拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ラフマニノフのせいではないですが・・

2010-02-28 20:39:54 | インポート
惜しいというのはこのことです。3人組で走るパシュート、100分の2秒差で銀メダルです。途中までかなりリードしていたんだけど、最後の1周でドイツチームに追いつかれました。まあ、競馬でも、最初リードしていても最後差されれば鼻差でも負けは負けなのですが。テレビの画面の上下で各チームが交差するとき勝ってる方が分かる面白い競技でした。表彰式、日本チームの表彰を見るために見ていたのですが、久々にドイツの国歌を聴きました。この曲、元はハイドンの弦楽四重奏曲の第2楽章で、しかも、オーストリアの国歌でした。国歌の使い回しなんだけど、そのあたりこだわらないんですね。浅田選手が演技に使った曲のCDが売れてるそうです。何事も商売になります。でも、フリーに使った曲、日本人にとってはすっかり「悪役」になっちまいました。「いたたまれない」曲なんて書いた新聞もありました。あのロシアのコーチの趣味なんでしょうか。コーチとの確執が言われたりしてますが、でも点取りに専念するコーチだったら3回転半は飛ばせてもらえなかったのはないですかね。問題の曲(鐘)を書いたラフマニノフはロシアの音楽家です。もっとも有名な曲は、ピアノ協奏曲第2番で、映画「逢い引き」で使われて有名です。この映画、古い映画で、不倫ものです。子供の頃テレビで見て、ご亭主の態度が印象的でした。それから、近年の韓国映画「私の小さなピアニスト」でも、最後に大成した「ピアニスト」がコンサートでこの曲を弾きます。ホントはベートーヴェンの皇帝の予定だったのが、ラフマニノフに変更したそうです。ベートーヴェン・ファンの私としては皇帝の方がよかったのに、プンプンこの映画見たとき、不覚にも号泣してしまいました。


将来の糧

2010-02-27 21:49:04 | インポート
あのおどろおどろしい下降音階(ラフマニノフの鐘)が耳に焼き付いてしまいました。浅田選手のフリーの音楽です。何度も何度もテレビでやるもんで。浅田選手は昨日、終わった直後はぼろぼろに泣いてましたが、今日は頼もしいです。「ソチ五輪に出たい」と実に前向きです。これは感動ものです。今回のことで、かえって大選手になるのではないでしょうか。逆に、キムヨナ選手、燃え尽き症候群になってしまったりして・・そんなやわな人ではないそうですが。ところで、私の勘違いではなさそうです。ジョニー・ヴィアー選手のコーチ(私が勝手に「マリリン・ホーン」と読んでる貫禄のあるご婦人)とそっくりな人がロシアの女子のマカロワ選手にもハッパをかけていたと思ったら、同じ人だそうです。一人のコーチが複数の選手を受け持つこともありますもんね。ジョニー選手、私が想像したようにモテモテだそうです(ネットによると。)。この選手の名字、ほんとは「ウィアー」です(私は、Wをドイツ語風ににごらせる癖があって、勝手に「ヴィアー」と表記していました。)。ドイツ語と名前でもう一つ。映画「マンマ・ミーア」に出てた「Seyfried」さん、アメリカの人ですが、アメリカでもこの名前の発音は難儀だそうで、よく「セイフライド」と発音されるそうですが(私も以前の記事でこう表記しました。映画のプログラムに載ってたからです。)、ほんとは「サイフリッド」だそうです。ご本人もあんまり人に聞かれるので困惑しているそうです。ドイツ語読みならなんら問題ありません。「ザイフリート」です。ドイツではこう発音していることでしょう(英語かぶれの最近のドイツ人は違うかな?)。

