とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2010えちごくびき野マラソン「本番」

2010-10-11 11:36:08 | マラソン
いよいよマラソン当日である。午前3時15分にセットした目覚ましが鳴って目が覚めた。スタート会場までは歩いて10分程度なので、ホテルの朝食をしっかりとって5時少し前に会場に向かった。ただ、残念なことに天気予報が外れ既に雨が降り出していた。酷くはないが風も結構あって気になる天候となっていた。

ここで、えちごくびき野マラソンのコースを紹介しておこう。場所は新潟県上越市。2005年の平成の大合併により周辺14の市町村を編入し佐渡島を超える面積の自治体となっている。コースは、この上越市内をほぼぐるっと巡る。広々とした田園風景や、自然に包まれた山々、雄大な日本海の展望など変化に富む風景と暖かい応援がすばらしく、自分の中では特に気に入っている大会だ。


そして、40キロ付近からきつい山登りが続く。全部で5回山越えが必要となる。大会のパンフレットでは「日本一過酷な…」の文字が躍る。まあ、そこまで過酷ではないような気がするが、中盤の山登りでペースを落としすぎたら完走は難しい。


スタートは5時半である。降りしきる雨の中、スタートを実況する女性アナウンサーのアジテーションに乗せられ否が応でもボルテージが高まってきた。そして、「その先にある感動を求めて!」100キロの道のりが始まった。


しばらくは平坦な田園の中を進む。雨も小ぶりとなり、空が白み始めた。


最初のレストエイドでは、赤い法被の少女たちの踊りが元気を与えてくれた。


遠くには、妙高連山の山並みが見えてきた。


今年から、一部コースの変更があったようで見慣れぬ風景が続いた。前回までは30キロを過ぎたあたりから山登りになったはずだが、今回は40キロ手前くらいまで平坦な道が続いた。雨で気温が上がらず、思ったよりいいペースで走れていた。ラップタイムを見ると35キロまでは、キロ6分から6分30秒前後で走っている。前半で貯金をかなり作れた気がした。

やがて40キロを過ぎると、最初のきつい登りとなってきた。とたんにペースが落ちてくる。沿道に立てられた中学生の作った案山子を見ながら進む。ファイト等と書かれた言葉に元気付けられた。


50キロの中間点くらい。スタートから約6時間ちょっとである。残り50キロを7時間半で走ればいい計算になる。これなら行けそうかなと完走の期待が高まってきた。沿道の柳葉ヒマワリが見事だ。別名ゴールデンピラミッドと呼ばれるこの花は、えちごくびき野マラソンの時期になると必ず咲いている。まさにこのマラソンのシンボル的な花である。この花を見ると、えちごを走っていることを思い知らせてくれる。


この大会では、40箇所ものエイドがある。ほぼ2.5キロごとに給水が出来る。たくさんあってありがたいのだが、提供されたスポーツドリンクはアミノバリューで何度も飲んでいるうちに飽きてしまっていた。50キロを過ぎたあたりからコーラを無性に飲みたくなっていた。自販機を求め頑張って走った。60キロを過ぎたところで自販機を見つけコーラを飲み干す。喉全体に行き渡り、エネルギーが体にみなぎってきた感じがした。山をいくつも登ってペースが落ちていたのが嘘のように走れるようになった。しばらくはコーラパワーで走れたようだ。

最後の山を下ると平坦な道となる。ここでも沿道の花がきれいだ。


残り20キロとなり、もう一度コーラパワーを期待してコーラを飲みながら走った。ここで歩きを入れたら、貯金を食いつぶしてしまう。キロ9分でも大丈夫な残り時間だったが、何があるか判らない。なんとかキロ8分を維持しながら走った。

そして、90キロを過ぎると日本海に出る。例年だったら、丁度夕日が沈む時間帯である。今回は厚い雲に覆われ、夕日どころか、暗い海が見えるだけだった。カメラにも雨粒が当る。


