神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

教室内容、お問い合わせはHPをご参照ください

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年の瀬に・・・。

2017-12-29 | 茶話
2017年も終わろうとしています。
慌ただしい中、いろいろと反芻することも多く・・・。

今年は主宰する「Salon de Leecha 麗茶」の十周年の年でした。
4月には生徒さんによる記念茶会も開催しました。
一つの区切りとして、卒業していく生徒さんもいらっしゃいました。
そして新しく参加される方もいらっしゃいます。

中国茶・台湾茶の世界は中国の成長の速さと相まって、刻々と変化しています。
一昨年の北京、今年の広州の旅はそれを肌で感じる機会となりました。

私自身、お茶に対する思いは以前と少しも変わりませんが、
サロンへの取り組み方はある程度時代の変化に対応していかなくてはと考えています。

この先の10年を充実させるためにもサロンの内容も若干の再編を加えようかと思っています。
春にはサロンのHPも一部リニューアルする予定です。

まず手始めにInstagramでサロン専用のアカウントを作りました。

 リンクはこちらです→ @salondeleecha

ブログ「神融心酔」はこのまま続けていきますが、Instagramではお茶のある風景を日々綴って行こうと思います。

Instagramに連動するFacebookページも立ち上げましたので、
Instagramをフォローできない方はこちらからも写真を見ることができます。
内容はほとんど同じになります。
 
 Facebookページのリンクはこちらです→ 「Salon de Leecha 麗茶

フォローいただけましたら嬉しいです!よろしくお願いいたします。


ここからは独り言・・・

今年はお茶に取り組んでいる方の考えはいろいろだな、と実感する年でもありました。

お茶を飲みながらのひと時が好きな方、
お茶のある風景が好きな方、
お茶と一緒に食べるお菓子が好きな方、
お茶を淹れている自分が好きな方(笑)、
お茶を通しての出会いが好きな方、
お茶の持つ精神性を求めている方、、、

(もちろんお茶で生計をたてていらっしゃる方には深く敬意を表します!)

私は、、、とにかくお茶が好き。
美味しいお茶を皆さんとできるだけ共有して楽しみたい、
そんな思いを確認しながら年越しの準備をしています。


今年もお世話になりました。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
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茶菓の会「冬の色と根の音色」

2017-12-26 | お茶会
アーティスティックな彗星菓子手製所のようさんの茶菓の会。
本当は春夏秋冬全季節行ってみたいけれど、プレミアムチケット化していて、なかなか席を取るのも大変です。

今回は頑張って、ようさんと知り合うきっかけを作ってくださったSさんとHさんと三人でエントリーができました!

「冬の様々な根を使い、素材の持つその音色をエッセンスに」した冬の茶菓の会。

その場で仕上げて目の前に置かれる茶菓たち(トップ写真)。

本当に雪景色の中にいるよう。
口に含むと、素材の甘みと旨みが音色を奏でるように広がります。

それぞれの茶果に合わせたお茶もようさんの思い入れのあるものばかり。



茶菓子の素材・形・味のバランス、そして器との調和、
全てが計算つくされた美を醸し出しています。

■茶と菓■ 
蜜柑(葛)
綿雪(つくね芋)&薄茶
銀雪(牛蒡)&ほうじ茶
雪の朝(百合根)&和紅茶
中谷宇吉郎とW.ベントレーへのオマージュ(生姜)&生姜湯 



ようさん、そしてご一緒した皆さま、今回もまた素敵な時間をありがとうございました。


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モンブラン茶会@自宅サロン

2017-12-24 | 自宅サロン
12月の初めにヒロエさんに届けていただいた白茶果モンブラン、
やはりとても美味しくて、
これは茶会でお客様にも是非食べていただきたい!
と急きょ「モンブラン茶会」を企画。

