とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

台風15号の被害

2011-09-22 19:16:10 | いろいろ
昨日は、浜松に台風が上陸して大変な一日だった。その日は、仕事の関係で山のほうに行かなければならなかった。午前中に一度現場に行った時は、まだ大きな被害もなく無事に会社に戻った。しかし、台風が午後2時くらいに上陸して風や雨が酷くなり、現場の様子が気がかりとなった。その後の天気の回復を見越して再度現場に向かった。

午後3時半くらいに天竜川を渡る。先日、川下りの事故があった現場に近いところだ。いつもよりかなり水かさが増していた。


現場近くの小さな川では、ものすごい激流となって水が流れていた。その先の道は、既に通行止めとなっていた。危険を感じたので、いそいで引き返すことにした。


帰りの国道には、木の葉や枝が散乱している。


道路際の川も、増水しておりあと1mくらい水かさが増せば溢れ出そうな感じだった。


一部の場所では、大きな木が倒れ電線をなぎ倒している。


電線が垂れ下がり、片側通行になっている。多分、ここが停電の原因になっていたかもしれない。


帰り道の信号がいたるところで消えていた。


細い道でも、木が倒れている。ギリギリで通行できた。


午後4時半くらいには、西の空が明るくなり台風が去っていったことがわかった。しかし、その爪あとは大きかった。自宅に帰り、家の周りを点検する。幸い我が家の被害は大したことはなかったが、畑の作物がかなり倒れていた。隣近所では、屋根瓦が落ちたりカーポートが飛んだ家があったようだ。

そして、一番困ったことは停電が長引いたことだ。夕食時も非常灯の明かりの下で、簡単な食事を済ませた。復旧の見込みが判らないので、何も出来ない。お風呂も入ることが出来ない。近くにあるショッピングセンターの風呂はどうだろうと車で様子を見に行くと、駐車場は大賑わい、看板もしっかり点灯しており停電してなかった。停電した地域の境目あたりで周辺の家々も明かりが灯っていた。我が家周辺地域一帯だけが真っ暗である。こんなことは初めてだ。

そんな訳で、映画を見てからお風呂に入って帰ろうという事で、近くのショッピングセンターにでかけた。映画を見て、お風呂に寄ったのが午後11時だったが、ものすごい人ごみだ。こんな時間で行列を作って入浴受付するなんて聞いたことがない。どうも、停電した地域の人たちが同じようなことを考えて、お風呂に来たようだ。なんとか風呂に入って家に帰ると12時近かった。帰ると電気も通じていたので安心したが、復旧した直後だったらしい。全国では、もっと甚大な被害にあっている人のことを考えれば、全然大したことないが、我が家にとっては大変な一日だった。