拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

チンパンジーになりたい?

2010-11-30 15:54:52 | インポート
講義で、私の1か月の食費が1万5000円だと言ったら、これまた珍しく受講生さんが反応しました。ところが、せっかく反応してもらったのに、今月、2万円を超えてしまいました。スーパーで総菜半額が多かったせいだ。遅く行っても半額がたくさんあるときとないときがありまして、たくさんあるときは反射的にばーっと買っちゃうんです。それが多かったんだな。冷凍庫、だんだん埋まってきました。輸入超過です。まあ、こんな感じで相変わらずけちってるのですが、若干、空しい気も。節約疲れかなー。一般的に言って、節約するのは将来が不安だからです。将来を不安に感じるのは人間には想像力があるからです。こないだ、新聞に、チンパンジーにはうつ病はない、将来のことなんか考えないからだ、という記事がありました。人間も、ちったぁチンパンジーに見習った方がいいかも。その方が人生楽しく送れるかも知れません。以前、同僚の某先生が、飯島先生は金がないっていってけちってるけど、きっとがっちり貯め込んでるにちがいない、なんて言ってました。冗談じゃありません。私、自慢じゃないが、あれやこれやで財産すっちまいました

甲斐

2010-11-29 13:57:51 | インポート
お好み焼き、まあまあのものができました。広島風です。生地にキャベツと豚肉を乗せて山盛りになったときは、これ、ちゃんとした形になるのかいな、と心配しましたが、ひっくり返して焼くとそれなりになり、火も通りました。ただ、生地がぶ厚すぎた。今度は、粉の量を減らしてみよう。大体、説明書きとおりにすると、多くなりすぎます。猫のごはんも説明書き通りの分量だとデブになります。こないだ、NHKで、85歳の料理家先生を紹介していて、すごいです。「(教える)甲斐がない」「なんて甲斐のない方々」と遠慮会釈ありません。この話を講義でしたら、最近としては珍しくうけました。受講生のみなさん、もしや教わる甲斐がない、なんて思ってるんじゃないでしょうね

お好み焼きに挑戦

2010-11-28 21:06:05 | インポート
今日はお好み焼きを焼いてみます。粉と水の分量、書いてあるとおりなんだけど妙に粘ってます。大丈夫かなー。広島風に挑戦します。粉広げて、キャベツを乗せて、豚肉乗せてひっくり返せばよさそうなんだけど(てっぱんのあかりがそうやって作ってましたので。)。荒海にいかだでこぎ出すような心境です。

子連れの株主総会

2010-11-27 20:27:40 | インポート
少し前、某外食産業の株主総会に行ってきました。普通、株主総会での株主の質問てぇのは、業績はどうだだとか、配当金を増やせだとかいったものですが、ここのは、そういったものもありましたが、株主というよりも消費者、客の立場での質問が多いです。レタスは大きいのを使ってるのかだとか、ほうれん草をもっと出せだとか。そういう質問に対しては、社長さんも何となく楽しそう。ここの社長さん、業務報告も、質問者に対する回答も、全部一人でやっちゃいます。他の会社だと、一応、担当役員に回答させたうえで、社長が補足する、みたいな形もありますが。私的には、「特に有利な条件で発行する新株予約権の募集事項の決定を取締役会に委任する件」、なんてのが講義でもしゃべってるところで興味がありました。あと、ここの株主総会、終わった後で飲み食いができます。そのせいもあるのでしょうか。出席株主には子連れの方もいらっしゃいます。株主総会の風景も様変わりです。

法定の傍系血族は婚姻可!

2010-11-26 20:09:05 | インポート
「ありがとー、よー生まれてきてくれたなー」。今朝のべっちゃーの台詞です。涙腺決壊しました。こないだ、いいともで、今年、泣いた回数ってのがあって、坂口良子さん(私が高校時代のアイドル!)が3回、しょうこ姉さんが6回、小学生のタレントさんが40何回とか。大人のみなさん、あんまり泣かないんですね-。私、ゲゲゲの時はほとんど泣きませんでしたが、てっぱんになってからはほぼ毎日泣くので、何回になるかなーなんて、出演者でもないのに勘定してました。小学生といい勝負です。年取ると涙もろくなる、と言いますが、もろいというよりもしまりがなくなった感じで、気がつかないうちに、だらーっとたてれます。ところで、主人公のあかりにも恋バナがあるんでしょうか。これまでの登場人物では、駅伝君が本命、鉄にいが穴馬と見てます。あかりと鉄にいは義兄弟ですが、養子と実子は結婚できますので、法律上は勝負になります。

Help me!

