吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0489:「室津の鏝絵」巡りリポート①

2017-04-04 18:44:53 | 行楽催事

 

写真①:中村千秋さん宅から「室津公民館」横に移設された龍の鏝絵を見るツアー参加者たち
      =山口県下関市豊浦町室津下で、2017年4月2日午前9時35分撮影

 4月2日、下関市豊浦町観光ツアーに参加して
「室津の鏝絵」巡りリポート①


 私が所属する福津市の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」主催の観光バスツアーで4月2日、山口県下関市豊浦町の響灘に面した港町・室津(むろつ)を訪ねました。「豊浦地区まちづくり協議会」の方たちの歓迎を受け、明治時代に母屋や土蔵の白壁に描かれた鏝絵が残る町家巡りのガイドをしていただき、福津市の港町・〈津屋崎千軒〉の町家に残る鏝絵や白壁の町並みの共通点に話が弾みました。きょう4日から「室津の鏝絵」巡りフットパスの模様をリポートします。

〝室津地区の宝〟・龍の鏝絵

  午前9時30分、「室津公民館」前でバスを降り、室津4区の中村千秋さん宅から家が解体された平成27年に同公民館の駐輪場北側に寄贈移設された龍の鏝絵(横480㌢、縦50㌢) =写真①=を見学。母屋2階外壁(平側)にあった鏝絵を三分割して取り外し、室津左官松田勉氏の再現施工で移設されました。目と龍の持つ珠には、ガラスがはめ込まれています。石州(島根県)左官・井沼田枡市(ますいち。一説には後に冨士永桝市)氏の作と伝えられており、ガイドしていただいた樽本勝一・「室津地区活性化推進協議会」会長によると、山口県内では一番大きい鏝絵という。

  室津地区には29か所に鏝絵が残っていますが、この龍の鏝絵の下に掲示された「室津地区活性化推進協議会」の解説文には「室津地区の宝として末永く保存を祈ります」と書かれています。

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