サムスン電子かグルベローヴァか

2010-02-26 15:31:33 | インポート
浅田選手は3回転半を2回きっちり成功させてすごかったです。銀メダルなので、ご本人も日本国中も残念でしょうが、でもね、伊藤みどり選手の時、3回転半を1回成功させて、ご本人演技中ながらはじけるような笑顔でした(最近も、ビデオのダビングの際、久しぶりに見て当時を思い出しました。)。その3回転半を2回も成功させたのですから、解説の八木沼さんもおっしゃってますが、快挙には違いありません。とにかく、金メダルのキムヨナ選手が今回はすごすぎました。その強さはサムスン電子のようであり(日本国内の電機市場は、日本メーカーががっちりおさえていますが、グローバルの視点にたつと、サムスンが世界を圧倒しているそうです。)、その正確さはツェルビネッタを歌うグルベローヴァのようです。しかも、芸術性がすごいです。あの体の「しな~」と肩の「くねっ」で審査員はいちころです。浅田選手のあのおどろおどろしい曲(ラフマニノフ)のプログラム、批判があったそうです。次のプログラムに期待したいです。あと、お母さんを亡くされたロシェット選手ががんばって銅メダル、それから、アメリカ代表の長洲未来選手は、あらためて、お顔が掃除機のお姉さん似だということと、演技が素晴らしいということを再確認しました。将来、トップを狙う選手だそうです。

涙で始まり涙で終わる(間にグーが入る)

2010-02-25 21:06:19 | インポート
昨日の女子フィギュアのショート・プログラムの話の続きです。一番涙を誘ったのは、カナダのロシェット選手でした。お母さんが2日前に亡くなられ出場が危ぶまれていたのですが、出場されて鬼気迫る演技で、終わった後ぐしゃぐしゃに泣き崩れていました。あと、アメリカ代表の長洲未来選手、両親が日本人だということで、お顔も甲高い声の社長さんとこの掃除機のお姉さんと似ているのですが、演技姿はとてもきれいでした。掃除機のお姉さんと言えば、いつもの掃除機(東芝のサイクロン・クリーナー)の宣伝、今日は別のお姉さんがやっていました。私が楽しみにしている部分、ヘッドをカメラに見せて、「ぐーーーーーーーっと」と回転させる場面(必ず、「危険ですので真似をしないで下さい。」というフリップが出ます。これを見るのも日課です。)、このお姉さんはどうするかなー?人が代わったからといってむげに否定してはいけません。その人その人の個性があるんだから。で、どうするのかなー?あっ、ヘッドを見せました。で、「ぐぅうんと」ですって。うーん。おしとやかだけど・・。大分違うなー。その甲高い声の社長さんとこ、こないだソニーの40型を10万ちょっとで売ってたと記事にしましたが、それどころじゃありません。東芝の40型レグザが8万円台(9万をちょっと切るくらい)。もうひっっくりかえっちゃいます。うちには32型が1台あって、もう1台買う余裕などありませんが、思わず飛びつきたくなる値段です。半年前、液晶テレビの値崩れは止まるだろうとの私の予測は見事にはずれました。でも私は別に経済記者じゃないですから(開き直ってます。)。景気は実はかなり回復しているという私の推測の方は大当たりでしたよ。景気にもっとも敏感に反応する海運業も(貿易が活発になれば荷動きが増えますから。)、V字回復だそうです(私は、そうした記事が日経あたりに出るだろうと思っていました。)。ただ、その景気回復に大きく関係するのがトヨタです。今日、アメリカの公聴会で社長さんが議員の質問に3時間も答えてました。冒頭は英語で、質疑はとても丁寧な日本語(謙譲語とか)で答えてらっしゃいましたが、あの丁寧な日本語は、英語に通訳されたときにニュアンスが伝わるのかな、と心配しちゃいました。その後、アメリカの販売店さんや工場関係者の会合に出席された時は、涙を見せられていました。その後、アメリカのニュース番組にも出演されていました。ふんばりどころですもんね。とにかく、トヨタこけたら日本全部こけちゃいますので(メイド・イン・ジャパン全体の信用にかかわりますので)、がんばっていただきたいものです。今日の記事、ロシェット選手の涙から始まって、豊田社長の涙で終わりました(間にグーが入りました。)。