12月21日と22日の二日間の日程で、開催まで2週間を切っていたため、
集客が少し心配でしたが、募集開始から2日とたたずに満席をいただきました。
(お席をご用意できなかった皆さま、申し訳ありませんでした。)

今回ヒロエさんは白茶果モンブランのほかに
林檎を使った葛のお菓子と牛蒡のクッキーも用意してくださいました。



どんなお茶を合わせるか少し迷いましたが、
林檎葛焼にはフルーティな香りのある雲南省産の高山烏龍茶を、
モンブランには甘さもあってボディもしっかりしている政和紅茶を選びました。

今回の主役であるモンブランは最後にお出しするのですが、
それまで高まる期待をしっかりと受け止めるお茶には
Guo茶師の野生単そうとGao茶師の東方美人を選びました。
どちらも価格が高騰して私にはもう手に入らない茶葉です。
特に東方美人の方は今回が最後のストックでした。

美味しいものを前にすると自然と皆さん笑顔になります。
その笑顔を拝見するのが嬉しくて茶会を開いているのかもしれません。

ご参加の皆さま、ありがとうございました。

ヒロエさん、いつも美味しいお菓子をありがとう。
そして陰の助っ人Kちゃん、本当に感謝しています!

■茶譜■
ウェルカムシャンパンティー 月光白 2016
鳳凰単そう 野生 2009
有機高山烏龍 “赫赫” 2016春
定石野茶 定美 2011
政和紅茶 2016

■茶菓子■
めりーくりすます(クリスマス限定おかき) あけぼの
ドライいちじく フランス産
ヴィエノワ・ポワブル(21日)、クロッケ・オ・ザマンド(22日) カフェタナカのクッキー缶より
牛蒡クッキー 白茶果
林檎葛焼~薄紅~ 白茶果
白茶果モンブラン

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「冬の養生茶」講座@麗香茶課

2017-12-19 | 麗香茶課
11月の終わりの週末に横浜の香流サロンにて「冬の養生茶」講座を開催いたしました。
講師には北京の風姿花伝文化交流中心で中国茶や薬膳、点心などの講座を開かれている朱安娜(ジョアンナ)先生をお迎えしました。

当初は先生のオリジナル養生茶をいただきながら冬の養生と冬に飲むべき養生茶についてのお話を伺う予定でしたが、
参加者の人数がちょうど良かったので、個別に中医学の観点からの体質診断をしていただきました。

参加者の皆さまにはまず体質診断チャートのアンケートに答えていただき、
それを集計している間に冬の養生茶についての講義を聴き、
後半は一人ひとり朱先生との面談で体質についてのアドバイスをいただきました。

朱先生との面談では飲むべきお茶、飲まない方がいいお茶、体質改善に効くツボなどをそれぞれの方が教えていただき、
養生への意識が高まる時間になったと思います。

ご参加の皆さま、ありがとうございました。

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モンブラン茶会のお知らせ

2017-12-09 | 自宅サロン
年の瀬となり慌ただしくお過ごしのことと存じます。

今年は麗茶十周年の年なので茶会をなるべく開きたいと思いながらもなかなか実現できずにおりましたが、
暮れも押し迫ったこの時期、急遽茶会を開くことにいたしました。
と申しますのは、茶会で度々デザートを担当していただくヒロエさんの絶品「白茶果モンブラン」が今年はもう終了間近なのです。
その前にどうしても皆さんにお茶と一緒に味わっていただきたいと思い、ヒロエさんと相談して開催の運びとなりました。

ヒロエさんの「白茶果モンブラン」は茨城県産の熟成和栗を使ったマロンペーストとくちどけのいいメレンゲと生クリームの絶妙なハーモニーが素晴らしく、一度食べたら忘れられない味!
合わせる中国茶には、今では価格が高騰して手に入りにくい作り手さんの東方美人や年代物の鳳凰単そうなどをお出ししようと思っています。