92キロのエイドでは、毎度お馴染みの海賊汁が出る。後半は、エイドにもほとんど寄らず素通りしていたが、ここのエイドだけは寄って暖かい海賊汁を頂く。海産物がふんだんに煮込まれた汁は格別の味である。あとは、ゴールを目指すだけである。


残り数キロになった。真っ暗な田園地帯の中で、コースを示す灯りが頼りだ。あの先がゴールだと思うと力が湧いてきた。雨はずっと降り続いてる。道路を走る車の水しぶきを浴びながらも走り続けた。


そして、ゴールまで数百メートルとなった。沿道の声援も耳に届いている。ずっとカッパを着ていたので、ゼッケンが見えない。ここで名前を呼んでもらえるようカッパを脱いだ。支度は整い、両手を挙げてゴールイン。タイムは、13時間16分であった。今年も無事完走、5回連続となった。ただ、今年はゴールでのアイスキャンドルがなかったのが残念だった。多分雨でキャンドルが消えて止めたのかもしれない。それでも、完走メダルが復活したのはありがたい。なんといっても完走のご褒美はメダルを頭から掛けてもらうことだ。


ゴール後は、女子中学生が毛布を掛けてくれたり、完走賞の受け取りやらチップの取り外し等至れるつくせりのボランティア活動に感激する。今年も、気持ちよく走れる事ができた。心配していた膝痛もなく、ダメージも少なくすみそうだ。




2010えちごくびき野マラソン「前夜祭」

2010-10-10 20:34:06 | マラソン
ウルトラマラソンといえば、前夜祭は付き物である。えちごくびき野マラソンでも、前夜祭が賑やかに行われた。今回で8回目となるこの大会は、2年ごとに行われるので第1回は1996年からということになる。私は、2002年から参加しており今回で5回目となる。果たして5回連続完走できるか心配ながらも前夜祭に参加した。

会場の前の方は、やはり地元の町長、村長等来賓の背広組が多いが後方にはランナーが大勢集まっていた。


来賓のお話がいろいろあって、なかなかビールを口に出来なかったが、10分ほどでやっと乾杯となって前夜祭が始まった。今回は1700人以上のエントリーがあったということで過去最大になったそうだ。ただ、会場を見回してもあまり知った顔が見つからなかったので、ちょっと寂しいなと思ったが、やはり世間は狭いもので、会場で飲食している間に何人かの顔見知りのランナーに出会うことができた。

さて、会場ではいろんなイベントが行なわれた。開催地である上越市は、1911年(明治44)1月12日に、オーストリアの軍人レルヒ少佐が日本で初めてスキーを伝えた「日本スキー発祥の地」だそうだ。来年、日本スキー発祥100周年を迎えるということでレルヒ少佐のキャラクターが登場し、PRを努めた。


新潟と言えば、お米である。会場では、新潟のもち米で毎回餅つき大会が行なわれる。私も何度か餅つきをやったことがある。今回も何人かのランナーたちが餅つきに挑戦していた。


これは、つきたての餅である。美味しくていくつも頂いた。


そして、今年は更に大掛かりなイベントが行なわれた。上越市にある春日山は、戦国時代には上杉謙信の城下町として盛えた場所である。謙信にゆかりがあるということで威風堂々たる上杉軍団の甲冑行列が、会場で行なわれた。最初に家来が入場し、壇上で親方様(上杉謙信)を待った。


そして、親方様が入場する。


親方様が壇上中央に着席。


何やら、家来が報告している。戦の支度が整ったということらしい。


こんなイベント等が行なわれ、前夜祭が終了した。さて翌日は、100キロマラソンの本番である。どうも天気はあまり良くなさそうだが、ホテルに戻り目覚ましをセットして眠りについた。

本番の様子は明日へ続く。


「日本美術の傑作」日比野秀男氏

2010-10-08 08:36:34 | 社会人大学
9回目の社会人大学は、常葉学園大学造形学部長「日比野秀男」の講演だった。講演の内容は、美術品を見るに当っての心構えをいろいろ話してくれた。美術品を見るにはよい作品を知ること、自分の目で見ること、目を養うことだという。今回は、スライドを見ながらいろいろな作品の見方を教わった。