女子フィギュアが始まりました

2010-02-24 17:26:40 | インポート
浅田真央選手、すごい得点。並みの精神力じゃないな、と思ったら、次に演技したキムヨナ選手、もっとすごい得点!韓国はもう金メダルいくつもとってるんでしょ?すごいなー。電機業界も、韓国のサムスン電子にやられっぱなしだそうだし。20年以上も前、アメリカに留学していた友人が、方々から集まる留学生の中で「韓国人はすごい」と言ってたけど、その頃まかれた種がいまいろんな分野で花開いてるんですねー。フィギュアの話に戻ると。今のフィギュアは、芸術性が重視されていて、音楽との調和もとっても重要なんだと。高橋選手が銅メダルをとれたのはそのせいだったんだけど。キムヨナ選手の「007」は素晴らしいプログラムです。演技と音楽がぴったりはまってます。プログラムの勝利じゃないでしょうか(まだ、ショート・プログラムですが。)。浅田選手も音楽はよかった。だから、キムヨナ選手に次ぐ高得点だったんだけど。安藤選手(4位でした。)の曲は、モーツァルトのレクイエム!前も記事にしましたが、どうしてもこの曲(大大大名曲ではありますが、私の大好きな曲ではありますが)は、フィギュアには向かないと思います。だって、葬式の曲なんですよ。葬式の曲を書いてて結局未完のままモーツァルト自身が死んじゃったって曲ですから。会場が一緒にもりあがってわーーーーって感じじゃないですもん。安藤選手ご本人も、終わった後のインタビューで、プログラムについて聞かれて、長いこと「うーーーーーーーん」と沈黙した末、「プログラム自体はいいと思います。」だと。ご本人も乗り切れていない様子を見て取りました(私は)。フリーはクレオパトラで、そっちでがんばってほしいです。あと、ドイツの選手の音楽は、「ロミオとジュリエット」ということで、どのロミオかな、と思ったら、いろんな曲をつなぎ合わせていました。アナウンサーは、「ニーノ・ロータのロミオとジュリエット(映画音楽。こないだ記事にしたばっかり)と、チャイコフスキーのロミオとジュリエット」でした、と言ってたけど、もう一つありましたから。出だしはプロコフィエフのロミオとジュリエット(バレエ音楽)でした。つなぎ合わせと言えば、イタリアのコストナー選手も、ショパンのノクターンから始まって、締めはチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の第3楽章。逆に音楽が躍動的すぎちゃって、音楽に比べて演技がもたもたしているように感じてしまいました(私だけかな。)。

○トウミドリ

2010-02-23 21:13:48 | インポート
テレビにスキーの滑降が映ってます。オリンピックやってるな。で、アナウンサーが「トンバ選手が・・」。えっ?トンバ選手(訳すと「墓選手」)って随分前の選手でしょ?まーだやってんの?じゃありませんで、昔のビデオでした。例によって昔のビデオをDVDにダビングしているのですが、偶然、20年前のオリンピックのビデオだったのでした。で、伊藤みどり選手が銀メダルです。ナレーションが興味深いです。「伊藤みどり選手は、メダルの色よりもあくまでも3回転半にこだわった。それができて何よりも嬉しいはず。」という内容なのです。最近、そっくりなことを聞いたばっかりですよね。「高橋選手は、何よりも4回転にこだわった・・」。3回転半を4回転に置き換えればそっくりです。当時、伊藤みどり選手の演技は感動的でした。旧東ドイツのカタリーナ・ビット選手(伊藤選手の銀メダルよりちょっと前の選手ですが)らが芸術性で売っていたのに対し、伊藤選手のジャンプは次元が違うものでした。今回の女子フィギュアはいよいよ明日からですが、今の選手はもっと大変ですねー。3回転半はもう当たり前みたいになってて、加えて芸術性ですもんね。ところで、伊藤選手が活躍していた当時、○トウミドリと聞いて、多くの人は○に「イ」を入れたでしょうが、音楽好きは「ゴ」を入れたものでした。アメリカでは、五嶋ミドリさんの方が有名なのかも知れません。なにしろ、アメリカの教科書に載ってるくらいなので。五嶋ミドリさんは世界的なヴァイオリン奏者です。今では弟の五嶋龍さんが日本では人気ですが、そのお姉さんは、世界でも屈指の大音楽家です。その奏でる音は、身を削って紡いでいるような(鶴の恩返しのつうのような)、狂おしいような音であり、その世界は、繊細の極致です。