2010-11-25 14:27:38 | インポート
紅白初出場の植村花菜さん、期待です。トイレの神様、テレビで聴いて泣いてしまいました。ながーい曲ですが、カットなし、だそうです。他のベテランの歌手さんたち、怒るかもしれませんが、がんばってほしいです。「Oh help me」。ビートルズのヘルプではありません。モーツァルトの魔笛の英語版です(LP)。原語は、「O hilfe」です。あと、パミーナが夜の女王に「Mutter!」(お母さん)、と呼びかけるシーン、これはわかりやすい、「Mama!」です(なんだか、ファミリー・ドラマっぽい響きです。)。固有名詞まで英語になってしまってて、ザラストロの歌う「オ、イーシス・・」は、「オウ、アーイシス・・」となってます。1956年メトロポリタン・オペラのライブで、指揮はブルーノ・ヴァルター。最大のスターは、夜の女王を歌うロバータ・ピータースで、登場だけで拍手が聞こえます。日本の評論家は、あまり評価してなかった歌手みたいですが、欧米では大スターです。大体、多くの日本の評論家は、コロラトゥーラ・ソプラノを低くみます。私に言わせれば、そういう人たちは、「声楽の楽しさ」を感じとれないんだと思います。さすがに、グルベローヴァとなると、すごすぎて、そういう人たちも文句が言えないようですが。

対応がにぶい

2010-11-25 10:26:50 | インポート
「グェッラ、グェッラ、グェッラ、グェッラ、グェッラ!」(「グェッラ」は「戦い」です。)。ヴェルディのアイーダの第一幕で、敵が味方の領土に侵入したという知らせを聞いた民衆が叫ぶシーンです。このシーンを見ると、人類(ホモ・サピエンス)は、好戦的な生物だなー、と思わずにはいられません。それでも韓国(民間人にも犠牲者が出てしまいました。)、非常に自制的に対応していると評価されてます。国内では「甘い」と怒られてるそうですが。アメリカの空母が横須賀を出ました。韓国と合同で演習ですと。北朝鮮、どう反応するんでしょう。それにしても、また日本の対応のにぶさが露呈しました。官房長官がコメントを出したのは、深夜だったため寝ていたオバマさんが飛び起きてコメントを出したのよりも後。菅さんに至っては、それよりずーーーーっと後です。

テレビがお友達

2010-11-24 18:54:18 | インポート
悪い予感が的中か?セカンド・ヴァージンのフカキョン、夫の不倫を発見し、その相手(鈴木京香さん)の飼い猫に刃物をふりかざしました。まったくもー。心配したとおり。男なんかにうつつを抜かして猫をちゃんと家の中に入れておかないからこんなことになっちゃうんだよー、と私、テレビに対してつっこむことしきり。幸い、猫ちゃんは無事でした(NHKだから、それほど過激な話にはしないのかな?)。事が公になって、鈴木京香さんが社長に辞意をもらしたら、社長、人生いろいろある、俺のパートナーは男だ、だって。私、鈴木京香さんと同時にテレビに対して、「へっ?」と聞き返してました。私、ほんとにテレビがお友達です。以前、「てっぱん」で大阪風と広島風のどっちのお好み焼きがメインになるのかなー、と記事にしたことがあります。あかりの店、当初、広島風のみでしたが、べっちゃーに教わって大阪風も出すようです。そのせいでしょうか。今日、スーパーで関西風お好み焼きがでーーんと並ばってました。

平和が一番

2010-11-23 20:04:33 | インポート
インスタント・ラーメンを圧力鍋で作る作戦、うまくいってます。普通の鍋だと、野菜をしんなりさせるために多めに水を入れるのですが、圧力鍋なら規定量だけで十分。鍋に入れた野菜のほとんどは水に浸っていないのですが、蒸し器の原理で十分柔らかくなります。ラーメンがのび気味になるのが玉にキズです。サンマ、二匹で120円。安くなってきました。キャベツは相変わらず高いですが、ひと玉買うと相当使えるので、相当高くても他の野菜より経済的です。北朝鮮と韓国、どんぱち始まっちゃいました。心配です。インスタント・ラーメンばっかり食べてても平和であればそれが一番です。