日本の美術の傑作は仏像である。仏教が始まったのが今から2500年前のインドである。それが500年かかって中国に伝わり、さらに500年かかって日本に伝わったという。日本の仏像で一番古いものは1500年前のものであるということだ。

日比野氏によると、美術品はよい作品を知ると事だというが、よい作品の中でも特に好きなものを見つけるのがいいと言う。同じような作品でも、どこか違うところがありその違いを見つけることによって、自分は何処が好きかというのが見えてくるというのだ。また、前はここが好きだったが、今見てみると別の所が好きになるということがあってもいいと言う。それだけ、見ることに関心を持てば、目が養われ美術品が好きになってくるという訳である。

仏像の例で見ていくと、作られた年代によって、表情や体つきが変わっていることが面白い。飛鳥時代の仏像は、やせ細って不思議な微笑(アルカイックスマイル)を浮かべているが、天平時代では、肉付が良くなって着物の皺が刻まれている。鎌倉時代になると、かなり写実的になり、普通の人のような表情と姿かたちに作られている。このように一つの仏像をとっても、時代によって違いが判るのである。

たしかに細かいところに興味を持って見比べていくと違いが判って面白い。その中から、自分の好きな所が出てくるはずである。みんな、同じようにしか見えなかった仏像だが、そんなふうに視点を変えれば、好きになってしまうだろう。美術館に行ったら、新たな視点で見ていきたいと思う。

また、仏像を見るときは、下から仰ぎ見るのがいいという。大きな仏像もあるが、小さな仏像は下から見たほうがいいそうだ。これはいいことを聞いた。今度、奈良に行ったら興福寺に行くつもりである。夏目雅子似の目を持ちゴムゾーリを履いた阿修羅像を見るのが楽しみになってきた。

栗の渋皮煮、今年も出来ました

2010-10-07 22:26:11 | レシピ
今年も、ヒロボーさんから大きな栗を頂いた。
さっそく持ち帰り、妻に頼んで栗の渋皮煮を作ってもらった。
せっかく作るので、農産物の店でも余分に買ってきて
せっせと皮をむいてたくさん作ってくれた。

今年は暑かったせいか、栗が硬いようだ。
煮る時間をレシピより長くしたほうがよかったかもしれない。
ヒロボーさんには、今日渡したが味はどうだったろうか。

レシピは、去年の記事に。
http://blog.goo.ne.jp/maduka/s/%BD%C2%C8%E9%BC%D1

メガネ無しで見られる3Dテレビ発売

2010-10-06 22:35:36 | ニュース
今年になって、3Dテレビがいくつか発売されているが、全てメガネを掛けるタイプであり面倒くさいと思っていた。値段もそれなりに高いし、メガネ無しで見られなければ売れないなとも思っていた。

しかし、先日、東芝が専用メガネなしで3D映像が楽しめる液晶テレビ「グラスレス3Dレグザ(REGZA)」の12V型と20V型を12月下旬に発売すると発表したそうだ。実勢価格は12型「12GL1」が12万円前後、20型「20GL1」が24万円前後の見込みである。まだまだ買うには高すぎるし、画面が小さすぎる。40型以上の大型テレビの開発にも着手しているが、商品化の時期は未定とのことで、これが出ても相当高い気はする。

ただ、専用メガネ無しというのは、大きなセールスポイントである。あまりにも早い段階で専用メガネ無しの3Dテレビが出たので、既に買ってしまった人はショックだろう。我が家では、当分テレビを買い換えるつもりはないが、次に買い換えるときは大型の3Dテレビが格安で買える時代になっている時だろう。また、3D映像が人間の目に及ぼす影響が問題ないかが気になる。まだまだ、新技術が世間に浸透するのを待ってから買い替えを考えればいいと思う。

