神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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萬古呈茶会

2013-06-30 | お茶会
萬古焼急須の機能美に魅せられ、
四日市の生産現場ツアーに参加した仲間たちで企画した
「萬古呈茶会」が昨日、白金台のいきいきプラザにて開催されました。

私も茶席を二席持たせていただき、
萬古づくしのテーブルで中国茶を三種お出ししました。

1.白牡丹の水出し冷茶を、松風窯の紫泥茶杯で。

2.浙江省顧渚紫笋茶を山本広巳作紫泥後手急須で。
  広巳作茶船、広巳作蓋置き、松風窯紫泥片口、松風窯紫泥建水、伊藤実山陶苑茶合使用。

3.武夷岩茶正瑞香を山本広巳作紅泥急須で。
  広巳作茶船、広巳作蓋置き、酔月陶苑建水、広巳作茶筒、伊藤実山陶苑茶合使用。

時間と定員の都合で他の茶席に座れなかったのが残念ですが、
どのお席も魅力的な茶器を揃え、厳選した茶譜でお客さまとの会話も弾んだようでした。

今回は茶席室とは別に萬古焼急須コレクションを展示した特別室を設け、
呈茶会主催者の徳田さんが担当しました。
目玉の展示は初代松風の急須(トップ写真上左)と江戸時代の古萬古(トップ写真上中)でしょうか。
徳田さんのお宝急須で鳳凰単そうや文山包種などが飲める茶席も設け、
お客さまにはくつろぎながらゆっくり急須の展示を楽しんでいただきました。


思えば徳田さんからものすごく使いやすい急須を見つけた、と
電話をいただいたのが去年の8月
それから何かに導かれるかの如く萬古焼の急須にハマリ、
結局今年1月には四日市を訪れ、作家・窯元の方々との交流も果たしました。



今回の呈茶会はその感動と萬古焼の良さを広く知っていただきたい、との思いで
徳田さんの呼びかけの下、ツアー参加者の有志が集まったものです。


茶器は育つ、とはよく言ったもので、
ひとつの茶壺・急須を使い続けていくとだんだんとそのお茶に馴染み、
使い手に寄り添っていくような感じがあり、
見た目にも変化が現れ、愛着が沸いていきます。
磁器は美しく使いやすいのですが、
使っていくうちに変化する焼締めや陶器は別の楽しみがあります。

最近ひとつの茶器にじっくりと向き合うことが少なくなっていたな、と反省。
何事も時間をかけて深く付き合っていくと、そこにはまた別の世界が広がっているんじゃないか、と思います。

使い始めてから1年足らずで、まだまだ語る資格はありませんが、
これからもじっくりゆっくり萬古の急須と付き合っていきたいですね。




お忙しい中、茶席へご参加いただきました皆さまに
この場を借りて、深謝申し上げます。
萬古焼の良さを感じていただけたら幸いです。

今回の呈茶会を開催するにあたっては
四日市の作家・窯元の皆さまに多大なるご協力をいただきました。
また、三重県工業研究所窯業研究室の稲垣順一先生と奥さまにもご尽力をいただきました。
厚く御礼申し上げます。

4つの茶席の淹れ手をそれぞれ担当した7名の茶友の皆さん、
受付を担当してくれたkemiちゃん、Yちゃん、
ご一緒できて楽しかったです。本当にありがとう。

最後に、これまでほとんど全て自前で四日市を往復して
このイベントを引っ張っていってくれた徳田さんに、深く感謝をこめて



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香港でのティータイム

2013-06-28 | 茶旅
先週末、1年半ぶりに香港へ行って来ました。
目的はコンサートなので今回はお茶屋さんに行く時間が取れずお茶の買い物はなし。

そのかわり久しぶりにアフタヌーン・ティーをゆったり味わったり
二つ星レストランの飲茶を楽しんだり、
憧れのペニンシュラに泊まってウェルカムティーをいただいて、
高級感たっぷりの香港旅行でした。

アフタヌーン・ティーはハレット・ハウスのザ・パーラーにて(トップ写真)。
昔の水上警察署跡に建てられたショッピングセンター、1881ヘリテージの中にあるコロニアルムードのあるホテルです。
紅茶はホテルブランドティーを頼みました。
マリアージュフレールのマルコポーロに似た感じのフレーバードティーでした。
お茶もティーフードもお味はそこそこ、と言ったところ。
雰囲気はテラス席の方がいい感じです。
ペニンシュラのように並ばなくてもいいので、穴場かもしれません。

