吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0434:「姫島」・アサギマダラ観察とジオパーク観光ツアー

2016-04-02 06:24:45 | 行楽催事

 

写真①:「姫島」・アサギマダラ観察とジオパーク観光ツアーの募集チラシ

5月15日開催、参加者募集中
大分県の神秘の火山島を探訪する
「姫島」・アサギマダラ観察とジオパーク観光ツアー

 4月24日開通の「東九州自動車道」椎田南IC―豊前ICを通り、〝大分県国東半島沖に浮かぶ神秘の火山島「姫島」(周囲15Km)で〝海を渡る蝶〟・アサギマダラ(タテハチョウ科)の乱舞や、「おおいた姫島ジオパーク」の名所探訪を観光バスツアーで楽しみませんか――。

 私が事務局を担当している「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は5月15日(日)、2千Kmもの海を渡り国境を越えて旅する謎の多い蝶〟・アサギマダラの渡来地で全国的に有名な「姫島」を訪ね、福岡県福津市・「津屋崎浜」にも5~6月に飛来するこの蝶の謎解明の糸口にしたいと、〈「姫島」・アサギマダラ観察とジオパーク観光ツアー〉=写真①=を開催します。参加者26人を申し込み先着順で募集中で、すでに自然や俳句愛好の女性グループ16人、男性7人の計23人が申し込み済みです。

 「海とまちなみの会」の調査によると、福津市・「津屋崎浜」には5月中旬から6月中旬、海浜植物・スナビキソウ(ムラサキ科)の花の蜜を吸いにアサギマダラが飛来し、2015年5月には福岡放送と九州朝日放送のテレビ2局のニュース番組や新聞でも紹介。ところが、渡りの季節はずれの同年7月中旬から下旬にかけ、1~4羽の飛来が確認され、同市内で産卵、孵化して成長した個体の可能性があると研究家の指摘を受けました。このため、「海とまちなみの会」では食草で産卵の場所にも使われるつる性の直物・キジョラン(ガガイモ科)の自生地が近くにないか、調査した結果、16年3月7日、女性会員が「津屋崎浜」から約8Km南東の同市本木の山虫で越冬中の幼虫10数匹がキジョランの葉の裏にいるのを発見、同市内で羽化する個体が確認できる期待が高いと、幼虫の観察調査を続けています。

  「姫島」ツアーでは、5月15日に28人乗り貸切バスに乗車(午前6時30分福津市津屋崎庁舎前バス停、6時40分宮司の旅館「大阪屋」前、6時50分JR福間駅前)、九州自動車道・東九州自動車道経由で大分県国見町・伊美港から姫島村営フェリーで10時10分姫島港着。地元観光ガイドの案内でアサギマダラが乱舞する「みつけ海岸」=写真②=で蝶を観察・撮影した後、「おおいた姫島ジオパーク」の観光名所・姫島七不思議伝説の湧水「拍子水(ひょうしみず)」や、姫島の黒曜石産地(国指定天然記念物)・観音崎を見学します。食事処「姫乃家」で昼食(1,570円の車エビ塩焼定食or刺身定食)後、午後2時10分姫島港発フェリーに乗り、帰着(5時40分福間駅前、5時50分「大阪屋」前、6時津屋崎庁舎前)の予定。

 

写真②:アサギマダラ休息地の「みつけ海岸」(姫島村作製のパンフレット「おおいた姫島ジオパーク」から)

 小雨決行で、参加費は8千円(貸切バス代・高速道路代、フェリー乗船料、傷害保険料、昼食代、資料代など)。募集対象は、会員と一般の希望者。参加申し込みは、氏名と電話番号、昼食の希望種類(車エビ塩焼定食or刺身定食)を、「海とまちなみの会」事務局・吉村へメールyosi3019@sage.ocn.ne.jpか電話090-7451-8063でお知らせください。

「おおいた姫島ジオパーク」ジオパークとは、ジオ(地球)に関わるさまざまな自然遺産、たとえば、地層・岩石・地形・火山・断層などを含む自然豊かな「公園」のこと。4つの火山島が砂州でつながって1つになった姫島の自然、伝統、歴史、文化などの魅力あふれる地域資産を活用、村民と行政が一体となり、姫島の魅力を再発見して活性化を図るため、2013年に「特定非営利活動法人日本ジオパークネットワーク」に加盟、認定されました。 

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