とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

「清く、正しく、美しく」古城都さん

2013-05-23 23:02:05 | 社会人大学
今年度第1回目の社会人大学に行ってきた。第1回目の講師は、元宝塚歌劇団月組のトップスターだったという古城都さんだ。月組では男役で活躍し、代表的な役は、「ウェストサイド物語 」の トニーや、「嵐が丘」のヒースクリフだという。残念ながら、宝塚歌劇には一度も行ったことがなく、女性の園というイメージがあって、敷居が高いと思い込んでいたジャンルだ。

講演の前半は、宝塚創設者の「清く、正しく、美しく」の考え方を団員全員が受け継いで現在に至っているという話や歌劇団に入ってから、いろんな苦労や努力をしてトップに躍り出たという話などを聞かせてもらった。ご主人は、俳優の故本郷功次郎さんで、現在はエンターテイメントスクールを主宰し、後進の育成や芸術の振興のための活動を続けているそうだ。

後半は、古城都オンステージとなり、3曲歌が披露された。1曲目は、お馴染み「すみれの花咲く頃」だ。宝塚歌劇団を象徴する歌であり、この歌は誰でも知っている。歌を聴きながらつい口ずさんでしまった。そして、2曲目は「5月のバラ」。いろんな歌手がカバーしているようだが布施明が歌っていたのは覚えている。3曲目は、あの名曲「マイ・ウェイ」だ。古城さんは、今年で70歳になるようだが、年齢からは想像がつかないほどのパワーある歌声にびっくりした。さすが宝塚の男役で何年もトップを張っていた方だけあって、声量は抜群だった。最後は、拍手が鳴りやまなかった。いつまでも、あんなふうにエネルギッシュでいたいものである。

報告:今年初めて、事務局長にあったので社会人大学のパンフレットにあった大道芸の不思議な写真のことを聞いてみた。写真自体は本物で合成写真ではないそうだ。ただ、実際に女性が宙に浮いているのではなく、二段になった鉄の椅子に二人が腰かけているらしい。衣服にうまく隠されているので仕掛けが見えないだけなのだ。
http://blog.goo.ne.jp/maduka/e/f8fd1c042dac52cb44df7963a6c7c9eb