神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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台湾の旅 2015初夏 その3 「茶」 

2015-06-28 | 茶旅
ここ数年は台北ではお馴染みの茶荘でお茶を買っていますが、
今回の旅では何箇所か初めてのお店を訪れました。




高鉄の新竹駅からほど近い場所にある「襲園美術館」へ(トップ写真も)。
ここは一階から三階までギャラリーとイベント会場になっています。

一階では茶葉の販売もあります。
カウンターで試飲させてもらい、気に入ったお茶を購入。
坪林の自然農法の茶園と提携し、襲園茶品ブランドを展開。
従来の台湾茶とはひと味違う、野性味とパワーのあふれるお茶です。

こちらのお茶は滋賀の「季の雲」でも取り扱いがあるようです。
(詳しくはお店に直接お問合せください。)




そして今回は「東方美人に会いたい!」をテーマに茶農家の直販店を突撃訪問。

突撃と言っても事前に電話を入れておきましたが、6月は製茶真っ最中。
一見さんお断りのお店も多い上、
オープンしていてもコンテストをこれから控え、
今年の新茶はまだ販売していないところがほとんどです。

結局峨眉で2軒、北埔で1軒訪問した中で
新茶を買うことができたのは1軒のみでした。
他の2軒では去年の東方美人を購入。
3軒とも3等賞レベルでお値段もほとんど一緒でした。

茶農家を訪問したからと言っていいお茶が買えるとは限らないのは
どんなお茶でも同じですが、東方美人は特に難しい。
日本で買える東方美人の生産者が限定されている理由もわかりました。




北埔ではWPさんが営む「水方」へ。

店主さんのセンスが光る品揃え。
茶器もお茶もちょっと通好みのものが置いてあったりします。

北埔で合流したうらりんさんの好友SさんがWPさんの友だちと言うことで、
ちょっとスペシャルな非売品のお茶をご相伴させていただきました。

北埔を代表する茶師2名の東方美人を飲み比べ。
香りのJ氏、味のL氏、どちらも当たり年2011年もの。
ああ、それぞれ違った美味しさ。
これぞ一期一会。




台南では茶友の会の皆さんに合流させていただいて「奉茶」へ。
台北にもドリンクスタンドがあるそうですが、こちらは本店。
一階にドリンクスタンドとショップ、二階はカフェスペースになっています。
私たちが訪れたのは昔ながらの茶荘の門構えのショップ。
可愛らしいパッケージのお茶が棚に所狭しと並んでいます。
オーナーの葉東泰さんが淹れてくださったお茶をいただきながら、
ひとしきりお土産選びにあれこれ悩みました。




台北では今回初めて訪れたのが「福藏文創」。
内湖にあり、市街地からは少し離れていますが、MRT大湖公園駅のほど近く。
メインは布製品ですが、有機のお茶を扱い、自家焙煎も行っています。
少し時間に余裕を持って、ゆっくりと訪れたいお店です。
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台湾の旅 2015初夏 その2 「茶室」 

2015-06-27 | 茶旅
今回訪れたお店はほとんどと言っていいくらい、「茶室」を備えていました。

それはお茶を試飲させるという目的ではなく、
お客さまをおもてなしする場所。
あるいは茶会や茶藝講座を開く場所としても利用できる空間です。

ふらりと立ち寄って店先で試飲させてもらいお茶を買って帰る茶荘とは違うスタイル。
予約をしてゆったりとお茶を飲ませてもらいながら対面方式で買い物をする。
これまで隠れ家的なそういうサロンはありましたが、路面店でもそういう雰囲気のお店が増えてきた気がします。

台中の「養心堂」も美しい茶室を備えた「自慢堂」を新しく展開。
茶器の価格も新展開でしたが・・・。



写真上2枚は高鉄新竹駅からほど近い「襲園美術館」の茶室。

写真下左は北埔の「水方」。

写真下右は内湖の「福藏文創」。

贅沢な空間です。


※一緒に旅したうらりんさんが旅日記を時系列でUP中です。
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台湾の旅 2015初夏 その1「器」

2015-06-22 | 茶旅
毎年恒例となりつつあるこの時期の台湾旅行、
今年はうらりんさん、ヒロエさんと3人で台北、新竹、台中、台南へ行ってきました。

5泊6日で四箇所回るのはなかなかハードでしたが、
初めて行く場所も多く、新しい出会いが詰まった楽しい旅でした。


今回私はほとんど茶器を買いませんでした。

1台湾ドル=4日本円を超えるレベルに突入。
全体的に茶道具の値段が上がっているところに加えてWパンチ。
日本円に換算すると、とても買う気分になれません。

台北では「拾歳小玩」、台中では「自慢堂」の
白磁に絵付けした茶器が人気ですが、
どれも眺めるだけで諦めました。

やはり今は日本の作家さんの器を買う時期かもしれませんね。
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East Meets West!

