神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

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煮出す!

2020-08-28 | 白茶(中国茶)
もう8月も終わるというのに、厳しい残暑が続いていますね。
ここのところ冷蔵庫のミネラルウォーターをがぶ飲みしていたのですが、
暑気あたりも気を付けなくてはいけません。

先日お友だちに宮古島産のレモングラスをいただいたので、
老白茶餅と一緒に煮出してみました。

爽やかな香りとほんのりとした甘さ。
これは想像以上に美味しい!
白茶もレモングラスも去熱作用があるので、夏にピッタリの組み合わせです。
しばらくヘビロテしそうです。




今週は麗茶の生徒さん向けにオンライン講座を開きました。
慣れないZOOMとパワーポイントを使って、
私が今まで訪れた茶畑の写真を説明を加えながら見ていただきました。
教室では写真をお見せする機会があまりなかったので、
意外と新鮮だったかもしれません。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。
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夏の宝

2020-07-29 | 白茶(中国茶)
久しぶりのブログUPです。
教室を少人数で再開したことに加え、
家のことで少し慌ただしくしていて更新が滞ってしまいました。
(「あつ森」にハマっていたことも白状してしまおう・・・・w)

今年の教室は少人数制ということもあり、二か月に一度のレッスンになっています。
6~7月のラインナップは今年の新茶の西湖龍井、安溪鉄観音、梨山烏龍茶、そして老白茶でした。

老白茶は福建省福鼎産、2009年のもの。
今年の春は台湾に行けなかったので、
去年の秋の麗茶台湾旅行でもお世話になった林さんにお願いして
凍頂茶や高山茶を送っていただいたのですが、
教室の皆さんで飲んでください、と同梱してくださったのがこの老白茶でした。

台湾では白茶がブームのようで、台湾国内でも生産者が増えています。
去年秋の台北茶博でも白茶の出品が目につきました。

白茶は「一年茶、三年薬、七年宝」と言われ、老茶にも人気があります。
さすがに7年以上の老茶となると台湾産はあまりありませんので、
福建省産のものが台湾でも飲まれています。

林さんから添えられたメッセージは
 普通に三煎飲んだあとは煮出してみてください。
 また格別な風味があります。
 暑い夏を乗り切るにはもってこいです。
とのこと。

今回のレッスンではなかなか煮出すまでの時間が取れませんでしたが、
9月のレッスンでは前の日に煮出したものを冷やしてお出ししたいと思います。

また、今回気が付いたのですが、
茶淹れの時に餅をその場で崩して淹れるよりも、
前もって崩して少し空気に触れさせておいた茶葉の方が
甘くとろんと入るということ。
茶葉のコンディションはわりとちょっとしたことに左右されるんですよね。

この機会に家にある他の老白茶餅も飲んでみようかな。
7年たって宝になったものもあるはず!
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月光白

2020-05-07 | 白茶(中国茶)
緊急事態宣言が延長され、まだしばらく続く自粛生活。
皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

例年なら、春は私にとって茶旅の季節。
今年も福建省や台湾に行く計画を立てていましたが、どうやら叶わず。
行きたいところに自由に行けるというのがどれほど有難いことなのかを実感します。

茶旅に想いを馳せていて、2016年の雲南省の旅のことを思い出しました。
どんどん開発されていて、昔ながらの風景は変わっていってしまいそうでしたが、
それでも樹齢1000年超の茶の木が茂る景色はほかの産地とは違う趣がありました。

月光白 2016年秋 長宝茶廠(景邁山)

低めの温度でゆっくり抽出します。
優しい甘さが広がります。
樹齢600~800年の古樹からつくられるお茶。
古樹たちはどんな歴史を見てきたのでしょうか。



5月10日は母の日。
毎年アトリエオルタンシアの落合さんにアレンジメントをお願いしています。
こんな時なので、今年は自分にも贈っちゃいました。
華やいだ気分になりますね。


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玉山白茶

2020-03-25 | 白茶(中国茶)
新型コロナウィルスの影響による「緊急事態宣言」発令がいよいよ現実的になってきました。
自宅サロンは2月末から2週間お休みし、
先々週から人数を制限しながら、茶会形式で教室を再開しましたが、
来週以降はどうするか、様子を見ている状況です。
一日も早く終息に向かうことを祈っています。