2010蝶ヶ岳・常念岳 2日目

2010-10-05 19:52:14 | 山登り
2日目の天気は、数日前までは曇りから雨の予報となっていた。だが、前日の天気予報ではいいほうに天気が好転していた。午前中は晴れで夕方くらいから雨へと変わっていた。これで、日の出が間違いなく見られそうだと期待して午前4時半に目覚めた。前日の夜は満天の星空だった。

急いで身支度を調え、サンダル履きで小屋の前の広場に向かった。山小屋の前は、開けた広場となっており小屋の中からも日の出が見える。薄明るくなった空の下、部屋からも日の出を待つ人たちが見えた。


赤みを射した空を眺めながら、みんなカメラを構えている。


やがて、雲海の色が眩しいくらい赤く染まってきた。太陽の出てくるあたりは、ひときわ輝き黄金色に染まってきた。


そして、日が上がってきた。雲海の中から見事なご来光の瞬間である。




素晴らしいご来光を眺めた後、朝食だ。気持ちよい朝となり朝食も美味しい。この後は、長い縦走路となるので、あまりのんびりも出来ず小屋を出発した。しばらくは、草紅葉がきれいな緩やかな縦走路を歩く。



西側の斜面には、ブロッケンが映り光輪が射していた。


30分ほどで槍の穂先のような蝶槍が見えてきた。蝶ヶ岳にも槍があるのだ。


蝶槍からは、これから進む常念岳のピークが見える。少し雲がかかり始めているが天気は問題なさそうだ。ただ、西側に見えるはずの、槍ヶ岳、穂高連峰の上部には雲がかかりこの日は展望が利かなかった。


いくつかのピークを乗り越え、常念岳直下の縦走路に入っていく。




振り返ってみると、山の斜面でも紅葉が始まっているのが良く見えた。


そして、常念岳への最後の上り道となる。岩がゴロゴロして歩きにくい。こんな岩場には、ルートを示す赤ペンキのマークが岩に書かれている。このルートでは、書いた人に遊び心があるようで、普通の○印だけでなく、ハートマークやニコニコマークで書かれた岩をいくつか見かけた。苦しい上りだけに、ニコニコマーク等を見ると気持ちが和むものだ。


そして、常念岳山頂に到着する。常念岳は標高が2857m、常念山脈の主峰であり日本百名山のひとつでもある。常念岳の由来は、坂上田村麻呂がこの地に遠征した際に、重臣である常念坊がこの山へ逃げ込んだとされることから付けられたといい、初夏になると、山体に常念坊の雪形が浮かび上がるといわれている。


常念岳山頂から、常念小屋には下らず前常念岳へのルートに進む。


振り返ると、常念岳山頂に登山者が豆粒のように見えた。


谷間には、雲海が広がり天気が悪化しそうな雰囲気になってきていた。


前常念岳までは岩稜の歩きにくい厳しい道であった。雨でも降ると岩で滑って危ない道である。前常念岳の三角点のある場所の下には、石室がある。緊急時の避難小屋になるのであろう。


ここから、三股までは4時間以上もかかる長い下山道である。紅葉がきれいな場所もあったが、あまりのんびりも出来ずどんどん下っていった。



中間地点で長めの休憩をとったくらいで、後はグングン下って行ったのでコースタイムよりも1時間以上も早めに三股の駐車場に着くことが出来た。同行した仲間は健脚ぞろいで助かった。今回も無事に下山でき、温泉にもゆっくり寄ることができた。北アルプスは、何度行ってもいい山域である。





2010蝶ヶ岳・常念岳 1日目

2010-10-04 23:18:49 | 山登り
10月最初の週末は、やはり山である。初雪の前にアルプスの紅葉と展望を楽しもうと北アルプスの蝶ヶ岳と常念岳を縦走するルートを夜立ち1泊2日で登ってきた。

