吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2008年12月23日/〈日記〉312・・豊後高田市の「昭和の町」を訪ねて

2008-12-23 23:20:43 | 日記
写真①:商店街に建てられた豊後高田「昭和の町」の案内板
     =大分県豊後高田市で、2008年12月23日午後0時05分撮影

 
 大分県豊後高田市の「昭和の町」=写真①=を23日、細君と訪ねました。福岡県福津市の拙宅からマイカーで、九州自動車道と国道10号線を経由し、3時間のドライブ旅行でした。

 豊後高田市の商店街は、江戸時代から明治、大正、昭和30年代まで国東半島一の賑わう町でしたが、高度経済成長を境に寂びれました。昭和30年代の賑わいを蘇らせようと、平成13年から「昭和の町」のまちづくりをしています。

 旧大分合同銀行の建物(木造瓦葺き2階)にある「昭和の町展示館」=写真②=では、『昭和の映画ポスター展』が開催されていました。


写真②:旧大分合同銀行の建物にある「昭和の町展示館」
     =23日午後0時21分撮影

 私が子供のころに福岡市中洲の映画館で観たアメリカの西部劇映画・「駅馬車」の主演男優、ジョン・ウェイン=写真③=や、時代劇映画・「忠臣蔵」で大石内蔵助を演じた片岡知恵蔵=写真④=を大きく載せたポスターなどが展示されており、懐かしい映画の名場面が脳裏に蘇りました。


写真③:ジョン・ウェイン主役の西部劇映画・「駅馬車」のポスター
     =23日午後0時19分撮影


写真④:片岡知恵蔵が大石内蔵助を演じた時代劇映画・「忠臣蔵」のポスター
     =23日午後0時16分撮影

 商店街の店のうち、下りたままのシャッター=写真⑤=には、「昭和30年代の駅通り商店街」歳末風景=写真⑥=などセピア色の大きな写真が掲示されています。


写真⑤:セピア色の大きな写真がシャッターに掲示された店舗
      =23日午後0時04分撮影


写真⑥:「昭和30年代の駅通り商店街」歳末風景
     =23日午後0時04分撮影

 このシャッターが下りたままの店の右隣の「まごころうどん」店には、〝昭和の歌姫〟・美空ひばりのポスターが、高く掲げられていました=写真⑦=。


写真⑦:美空ひばりのポスターが掲げられた「まごころうどん]店
     =23日午後0時04分撮影

 商店街には、コッペパンをはじめ「昭和の学校給食」を食べさせる店も並んでいます=写真⑧=。


写真⑧:コッペパンを食べさせる店の「昭和の学校給食」メニュー看板
     =23日午後0時02分撮影

 明治から昭和にかけて大分県きっての大金持ちといわれた〝野村財閥〟が、昭和10年前後に建てた旧高田農業倉庫を展示場施設にした「昭和ロマン蔵」の軒下では、50歳代の男性が演じる紙芝居屋さんも営業中=写真⑨=。私が小学生時代には、水飴を五円で買うと観られた紙芝居の『黄金バット』を、この日は水飴代百円を払って楽しむことができました。『黄金バット』は、私の吉村青春第一詩集『鵲声―津屋崎センゲン』の詩篇・「紙芝居」にも掲載した子供心を捉えた〝正義の味方〟のヒーローでした。


写真⑨:水飴を百円で買って食べながら紙芝居の「黄金バット」を観るお客さんたち
     =23日午前10時53分撮影

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