最初の晩は常宿のYMCAに泊まり、二晩目は奮発してペニンシュラへ。
この二つのホテルは隣同士でロケーションもいいのでどちらも人気ホテルですが、お値段がかなり違います。
今回はリーズナブルなYMCAがハーバービューで、
贅沢なペニンシュラはシティービュー、このあたりが庶民のお財布の哀しいところですね(笑)。

ペニンシュラのウェルカムティーはお馴染みの茶器でやってきます。
お茶はジャスミンティーでした。



このほかに部屋に備え付けの茶器も置いてあります。
これがなかなか可愛くて気分が盛り上がります。
こちらも茶筒に入っていたのはジャスミン。
美味しかったけれど、他のお茶がよかったなー。




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今年は「古」

2013-06-22 | お茶会
お茶仲間のうらりんさん小町さんと3人で年に1回開いているコラボ茶会、
今年のテーマと日程が決まりました。

テーマは「古(いにしえ)」。
(あ、私たちが古いって意味じゃないですからね

中国には古いものを大切にする文化があります。
お茶も古い年代のものを特別にとっておいて陳年茶として珍重します。
茶器も今出来のものよりも古い時代のものが好まれます。

少し立ち止まって古い時代を振り返りながら、
改めて今を実感する時間を皆さんと共有したいと思います。

日程はちょっと先になりますが、9月28日(土)を予定しています。

場所は中国茶会ではおなじみ、稲荷町にある江戸からかみ 東京松屋の4階庭園ホールにて。

コラボ茶会「三古物語」の詳しい内容、募集要項などはまた後日UPいたします。

取り急ぎのお知らせになりますが、
予定を空けておいていただけると嬉しいです


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6月の小曼さんの中国茶教室@而今禾東京

2013-06-18 | お茶会
謝小曼さんの中国茶教室、4月に続いて2回目がJikonka TOKYOで開かれ、参加してきました。

今回も珍しいお茶と素敵な茶器を用意してくださって、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

小曼さんのすごいところはシンプルなしつらえの中で茶器の良さを際立たせ、
湯の温度、茶葉の量、抽出時間などにとことんこだわって目にも舌にも美味しく楽しませてくれるところでしょう。
茶葉のセレクトも他ではなかなか手に入りにくい地域と茶農が限定されたものばかり。
あれだけ茶荘や茶館の多い台北の中で個性を出していくのは並大抵ではないと思います。

小曼さんのセンスの良さ、凛とした中にも穏やかな雰囲気は憧れです。



◆茶譜◆
台湾阿里山自然生態茶 2013
大禹嶺蜜香烏龍茶 2012夏
曰月潭紫芽山茶 (冷茶)



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Pandafulな大熊猫茶会

2013-06-17 | お茶会
パンダらぶ♪な茶友、洋洋さん主催の「大熊猫茶会」にお誘いいただきました!

テーブルにはこれでもかとパンダグッズが並び、
もちろん中国茶会ですからポットも茶海もパンダ柄、茶杯もパンダ!
洋洋さんのパンダコレクション全開です。

お菓子もおせんべいからクッキー、飴などパンダものが勢揃い。
洋洋さんお手製のパンダ豆の炊き込みご飯も美味しかった~。
いつも素敵なお茶請けを作ってくれるHiroeさんの愛玉子とロールケーキ(トップ写真中)も至福の美味しさ。

パンダっぽいものを身につけて来てね、というソフトなドレスコードもあり。
洋洋さんはパンダ柄Tシャツ、
Hiroeさんはパンダバッグ、
荷花さんは黒いポロに白いスカート、
他の皆さんも白いものや黒いものを着るという感じ。
私はパンダの小銭入れをさりげなく(?)バッグに付けていきました。
極めつけは、少し遅れてきたC姐さんのパンダ柄チャイナドレス!!(トップ写真右)
素晴らしすぎる!

笑いの絶えない楽しい茶会でしたが、持ち寄ったお茶は本格派。

◆茶譜◆
レモングラス 冷茶
プーアール
梨山鉄観音(意翔村)
竹葉青 2013 春分前明前茶
 (私は↓から参加)
太平猴魁
阿里山 樟樹湖 
杉林渓(偉信さん)
蒙頂甘露 2013 
桐木老ソウ野生
悟源澗肉桂
拉々山焙煎中強 2012(意翔村)
(荷花さんのメモよりコピペさせていただきました。多謝♪)


洋洋さん、主催の皆さん、素敵な茶会をありがとうございました。
シンシン、無事にママになれるといいね~。


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2013年 台湾春茶の最前線

2013-06-17 | お茶会
「Tea Bridge」の浦山尚弥氏のセミナー「2013年 台湾春茶の最前線」に参加してきました。
浦山氏は昨年台湾での2年間の製茶修行を終え帰国され、
「Tea Bridge」を設立、台湾茶のバイヤーとして活動されています。
麗茶の教室でも浦山氏のセレクトした台湾茶を使わせていただいていて、とても好評です。