よれよれ

2010-11-22 23:37:10 | インポート
法務大臣が辞任しました。法務大臣が理系だからいけないわけでは決してありません。私のクラスにいらした方で、理系で合格された方たくさんいらっしゃいました。合格後、勉強を振り返って、「社会科学の方が自然科学よりも面白いかも知れない」なんて、両方極めて初めて言える台詞、私では決して言えないようなことをおっしゃった方もいらっしゃいました。会社法の立案担当者の中にもエンジニアがいらっしゃいます。でも、今度やめた大臣、法務はやったことがない、なんで自分が法務大臣になったのか分からない、なんておっしゃってるんでしょう?二つのことだけ言ってりゃいい発言よりも、こっちの方がずっと問題だと思いました。なんだか、内閣、よれよれです。APECでの総理大臣、外国の偉い人と会談実現とか言ったって、ずーーーーっと下向きっぱなしで(メモ読んでたそうです。)、かっこ悪かったです

エコ、別名、ケチ

2010-11-21 21:35:38 | インポート
インスタント・ラーメンを、野菜と一緒に圧力釜で煮てみました。野菜を柔らかくするためです。いまいちだったなー。心棒が上がるまで数分、それから3分たって火を止めてから心棒が下がるまで数分待つ。結構時間がかかります。今日、髪の毛がぼさぼさに立ってました(いつものことではありますが。)。原因は、風呂上がりにドライアーをかけるのをやめたため(電気代節約=エコのためです。エコ、別名、ケチです。)。タオルで頭を被うのですが(これを、「頭巻き」と読んでます。)、巻き方が悪いとぼさぼさになります。おととい、斉藤晴彦さんの替え歌コマーシャル「くぉーーーーくさーーーーい・・」を記事にしました。これ、ブラームスのハンガリー舞曲第5番の替え歌でした。

ほこりがたまるだろうなー

2010-11-20 18:48:03 | インポート
おのみっちゃん(朝ドラの主役)、十代でお好み焼き屋を始めました。法的に言うと。未成年者ですから、法定代理人(尾道の養親)の営業許可が必要で、営業許可を受けたら未成年者登記をしなければなりません(したんでしょう。)。この後ですが、ドラマからは離れた一般論ですが、今、超素朴な女の子ですが、何十年と商売をしていくうち、辛酸をなめ尽くした後、きっとたくましい、もしかするとべっちゃー以上に一筋縄ではいかない、たくましい商売人になることでしょう。今日のてっぱん、冬美さんとの別れ際に「雨の日も見上げれば星が輝いている」と言われて、なんのことだか分からなかったあかりが、冬美さんから引き継いだ部屋に入って天井を見たら星の飾り物がぶら下がっているシーン、じーんときました。同時に、天井近くだとほこりがたまるだろうなーなんてつまらない心配もしてしまいました。

ジュリー

2010-11-19 20:25:21 | インポート
大臣の失言が問題となってます。だめだよー、そーでなくても法案や予算案の審議は苦手だけど責任問題の追及となるとはりきる輩がたくさんいるんだから。かもがねぎしょっていくというか、飛んで火に入る夏の虫というか。これでまた国会審議は当分パー(因みに、私は明日から憲法の講義です。)。日本語のドン・ジョヴァンニ、思い出してみたらジュリーでした(樹木希林さんが、写真見てじゅりいいいいといった、そのジュリーです。)。オペラっつうか、音楽劇みたいな感じで舞台にかかってたんです。で、従者のレポレロは、かの斉藤晴彦さん。斉藤さんが、「センサンニン!」と歌ってたんだと思います。斉藤さん、俳優さんですが、オペラやクラシックの替え歌で一世を風靡されました。こーーーくさーーーーいでーーーんわぁはーー、とコマーシャルでも歌ってらっしゃいました。笑っていいともにもよく出られていた時期がありました。私、この方を初めて聴いたのは、こんにゃく座のフィガロの結婚でして、伯爵を歌ってらっしゃいました。プロの声楽家に囲まれた中、浪花節のようなお声でがなるように歌われるのがなんとも異彩を放ってらっしゃいました。伯爵のアリアで三連音符をきっちり歌われたときは思わず「おおーっ」という歓声がわいたものでした。私、その後こんにゃく座がフィガロの結婚をやるたんびに行きましたし、斉藤さんが東京文化会館でリサイタルを開かれたときもしっかり聴きに行きました。ショパンの軍隊ポロネーズの替え歌なんか抱腹絶倒です。ジュリーの話に戻りますが、奥さん(私にとっては、まあ姉ちゃんの三姉妹の2番目の印象強し。)、最近、中国の女帝役で活躍されてます。賞もとられました。