もともと3月は通常のレッスンはお休みして「春の茶会」を開催する予定でした。
その主役にと考えていたのが、玉山白茶。

昨年6月に訪台した際に久しぶりに訪れた小Y工作室で譲っていただいた希少茶。
玉山茶区で作られ、ウンカ香があり、一煎目はブラインドで飲まされたら東方美人?と思うかもしれません。
ただ、後味は烏龍茶とは違っていて、すっきりとした上品な甘さが広がります。
いいお値段でしたが、これこそ一期一会のお茶。
教室の皆さんと飲みたい、と持ち帰ってきたお茶です。

先週と今週の教室で味わった皆さんにも大好評。
これこそが癒しのお茶、という気がします。

教室の皆さん全員に飲んでいただけるよう、大切に保管してお出ししたいと思います。
とにもかくにも、この困難な状況を力を合わせて乗り切りましょう!
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変わり種白茶3種

2012-07-29 | 白茶(中国茶)
ううぅ・・・暑すぎて、ブログを書く気力がなかなか・・・
どうしてもビールに手が伸びてしまう
でもしっかりお茶も飲んでます。

とりあえず夏はやっぱり白茶!
最近ちょっと変わり種にハマッています。

まずは2012年頂級月光美人(トップ写真左)。
オーガニック・プーアール」さんにて購入。
簡単に言えば雲南省産の白毫銀針です。
オーガニック・プーアールさんでは白芽生茶という形状が似通ったお茶もあるのですが、
こちらは芽だけを使ったプーアール生散茶(プーアール茶の原料となる散茶)、所謂晒青緑茶です。
月光美人の方は雲南大葉種の新芽を福建省の白茶の技術で仕上げたもの。
甘くとろりとした茶水にホッと癒される気がします。

もう一つ、雲南省産の白牡丹と言えるのが2012年胡蝶蘭月光白(トップ写真中)。
これも「オーガニック・プーアール」さんのもの。
お湯の温度を熱すぎず下げすぎず上手く入れるとほんのりした甘さと柑橘系のフルーティな香りが楽しめます。
月光白は静かなブームがあるようで、最近は時折他のお茶屋さんでも見かけます。
多めに購入して、陳年化させるのも面白そうなお茶です。

最後はプレミアム・ニルギリ2012 アヴァター・ホワイトティー(トップ写真左)。
tastea」さんで購入。
見た目は白毫銀針に比べるとちょっとワイルドな感じですが、香りは紅茶に近く、蜜香があります。
紅茶式に入れても美味しいですが、蓋碗で中国式に入れると、二煎目に意外な美味しさが待っていました。

福建省以外の白茶、他にもあれば教えてください♪


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夏のお茶2

2010-07-15 | 白茶(中国茶)
夏のお茶に白毫銀針を登場させた後は
やはりこちらでしょうか。
白毫銀針よりもカジュアルでまた違った良さがあります。
昨日のお教室でも一番人気でした。
白茶の白牡丹。

香りのいい中国茶は数多くありますが、
最近のように蒸し蒸しした梅雨時には
この白牡丹の香りがとても心地よく感じられます。

高温で入れてもスッキリしていて美味しいし、
水出し冷茶にしても甘さが出て美味しいです。
割とどんな風に入れても美味しいお茶です。

今回お教室で使ったのは、2010年産の出来立て白牡丹。
香港に行ったお友だちに買ってきてもらいました。
茶葉が薄い緑色をしていて、
フレッシュな香りとふんわりした甘さが喉を潤します。



白牡丹といっても上の写真のように茶色っぽいのもあれば、
昨日飲んだ下の写真の茶葉のように青さが目立つものもあります。
どちらも先月香港で買ってきてもらったものです。
白牡丹は熟成が進むと若干茶色くなっていくのですが、
年月を経ている場合だけでなく、
新茶でも成長した茶葉を使う割合が多いと色は茶色みがかるようです。

