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吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2009年2月21日/〈日記〉329・麻生大浦荘

2009-02-21 22:27:06 | 日記

写真①:「麻生大浦荘」の豪華な屋敷門
     =飯塚市立岩で、2009年2月21日午後3時58分撮影

 久しぶりに天気に恵まれた21日、細君のフルート教室発表会が福岡県飯塚市であったのを傍聴に行った帰りに、「第九回筑前いいづか雛(ひいな)のまつり」で3月3日まで無料で特別公開中の同市立岩の「麻生大浦荘」=写真①=を観てきました。

 「麻生大浦荘」は、大浦地区に建てられた麻生一族の個人住宅で、木造2階建て約792平方㍍の和風入り母屋書院造りの邸宅=写真②=。大正末期か昭和初年の建築と推測され、柱はすべて四面に柾目のある「四方柾(しほうまさ)」が使われ、廊下に畳を敷き詰めるなど豪華です。現在は麻生グループのクラブとして利用されています。


写真②:芝生の張られた庭園から見た「麻生大浦荘」
     =飯塚市立岩で、21日午後3時33分撮影

 重厚な玄関=写真③=を入ってすぐ右側に、「旧伊藤伝右衛門邸」の造りと同じような洋広間がありました。


写真③:入場客でにぎわう玄関
     =「麻生大浦荘」で、21日午後3時34分撮影

 座敷の欄間=写真④=にも、精巧な細工がうかがえます。


写真④:精巧な細工がうかがえる座敷の欄間
     =「麻生大浦荘」で、21日午後3時20分撮影

 玄関前の車寄せには、ヤマモモとキンモクセイ、ギンモクセイの3本の木を寄せた「寄せ木」=写真⑤=があるのが、面白く感じました。こんもりとした「寄せ木」があるのが麻生系住宅の特徴という。


写真⑤:玄関前の車寄せにあるこんもりとした「寄せ木」
     =「麻生大浦荘」で、21日午後3時36分撮影


「麻生大浦荘」=飯塚市立岩1060◆交通アクセス:[JR]福北ゆたか線「新飯塚駅」下車、徒歩10分。[駐車場]徒歩5分の近くに飯塚市歴史資料館の無料駐車場あり。問い合わせは、飯塚観光協会(℡0948-22-3511)へ。

麻生大浦荘
        「麻生大浦荘」位置図
        (ピンが立っている所)

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