猫の日

2010-02-22 21:49:42 | インポート
2月22日はにゃーにゃーにゃーで猫の日だそうです。うちに2ニャーが来てから、まだ7か月なんですが、もうずーーーーっと一緒にいるみたいです。でも、ものすごい人見知りというか臆病で、家電のサービスマンさんが来ても絶対出てこないし、それどころじゃないです。ドアベルがピンポン鳴っただけでも、電話のベルがなっただけでも隠れちゃいます。もしかしたら、今後、私と獣医さんと獣医さんとこの看護士さん以外の人には見られないのかも(実物を、です。写真は時々ここに掲載しますんで。)。カーリングの「ヤーーーーーー」、頭に残っちゃって残っちゃって・・今でも、頭ん中で鳴らそうと思えばすぐ鳴ります(今も鳴っています。)。外国の選手のヤーは、時々悲鳴みたいだったり、脅迫ぽかったりですが、日本の選手のは、決して絶叫にならず、歌の発声といってもいいくらい安定した音程でヤーーーーーーーっと伸ばしてます。きっと、歌もお上手なんでしょう。「カーリング」+「ヤー」は、ネットで検索するとたくさんヒットします。あのほうきみたいなやつで「はけ!」という指示だそうです。こないだの謎かけ「アントニオ猪木さんがプルシェンコだったら、いち、にい、さん、はいーーーーーー」の答合わせをしましょう。ロシア語で、「ダー」は「はい」です。これが答です。

薪割り

2010-02-21 21:47:19 | インポート
私が予言したとおり(えらそうですが)、新聞によると、節約疲れで消費の回復の兆しが見えているそうです(アメリカの話ですが)。アメリカの話かー、と言うなかれ、アメリカ人と中国人が消費してくれることが、日本経済の回復の条件です。日本でも、価格破壊の話だけだったのが、限定品の高いハンバーガーが売り切れになるとか、質の高い物が売れる話がちらほら出てきました。不景気の末期、消費疲れの兆候です。で、私ですが、私は昨年から正月にかけて、世間に先駆けて消費が過熱し(家電を集中して買いました。)、今では節約疲れならぬ消費疲れです。皆さんが巣ごもりから外に飛び立とうとしている今、私は巣ごもり真っ最中です。風呂も、シャワーは顔と髪を洗うのに使うだけで、他は浴槽のお湯を汲んで使ってます。みじめっぽいようですが、なんか、大昔を思い出して、結構楽しいです。私が小さかった頃、家に風呂がありましたが、燃料は薪でして、父親に教わって薪割りをしていました。そのうち、燃料が石炭になり、石油になり、もうかなり大きくなってからガス風呂になりましたが、そんなぐらいですから、風呂場にシャワーなんてありませんでした。そうそう、思い出した、風呂場に風呂釜から天井に伸びた煙突があって、触ったらやけどするくらい熱くなりました。どこの山奥か、と思います?横浜の郊外の新興住宅地ですよ。要は、時代なんです。

