崎のお菓子だった。しめなわのように縒った生地を揚げたもの。後から番組の録画を見返してみたら、番組冒頭で、「よりより」の説明をしてた。で、「『よりより』のように固い絆のご夫婦が登場します」って嘘付けっ。新婦はそんな意味で「よりより」と言ったんじゃないぞ(「かたい」も「固」じゃなくて「硬」だし)。その新婦は33歳。「よりより」の新郎は63歳。この番組見てると、最近の夫婦(組合せ)、なんでもあり。