セン、サン、ニン!

2010-11-18 11:46:02 | インポート
初めて地下鉄大江戸線に乗ったんだけど、車両の幅狭い感じが。向かいに座っている人がやたらでかく見えます。地元東京も、普段行かない所はさっぱり分かりません。東京モノレールは大昔にちょびっと乗っただけ。ゆりかもめは一度も乗ってません。昔、埋め立て地でなーーーにもなかった場所が今ホット・スポットになってるらしいです。鼻の下の長いオペラの登場人物の話の続き。一番のドン・ファンは、モーツァルトのドン・ジョヴァンニの主役です(当然です。イタリア語でいうドン・ファンのことですから。)。俗に「千人斬り」と言いますが、そんなもんじゃありません。従者のレポレロが主人が女性と関係を持つたびメモっていて、それを女性に歌って聞かせるシーンがありまして(カタログの歌)、それによると、イタリアでは何人、ドイツでは何人、フランスでは何人、で、舞台のスペインでは、な、なんと「1003人」(ミッレトレ)だそうです。千人きっちりでないところがおつでして、音楽によーく合います(ミッ、レッ、トレッ!)。これが千人だと、「ミーーーレ!」となってしまい、しまりがありません。日本語で歌われたのを聴いたことがありますが、日本語でも「セン、サン、ニン!」(清算人ではありません、商法を講義したばかりなので、すみません、どうしょうもないだじゃれで。)としまります。千人だと、「セーーーンニン」とやっぱりしまりがありません。第1幕が始まってしばらくたってから歌われるこの歌、こういう内容ですから、聴衆の正しい反応は、「にやーっとにやける」か「赤面して下を向く」でありまして、高尚だなどと恍惚としてはいけません。もっとも、意味を分かったうえで、うっとりとするのは、これはこれで「ある意味」正しい反応ではありましょう。

ドラマやオペラを支配するもの

2010-11-17 11:17:52 | インポート
セカンド・ヴァージン(大石静さん脚本)で、鈴木京香さん演じる主人公、とうとう情欲に負けてしまいました(昨日の大石さんのトークから想像できる展開です。)。ドラマもオペラも結局登場人物は情欲に支配されて行動します。フィガロの結婚、夫婦と婚約者の「正規の」関係以外にすさまじい相関関係があります。伯爵は、(奥さんがいるのに)スザンナに気がある(バリバリーナにも)。伯爵夫人は、(夫があるのに)ケルビーノが気になる。ケルビーノは、伯爵夫人が好き(バルバリーナにもちょっかいを出してる。)。バルバリーナは、ケルビーノをお婿にしたいと伯爵(関係を持った)に頼む。マルチェリーナは、(婚約者のいる)フィガロと結婚したい(歳がうんと離れてます。当たり前です。この二人、実は母子の関係であることが発覚します。)。すごいですねー、ワイドショーだったら相関図かなんか作って説明するんでしょうね。昨日聴いたフィガロの結婚のLPは変わってました。まずドイツ語版です。それから、フィガロで名を馳せたヘルマン・プライが伯爵を歌ってます。プライは、フィガロでも伯爵でも、イタリア語でもドイツ語でもとにかく芸達者です。声質的には伯爵が合ってるんだけど、フィガロで大当たりをとったんでフィガロばっかり歌うようになったそうです。ウィーン国立歌劇場の日本公演で、ルチア・ポップのスザンナと組んだやつ、二人とも芸達者で抱腹絶倒です。本国では、日本の聴衆が喜ぶもんだからやりすぎた、という評が出たそうです。