好みもあると思いますが、
緑色のものはフレッシュな香りで透明な美味しさがありますし、
茶色のものは紅茶に似たほんのりとした甘さが特徴。
香港の飲茶レストランで白牡丹を頼むと茶色っぽいタイプが多い気がします。

緑色のフレッシュなタイプが欲しい場合は、
初夏の今頃香港のお茶屋さんに行くと
白牡丹の新茶を売っています。
少しグレードの高いものを選んでくださいね。
最近は日本の通販でも白牡丹の新茶を扱うお店が増えてきたので
香港に行く機会がなくても大丈夫です!
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夏のお茶

2010-07-04 | 白茶(中国茶)
蒸し暑い日が続いていますね。

こういうお天気だと、ついつい冷たいものが欲しくなって
冷蔵庫に入っているお水をがぶ飲みしたり、
アイスクリームや冷製デザートを食べることが増えて、
気が付いたら胃が悲鳴をあげていることがあります。

そんな時、私がいただくのは、白茶。
白牡丹も大好きなのですが、今マイブームなのが白毫銀針です。
昨年の7月に香港で買ってきた茶葉がまだたくさん残っているので重宝しています。

昨年11月に開いた「麗茶茶会」でこの白毫銀針をお出ししたのですが、
その時にかなり入れ方を研究しました。
人それぞれ好みがあるとは思うのですが、
私が目指したのは優しさと甘さ。

ポイントは4つ。
まずは茶葉を一本一本セレクトする。形がきれいで崩れていないものを選びます。
入れる温度は70~80℃くらい。少し低めにします。
茶葉は少なめで、抽出時間を若干長めにします。
茶器はガラスの蓋碗を採用。茶葉の様子も楽しめるし、水色もわかりやすい。

こうして入れた白毫銀針、なかなかの人気でした。
先日サロン ラ・アンジェで開いた「癒しの中国茶会」でも
この入れ方で白毫銀針をお出ししたところ、
鳳凰単そうと人気を二分していました。

折りしも、先月のXiangLe中国茶サロンR&Dでは
工藤先生が甘く上品でジュースのような素晴らしく美味しい白毫銀針を出してくださって、
入れ方次第ではこんな風になるんだと、そのポテンシャルの高さに改めて感動しました。
(工藤先生のこの白毫銀針に関するコラムはこちら

水出しにしても美味しいですし、
入れ方をいろいろ試して、各々の好みを見つけるのも楽しいと思います。
オマケに美容にもいいと来ていますから、
この季節、特にオススメです♪


◆お知らせ◆

上海小町さんのサロンyu:yuが二周年を迎え、イベントがあります。
7月24日(土)、場所は白金高輪駅に直結する高輪コミュニティーぷらざ2階、ビストロkif-kifにて。
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フルコースディナーは5,000円でシャンパンと小町さんのギャグも付いてるそうです(笑)。
kif-kifさんのディナーですから、美味しいことは保証付き!
詳しくはコチラまで→
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甘露

2009-11-18 | 白茶(中国茶)
香港で購入した今年の白毫銀針。

熱を取る働きがあるので、夏に相応しいと言うのが定説だけれど、
こんなにふっくらふわふわの優しいお茶を
ワンシーズンだけのものにしておくのは勿体ない。

これからの季節、暖房の効いた部屋の中は乾燥する。
そんな時にはふんわりとしたお茶で水分補給。

ほんのりとした甘さは
こんな冷たい雨の日にも意外と似合う。
甘露、甘露。

でも、この写真はやっぱり寒々しいかなあ。。。

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香港で白茶

2009-07-24 | 白茶(中国茶)
先週末、4年ぶりの香港へ。

若かりし頃は香港と言えばショッピング!が第一目的で、
化粧品を買い貯めたり、ブランド物を眺め歩いたものだが、
ここ10年くらいは黎明演唱会のために行っている。
迷友たち(黎明ファン友達)と会えるのも楽しみの一つ。

以前、従姉妹がジャッキー・チェンに会うために香港に行くと聞き、
へぇ~そこまでするんだ~と感心したことがあるが、
今では私のほうが感心されている、というか、あきれられている