豊科インターを下り、穂高駅の横を通って登山口の三股に向かう。時間は午前2時前であったが赤信号が点滅している交差点でお巡りさんを見かけた。ちゃんと一時停止をして先に向かう。だが、どこかで間違えて常念岳へのもう一つの登山口である一ノ沢の道に入ってしまっていた。すぐに間違えたと気づき引き返すことにした。例のお巡りさんがいた交差点まで戻った。すると、今度はしっかり止められて職務質問された。夜中に県外ナンバーの車だから怪しまれたようだ。ヤマシイことはないので免許証を提示し、三股への道を教えてもらった。曲がりくねった細い道を30分ほど走り無事三股の駐車場に到着した。ここで、3時間ほど車中泊をする。

三股の駐車場は、70台ほどの車が駐車可能で全面舗装されトイレも完備している。登山口の駐車場としては、かなり整備されている。5時半頃目覚めると、天気も上々で、これから先の山行が楽しみでワクワクしながら身支度を整えた。


駐車場の先は一般車通行禁止のゲートがある。鍵がしっかりかかっており歩いていくしかない。本当の登山口である三股は、ゲートから800m歩いた先にある。800mだけだから歩いても大した距離ではない。


登山口で入山届を提出し少し歩くと、蝶ヶ岳、常念岳、三股方面の看板がある分岐点に出る。ここが、まさしく三股であった。まずは、蝶ヶ岳方面へと進路をとった。このルートは蝶ヶ岳までガイドマップでは5時間10分ほどとなっている。


まずは、樹林帯の中から吊橋をわたる。


沢の流れも美しく、心地よい眺めである。このルートは、沢沿いを歩くことになるため大雨になると通行が出来なくなる。そのような時には、迂回ルートを利用できるが今回はそんな心配もなく、沢沿いを進んだ。


三股から20分ほどで、最後の水場となる「力水」に着く。10月とはいえ山道を歩いてきたので喉が渇いていた。冷たい湧き水を飲むと、力が湧くようだった。


樹林帯が途切れたところから、上を見上げると青い空の下に、目指す常念岳の山並みがくっきり浮かんでいた。


歩き始めて2時間ちょっとで標高1900mのまめうち平に着く。蝶ヶ岳までの2/5位の場所だ。ここでは樹の幹がベンチ代わりとなり休憩には丁度いい場所である。


標高が2000mを超えるあたりから樹木の紅葉が目立ってきた。ただし、赤は少なく黄色にそまった樹木が多い。やはりアルプスでは紅葉が始まってきていたのだ。



高い樹木がなくなってくるとススキや低木の茂る場所に出た。ここまで来れば、蝶ヶ岳山頂まではかなり近いようだ。


黄色に染まった樹木の下に赤い実をつけたナナカマドの樹もちらほら見かけるようになっていた。ふつうなら、ナナカマドの葉は真っ赤に染まっていなければならないが、どうも茶色に枯れた葉が目立っていた。これも暑い夏が長く続いたせいかも知れない。燃えるような赤色は望めない状況だった。


そして、歩き出してから5時間半ほどで蝶ヶ岳に到着した。今夜は、この蝶ヶ岳ヒュッテに泊まることになる。ソーラーパネルが屋根に何枚も設置されており、近代化が進んだ山小屋のようだ。まずは、3名の宿泊手続きを済ませ部屋の寝場所を確保した。この日は、たくさんの予約は入っていないようで、布団や毛布も一人で二人分使えるほどの余裕の宿泊状況である。


蝶ヶ岳山頂は、蝶ヶ岳ヒュッテのすぐ南側にある。山名は、安曇野市豊科付近から見える雪形がチョウに似ていることからつけられたといわれる。標高2677mの山頂には新しく標識が建てられていた。今年建てられたばかりのような真新しい標識である。


山頂はなだらかで、標識がなければ何処が一番のピークか分からない山である。それでも標識を目指して登山者たちが続々と歩いてきている。とはいえ蝶ヶ岳からの眺めは常念山脈では1,2を争うほどの見事な眺めである。槍ヶ岳から穂高連峰への3000m級の山々の連なりがもっとも間近で一望できるのはここなのである。



