とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2013白馬八方尾根スキーツアー「宿泊編」

2013-01-21 22:04:19 | スキー
今回のツアーの宿は、ラン友でもあるSAORIさんがオーナーを務めるペンションである。
かつては、トップアスリートとして大会では表彰の常連さんだった人だ。
数年前から、白馬のペンションを買い取ってオーナーになったという話を聞いていたが、まだ一度も泊まったことがなかった。
しかし、昨年偶然一緒に山へ登ることとなり、意気投合して、スキーに行ったときは絶対泊まるという約束をしていたので、
今回約束をついに果たすことができた。

ペンションの名前は、「HOME'S INN」といい、白馬村みそらの通り沿いにあるオシャレな宿だ。




金曜日の夜、浜松を出てHOME'S INNに到着したのは、深夜2時前だった。
幸い、雪は深くなく無事に駐車場に車を停めることができた。
深夜だというのに、SAORIさんの温かいお出迎えを受け、早々に部屋で休ませてもらう。
部屋には、すでに先着していたkazukawaさんが、ぐっすりねむっていた。
起こさないよう、そっと荷物を置いて布団にもぐりこんだ。

少し遅くしてもらった朝食は、十六穀米とお雑煮だった。
ヘルシーだけど、お雑煮にはお餅がたくさん入っていて、結構お腹が膨れた。


食後にコーヒーを飲んだが、コーヒーカップとお皿が洒落ている。
お皿の形がハートになっているが、カップもハートなので、飲みながら気持ちが温かくなる。
さすが、SAORIさんのセンスは違うなと感心した。


さて、スキーから帰ったら楽しみな夕食の時間となった。
SAORIさんが、何度も食事を配膳してきてくれる。


まず最初は、ちょっぴり辛めの鶏の唐揚げだ。やわらかく揚がっておりサクサクと食べられる。


次に出てきたのは、「フォッカッチャ(focaccia)」だ。
フォッカッチャとは、イタリアで食べられている平焼きしたパンの名前だという。
初めて食べるが、塩味とオリーブオイルが効いていてイタリア料理によく合うそうだ。
生地から全て手作りだという。なかなか手が込んでいる。
見た目はインドのナンにみえるが、美味しくいただいた。


そして、メイン料理は、キノコソースかけのスパゲッティ、キッシュ、サラダのセットだ。
キッシュとはドイツに隣接するフランス・ロレーヌ地方に伝わる素朴な郷土料理で、サクサクのパイ生地に生クリームと卵で作る滑らかな生地を流し込み、ここに季節の野菜やベーコン、魚介類などの好みの具を加え、オーブンでじっくり焼き上げたものだ。一見、普通の卵焼きみたいに見えるが、これも相当手間がかかった料理みたいだ。


フォッカッチャ、キッシュと初めて聞く手間がかかった料理をいただき、一緒に飲んだアルコールと相まってお腹が一杯になった。それでも、食後のデザートだけは、まだ食べられる。


みんな、美味しくて、見た目もオシャレな夕食に大満足である。


それにしても、SAORIさんの趣味は幅広い。部屋にある小物やインテリアなど素敵な物ばかりだ。ほとんど手作りだという。手作りではないものの凝ったインテリアも多く、いろいろ目についた。






これは翌日の朝食で、焼き立てのパンと牛乳が合う。


朝食後は、そのままスキー場に行ってから帰路に向かうのでHOME'S INNからはお別れである。玄関前でSAORIさんと共に写真を撮って別れる。初めて泊まったが、こじんまりした宿でオーナーとの距離も近く、仲間内で泊まるにはちょうどいい。仲間たちにも、また泊まってあげてよと声をかけた。


白馬の美しい景色もいいし、オーナーのSAORIさんの手料理も素晴らしい。私も機会を作って、また泊まりに来たいなと思うペンションだ。