皆さまお忙しい時期とは思いますが、是非この機会に足をお運びください。
ご参加を心よりお待ち申し上げております。

お申し込みありがとうございます。
お陰さまで両日とも満席となりました。
なお、引き続きキャンセル待ちを承ります。
お問合せお待ちしています。(12月10日21:00追記)



日時 1.12月21日(木) 13:00~15:00 満席 
    2.12月22日(金) 13:00~15:00 満席 

場所 : Salon de Leecha 麗茶
     (JR常磐線松戸駅より徒歩10分) 

会費 : 5,000円(会費は当日お支払いください。)

募集人数 : 各7名


テーマ:「モンブラン茶会」 

絶品「白茶果モンブラン」と秘蔵茶のマリアージュ。
一期一会の午後をご一緒しませんか。

お申込み方法:メールにて下記項目を明記の上お申込み下さい。

○ご希望日
○お名前(複数でのお申し込みは2名様まで。全員のお名前をお書きください)
○緊急連絡先の電話番号あるいはメールアドレス、サロンが初めての方は住所をお書きください。

サロンに初めてお越しになる方には郵送で確認書、
リピーターの方には確認メールをお送りいたします。
お問い合わせも下記メールアドレスにどうぞ!

メールアドレス: chosi☆goo.jp (☆を@に直してお使い下さい)


募集受付は先着順とし、定員となり次第締め切らせていただきます。
募集状況はこのブログでも随時お伝えしますので、ご参考になさってください。

キャンセルはできる限り1週間前までにお願いいたします。
1週間前以降のキャンセルについては2,000円をキャンセル料として頂戴いたしますことをご了承ください。
尚、準備等の都合により、実施日の3日前までにお申し込みが4名に満たない場合は
中止または延期とさせていただくことがございますのでご了承ください。


※いただいたメールには一両日中に必ずお返事を差し上げています。
  こちらからの返信が届いていない場合は、お申し込みのメールがこちらに届いていない可能性があります。
  お手数ですが再度メールをお送りくださいますようお願い申し上げます。
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広州茶旅2017 エピローグ

2017-12-07 | 茶旅
四泊五日の広州の旅もそろそろ終わりです。

広州はとても温かく親しみやすく居心地のいい場所でした。
同じ都会でも北京や上海は少しよそよそしい雰囲気を肌で感じるのですが、
広州でそういう疎外感を味わうことはありませんでした。


それにしても中国の経済発展は想像を超えるスピードでした。
噂には聞いていましたが、現金を持ち歩く必要など全くないくらいキャッシュレスが浸透しています。

普通の商店はもちろんのこと、タクシー(タクシー配車アプリの滴滴は現金決済ができない!)、
屋台まで「微信支付(WeChatペイメント)」のQRコードの看板が出ています。
スマホの微信アプリでQRコードを読み取って支払い手続きを取れば完了。
残念ながら日本でDLした微信アプリではペイメントは使えないようですが・・。

私は今回は日本で銀聯クレジットカードを作っていきました。
茶城でも茶館でも使えました。
ただ、このカードはATMのキャッシングはできないので、
銀聯デビットカードの方が使い勝手はいいかもしれません。


広州の魅力の一つは朝の飲茶。
今回は茶城の中にある「順日徳酒家」、
上下九路の「蓮香楼」、
同じく上下九路の「陶陶居酒家」に行きました(トップ写真)。

お料理は香港よりも素朴な感じ。
ポット式だけでなく、工夫茶式もあるので、お茶をじっくり味わえます。
自分で茶葉を持参するのもOKのようです。

一杯目のお茶は飲まずに食器を洗うのに使うのがデフォルト。
自分の身は自分で守れ、が浸透しているのが中国だ、と改めて実感しました(^^)。


広州、とっても楽しかったです!

