神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

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蒙頂甘露

2009-04-26 | 緑茶(中国茶)
レッドクリフPartII、ご覧になりました?
PartIでもお茶を点てるシーンが出てきましたが、
今回もお茶は準主役でしたね!

ジョン・ウー監督は茶経などの茶書を研究したのかも?
魚眼なんて言葉も出てきて、ニンマリしてしまいました。

今日のお茶は蒙頂甘露。
碧眼猫さんからの頂き物。多謝♪)
四川省の緑茶です。
とっても美味しいです!

 四川省と言えば・・・
 大地震の復興はどれくらい進んでいるのでしょうか・・・?
 被害に遭われた方々のご冥福を心からお祈りいたします。

こうしてまた美味しい新茶をいただけることに感謝しつつ、
遠い昔、蜀の時代に思いを馳せて。
やっぱり私は関羽さま、イチオシ!
コメント (4)
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春うららかな日のお茶会

2009-04-19 | 自宅サロン
先週の中国茶交流会に続いて、今週は自宅サロンでのお茶会が無事終了。
皆さんにお茶を飲んでいただいてにこやかになってもらうって本当に嬉しい♪と思う。
でもちょっとだけ小休止してそろそろお客さんの立場で誰かに入れてもらったお茶が飲みたいかも?

自宅でのお茶会は企画から集客、茶譜と茶請けと設えの決定、
そして当日のセッティング、お茶入れ、お水屋の仕事まで
全て一人でやるので終った後は充実感と共に脱力感がセットでやってくる。
あれやこれや反省してプチ落ち込みもあったり。

でも全体的にはお客様の笑顔と和やかな談笑シーンがいつまでも印象に残っていて、
またそれを味わいたいがために、次はいつ、何のお茶にしようかな、などと思いを巡らせるのである。

今回は最初から主役の一つは明前龍井茶、と決めていたので、
茶会の催行はこのお茶が入手できるかどうかが鍵だった。
幸い上海小町さんから美味しい梅家塢と獅峰を譲っていただいたので、GOサイン。

もう一つの主役級のお茶は鳳凰単欉にしようと思っていたのだが、
中国茶交流会でも鳳凰単欉をお出しするので、
そちらとの兼ね合いも考慮した。
量的に貴少な兄弟単欉をサロンで出し、
一般的でわかりやすい蜜蘭香などを交流会でお出しすることにした。

ところでサロンのお茶会で心がけていることのひとつに、
デザートとのマリアージュがある。

美味しいお茶には茶請けはいらない、と言う人もいる。
それも一つの真理である。

でも、わざわざ電車に乗って足を運んでくださり、
初対面の方々と同席して私の入れたお茶を飲んでくださるお客様方には
プラスαで美味しい思い出を持ち帰っていただきたい。
美味しいお茶はともすれば他の場所でも飲めるけれど、
私が演出したお茶とお茶請けと空間はその時だけのものだと思うから。

基本的には自家製の簡単なプチデザートと、
お取り寄せケーキまたは和菓子の
二種類のデザートを用意することにしている。

今回は春節茶会の時に注文したケーキの製作者、ラ・パティスリエのTさんがエントリーしてくださった。
その上、Tさんをご紹介してくださったRUI CHINOIS SALONのWさんもいらしてくださると言う。
これでケーキはもう決まったようなもの。
前回お出ししたショコラあんとどちらにしようか最後まで迷った黒ゴマケーキを今回はお願いすることにした。



問題はどのお茶と合わせるか、ということ。
黒ゴマケーキは甘さを抑えしっとりとした
どんなお茶にも合わせやすいタイプなので、
甘い紅茶をお出ししようかな、と思い、
家にある紅茶を何種類か飲み比べ、安徽省の野生紅茶に決定。
お気に入りの茶壷で入れることにする。



当日は天気もよく、前の日に作っておいた冷茶も喜んでいただけてよかった♪
春のうららかな午後のお茶会、
自分で言うのも何だけど、贅沢で幸せなひと時でした!


