吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2016年10月4日〈エッセー〉051:ノーベル「生理学・医学賞」

2016-10-04 16:17:14 | エッセー

 

写真①:福岡県立福岡高校(福岡市博多区)の正門(福岡高校第15回卒業記念アルバムから)

 ・連載エッセー『一木一草』

第51回:ノーベル「生理学・医学賞」に沸く

 

福岡県立福岡高校同級生・大隅良典君

栄誉あるノーベル「生理学・医学賞」受賞、おめでとう!

  誠に、おめでたい話です。私が卒業した福岡県立福岡高校(福岡市博多区)=写真①=の同級生・大隅良典君(71)が2016年のノーベル「生理学・医学賞」に選ばれたとのビッグ・ニュースが10月3日夜、テレビで流されました。4日付新聞朝刊各紙も、トップ記事で掲載です。

 大隅君と私は昭和38年(1963年)の第15回卒業生です。2年在学中に同じクラスで、大阪・京都への修学旅行に行った際、急行列車の座席で笑っている二人の学生服姿のスナップ写真が、私の高校時代のアルバムに貼り付けてあります。ともに西鉄宮地岳線で通学していました。温厚で学究肌の気のいい人柄ですが、東京大学卒業後、ひげをはやすようなったのは意外でした。

  私たち第15回卒業生=写真②=の同窓会「柔剛会」では、毎年1月に福岡市内で定例同窓会を開いていますが、大隅君は研究や講演活動で世界を飛び回っていて、顔を出す機会もほとんどなく、同窓生男女17人が平成22年(2010年)4月18日、津屋崎の観光町歩き後に旅館で昼食を楽しみたいと、福岡市からマイクロバスで〈津屋崎千軒〉入りし、私が観光ガイドで町並み案内をした際も姿は見られませんでした。平成29年6月に開催の福岡高創立百周年記念式典では、大隅君の講演会も開かれる予定で、再会が楽しみです。

 

写真②:第15回卒業記念アルバムの挿絵

  ここ数年、「柔剛会」ではノーベル賞発表時期には福岡市在住の同窓生らが大隅君の受賞が今年こそ決まるのではと、福岡高に集まって固唾をのんでいただけに、今回の受賞決定の報に喜ぶ同窓生諸君の姿がテレビや新聞紙上にアップされ、本当に良かったと思いました。そして、何よりも大隅君、栄誉あるノーベル「生理学・医学賞」、おめでとう!

コメント (2)
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