3泊4日のうち、3晩続けて紅磡の香港コロシアムに通い蛍光棒を振る旅程。
それでもせっかくの香港、お茶も楽しまなくてはね。

到着日は「インターコンチネンタルホテル」のラウンジでアフタヌーンティー。
こちらでサーブされる紅茶はマリアージュ・フレールのもの。
私はマルコ・ポーロをチョイス。
ケーキもスコーンもそこそこという感じだったが、
マンゴープリンが旬だったせいか、感動的に美味しかった。

翌朝は北京道1號10階にある「潮楼」で飲茶三昧。
ここでは何も言わなかったらジャスミン茶が出てきてしまったので、
寿眉(ソウメイ)をオーダーし直す。
少し発酵が進んだタイプで紅茶のような甘い香り。
やっぱり夏は白茶デス。

その日はコンサートの時間までお茶屋巡り。
迷友と中環から上環まで歩き、「楽茶軒」と「林奇苑茶行」に入る。
「林奇苑茶行」では迷友のリクエストで龍井と私のお目当ての白牡丹を試飲する。
ここは白牡丹の品揃えが豊富。
リーズナブルなものから高級なものまで
いろいろなグレードが揃っている。

お目当ての買い物を済ませ、迷友とMTRで別れ、私はそのまま銅鑼湾へ。
「三思堂」で友人からの頼まれ物を買い、
自分用には茶器を買おうと思っていたのだが、
店主さんに薦められて10年もののプーアル餅茶を買ってしまった。
試飲したらなかなか美味しかったし、
ものすごくリーズナブルだったので、迷うことなく購入。
実は香港のお茶屋さんの店頭で餅茶を買うのは初めてだったりする

その後タイムズスクエアそばの「新星茶荘」へ。
プーアルを買ったばかりだったので、ちょっとテンション落ち気味。
今回の気分は白茶だからなあ。
店内をぐるりと拝見して喫茶はせずに出る。
高層階にあるこのお店は明るく、ゆったりした雰囲気で
餅茶の種類もものすごく豊富。
プーアルモードの時にまたゆっくり訪れたいと思う。

そのままMTRで金鐘へ向かい、香港公園へ。
この空間は何だかとても落ち着く。
あるガイドブックによれば香港三大パワースポットの一つとか!?

小腹が空いたので、公園内の「楽茶軒」で白牡丹と軽食をいただいた。
ここの白牡丹も柔らかく甘くて美味しい。
お値段はちょっと高めだけど・・。

そうこうしているうちにもう夕方。
コンサートの時間も近づいていて、お茶屋巡りもタイムアウト。
ホテルに荷物を置き、いそいそと紅磡へ向かう。

この日の夜は台風が直撃して、夜中にはシグナル9が発令された。
翌朝、ホテルの窓際が水びだしになっているのには驚いた。
そんなハプニングも楽しい香港。

香港の夏は暑い。
でも、香港の街歩きは楽しい。
ちょっと疲れたらふらりとお茶屋や茶餐廳でのどを潤す。
マンゴーが旬の今なら「許留山」もいいね!

返還前とは雰囲気も少し変わったけれど、
相変わらず香港は楽しくて刺激的。
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常飲茶

2009-01-18 | 白茶(中国茶)
中国茶と言うのは本当に種類がたくさんあって、
あれも、これも、と買っていると、飲み切れなかったり、
保存が大変だったりするのではないだろうか。

私は家でお教室を開いている関係上、
日本で買えるような中国茶はとりあえずほとんど全種類揃えているが、
自分自身が好きで常飲する、というお茶はある程度決まっている。

白牡丹はその中のひとつ。
この甘みが好きで、夏はもちろん、冬でもたまに飲みたくなる。
グリーンな葉が多くて爽やかな白牡丹はなかなか日本ではみつかりにくいので、
いつも香港に行く人に頼んで買ってきてもらう。
(これは天晴さんにお願いして買ってきてもらったもの。天晴さん、多謝♪)

このタイプの白牡丹を教室でお出しすると、
皆さん白茶に対する印象がガラリと変わったりする。
ホント、美味しいのよ、白牡丹。
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