とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014天女の羽衣伝説ウルトラマラソン

2014-04-13 21:52:12 | マラソン
今回で4回目の参加となる「天女の羽衣伝説ウルトラマラソン」を昨日無事完走してきた。この大会は、琵琶湖の北東側にある余呉湖という周囲7キロ弱の小さい湖を10周走る大会だ。市民ランナー有志の手作りの大会で、今回は120名ほどの参加者が集まった。特に、100キロウルトラマラソンを目指す人にとっては、ちょうど良い距離と制限時間で、自分の走力を確認し力試しができる大会である。昨年までは70キロであったが、今回からベースとなる宿泊施設が閉鎖になったため、余呉湖から少し離れた宿泊施設がスタート&ゴール会場となり距離が5キロ増え75キロになった。少し、以前よりはきつくなった感はある。

さて、スタート会場のウッディパル余呉の駐車場には、深夜12時ちょっと前に到着した。滋賀県では北部の地域となり、どちらかというと日本海に近く標高もあるため気温がかなり低い。例年この大会では深夜到着の車中泊だったが、今回は特に寒かった。明け方は氷点下にまで気温が下がっていたに違いない。車の中で震えながら夜が明けるのを待った。

身支度を整え、受付を済ます。夜が明け、天気はまずまずの状態だ。3月末の伊豆大島ウルトラマラソンでも一緒だったラン友たちとも一緒になり、スタート前の記念撮影だ。


午前7時にウッディパル余呉の駐車場をスタートする。道路脇の凍結注意の電光表示板には2℃の気温が示されていた。ここからずっと下って行き3.5キロ先の余呉湖へ向かう。最初は下りだから、結構いいペースで進む。どうしたわけか先頭集団に入ってしまっていたので自分のペースも上がっていた。


余呉湖の周回コースに入る。これから周囲6.8キロの余呉湖を10周するわけだ。


今回は、桜も丁度いい時期に当たっていた。満開の桜を見ながら楽しいけど、きつい周回コースだ。


ここは、昨年までスタート&ゴール地点だった国民宿舎余呉湖荘の建物だ。今は閉鎖され無人となってしまい、寂しい佇まいだ。


東岸の桜並木は、まさに見頃だった。






余呉川沿いの菜の花と桜のコンビネーションも、相変わらずいい雰囲気だ。


これは、「天女の衣掛柳」だ。この柳が、天女の羽衣伝説のもとになっている。


周回の起点となるエイドステーション。ここを通過するたびに、周回回数をチェックしていく。


エイドには、のり巻き、オレンジ、キウイ、ミニトマト、イチゴ、キュウリ、梅干し、デザート類、ドリンク類などが用意されている。また、マイカップ持参となっており、ランナーは自分のカップをとって、飲み物を頂くようになっている。紙コップを使わないようエコに気を使っている大会だ。


こちらは、西岸から東岸を眺めた様子。ピンクに見えるのが桜並木だ。


余呉湖を9周回り、10周目からは赤い襷をかけて走る。5周までは、割と調子よく走れていたが、6周目になるころからかなりきつくなってきた。残り何周とカウントダウンしながら頑張って走る。9周が終わり、赤い襷をかけると、再び元気が出てきた。襷がけをしていると応援の雰囲気も特別違う。

10周が終わると、エイドステージョンに襷を返し、残り3.5キロのゴールへ戻る道に入る。前回までは、10周で即ゴールだったので、まだ3.5キロの道のりがあるのはつらい。特にゴールまでの最後の1.5キロほどの上り坂がとてつもなく長く感じた。


周回コースは、ほとんど歩くことはなかったが、最後の上り坂は、歩いたり走ったりと小刻みに進む。ウッディパルの看板が見えるとホッとする。入り口の坂を上り切って無事ゴール。タイムは8時間53分で、制限時間の10時間までには、1時間ほど余裕があった。


そして、大会終了後の懇親会は、ウッディパルの屋根付きバーベキュー会場で焼肉パーティとなった。




この大会では、3回以上参加すると大会本部より記念Tシャツがプレゼントされる。今年は、コバルトブルーのTシャツだ。3回以上の参加者全員が前に出てTシャツを着て記念撮影する。


4回目以上は、有料で分けてもらえるので、私も同じTシャツを頂いた。懇親会では、空くじなしの抽選会もあり、これが楽しみで参加する人も多い。豪華景品は、CW-Xのウェアとかキャノンのデジカメ、箱根駅伝のグランドコートなどがあり、みんな何が当たるか興味津々で抽選会に参加していた。因みに私が当たったのは、米2キロだった。

参考:今回のコースマップ