※今回陽春茶会に参加してくださった方がブログに記事をUPしてくださっていますので、ご紹介させていただきます。

 天晴茶龍でお茶しましょ
  自宅がすぐ近くで、よくお茶をいただきに行ってます。
  お茶の先生としては大先輩。今回も場を盛り上げてくださいました♪

 小緑葉蝉
  茶楽房オープン当時からお世話になりっぱなしの茶友、こみどりはぜみさん♪

 想憲美茶
  gooブログつながりで、自宅もお近くのヌーさん。
  お茶好き白衣の天使さんです♪

ありがとうございました
コメント (2)
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中国茶交流会を終えて

2009-04-14 | お茶会
前回の記事を書いた時には
まだイベント疲れも残っていて、
とりあえずメインの写真だけUPしとこう、
と内容をちゃんと記録しておりませんでしたので、
忘れないうちにメモしておきます。

今週はまだサロンでのお茶会も控えているので、
記憶がすぐに書き換えられちゃいそうですし

まずは、今回のお茶席では、
せっかく会場までいらしていただいたのに
希望の茶席券を購入できなかった方が多くいらしたことを
深くお詫び申し上げます。

会場では全く茶席券が買えず、がっかりしてお帰りになったお客様も・・・
本当に心苦しく、申し訳なく思います。

私が直接お誘いした茶友の皆さまの中にも
私の茶席券を買っていただけなかった方が何名もいらっしゃいました。
本当にごめんなさい

当日はお天気もよく、ブログでの告知も行き渡り、
あるきちさん渾身のオフィシャルサイトの効果も絶大だったのか、
想像を大きく上回るお客様にいらしていただきました。
何より中国茶を楽しく美味しく飲みたい!と思うお茶好きの方々のパワーが大きかったこと。

今回は課題もたくさん残りましたが、
きっとこれをベースに、更なる発展を遂げるイベントになるだろうと期待しています。
主宰の皆さんのパワーもすごいですから


さて、私自身のお茶席では鳳凰単叢をいれさせていただきました。

第一幕が清香と濃香の蜜蘭香の飲み比べ、こちらは3席。
一般的には焙煎深めな蜜蘭香が流通していますが、
同じ作り手さんの焙煎軽めのタイプが入手できたので、
爽やかさと香ばしさの二通りを味わっていただきました。

一席目だけ鳳凰単叢は初めて、と言う方々がいらしたので、
簡単な産地の説明をさせていただきながら飲み進めました。
「初めて鳳凰単叢を飲みましたが、何だか世界が拡がりました」
と言っていただけて、
10年ほど前に私が初めて単叢を飲んだ時に同じ感想を持ったことを思い出しました。

二席目と三席目は皆さん筋金入りの中国茶好きが集まられたと言う感じで、
たいへん楽しく歓談を交えながらお茶を淹れることができました。
単叢は口の奥の戻り香が素晴らしいので、
口の中にどんどん空気を送るとより美味しさが増すと思っています。
そのため、皆さんになるべく口を開けていただこうと
必要以上に笑いを取っていた気もしますが・・・(汗)。

第二幕は老木から作られた二種を飲むというのがテーマで、2席。
一席目は老叢水仙と宋種蜜蘭香。
実は老叢水仙の茶葉がなかなか調整が効かず、
いろいろな方策を取ったのですが、
当日もやはり自分的に満足の行く味が出ませんでした。
そのため二席目は急遽茶葉を八仙単叢に変更。
老叢水仙を期待していらしたお客様にはたいへん申し訳なく思います。

単叢はお天気や湿度や茶器やお水、お湯の差し方から果ては淹れ手の体調など、
いろいろな要因でコンディションが変わるため、
なかなか難しいと実感しました。

それでも八仙や宋種を気に入ってくださった方もいらしたので、
ホッと胸をなでおろしています。
私自身は老叢水仙や宋種などの老木で作った単叢がとても好きなので、
今回その素晴らしさを十二分にお伝えできなかったことが少し心残りではあります。

今回は自分にとっての課題もはっきりして、とても有意義なお茶会でした。
主宰の方々、スタッフの方々、皆さんとても素晴らしい方々ばかりで
気持ちよくお仕事できたのもいい経験でした。
こんなに素敵な機会を与えてくださったことに感謝いたします。
そして、お茶会に足を運んでくださったすべての方々に御礼申し上げます。
また美味しい中国茶をご一緒できる日を楽しみに♪
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地球にやさしい中国茶交流会 御礼とご報告