黙々と仕事をしてました

2010-02-20 21:30:34 | インポート
ジョニー・ヴィアー選手のコーチの話をするくらいなら、高橋選手のコーチの話をすべきでした。やはり、女性のコーチが付いているのですが、その結びつきたるや半端じゃないそうです。(例によってテレビの受け売りですが)高橋選手とコーチが報道陣と織田選手の靴紐が切れた話をしていたとき、高橋選手が「僕の靴の紐も切れそうだったけどいいやと思って挑んだ」と言うと、コーチが「昨日の夜、ちゃんと取り替えておいたわよ」ですって。こういった隠れた気配りにも助けられたメダルだったんですねー。我が家の縁の下の力持ちは空気清浄機です(急に話題が変わりますが)。以前、空気清浄機は除湿器に比べてがんばってる様が見えにくい、などと不埒なことを記事に書きましたが、とんでもはっぷんでした。一台は猫トイレのわきに置いてあるのですが、久方ぶりにフィルターを掃除しようとして裏パネルを開けると、真っ茶色ニャーが用を足すたんびにわき上がっていた砂埃をこんなになるまでもくもくと吸い続けていたのですね。「お前、働いてるの?」なんて目で見ていた私は空気清浄機に悪いことをしました。フィルターは洗って何度でも使うことができます。シャワーをあてて茶色い水をたっぷり出し切ってきれいになりました。これからは頻繁にお手入れをしてあげるつもりです。

いち、にい、さん、はいーーーーーー!

2010-02-19 21:42:32 | インポート
高橋選手、やりましたね。最後、こないだ記事にしたジョニー・ヴィアー選手の点数次第でメダルがとれるか決まるとなって、ヴィアー選手がぱっと見いい演技をして(「マリリン・ホーン」もしっかりついていました。)アナウンサーも心配そうでしたが、私は結構安心してました。ショート・プログラムでもぱっと見いい演技でしたが点が伸びなかったので。高橋選手の曲がよかったです。フェリーニ監督の「La strada」(道)のテーマ曲でした。この曲をいかしきった演技は、芸術的には最高でした。点も、芸術点(みたいな点)は、全選手中最高でした。なんてったって、ジャンプでこけても銅メダルになったんですから、どれだけ芸術性があったか、ということです。織田選手は、靴紐が切れて中断してしまいましたが、会場は優しかったです。再開した織田選手をみんなで応援していました。それでも、ご本人は悔しくてしょうがないみたいで、終わった後のインタビューで、目が赤いどころじゃなく、大粒の涙を「ぼったんぼったん」と流してました。でも7位入賞ですから、立派です。小塚選手は日本選手中、唯一4回転を決めました。次はメダルですね。いやー、ドラマでした。プルシェンコ選手は2位でした。アントニオ猪木さんがプルシェンコなら「いち、にー、さん、はいーーーーー!」となります(このココロはそのうち)。1位の選手、手足が長く、ちょっと、おっかな系でした。フェリーニの「道」に戻ります。音楽はニーノ・ロータでした。ゴッド・ファーザーが有名ですが、私的にはなんてったって、オリヴィア・ハッセーのロミオとジュリエットです。中学の時、「What is a youth・・」なんて真似して歌いました。「道」は、ジュリエッタ・マシーナ演ずるちょっと頭の足りないヒロインが、主役の男を「ザンパノー、ザンパノー」と呼ぶのがとても印象的な映画でした。