今回の会場は経堂の中国茶専門店「茶泉」さん。
ティールームも併設されていて、居心地のいい空間で中国茶をいただくことができます。
「Tea Bridge」のお茶はこちらのお店で購入可能です。

セミナーは今年の春茶の状況報告を中心に、
台湾茶の全体的な動向の説明など
とてもわかりやすく充実した内容でした。

一緒にいただいたお茶は

古式凍頂烏龍茶 龍眼炭焙煎 2012春茶 (冷茶)
阿里山樟樹湖 2013春茶
杉林溪龍鳳峡 2013春茶
蜜香烏龍紅茶 2013春茶

どのお茶もとても美味しくいただきました。

今年の春の高山茶、特に阿里山は天候の影響でかなり生産量が落ちたそうですが、
そんな状況の中でも上質なお茶をしっかり引っ張ってくるのが浦山氏の実力です。

確かなお茶を適切な価格で提供するというコンセプトに加え、
台湾とのコミュニケーションはもちろん、
日本の消費者ともこうして交流を行い情報を提供していくと言う姿勢は素晴らしいですね。

浦山さん、茶泉の土井さん、ありがとうございました。



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うつわ展

2013-06-14 | 茶道具
先日二つの展覧会に足を運んできました。

最初に向かったのは出光美術館で開催中の「古染付と祥瑞」展。
明代末期、景徳鎮民窯で作られ、日本の茶人たちから愛された染付磁器が展示されています。



茶器の中でも青花(染付)は特に好きです。
青花だけが並ぶと、展覧会としてはちょっと地味ですけれどね。

今回は祥瑞の意匠が見たくて。
家にも「呉祥瑞」の落款のある茶杯がありますが、
多分日本で作られた写しですが、
図柄がとても綺麗で気に入ってます。

官窯の流麗で荘厳な青花とはまた違った遊び心のある意匠に心が和む気がします。

☆「古染付と祥瑞」
 於:出光美術館
 2013年5月25日(土)~6月30日(日)


次に向かったのは日本橋三越本店で開催中の「中平美彦・陶・うつわ展」。
上海小町さんのお誘いで伺いました(トップ写真)。
中平美彦さんの器は「炭化白釉」という陶器が中心です。
台湾からのオファーもあり、中国茶用の器にも意欲的で、今回は茶杯のセットも作ってくださっています。
お皿や鉢も暖かみがあって、紫砂壺とも合いそうな感じです。

☆「中平美彦・陶・うつわ展」
 於:日本橋三越本店 本館5階和食器
 2013年6月12日(水)~6月25日(火)


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お茶が先か、器が先か?

2013-06-03 | 茶道具
6月29日に開催する「萬古呈茶会」の予約が一昨日から始り、
既に3分の2を超えるご予約をいただきました。
ありがとうございます。
まだ若干お席は残っております。
どのお席も淹れ手自慢の萬古急須を使い、とっておきのお茶をお出しします。
お時間ある方は是非ご検討くださいませ

今回は何と言っても萬古焼の急須を使って淹れるお茶会ですから、まずは急須ありき。
手元にある紫泥急須と合わせるお茶選びから始まりました。

麗茶サロンで主催する茶会では、先に淹れたいお茶があり、
そこからどんな茶器を使うかを決めていくことがほとんどです。
まず品茶用蓋碗でお茶を試飲しますが、その時点でどの茶器が合うかは大体イメージできます。

今回は何種類かの茶葉を用意し、茶会で使う急須で淹れてどのお茶が美味しいかを試しました。
その後にまた別の茶器で同じお茶を淹れてみて、
萬古急須で淹れた時との違いも確かめたりしたので、
いつもよりもお茶の選定には時間がかかりました。

でもたまにはこういう作業も面白いですね。
味を占めてしまって、ここ数日もそんなお茶の飲み方をしています。

先日、私には珍しい、ちょっと渋いタイプの茶器を入手しました。
かなりアングラな雰囲気の茶席にしたいな、と思い
合うお茶を探しているのですが、これがなかなか難しい。
イメージとしては昔一回だけ行ったことのある怪しげなディスコ「芝浦GOLD」。
(わかる人、いるのか!?)
1989年、これがテーマですね。
果たしてこの茶器に合うお茶は見つかるのか!?
次回のサロン茶会の茶譜に是非使いたいんだけど・・・(笑)。

 ※トップ写真は最近購入した渋い茶器のほうです。萬古焼きではありませんので念のため♪



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