吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0462:「謎解きの旅」シンポジウム

2016-10-30 17:44:48 | 行楽催事

 

写真①:玄界灘に浮かぶ「相島」(福岡県新宮町)

      =福津市・宮地浜「夕陽風景時計」横から、2016年10月30日午前8時撮影

 岡県新宮町・「そぴあしんぐう」で開催

「相島積石塚群 謎解きの旅」シンポジウムに行ってきました

 福岡県新宮町で10月30日、「相島積石塚群 謎解きの旅」シンポジウムが同町上府の「そぴあしんぐう」大ホールで開かれました。玄界灘に浮かぶ「相島」=写真①=北東の長井浜(長さ約5百㍍)に石だけで4世紀から6世紀に築かれた西日本最大の積石塚群254基の保存整備完了を記念し、同町教育委員会が「だれが、積石塚群を造ったのか」の謎解きに、20余年の調査研究成果をもとに挑みたいと主催。

 「相島積石塚群」は平成13年8月、国史跡に指定。町教委が同18年から10か年にわたり保存と活用のための整備を行ってきました。この日のシンポジウムでは、土生田純之(はぶたよしゆき)・専修大学文学部教授が「日本の積石塚」について講演、続いて町教委が発掘調査から整備事業までの基調報告を行いました。

 このあと、赤司善彦・福岡県教委文化財保護課長のコーディネーターで、「誰が、この地に築いたのか」をテーマにシンポジウムを開始。安曇族派の西谷正九州大名誉教授(「海の道むなかた」館長)、宮元香織・北九州市市民文化スポーツ局文化企画課学芸員と、宗像族派の重藤輝行・佐賀大学芸術地域デザイン学部教授、西田大輔・新宮町教委社会教育課学芸員がパネリストになり、意見を交わしました。

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