『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

月例発表会

2011-10-16 09:54:00 | ギター



1週間前に
コスキンが終わったばかりだが、
今日から、来年の6月の
テルサ発表会に向けての
月例発表会が毎月はじまる。

クラシック・ギターの新シーズンが
スタートしたといった感じだ。

昨日は、それに向けて、久しぶりに、
板倉神社のテーブル付ベンチで
屋外練習をしてきた。

今度から、
クラシック、フラメンコ、中南米曲と
3本柱でいかなくてはならないので、
かなり忙しくなりそうである。

とりあえず今日は、
コスキンのサブステージ用に練習した
クレスポの『アギーレ賛』(インカのメロディー)と
本番でやった『インカ幻想曲』をやろうかと思う。

課題曲のウォルトンの『バガテル1番』と
ミヨーの『セゴヴィアーナ』、
ロボスの『エチュード7番』は、
まだまだ譜読み段階で、暗譜は
数ヶ月先になりそうだ。

今年は、6月の発表会でしくじった
『ボッケリーニ賛』を
忘れないようにと完璧を目指して
今でもさらっているのが、
これまでと違っている。

できれば、いままでにやった
『アランフェス』や『アラゴネーズ』
『アロンソ』『夢の跡に』『白鳥』なども
今一度、掘り起こして、常時弾ける
レパートリーにしたいのだが、
どれも難曲なだけに、取り組みなおすのが
大変である。
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動静調査

2011-10-15 07:33:00 | 健康



県と医大から
3.11以後、原発爆発後一ヶ月の
動静調査書が送られてきた。

かなり詳しく記載するようになっているが
面倒なので、適当に書いて
送ってやった。

周囲でも、面倒だ、といって
なかなか手をつけていないようだ。

どうせ型通りの調査で
個別にチェックなど出来るはずもない。

こんなことで煩わされるなら
一人ひとり内部被爆の検査を
やった方がましである。
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楽譜準備

2011-10-14 07:36:00 | ギター



ユーチューブを見ていたら
アサド編『ブエノスアイレスの春』が
かっこいい編曲だったので、
アマゾンで中古楽譜を購入した。

『ブエノスアイレスの四季』全曲が
収まっているので、
ついでにユーチューブで
「秋」と「冬」も聴いてみようと思う。





やはり、ユーチューブで
村治奏一のディアンス編
『フェリシダージ』を聴いて
これもかっこよかったので、
さっそくアンダンテに注文した。


コスキンへの参加で、
フラメンコに加えて、
中南米音楽の勉強する機会が増えて
ギターライフがより充実した感がある。

先日、先生に
「むかし弾けなかった曲が、
最近弾けるようになったので、
この歳になって、上達したんてすかねぇ・・・」
と話したら、
「きっと、脱力できるようになったんだろう」
とのことだった。

なるほど。
そうなのかもしれないが、
それと、若いときに比べて
楽譜を読んでいて
音楽が見えるようになってきたこともあろう。


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ギタリスト

2011-10-13 08:28:00 | ギター


コスキンで演奏した
『インカ幻想曲』の作曲家
フリオ・マルティネス・オヤングレンについて
検索して調べていたら、写真が載っていて
セゴビアと同時代のギタリストで
CDも出ていたので驚いた。

残念ながら『インカ幻想曲』の
自作自演はなかった。




今回、コスキンのMCから聞いた
フォルクローレのギタリスト、
ラウル・ガルシア・サラテのCDを注文したが、
廃盤で在庫なしとの連絡あり、
ユーチューブを見たら
けっこう沢山アップしてあった。

なるほど、ファルーとは違った
土臭い演奏をしている。

来年度からは、
コスキン発表用の中南米系の2曲と、
クラシック発表会用の純クラシック2曲を
練習するようになる。

次回のコスキンは、
ピアソラの名曲で難曲でもある
『ブエノスアイレスの春』と
『ブエノスアイレスの夏』を
やろうかと考えている。




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コスキンの余韻

2011-10-12 08:10:00 | ギター


昨日は、コスキンから一夜明けても
まだ前日の鮮烈なデヴューの
感動の余韻が残っていた。

デジタル録音したものをCD化して
車中で聴いてみたら、
なるほど、観客が歓声を上げるほどの
いい演奏で、自分でも驚いた。

高校時代から
40年近くも弾いてきた『花祭り』に
あれほどのパッションを注ぎ込んで
歌うように、踊るように弾けたのは
これまでのどのコンサートでもなかった。

思うに、コスキンという
フォルクローレの本場のステージで、
さながら、アウェイに乗り込んだ
戦士のような心情だったので
「これでも喰らいやがれ」
という全身全霊の気が
入ったのかもしれない。

ハプニングとはいえ、演奏中に
震度4の地震に見舞われたことも、
災いではなく、再演奏には
幸いしたのだろうか。

大地の揺れが鎮まった後、
大地をも再度揺るがすほどの
魂の演奏を奏でてやる、
という気迫がこもったのだろう。

前日のサブ・ステージでの
気の抜けたような演奏と聞き比べてみたら、
音楽的な違いは一目瞭然で、
どの小節にも抑揚があり、
隆先生から常々指摘されている
自然界にある物理現象的な
クレッシェンドが巧みに表現されていた。

自分にも、
こんな極限的パフォーマンス能力があるんだ、
ということを再認識させられた。

渡辺範彦さんが急死されたとき、
弟子だった隆先生が
月例発表会でポンセの『サラバンド』を
追悼演奏した。

それは、奇跡的名演奏で、
範彦師匠を彷彿とさせ、
それ以上の出来ではなかったかと
誰もが思った。

もっとも、演奏を終えると
先生はタオルを目にして、
しばし偲び泣きし、生徒たちは
身動きができなかったが・・・。

後に、
「自分でも、あんな演奏ができるとは
 思ってもいなかった」
と述懐されていた。

気が入る、魂を込める、ということは
そうそう、しょっちゅうできる体験ではない。

名人噺家の志ん生も
「芸なんていうものは、年に一度か二度、
 体調がよくて、客がよくて、
 気がノッたときにしか出来ないもんだ」
と言っていた。

コスキンのステージでは、
そういう生涯に何度もない
「自分と楽器と聴衆と自然界のすべてが
 一体になった感覚」が
体験できたかもしれない。






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