吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0432:宗像市世界遺産シンポジュウム

2016-03-19 17:10:03 | 行楽催事

写真①:宗像市世界遺産シンポジュウムで行われたパネディスカッション

         =宗像市の「メイトム宗像」多目的ホールで、2016年3月19日午前11時15分撮影

 

宗像市世界遺産シンポジュウム

「景観と調和した世界遺産のまちづくり」 

  3月19日、宗像市の「メイトム宗像」多目的ホールで開かれた市主催の世界遺産シンポジュウム・「景観と調和した世界遺産のまちづくり」に行ってきました。

  宗像・福津両市と福岡県が平成29年夏の世界遺産登録を目指している「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」は、構成資産の保護と、資産周辺の景観や環境を保全し、将来に残す一方で、住民の生活や観光との両立などの課題があります。シンポジュウムは、先進事例として石見銀山の取り組みを踏まえ、「景観と調和した世界遺産のまちづくり」を考えるのが狙い。会場に集まった傍聴者約150人を前に、島根県大田市・「石見銀山」の世界遺産登録(平成19年)に尽力した中村俊郎・中村ブレイス社長(文化庁文化審議会専門委員)が、「世界遺産への取り組みを考えよう―石見銀山における体験から―」の演題で基調講演、「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の登録実現には市民パワーの結集が必要と強調しました。

  このあと、行われたパネルディスカッション=写真①=では、パネリストの仲間浩一・宗像市景観アドバイザー(「宗像・沖ノ島と関連遺産群」景観デザイン会議委員)が、「景観と調和した世界遺産のまちづくり」について、「地域の暮らしのなかで作られてきた景観が、世界遺産になって壊されてはいけない。宗像の信仰を支えてきた暮らしが守られ、市外から訪れる人たちとの触れ合いが喜びになり、住民の環境が向上する景観まちづくりを」と提言。葦津敬之(あしづたかゆき)・宗像大社宮司は「世界遺産になったら、、守るところと公開するところを分けて保護し、長期的には沖ノ島周辺も含む海の環境も良くしていきたい」と語りました。

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