2009-04-12 | お茶会
4月11日(土)、恵比寿区民会館にて開催された
地球にやさしい中国茶交流会 2009春」が盛況のうちに無事終了いたしました。

私ちょしも5回の茶席を担当させていただき、
お茶好きの皆さまと共に楽しいひと時を過ごさせていただきました。
今回初めての会場でのお茶入れに少々緊張してしまい、
いろいろと反省点もありましたが、大変いい経験となりました。


気軽にふらりと立ち寄れるエコな中国茶イベント、ということで
予約なしで茶席券を当日購入する、という形は第一回と同様のスタイルでした。
蓋を開けてみれば茶席の整理券配布開始時間前から行列ができ、
早々に完売したお茶席も多く、
お客さまのご希望に添えない事態が続出するという
主宰者の皆さんが頭を抱える一幕もありましたが、
お茶好きの皆さんのご理解とご協力で何とか大きな混乱もなく進行ができました。
このことを踏まえて、次につなげることができるのではないかと思います。


茶席は全部で8種類、それぞれが趣向をこらし、
様々な中国茶を提供いたしました。



それにしても、こんなに大勢の方々にいらしていただけるとは、
中国茶好きのパワーはまだまだ強いのだということを実感しました。
全茶席満員御礼でありました。



茶席トークの話題はお茶だけではなく、アイキャッチな茶器にも集中。



この日は特に暖かかったのですが、
会場はお茶の香りと皆さんの熱気で一杯となりました。

お暑い中会場に足を運んでくださいました皆さま、本当にありがとうございました。
いろいろな形でサポートしてくださった方々にもこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。


(写真は茶友のプロカメラマンM氏に撮っていただきました。
 使い慣れない拙カメラと格闘してくださり多謝♪)
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オーガニック・プーアール

2009-04-10 | 黒茶(中国茶)
工藤先生のサロンで今年企画されている
「プライベート・コレクション/普洱茶70種を飲む」でご一緒している
Oさんからプーアール散茶(曼弄有機古茶)のサンプルをいただきました。

Oさんはネットショップ「オーガニック・プーアール」のオーナーさんです。
名前の通り、有機栽培の生産者・工場と直接取引きにより、安全な商品だけを扱っていらっしゃいます。
プーアールを飲みたいけれど、品質が心配・・と言う方にはオススメ!です。

私がいただいたのは2008年4月産なので、まだ少しとがっている感じですが、
飲んでいると身体が温まり、お腹が空いて(笑)きます。
もう何年か置いておくとよりまろやかに美味しくなりそうです。

「オーガニック・プーアール」さんは4月11日(もう明日ですね!)の
地球にやさしい中国茶交流会」のフリマにて、出店されるそうです。
普段はネットでしか購入できないプーアール、
試飲もあるそうなので、この機会に是非のぞいてみてください♪
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明前獅峰龍井

2009-04-05 | 緑茶(中国茶)
この時期になると、どうしても気になるのが新茶、特に緑茶です。
毎年何だかんだと言っても龍井、碧螺春、黄山毛峰の明前茶を探してしまいます。

日本で購入するとなると、清明節(4月5日頃)よりもずい分遅れて発売になるので、
その頃には「別に明前茶でなくても・・」と言う気分にはなるのですけれどね。
美味しければ雨前茶(穀雨、4月20日頃より前に摘まれたお茶)でもいいかな、とか。
そのほうがお値段も優しいし。

でも本音はやっぱり明前茶!
何と言うのかな、味は淡いのだけれど、芯にあるパワーが違うと言うか、
冬の間にじっと溜め込んでいたエネルギーが新芽に凝縮されている気がするのですよ。
縁起物でもあると思うので、できるだけお教室でも明前茶をお出ししたいんです。

今年は上海小町さんが杭州へ茶摘みツアーにいらしたので、
帰国されてすぐに獅峰龍井を譲っていただきました。
正真正銘の一番摘み!

春の息吹を感じます。
青さと香ばしさが心地よいです


※上海小町さんの緑茶は4月11日の「地球にやさしい中国茶交流会」のお茶席で飲むことができます♪

※上海小町さんの主宰する『ChineseTeaSalon yu:yu』が一周年を記念して、
  4月25日(土)に邦人式中華酒館HOIさんとコラボランチを開催されるそうです。
  詳しくはこちらまで。



コメント (2)
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