とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

「撮影後に焦点を変更できるカメラ」が発売とか

2011-10-24 20:10:26 | グッズ


最新トレンドをお知らせするメールマガジンで興味を引く記事があった。なんと、「撮影後に焦点を変更できるカメラ」が発売されるというのだ。

ただ、こんな革新的なカメラを作るというのは、やはり日本ではなく米国である。発売元は、米Lytro社で、名前も『Lytro』という。このカメラは、マイクロレンズアレイがカメラのセンサーの上に設置されており、撮影場所の光をすべて(正確には1,100万光線)取り込むことができ、画像は独自のファイル形式で保存される。その為、まるで未加工のファイルのように、「生きた写真」としてコンピューター上で操作できる。主要な属性を操作することで、写真の焦点を自由に変更できるそうだ。
[実際の写真を試すことができる日本語版記事はこちら]
http://wired.jp/2011/06/24/%E6%92%AE%E5%BD%B1%E5%BE%8C%E3%81%AB%E7%84%A6%E7%82%B9%E3%82%92%E5%A4%89%E6%9B%B4%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%80%81lytro%E7%A4%BE%E3%81%AE%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9/

カメラの形自体も画期的である。高さと幅が約4.1cm、奥行きが約11.2cmの直方体で、前面に8倍ズームのF2レンズが搭載されている。バックライト付きのタッチスクリーン式液晶ディスプレーによって、構図の確認と露出の設定ができる。ボタンは電源ボタンとシャッターのふたつしかない。処理はすべてソフトウェアが行うので、カメラ自体はシンプルになっている。

2種類のカメラが予約発売されており、容量8GBのモデル(ボディの色はエレクトリック・ブルーまたはグラファイト)が価格400ドル。容量16GBのモデル(ボディの色は「ホットレッド」)が価格500ドルだ。8GBモデルには350枚の写真を、16GBモデルには750枚の写真を保存できる。出荷は2012年はじめだという。

形が直方体ということで、普通のカメラと比べると全然イメージが違う。使う時の状況は、四角い箱を被写体に向けるという構図になるだろう。高さと幅が4.1cmだから片手で握れる大きさではあるが、何かカメラという感じがしない。シンプルすぎて、日本人の好みに合うかどうか?ただ、ピンボケ写真で失敗するという事がなくなるという事は凄いことである。値段も400ドルから500ドルという事は日本円にすると3万円から4万円程度となる。ちょっと気になるカメラだ。