今週は、全豪オープンテニスが行われている。
全豪、全仏、全英、全米とメジャーな大会は、時々WOWOWで見たりするが、
今回の全豪オープンでは、久々に日本人がいいところまで勝ち残っているのが嬉しい。
参加した日本人選手6名全員が1回戦を突破している。
これだけでもかつてない結果で、テニスにも日本人の注目が大きくなってきたはずだ。
その後も、世界ランク１８位で第１６シードの錦織圭は、今日の試合もストレート勝ちしてベスト１６入りである。
また、女子では森田あゆみ、クルム伊達とも3回戦進出と勝ち進んでいる。
クルム伊達はダブルスでも第２シードでロンドン五輪女子ダブルス銀メダルの
アンドレア・フラバーチコバ、ルーシー・ハラデツカ組（チェコ）を破ったという。
これからも強豪選手と当たるはずだが、今後の活躍が大いに期待されるところだ。
さて、今年、42歳になるというクルム伊達の強さには驚きである。
一度は引退してかなりのブランクがあったはずなのに、ご主人の言葉から再びコートに立つ決心をして
このメジャーな舞台に返り咲くということすら奇跡的である。
パワーは若い選手には負けるようだが、技術、勝負勘、戦いへの執念は若い選手以上のものを持っているようだ。
まさに、心技体が充実しているからこそ、ここまで勝ち上がってきているのだろう。
今後の試合でも、勝ち進んで最年長勝利を更新し続けてほしいものだ。