会社を辞めるきっかけ

2010-02-18 21:50:50 | インポート
オリンピックを見てると、時々「マダメムシュー」というアナウンスが聞かれます。これは、「Ledies and gentlemen」「Meine Damen und Herren」等々と同様、「紳士淑女の皆さん」の意、つまり呼びかけの決まり文句のフランス語です(区切ると、マダム・エ・ムシューですが、聞こえるように表記すれば十分です。これが語学の発音の勉強のコツだと思います。わざわざ日本語的に翻訳?して発音することもないでしょう。)。オリンピックの公用語は英語とフランス語だそうです。それでですね、この言葉がしょっちゅう聞こえてくるのは。でも、さすが、フランス語!まだまだがんばっています。ドイツ人なんざ日本人と同じでとっくに英語に支配されちゃってますが、そこはプライドの高いフランス人。そうそう世界語の地位を他国語に譲りません(ドイツが自国文化に及び腰なのは、戦争のせいなのかも知れません。私の大好きなヴァーグナーについても、ドイツのインテリ層ほど拒否反応を示します。「トリスタンとイゾルデ」は聞くけど・・とよく言います。トリスタンはまったくの愛憎劇で政治色がないから抵抗感は薄いのでしょう。)。例の服装問題で怒られちゃった彼、本番では残念でした。またがんばってほしいです。私も服装でとやかく言われるのはいやな質なので、同情していました(とやかく言われるのがいやだって言っても彼とは正反対の意味でですが。つまり、とことん自分のファッションにこだわりたいので拘束されたくない、のではなく、とことんファッションにこだわりたくないので拘束されたくない、ってことです。)。あっ、思い出した。サラリーマンになりたての頃、支店長が、「これからはTシャツで仕事をするように」というおたっしを出したことがありました。私は、ラッキー!と喜び、すぐさま実行し、全体会議にもTシャツで出かけていきました。そしたら、みんなYシャツ。で、新入社員をいじめるので有名な先輩がやってきて、「お前は今日はたしかにかっこいいよ(見かけがいいという意味でなく、恥ずかしげもなくTシャツを着たのが目立った、という意味)。でもな、みんなに合わせなきゃいけない時ってぇのがあるんだ」とめちゃくちゃ嫌みを言われました。私は目立とうだとか、支店長に褒められようとか(半ば困った顔で褒められましたが)、そんなことは露とも思わず、ただ単に、楽な格好でいい、ラッキーと思っただけなのに。これが、私が会社を辞めて、資格をとって独立したいと思ったきっかけです(嘘です。ただ、嫌みを言われたところまではホントです。記事を書いているうちに大昔のことを思い出しました。)。

コーチも印象的

2010-02-17 23:00:17 | インポート
今日は「ヤーーーーッ」です。カーリングです。あのスローするときの選手のまなざしが注目されてますが、私もすごいと思いますが、かけ声もすごいです。声にしびれました(私は声フェチです。)。今日の対アメリカ戦、最後テレビ画面に釘付けになりました。数ミリの争いでしたよ。私は、器械での計測の結果が出る前に日本の勝ちだと思いました。男子フィギュアも見ちゃいます。高橋選手(アメリカでは、松坂選手と同じ名前なんで「ダイスキー」なんて発音されちゃうんですかね。)の表現力なんざ欧米のどの選手にも負けてないと思いました。私が見てて印象深かったのは、アメリカのジョニー・ヴィアー選手のコーチです。ヴィアー選手は細面の色男なのですが(もてそう)、そのコーチは、めちゃくちゃ貫禄のある年配の女性なのです(オペラ歌手のマリリン・ホーンみたいな。)。で、ヴィアー選手が演技をする前、「マリリン・ホーン」がヴィアー選手に長い時間かけて指示をしているのですが、これが、校長先生が小学生に懇々と説教している風なのです。で、最後に「いいわね」と言ったか言わないか知りませんが、ヴィアー選手は十分暗示にかけられたようで、(素人からみると)抜群の演技でした(点はあまり伸びませんでしたが)。あと、別のコーチは選手をリンクに送り出した後、一生懸命ドリンクのボトルをいじっていて、私は、そのドリンクを選手に飲ませたのかな、自分で飲んだのかな、と変なことが気になってしまいました。

キャー!

