写真①:跡地が黒塀で囲われた旧「船津饅頭屋」(左は「金刀比羅神社御旅所」)
=福津市津屋崎天神町で、2013年11月1日撮影
福津市天神町の旧「船津饅頭屋」跡地
黒塀で囲われ、〈津屋崎千軒通り〉の風情が繋がれました
福津市天神町の新川に架かる「天神橋」西詰め北西にある旧「船津饅頭屋」の建物(木造平屋藁葺きにトタン屋根)が、老朽化のため6月に解体され、10月までに跡地が黒塀で囲われました=写真①=。
西隣の「金刀比羅神社御旅所」寄りの〈津屋崎千軒通り〉から見ると、こんな感じです=写真②=。福津市は市景観計画を策定、景観まちづくり活動を推進していく計画で、〈津屋崎千軒〉の風情を守り育てるために、「津屋崎千軒まちなみガイドライン」を策定、〈津屋崎千軒〉地区に冊子『町並みづくりの道しるべ』(202㌻)を4月に各戸配布しています。旧「船津饅頭屋」跡地を囲った黒塀は、〈津屋崎千軒通り〉の町並みを繋ぐ風情に合っているように思えます。
写真②:「金刀比羅神社御旅所」寄りの〈津屋崎千軒通り〉から見た旧「船津饅頭屋」黒塀(右側に「天神橋」がある)
建物の解体工事は、6月23日から始められました=写真③=。
写真③:旧「船津饅頭屋」の解体工事(手前は「天神橋」)
=6月23日撮影
旧「船津饅頭屋」は、私が津屋崎小学生だった昭和20年代は焼き立てのホカホカ饅頭を買いに行って、美味しくいただいた記憶が舌先に残っています。その後、クリーニング取次店に転業され、平成になって閉店されました。船津さんの自宅は店舗北側にあります。