吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2012年3月25日/〈日記〉477・「貝寄せ館」きょう11時開館式

2012-03-25 07:35:44 | 日記

 

写真①:出入り口のガラスに表示された「『貝寄せ館』 津屋崎千軒 海とまちなみの会」

    =2012年3月24日午後6時20分、福津市津屋崎3丁目の〈貝寄せ館〉で撮影

 〈貝寄せ館〉きょう25日午前11時から開館式です

ご観覧にお越しください(入場無料)

 福津市のボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が同市津屋崎3丁目に設けた町興し拠点事務所・〈貝寄せ館〉の開館式が、きょう25日午前11時から行われます。私たち会員は、24日夕までに展示パネルを飾りつけたあと、〈津屋崎千軒通り〉に面した出入り口のガラスに「『貝寄せ館』 津屋崎千軒 海とまちなみの会」のロゴマークのカッティングシートを貼りました=写真①=。

  「貝寄せ館」で4月末までの予定で行う主な記念展示は、次の通りです。

 ①〝貝寄せの浜〟・津屋崎の貝がら展」

 津屋崎浜が、〝貝寄せの浜〟とも呼ばれ、西風が玄界灘から吹く冬から春先にかけ多くの貝が寄せられることから、「貝寄せ館」と名付けたのにちなんで開催。江戸時代後期の寛政12年(1800年)、津屋崎浦を訪れた当時6歳の第10代福岡藩主・黒田斉清(なりきよ)公に、貝手頭の佐治徳左衛門が献上した21種類の貝の絵図(佐治家文書)や、福津市津屋崎千4丁目の大賀孝男さん・康子さん夫妻が津屋崎の浜で採集した同種の貝標本を展示しています。かひよせ(貝寄風。貝寄)は、俳句の春の季語でもあり、中村草田男の名句・〈貝寄風に乗りて帰郷の船迅し〉を短冊で掲示。

 ②「〈津屋崎千軒〉懐古・パネル展」

 江戸時代から明治にかけて〈津屋崎千軒〉の繁栄を支えた「津屋崎塩田」の地図や、製塩風景、塩田の遺構のほか、「津屋崎千軒 昭和初期の町並み」復元地図を展示。

③「伊藤伝右衛門ゆかりの写真展」

 明治時代に〝筑豊の炭鉱王〟・伊藤伝右衛門らが、渡半島の曽根の鼻に開設した「活洲場」など津屋崎の活性化に協力した伝右衛門ゆかりの写真パネルを展示しています。

 ④「津屋崎馬車鉄道の路線図と写真展」

 明治41年から昭和初期まで福間-津屋崎間を走っていた「津屋崎馬車鉄道」の路線図や馬鉄の写真を展示。

⑤「恋の浦」の海水を汲んで塩ができるまでのパネル展示

 福津市津屋崎3丁目の梶原康弘さんが、「恋の浦」の海水を汲んでの製塩法を紹介。

 

開館式で「貝寄せ館」看板を除幕

記念展示のパネル写真に観覧者の話弾む

  午前11時からの開館式には、「海とまちなみの会」会員や来賓の小山達生福津市長、大久保三喜男市議会議長ら計約40人が参加し、「貝寄せ館」看板を除幕したあと、館内の記念展示パネルを熱心に観覧=写真②=、話が弾んでいました。

 

写真②:「貝寄せ館」内の記念展示パネルを熱心に観覧する人たち

  〈貝寄せ館〉改装費支援寄付金(目標額80万円)は、25日までに福津市内外の商店主や津屋崎出身の方など39人(団体含む)から計37万4千円をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。ご浄財をお寄せ下さいます方は、下記の「海とまちなみの会」銀行口座へお振り込みのうえ事務局・吉村勝利へお知らせいただくか、〈貝寄せ館〉東隣に在住の占部英明・本会会計兼広報世話人にお渡しいただければ幸いです.

 ◇〈貝寄せ館〉改装費支援のご浄財ご寄付のお願い

  「海とまちなみの会」事務所・〈貝寄せ館〉改装費支援の寄付金のお振込には、西日本シティ銀行福間支店普通預金口座(「津屋崎千軒 海とまちなみの会 会長吉村勝利」、口座番号1304781)をご利用下さい。

 お問い合わせは、E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jpか、℡090-7451-8063で「海とまちなみの会」事務局・吉村勝利へお願いいたします。

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