Yuiちゃん、Kさん、お世話になりました。
広州の茶人の皆さま、またお会いしましょう!
ありがとうございました。
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広州茶旅2017 第六幕

2017-12-02 | 茶旅
旅の最後に訪れた茶荘は
以前から注目していて、
広州に来たら必ず行こうと思っていた場所。

広州天河区にある「老茶客」。
店主の柯科宇氏は「茶家十職」の李曙韵老師のお弟子さんでもあります。

YuiちゃんもKさんもお馴染みということで、
とても歓迎していただきました。

飲ませていただいたお茶は鳳凰単そう。
2016年の雪鳳凰(蜜蘭香)と老叢八仙(樹齢300年)。



雪鳳凰は最初はお店のスタッフの方が工夫茶式で濃いめに淹れてくれたのですが、
Kさんが3年ほど前に買った雪鳳凰よりも渋みが強いのでは、と言うと
柯さんが茶壺を替え、改めて淹れてくださいました。

リベンジ雪鳳凰は香りが立ち、バランスが良く感じられました。



鳳凰単そうは中国茶の中でも比較的淹れるのが難しいお茶です。
潮州ではかなり皆さん濃く淹れています。
そのままの淹れ方だと私たち日本人にはちょっと渋く感じられるかもしれません。

柯さんは潮州人。
潮州人のプライドをかけて鳳凰単そうについては
Kさんからの合格点をもらいたかったのでしょうね。

柯さんの潮州茶盤のコレクションも見せていただきました。
磁器製、陶器製、錫製、何と、タイル製まで!
何故タイル?とお聞きしましたら、
昔は庶民が安く買って工夫茶を楽しむためにいろいろな材質のものを作ったのだろう、と。



「老茶客」はとても理想的な茶荘だと思いました。

どんなタイプのお客さんにも対応しています。
茶葉も茶器も手ごろなものから高級なもの、老茶、骨董まで揃います。
スタッフの方もとても感じよく、オーナーの柯さんのお人柄が素晴らしい。

「老茶客」には近所からのお客さんのグループも多いようです。
購入した茶壺をお店に預けておくと、育ててもらえるサービスもあるとか。


こんなお店が身近にあれば・・と思いましたが、
お店を育てるのはお客さんなんですよね。
カリスマ店主の力だけではどうしようもない。
日本でこういうお店を支えていけるだけの中国茶人口はあるだろうか?
2000年前後の日本の中国茶ブームの頃を少し懐かしく思い出しました。
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広州茶旅2017 第五幕

2017-12-01 | 茶旅
黄埔を後にして向かったのはとある茶空間。
「未名東方」。

天河区の住宅地の一角にひっそりと建つ瀟洒な平屋。
一歩入れば広々としたギャラリー空間。
奥にはそれぞれ雰囲気の違う三つの茶室。
庭もほどよく手入れされ、都会の真ん中とは思えない心地よいサロンです。

YuiちゃんもKさんも初めての訪問。
オーナーの谷さんは楚々とした感じのマダム。
中国華道を嗜み、お茶は「茶家十職」で学んでいらっしゃいます。

ちょうど開店一周年記念ということで茶器のセールコーナーがあり、一同興奮気味。
宜興茶壺、日本作家の茶器が並ぶ中、広州の工房「浅喜」の道具がとても素敵でした。

私たちが「浅喜」に強く反応したことで谷さんが「浅喜」代表の陳さんに連絡を取ってくださいました。
陳さんは近くにお住まいとのことで、わざわざ立ち寄ってくださり、
奥の和室で谷さんが淹れてくださる武夷岩茶黄玫瑰を一緒にいただきながらお話をしました。

陳さんも「茶家十職」で茶を学ばれ、茶文化の奥深さと可能性に感動したお一人。
日本の茶文化にもとても興味をお持ちで、日本にもよくいらっしゃるということです。

「未名東方」の谷さんも今後はサロンで華道や茶文化を中心とした学びの場を拡げていく予定とのこと、
広州にも新しい茶文化の世界が展開し始めているのを実感しました。


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