『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ソータ敗れる・・・

2018-03-29 08:03:00 | 趣味
5週連続の
『ソータ劇場』を
昨日も楽しめた。

16連勝中という
破竹の勢いなので
元A級で九段の
ベテラン相手といえど
恐るるに足らずと
ソーシアン(ソータファン)として
高を括っていたら、
なんと白熱の勝負を制されてしまった。

「中学生最後の対局」ということで
昨晩から今朝にかけての
各局の番組でも取り上げられていた。

17連勝ならず、
と惜しまれるも、
今年度の数々の偉業をなした
スーパー中学生を
各局とも讃えていたのは
よかった。

朝10時から
ワンコイン・ペイの
『将棋プレミアム』で観戦していた。

プレミアムでは
評価値が出ないので、
分析ソフト「エルモ」を起動させ
PC画面を上下に二分割して
対局と並行して棋譜を分析させた。

PCにハードユースの負担をかける
動画と分析ソフトなので、
冬場は稼動なしのファンが
廻りっぱなしで、
本体にさわったら
かなりヒートアップしていた。

午後からどんどん気温があがり、
二階の仕事部屋は
なんと25℃の夏日になったものだから、
PCが落っこちるのではないかと
ハラハラしながらの観戦だった。

冷凍庫からアイスノンと
保冷パックを持ってきて
筐体を冷やそうかしらん、
と思ったほどである。

ワンコイン支払って
ダウンしたんじゃ洒落にならない。

一度だけ画面が落っこちたが
リヴートしたら立ち直って
ホッとした。



序盤は井上九段リードで
中盤はソータが逆転してリードした。

ところが、
終盤になってからは
双方とも「疑問手」「悪手」が
いくつかあって「互角」になったが、
ギリギリの処で相手にチャンスが生まれ、
「23手詰め」という素人には
到底読みきれない詰み筋を
九段が読みきった。

これには、
「詰め将棋選手権」の
4連覇を為したばかりの
ソータも脱帽するよりなかった。

とうぜん、ソータにも
自分の「負け筋」が見えていたが、
万が一の確率で井上九段の
間違いに賭けて指し進めたが、
「七手詰め」となって投了した。

この日は、
久しぶりに「降り駒」で
「後手」を引いて、
「ハンデ、ハンデ」と
高を括っていたら
負けてしまった。

いつもはソフトとの一致率が
高いソータだが、
この日は、らしくない手を連発した。

盤外のコメントには、
「体調が悪そうだ」
「日曜の詰め将棋選手権で消耗したか」
などという懸念の声が
多く投稿されていた。

背中からビロンと
シャツが飛び出しているのは
いつもの中学生らしい姿ではあったが、
なんとなく覇気がなく
いつものような鋭い眼光と
オーラが見られなかった。

ファンは5週連続の『ソータ劇場』などと
喜んでいるが、当人にとっては、
それこそ毎週、身を削るような
真剣勝負が続いていたのかもしれない。

その合間には、
詰め将棋選手権で
前人未到の四連覇を為し、
地元の子どもたちへの指導将棋もあり、
学校では卒業直前の
せわしさもあったろう。

棋士は一回の対戦で
2㎏は体重が落ちるという。

10時間もの集中で
脳をフルに使うのだから
さもありなんである。

ソータは小さい頃、
考えすぎて
「アタマが割れそうに痛い」
と泣いて訴えていたという。



昨日の聞き手は
和田あきちゃんという
ハタチの初段の子だった。

笑うと八重歯が可愛く、
知人の誰かにそっくりなのだが、
生徒だったか、誰だか、
いまだに思い出せずにいる。




王将戦は
持ち時間が3時間なので、
双方で6時間+昼食40分で、
午前10時から開始して
6時頃に勝敗が決した。

長考が入ると
その間は30分近く
手が進まないことがあるが、
その合間を見て
楽譜作りやリサイタル・パンフの
袋詰めのような雑作業を済ませた。

ハラハラドキドキの
終局間際の6時頃には
コメント欄に
「お米が研げないーっ!!」
という主婦? のコメントに
爆笑した。

かくいう自分も、
米を研ぐ暇がなく、
ワカル、わかる、その気持ち、
とコメントした。

スーパースター・ソータの出現で、
女性層の「見る将」
(見るだけ将棋)ファンが増えて、
わりと簡単なルールを覚えたら
終盤どちらが勝つかわからない、
という手に汗握る局面になると
「もう、いや~。耐えられない」
となる女性が多いようだ。

でも、昨日のような
有料チャンネルで、
17連勝ならず、
中学最後の対局で
ソータ敗れる、
という結果になっても
「500円でこんな
ハラハラ・ドキドキのスリルを
味わえて安かった」
というコメントも多かった。

いたく同意である。

「井上先生は強かった」
「さすがに、54歳700勝だけの実力を見た」
「ソータは一年で70勝もした。これは驚異だ」
と相手を讃え、
敗れたソータをも
讃えるコメントにも共感した。

六段になって
初の黒星であり、
来月からは高校生棋士となる。

来月、
竜王戦に二勝すると
七段に昇級し、
年内に六つのタイトルのうち
一つでも取ると「八段」になれる。

プロ・デヴュー2年目で、
しかも高校生で「八段」なんて
空前絶後のレジェンドである。

その可能性は大いにあるので、
誰もが天才に夢を託している。

なんと、来週もまた
6週連続『ソータ劇場』がある。

なんだか、
段々、彼の疲弊度が心配になってきた。

うちのパソコンじゃないが、
脳内ヒートアップで
プシュ~と、壊れなきゃ
いいのだが。

ソーチャン /(;o;)\ アタマ・ワレソー

(小さい頃、自分をソーチャンって、呼んでいたらしい)




朝刊のコラムで
「たかまつなな」という
フェリス女学院卒の
お笑い芸人が紹介されていたので
ユーチューブでいくつか見てみた。

「お嬢様あるある」ネタでは
けっこう笑えた。

現在、慶應と東大の院に在学して、
同時履修しているというので
才媛のようである。

「東大生あるある」ネタも笑えた。

いちばん笑えたのは、
『もしも広告代理店が
「本能寺の変」をプレゼンしたら』
という明智光秀をクライエントにした
『本能寺の変のご提案』である。

パワーポイントで示した
キャッチコピーは爆笑もんだった。

①「敵は本能寺にあり」
②「忘れられない夏にしよう」
③「そうだ。本能寺に行こう」









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