2010-02-16 22:24:00 | インポート
オリンピックは見ちゃいます。フィギュアのペアは、芸術的でぐっと熱くなるものがあります。終わった後の得点を待つシーンはドラマですね。川口選手は、4回転スローを直前にコーチに3回転スローに変更させられたためか2回も転倒してしまって、得点を待つ間も得点が出た後もまったく笑顔がありませんでした。それでも演技中は最後まで笑顔でがんばって立派でした。国籍を変えてまでオリンピックを目指したという根性はすごいです。最後の中国の2組はいずれも圧巻でした。銀メダルになったペアは完璧でした。でも、金メダルをとったペア、失敗はあったものの、ほんとに芸術的で情感があって感動的でした(ご夫婦だそうですね。)。得点を待っている間、テレビでは、何点とれば金メダルって言ってて、で、画面にそれを上回る点が出て、やったー、と見てるこっちは思っているのに、お二人はちっとも喜びません。随分たってから、「キャー」と叫んでいました。ご本人たちに伝わるのはテレビの画面より随分後なんですね。このシーンも感動的でした。この「キャー」が一番印象に残っているのは、何年か前の世界選手権での安藤美姫選手です(その時、優勝されました。)。今回は、シングルでは誰が「キャー」と叫ぶのでしょうか。それにしても、中国はすごい!どの分野でもぬきんでています。わが国の経済もまったく中国に頼りっぱなしです。この時期、秋葉原は、旧正月で日本でお買い物をしてくれる中国の方でいっぱいだそうです。

ジャイアント・ロボ

2010-02-15 20:44:47 | インポート
所得税の申告をオンラインでしました。登記申請のオンラインよりも、ずっと簡単です。登記申請の場合は、何度も何度もクリックして、確認ボタン押して、電子署名も時間がかかって・・なのですが、税申告の方は、えっ?今のでもう電子署名しちゃったの?えっ?送信ボタン押したらもう送信しちゃったの?(当たり前じゃないかって?登記申請の場合は、送信ボタン1回押しただけじゃ申請したことになりません。)ってな感じでパッパッパーです。数年前にオンラインの5,000円減税は使っちゃったので、その点のメリットはありませんが、通常申告書に添付する書類の多くの添付が省略できるのは楽ちんです。まあ、登記申請と違って、税金の申告は国としては国民みんなにしてもらわにゃ困るものだから手続のハードルが低いのは当然でしょう。その点、登記申請とは比較になりません。
CSの東映チャンネルの申し込みをしました。お目当ては「ジャイアント・ロボ」です。例によって、大昔やってた番組で、鉄人28号の作者の横山光輝さん原作の実写版です。鉄人の正太郎くんと同じように少年が出てきて、ジャイアント・ロボはその少年の命令をだけを聞きます。たしか、最終回では、ジャイアント・ロボが少年の命令を無視して悪者を連れて宇宙に飛び出して何かにぶつかって爆発だったなー。少年(名前は覚えてない・・)が命令すると、「なっ」と言うんだったなー。主題歌は、場違いなくらい立派な男声合唱だったなー。楽しみでうきうきです

生のシグナル

2010-02-14 19:01:14 | インポート
私はもともとおしゃべりな人間ですが、一日にしゃべる量は決まっているみたいで、今の講師の仕事を始めてからは一日の分量は講義に全部使い切ってしまって(以前、1日に9時間近くも講義した時期、しかも、連日、なんて時がありました。)、講義が終わるとまったく無口になってしまいます。ライブの受講生さんは、講義中と講義以外の私のテンションの違いにびっくりされていました。そんなことなので、家に帰ると「ひきこもり状態」になり、そのせいか、昔の友人の多くと音信不通状態、又は行方不明状態になってしまいました。転機が訪れたのは4ニャーを全員看取った時です。急に、生存の証を発信したくなったのです。で、実行しました。この不義理な私にも再び声をかけてくださる方がいらっしゃったのはただありがたい限りです。高校時代の友達には不義理をこっぴどく叱られました(おかげで、Y教授とT先生には、アイスバインをおごるはめになりました)。このブログは、そのシグナルの一つです。更新している限りは生きていると思ってください(しゃべらない分、ここにぶつけていますので、まったく苦ではありません。よく、頻繁に更新しますねー、と感心されますが。)。