とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

琵琶湖八景のひとつ竹生島へ

2014-04-14 22:17:23 | 観光
天女の羽衣伝説ウルトラマラソンの翌日である。大会参加者は、ほとんどゴール会場のウッディパル余呉に宿泊し、朝食のあと大会会長のN部さんと共に記念写真をとって解散する。


同宿したHさんとK池さんを近くの余呉駅まで送り届け、残ったメンバーで長浜に向かった。


長浜港から竹生島への観光船が定期的に出航している。右側の船が、我々の乗る予定の観光船だ。


竹生島への往復切符を買って、船に乗り込む。竹生島までは約30分の航海となる。すでに長い行列ができていて、思ったより人気がある航路のようだ。


竹生島の桟橋に到着する。竹生島は、全島が針葉樹で覆われており、琵琶湖八景のひとつにも数えられているそうだ。港は、島の南側に一箇所あるだけで、数店の土産物店と寺社がすぐ近くにある。寺社関係者や土産店従業員はいずれも島外から通っているため、住民がいない無人島である。


まずは、「琵琶湖周航の歌」の歌碑(4番)の前で記念撮影だ。


歌碑の隣には、映画「偉大なるしゅららぼん」のパネルも飾ってある。竹生島がロケ地だったことに由来する。


階段を少し上がって振り返ると、桟橋が見えた。我々が乗ってきた観光船がまだ停泊している。


国宝「竹生島神社」への参拝道を上っていく。


竹生島神社で有名な「かわらけ投げ」をやってみる事にした。2枚のかわらけを受け取り、1枚には氏名、もう1枚には願い事を書く。2枚のかわらけを順番に投げ、鳥居をくぐると願い事がかなうと言われている。


狙いを定めて、鳥居に向けて1枚目のかわらけを投げる。


1枚目は、ぎりぎりセーフで鳥居を通ったが、次のかわらけは失敗だった。白く見えるのは、すべてかわらけの山だ。面白そうなのでやってみたが、2枚成功するのは難しい。次から次へといろんな人が挑戦していたが、成功した人はほとんどいなかった。投げた人の結果を見ているのが面白く、しばらく見物していた。


みんなが撫でているのは、お賓頭盧さま(おびんずるさま)だ。俗に「なでぼとけ」と言われ、自分の身体のわるいところと、おびんずるさまの同じところを交互に撫でると、よくなるといわれている。


竹生島には、急階段が多い。


宝厳寺本堂。寺内最大の建物で、本尊弁才天像が祀られている。


不動明王像。


願い事を書いた紙を中に封じたダルマが、ずらりと並べられている。


三重塔。


国宝「唐門」の前には、西国三十番札所の碑がある。


再び、長浜港に戻ってきた。


長浜に行ったら、“のっぺいうどん”を食べるといいと聞いてきたので、この辺りでは有名な「茂美志や(もみじや)」という店に入ってみる。午後1時半を回っていたが、かなり混んでいて7組目だった。


のっぺいうどんとは、自家製のうどんと大きな椎茸に、出汁の効いたあんかけがかかっている変わったうどんだ。ひとことで言えばあんかけのうどんで、椎茸が大きいのにビックリする。どろっとしているので冷めにくく、何時までたっても熱く体が温まるうどんだった。




茂美志やを出ると、そのまま帰路についた。前日のウルトラマラソンの疲れが残っていたせいか、車の運転は眠かったが、無事に帰宅できて良かった。