2015-06-21 | 麗香茶課
麗香茶課の人気講座、青柳敬子先生の薬膳講座の第二回を
6月18日日比谷松本楼にて開催いたしました。

テーマは「梅雨から夏にかけての過ごし方」。
この梅雨の時期に気をつけなくてはいけない「湿邪」について、
そのしくみはどういうものなのか、そしてどう過ごすのがいいのか。
またこれからやってくる暑い夏をどう乗り切るのか。
生活の中でのヒントをたくさん教えていただきました。

今回は青柳先生のご友人である松本楼の小坂文乃副社長のご協力により、
パワーあふれる大イチョウを正面に臨む特別室にて
薬膳フレンチをいただくという、スペシャルメニューが実現しました。



薬膳というと漢方に基づいた中華料理を真っ先に思い浮かべますが、
青柳先生は薬膳の知恵を生かした西洋料理メニューを皆さんに食べさせたい、と
何度も松本楼に足を運んで山田シェフと打ち合わせをしてくださいました。
青柳先生が持参された龍井茶や薬膳食材に大いに啓発された山田シェフが腕によりを掛けて作ってくださった麗香茶課向けスペシャルメニューの実現です。



フレンチのコースランチでありながら、お腹に全くもたれない、
身体に優しく目に楽しく、そしてとびきり美味しい薬膳フレンチでした。
(茶課の講座とは別に、松本楼薬膳フレンチの会を作ってほしいという声もちらほら?)


講座には小坂文乃副社長もご参加くださり、大イチョウの言われや
松本楼が携わってきた日中友好の歴史についてもお話を伺いました。
小坂文乃副社長の曾祖父梅屋庄吉氏は中国革命の父である孫文を資金面精神面から支えた方。
歴史の流れを感じながらの会となりました。

青柳先生、小坂副社長、松本楼の山田シェフを始めとするスタッフの皆さま、ありがとうございました。
ご参加の皆さまも楽しんでいただけましたら幸いです。


■MENU■
三色ミニトマトのスパイシーコンポート カクテル仕立て
穴子とグリーンアスパラのテリーヌ 梅と紫蘇のヴィネグレット
蕪の冷たいスープ
太刀魚のポワレ 炊き上げたレンズ豆とはとむぎと共に
 龍井ブールブランと韮のクリームソース
ココナッツのブランマンジェとフルーツのミントスープ

2015 西湖龍井 冷茶
2014 阿里山蜜香烏龍
2014 野生金駿眉
コメント (2)
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お茶、しましょ。をしてきました

2015-06-07 | お茶会
近藤さんと森田さんによるコラボ茶会「お茶、しましょ。」
いろいろなお茶を楽しめるということで、行ってきましたよ。

今回は森田さんによる台湾茶二種、
近藤さんによる紅茶一種、珈琲一種。

■茶譜■
文山包種茶 冬片
梨山野生茶 蜜香
紅茶 ヌワラエリヤ
珈琲 パナマSHB


台湾茶はあえて新茶ではなく、
寝かせて美味しく飲み頃のお茶を森田さんが丁寧に淹れてくださいました。
台湾の美味しいお話など、笑顔の絶えない時間でした。


近藤さんの時間は未知の世界が広がっていました!
紅茶の淹れ方も紅茶教室などでは習わない臨機応変なスタイルに目から鱗。

そして、この日一番テンションが上がったのがコーヒーの時間でした。

実は私、コーヒー好きで毎朝ちゃんと豆から挽いて淹れています。
中国茶は飲まない日があってもコーヒーは飲まない日はほとんどありません。

でもさすがにコーヒーセミナーやバリスタ講習は受けていません。
普段あまり飲まない日本茶や紅茶は資格セミナーも受けているんですけどね。
コーヒーは何となくマニアの域には踏み込まず、
ただの珈琲好きでいよう、と思っているんで(笑)。

それでも近藤さんの珈琲のお話はかなり引き込まれました。
やっぱり近藤さんに珈琲セミナーやっていただきたいな、と思ったりしましたよ。

最後にコーヒーを使った即席ティラミスも美味しかった。
紅茶やコーヒーはこういうアレンジも多いのが楽しいですね。


近藤さん、森田さん、そしてご同席の皆さま、楽しい時間をありがとうございました!
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