これは、屏風岩とその奥に連なる穂高連峰のアップだ。右から北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳である。


古い蝶ヶ岳の標識の前で雄大な景色を背景に記念写真だ。


こちらは、大滝山である。まあるい山容は犬や猫の背中のような柔らかい感じがする。


山頂で休憩する登山者たち。みんな槍の展望を見ながら休んでいる。これも見飽きることのない展望だ。今日は、一日この大展望を見ていられるなんてとっても贅沢な日である。


蝶ヶ岳ヒュッテの北にある冥想ノ丘からの展望だ。雲の間から覗いた常念岳とその奥には大天井岳が見える。


冥想ノ丘のベンチでちょっと遅いランチをとり、景色を楽しんだ。その後、小屋に戻ると夕食前までの一眠りである。この一時の眠りが何と気持ちよいものか。短時間であるがぐっすり眠ってしまった。

そして、夕食と他の登山者たちとの楽しい語らいでこの日も一日が過ぎていった。

二日目に続く。

胸に痛みが…

2010-10-03 21:01:19 | 呟き
しばらく前から、左胸の上の辺りに痛みを感じる。
普通にしていると特に気にならないのだが、
咳をすると、ギクっと痛みを感じる。

先週のマラニックの時も、ときおり痛みがあって
走りながら気になって仕方がなかった。

むかし、スキー場で転倒して胸を打った際、肋骨にひびが入って
しばらく痛みが続いたことがあった。
その時も、咳をしたりくしゃみをすると痛かったが
ほっといたら1ヶ月ほどで痛くなくなった。

今回も、そんな痛みのような気はするが
胸のあたりを打撲したような心当たりが全くないのが心配である。
でも、一頃よりは痛みの度合いが弱くなったような気はする。
そのうち治るだろうと、当面は様子見するつもりだ。

リーボック“履くだけのジム”EASYTONE

2010-10-02 21:31:40 | グッズ
リーボックで出しているイージートーン(EASYTONE)という靴が爆発的に売れているそうだ。履いて歩くだけで美脚やヒップアップ効果があるという宣伝文句で女性の人気が沸騰しているらしい。特に、脚やせに効果があるらしく、履いてウォーキングしただけで、ヒップが28%、太ももは11%、ふくらはぎも11%と筋肉を使う量がアップして自然と体を引き締めてシェイプアップやダイエットを促進してくれるそうである。

世の中の女性は、美脚やヒップアップという言葉には敏感なようで、効果もまんざら嘘ではないようだ。リーボックのHPを見ると、かなり女性を意識した販売戦略のようである。

女性向けのイージートーンは種類も多く色も多い。宣伝文句は「Body Coreへの負荷と美脚化に着目した「美」を追求する為の究極のエクササイズシューズ。コンセプトは“Take the Gym with You”=煩わしいトレーニングは不要。毎日着用するだけで効果があらわれる新感覚モデルです。高級天然皮革(ガーメントレザー)アッパー素材による汎用性の高いクラシックテイストなアッパーデザインがカジュアルシーンでも活躍。日常生活の一歩一歩がエクササイズに!」

そして、男性向きは色も種類も少ないが、こんな宣伝文句となっている。「毎日着用するだけで効果の現れる新感覚モデルのメンズバージョン。メタボ対策等、現代の男性が抱える健康的な問題の解消をサポートするプロダクトです。レザースニーカーテイストと汎用性の高いアッパーデザインによりシーンを選ばず着用が可能。」

なんだか良くわからないが、履くだけでジムに通っているのと同じ効果が現れるなら、いいかもしれない。私の通勤靴もだいぶくたびれてきた。買い換えるなら、リーボックのイージートーンにしてもいいかもしれない。

リーボック“履くだけのジム”EASYTONE
http://www.reebokjapan.com/products/easytone/index.html