神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

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JMTカフェで東方美人をご一緒しませんか?

2023-04-18 | お茶会
新緑の季節となり、今年の新茶も上市され始めましたね。
新型コロナの脅威はまだまだ収まったとは言えませんが、
お茶のイベントも今年は再開されるところが多そうです。

私も東京での茶会はしばらくご無沙汰しておりましたが、
4月27日(木)~5月3日(水)に
代官山のJMTカフェで開かれる茶壺天堂さんのお茶イベントにて、
5月3日(水)11時~12時の茶席を担当します。

イベント内容

「プーアル茶を楽しむ」
4月27日(木)~5月3日(祝・水)
11:00-17:00
場所:代官山 JMTカフェ
期間中、プーアル茶の試飲、ワークショップ、お茶や雑貨の販売があります。

「世界のお茶を楽しむ会with茶壺天堂」
5月3日(祝・水)
1) 11:00〜12:00  2) 12:30〜13:30  3) 15:30〜16:30  4) 17:00〜18:00
茶席4テーブル 各席3~5名 1席1,000円 
場所:代官山 JMTカフェ
留香茶藝のお茶席、抹茶席、ジュンチャバリ紅茶席、
武夷岩茶席などバラエティに富んだ茶席を楽しんでいただきます。
事前予約は受け付けておりませんので、お気軽に遊びにいらしてください。

■麗茶茶席■
日時:5月3日(祝・水) 11:00-12:00
茶席料:1,000円(2種類のお茶とお茶請け)
司茶:富田直美(Salon de Leecha 麗茶)
茶譜:
①東方美人 2013年 石碇 高定石茶師
②東方美人 2015年 峨眉 徐耀良茶師
名茶師の熟成の味を堪能していただきます。
※今年に入って茶棚の整理をしていて、奥から発掘した茶葉たちです。
 2013年の東方美人は一回分しかありませんので、一期一会!?
 (美味しければいいのですが・・・笑)

皆さまのお越しをお待ち申し上げております。
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茶話② 茶器

2023-04-14 | 茶話
先日、拙ブログの蔡暁芳工房訪問の記事を読んで
問い合わせをくださった方がいた。
もう10年前に行ったきり訪れていないので、
お役に立てるようなお返事ができず申し訳なかったのだけれど、、。

久しぶりに暁芳窯の茶器を出してみた。
これはクコの実柄。

私が中国茶の勉強を始めた2000年ごろは
台湾茶器の最高峰といえば暁芳窯だった。
造形も磁器土も絵付けもほかの器との違いがはっきりしており、
茶も美味しく入る、との評判で、台湾茶ファンの憧れだった。

その後中国での中国茶ブームが始まると、
値段も上がり、品薄で手に入りにくくなった。
同時に日本でも茶器を制作する陶作家さんが増え、
個性や多様性を求めるユーザーの目はそちらへと向かっていく。

茶器は使い勝手の良さや好みから
一軍選手が自ずと決まっていくもので、
教室でも普段使いでもよく使うものは
茶棚の一番取りやすい場所に置かれている。

暁芳窯の茶器はそれよりも少し高いところから見下ろしていて、
初めてのお客さまやスペシャルな茶会の時などにお目見えする。

当時は清水の舞台から飛び降りるような気持ちで購入したが、
もうなかなか手に入らない今となってみれば
あの時買っておいて良かったのかもしれない。


飲んだお茶は祥泰茶業の東方美人2018年。
最後に馮さんご兄弟にお会いしたのはコロナ前の春だった。
そろそろまたお会いできるかな。
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茶話① 花見茶

2023-04-08 | 茶話
気がつけばこのブログを始めてから、
今年の11月で20年目に入ります。
記事数は1275件。
ここ数年は手軽なInstagramへの投稿が増えて、
ブログの記事はめっきり減りましたが、
そもそもブログを始めたきっかけは
お茶の感想や茶旅で経験したことを文章化して整理し、
アーカイブとして残すため。
今一度、自分の茶に対する想いを
ブログ20周年に向けて
素に立ち返り、反芻しようと思います。

* * * * *

土曜日の午後、不安定な空模様で、
予定していた隅田川散歩が中止に。
家でぼんやりと花見茶を決め込む。

我が家の庭にはハナミズキが一本。
巷の桜狂想曲が終わると自分の出番、とばかりに
白い花を咲かせる(実際は花ではなく、苞というものだそうだ)。
春先にはメジロも遊びに来るこのハナミズキ、新緑も紅葉も美しい。

ガラス茶器で淹れたのは定石野茶の萬秀2010年。
自然生態茶園で茶作りをされている高定石老師の包種茶だ。
購入当初は発酵高めではあるが、
個性の輪郭が今ひとつはっきりしなくて、
高老師のお茶にしてはインパクトに欠けると思って飲みきらずに置いていた。

12年を経て、どう変化しているのかと淹れてみる。
香りは飛んでしまっているが、味わいは優しく、透明感がある。
飲み始めると、ふわっと身体が温まってきた。

今年に入って、茶器と茶葉を整理している。
使わなくなった茶器と教室で既に使って余ってしまった茶葉は
生徒の皆さんにお譲りしているのだけれど、
こんな風に中途半端な量で残っている茶葉もいくつか見つかっている。
自分でゆるゆる飲む以外に
機会があれば、外部での茶会などで淹れたいと思う。
お茶と出会った背景などもお話しできれば。
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